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第四章
26/ 気配を消す龍
しおりを挟むアルバ、オプト、ルレウムは、『六龍斬』とドラゴンの苛烈な連携に圧倒されていた。
「ぐっ……3対2でも……ではないか」
「カテゴリー5を超えるドラゴンと、オウラ。どちらも1と数えたら計算が合いませんな」
ルレウムの指摘に「それもそうだな」とオプトは顔を歪ませる。
2人よりやや前方でアルバも片膝をつき、大きく背中を弾ませていた。
「はぁ、はぁ……オウラ! 何故、お前が!」
剣を支えに立ち上がり、叫ぶ。
国を守護する英雄だったはずのオウラ。
冷静な判断と、先を見据えた知略は数々の戦況で輝きを放っていた。
いつかこの国を背負って立ってくれるのではと期待していたオウラ。
アルバの叫びは、オウラの心には届かない。
感情の抜け落ちたような瞳で、漠然とこちらを見ているだけだ。
「また、私は……見誤ったのか……」
嘆きのような言葉を描き消すようにアンデッドドラゴンが地表に向けて、大きな顎を広げた。
アルバたちの立つ地面ごと飲み込もうとしている。
「――くっ!」
飛び退いて躱すと、大地がゴッソリと抉られ消失していた。
アンデッドドラゴンの顎撃は物理的な攻撃ではなく、空間ごと消失させる系統のようだ。
ゾッと冷や汗を流すのも束の間、空中で不自由なところをオウラは見逃さない。
「アルバ! お前だけじゃない! 俺を理解出来ている奴なんて、この国には端っから存在しちゃいねぇ!!」
黒い瘴気を帯びた直刀が虚空を穿つ。
僅かに回避の遅れたアルバが狙われる。
「落ちぶれたな、アルバ。感情に動きが引きずられている」
「くそ!」
高速で移動する魔法か、それとも迎撃魔法か。
はたまた剣で迎え撃つか……。
「ほ、本部長!」
「何をしている!? アルバ……!」
こんな刹那に、何をすべきか迷っているようじゃダメだな――
もうアルバは歪笑を浮かべるしか出来なかった。
オウラの直刀がスっと伸びてくる。
あと須臾の間もおかず、この切っ先は喉を貫く……そう覚悟した。
「…………『逆鱗斬り《セカーレ・スクワマス》』!!」
バチィッ!
と強い熱で金属が焼き切れるような音が鳴る。
オウラの直刀の――刀身が半分、焦げ付いたような煙を上げて消えていた。
アルバの覚悟も散逸する。
目を見開いてアルバが見たのは、眩い光をまとうロングソードだった。
「これは……【落涙】か?」
雰囲気が少し違う。
でも、見間違うはずはない。
とてもよく知っている大剣だ。
アルバもオプトもルレウムも……イニティア王国の誰もが知る『英雄』の愛剣だ。
「おじき、無事か?」
エンシスが凶刃を防ぎ、アルバとオウラの間に割って入った。
――『六龍斬』同士が睨み合う。
巨大な魔力が鬩ぎ合って、瓦礫の街に嵐のような風が吹き荒れた。
アンデッドドラゴンですら、その風に煽られてバランスを崩している。
「お前も、しつこい男だな! エンシス!!」
「しつこいのは嫌いだったか? 言うなれば、めまとい虫……ってか?」
「――貴様ァ」
言葉を真似され顔を歪ませるオウラ。
対してエンシスは不敵に笑う。
その瞳には、かつての傲慢さとは違う、確かな覚悟と成長が見て取れた。
「何、サクッとやられそうになってんだよ。おじき」
オウラへの警戒は解くことなく、エンシスはアルバの方を振り返る。
「……エ、エンシス……傷は、もう良いのか?」
「こんくらい、全然平気だ。それより、おじき! オプトさん! ルレウムさん!!」
強く芯のある声が戦渦に響く。
「あ?」
「なんです!?」
「オッサンズも、まだやれますよね!? それとも、もう限界っすかぁ!!? 湿布、要りますぅ!?」
ビキッ――と空気が振動する。
