レディブラスト 〜The Young Justice〜

橘樹太郎

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第17話:Are you ready for the countdown?

17-8:正義の行使

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 私は屋上まで向かう。そこには案の定というべきか、現彦くんが立っているが、彼の服装は見覚えがある格好だった。

 黒いマントに甲冑のようなアーマー・・・・・・それは、"クロウナイト"と名乗った黒い騎士の人物と酷似していた。

「会えて嬉しいよ、レディブラストさん。
───いや、"立花未香矢"さん」

「───貴方なの? 
貴方が今までの事件を裏から操っていたの?」

「ミカちゃんの言う事がどこまでか分からないけど・・・・・・君を襲った暗殺者達や復讐の使者、吸血鬼以外には関わってるよ」

「どうして・・・・・・?」

「うーん・・・・・・まぁ、君の能力を試したいから、かな。
 だからテクノマイトの情報もハインド・シンジケートに伝えたし、社会や世間に不満を持ってる人達に力も与えた。
 ほんとひどいよねー。僕がお金持ちだとしても、それは昔の話なのにさ。
資金お金のやりくりに困ったよ」

「そんな・・・・・・」

 私は膝を落とし、今までの事は仕組まれていたものだと悟った。

「それなら、私への好意も・・・・・・」

「ミカちゃん、それは───」

「嘘だと言って、お願いだから・・・・・・」

 地面に涙を落とす私に、彼は溜め息を吐きながら謝った。

「ごめんね・・・・・・僕の気持ちは本当。
デートは凄い楽しかったし、君の事は本当に好き。だから───」

 現彦くんは、大きな直方体状の機械の隣に置いてあるパソコンをカタカタと打った。

「私の正体をバラすの・・・・・・?」

「ううん、君が好きだから、君を傷つけようとする人達を黙らせるだけさ」

 現彦くんが最後のキーを叩いた瞬間、直方体状の機械が開く。そして、そこから小型の飛行機が空へと飛んだ後、そのまま地上へと急降下していき、各所で爆発を起こした。

 ───殺戮せいぎは、執行さおこなわれた。
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