「小僧が。舐めた口を聞くようになったじゃねぇか」
「言ってくれますねぇ」
オプトのハルバードが真っ白な炎をまとい、ルレウムは両手で複数の魔法陣を同時に発動した。
そしてアルバも再び立ち上がり、ニヤリと笑った。
「変わらんな、お前は」
「い、いや……これでもだいぶ、変わったんだぜ? 心も、技も」
小さく頷くアルバ。
彼も、分かっている……エンシスから放たれる雰囲気がかつての殺伐としたものではなく、温かく、そしてより研ぎ澄まされたものに変わっていることを。
「根っこは変わらん。お前は、いつ、いかなる時も『英雄』だったんだ」
何かを守ろうと――自らのことは二の次に、先陣を切り、仲間を鼓舞しながら戦う。
これが英雄でなくてなんなのだ……アルバは目を細める。
「おじき。また、いつか酒でも飲もうぜ」
「……ああ、良いな。約束だ」
「じゃあ、その前に、ここをどうにかしなきゃな! おじきたちはドラゴンを頼む」
「エンシス……」
「俺は、オウラを、止める……! これ以上、誰も悲しませないために!」
戦況は新たな局面を迎えた。
◆◆◆◆◆◆
巻き上がった土煙が空を覆い昼間とは思えない程に暗い空。
太陽は淀み、血に濡れた月のようだ。
「エンシス、任せたぞ」
「おう。おじきたちも、気張れよ!」
エンシスはオウラと睨み合い、アルバたちはアンデッドドラゴンへ向かって飛んだ。
そして――『六龍斬』同士が、本気の魔力を迸らせた。
ただ直立しているだけのようなエンシスとオウラを中心に、風が逆巻いて巨大な渦を成していく。
「本気で俺を、殺す気なんだな? 悲しいよ」
「背中からぶっ刺しといて、よく言うぜ」
「くっくっく……この【黒帳】に刺されると痛ぇだろ? まだ完全には治ってないはずだ……カッコつけずに、寝てても良いんだぞ?」
弾け飛んだ直刀をブンブンと振ると、また元通りに真っ直ぐな刃となる。
悍ましい瘴気を燻らせた切っ先が、エンシスに向く。
「はぁ? このくらい、ちょうどいいハンデだろ? オウラ兄さん……いや、オウラ!」
「減らず口は相変わらずだな! 今度こそ、ゆっくり眠らせてやる!!」
言うや否や、2人は地面を蹴った。
大気が割れて、砂埃が舞い上がる。
その粉塵の向こうで、2つの影がゼロ距離へ向かって漸近していく。
エンシスは透明な足場を蹴り進んで驀進し、オウラは魔法で自身そのものを加速させる――
圧縮された時間の中で、【落涙】と【黒帳】が激突した。
ドオォォオオオン……!!
とても剣同士によって生まれたとは思えない轟音。
見えないはずの音の波が、目に見える壁のようになって荒野を走っていく。
「何故、こんなことをするんだ、オウラ!?」
「お前には……分からないだろうな」
刃先が鬩ぎ合う。
ギチッ、ギチッと音を鳴らす度、大地はひび割れる。大気は軋む。
「どんなことでも、どんな状況でも……自分ひとりで解決出来てしまうような恵まれた才能を持って生まれた……お前には!! 分からない!!」
「……っ!?」
唐突に振り抜かれた【黒帳】に、エンシスは弾かれる。
体勢を崩すことなく着地するも、その瞬間を狙ってオウラは刺突を繰り出す。
一瞬のスキも見逃さない。
影を置き去りにする刺突が喉元へ迫る。
エンシスは着地の流れのまま、膝を脱力するように体を時計回りに捻って突きを躱す。
そのまま右肩から背中側へ倒れるように回り、右手に握った【落涙】で回転斬りを繰り出す。
狙うは、突きの体勢のまま伸び切って無防備なオウラの項《うなじ》。
完璧なタイミング。決まる。
「エンシス……やっぱり、お前は分かっていないな」
勝利が決する、そう思った刹那。
オウラの冷たい声が聞こえてきた。
「……!?」
「何で、お前はさっき……俺に刺されたんだろうな?」
ガキィン!!!
オウラの首を両断せんと振り下ろされた【落涙】は、また1つ轟音を鳴らすだけで、止まっていた。
「こ、これは……」
ギチギチと【落涙】の刃を押し返す〝鎧〟をエンシスは見た。
鈍色に輝くドラゴンの鱗のような鎧がオウラの首を守っている。
瞬間、オウラは体を翻し、裏拳のように【黒帳】の柄頭をエンシスの脇腹に叩き込んだ。
「ぐあっ」
その攻撃を目で捉えていたエンシスは、右半身に魔力を集中、重大なダメージを間一髪で防いだ。
しかし衝撃は受け流せず、大きく吹き飛ばされた。
全身に衝撃が伝播する最中、エンシスは違和感を抱く――
オウラの攻撃に対して反応が、遅れている。
いや、気配そのものが希薄だ。
「くっくっく……〝牙折〟に不意打ちを成功させ、【落涙】すらも防げるなら、もう実用化してもいいな」
「その鎧……ドラゴニアムか!」
瓦礫の上を転がるように衝撃を受け流したエンシスが、片膝をついて構え直しながら吠える。
オウラは、ニッカリ笑った。
「おや、知っているのか……もしやトルドとやったのか? どうだった? 生身じゃお前の足元にも及ばん奴だろうが、アレを着ていたら、多少は食い下がったんじゃないか?」
不気味なほどに揚々と問い掛けてくるオウラに、エンシスは冷たい汗を流す。
――自分が知っているオウラじゃない。
(いや……そもそも、俺はオウラ兄さんのこと、何も知らなかったんだ)
魔女に虐げられていたという生い立ちも知らなかった。
それを救ったのがドラゴンだという事実も知らなかった。
そのドラゴンを家族のように慕っていたことも、そのドラゴンを自分が殺していたことも知らなかった。
逡巡するエンシスを、憐れむようにオウラは顔を崩す。
「ちなみだが、この鎧はトルドが着ていたのとは違う。ステルスワイバーンの鎧だ」
ステルスワイバーン。
姿を消して飛来する厄介なドラゴン。
ワスタにも遺骸があったのを思い出した。
姿を消す、と言ってもその強度には差がある。
上位の個体は、視覚的な隠遁のみならず魔力的な気配すらも消せる。
「あの〝顎砕〟が不覚を取ったのも、これと同じレベルのステルスワイバーンだったな」
魔力的な気配を消せる。
それは存在を知覚しにくいだけではなく、魔力の操作……つまり魔法の発動も気取らせないということ。
「ま、まさか」
「そう。だから、お前も刺されたのさ」
――オウラの言葉が鼓膜に届くより先に【黒帳】が目の前に迫っていた。
「こんな風にな!!」
「……!?」
視界の右側から、横一文字に真っ直ぐ斬り込んでくる。
反応が遅れたエンシスは咄嗟に後方へ跳躍。
仄黒い剣閃が、その胸元を掠めた。
「くっ!」
後方へ宙返りのように退いたエンシスの脳裏に、オウラの暗部の顔が想起される。
部隊を率いて活躍する一方、ある時期からオウラは敵国の要人暗殺にも積極的だった。
相反するようなその実績を支えていたのは――。
「そうか……全ては、その鎧か。気配を消し、不意を突いて……!」
睨むエンシスの頬を汗が滑り落ちる。
その視線の先……不気味に笑うオウラの左手で【黒帳】が、今までで最も深い黒に、淀んで輝き出した。
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