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過去
失
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E-15
風が吹いていた。ついさっきまで部屋で感じていた、心地よい、生ぬるいお湯に使っているような感覚にさせる風。ビュー…と立ち尽くしたヒビキを酷く残酷に包んだ。血生臭い匂いを乗せて…。
「おいおい…マジかよ…。」
血だまりにそっと近づいた。
「嘘だろ?」
ジャリ…っと彼のブーツが砂を噛んだ。
『ねぇ…ヒビキ、神様っていると思う?』
彼女は笑っていた。
「シヲン?」
ついさっきまで、彼の目の前で…。
「なにやってんだよ?」
一体、自分にも何が起こったか…解らない。
「おそい~…ヒビキ足長いんだから早くあるいてよ~…」
彼女が彼の前を歩いていた。E-15。この荒れ果てた砂漠のような荒野を通らないと隣の街(泪屋がある街)に行けないとは、かったるい。風が、心地よくて、空がひたすら遠かった。彼女の白いワンピースの裾はふんわりとカーテンのように踊っていた。このまま飛んでいくんじゃあないかとさえ、思えた。
「うるせぇなぁ~早足は早死にすんだよ…健康維持だよ…健康維持…」
そんな彼女の姿を見て、彼は微笑んでいた。もうすぐ彼女はこっちに向かって戻ってくるだろう。
「えー…うそよぉ~…そんなの…」
ヒビキは笑った。予想したとおり彼女が戻ってきたから、風が2人を包む。
そして、けたたましい雷鳴のような音が響いた。足元を見ずに駆け込んできたところにあの雷鳴で驚いたのだろう。彼女が自分に向かって倒れこんできた。突発的に支える事も出来ずに、彼は一緒になって倒れた。
「ってーっ!!このバカ!!なんもないトコでこけんなっ!!」
ちょっと怒った口調で毒を吐く。大丈夫、彼女はそんな事で傷ついたりしないのをしっている。
「…おい…………。」
地面に押し倒された状態で言葉をかけたが返事は返ってこなかった。
「いつまでのっかって…」
体を起こしながら言いかけて、止まった。白い白い彼女のワンピースは真っ赤に真っ赤に…濡れていた。
「は? シヲン…?」
背中に親指の爪ぐらいの穴が開いていた。そこは焦げていて、酷く肉の焦げる匂いがしていた。
「…」
その匂いが鼻を突くと酷く体が震えだした。
「…」
嗅覚は理解したようだった。
「…」
彼は彼女を起こそうと、両肩に手を置いた。カクン…と首がよたった。折れているのか…と、妙に冷静に思った。
「………」
茶色い目は開かれていた。まるで驚いた瞬間に石造にされたようだった。後は何の変化も無かった。
どこも変わったところなんて無かった。
相変わらず綺麗だった。
「シヲン?」
何度目だろう。彼女の名前を呼んだのは…。何度あっただろう、返事が返ってこなかった事は…。まだ柔らかい体は体温を奪われずにいた。彼女を抱き寄せた。まるで茎の折れかかった花のような頭を自分の左腕に乗せた。
「どうしたんだよ…?オイ…」
ヘラ…っと笑って言えただろうか…?
「らしくねぇーって…」
自分は…笑っているだろうか?
彼女の体は酷く軽く、抜け殻のようになっていた。
「起きろ…よ…」
声をかけてはいるが…。
彼女を抱えた腕は理解し始めていた。
…次第に冷めていく温度を…。
待ってくれ…、
そんな冷たくなっていかないでくれ…
魂の一個分にしては軽くなりすぎていると思った。
見ると背中は小さな穴だったのに、彼女の小さい頭を左腕においた時、腹に大きな穴が開いているのが解った。まるで蟻地獄のように背中に向かう穴は小さくなっている。
掻っ攫われた彼女の肉片は彼の体に飛び散っていた。
顔に飛び散った血から、スゥー…と重力に従い一筋垂れ流れた。ヒューヒューと砂漠の生ぬるい風が徐々に血を固め、乾燥させていった。
「―――」
やけに…体がダルくて、泥の中に溺れているような間隔に陥った。
酷い眩暈と吐き気もした。
『ねぇ…ヒビキ、神様っていると思う?』
………
『いると…思いたいんだ。きっと、ずっと空から見てて、見守ってくれてるの。辛い事があった人には楽しい事を…。楽しい事があった人には、ちょっと辛い事を与えてる人ね?』
いるわけねぇーだろ…?
『私はいると思うんだー…』
『ずっと空から見てて、見守ってくれてるの。』
ゆっくり、頭を持ち上げた。
風が髪を揺らした。
遠く遠く、空を見た。
空の果てか、はたまた底まで見通せる快晴に「何処にいるんだよ」と呟いた。
ひざまずき、血だらけの少女を抱え、それを仰ぐ様は神の言葉を待っているようにしか見えなかった。
彼のその小さな独り言は遠くの空の風の悲鳴で天にも届かなかった。
神様がいたとしたなら、どうして俺を殺してくれなかったのか…どうして彼女の腹を裂いたのか…。これが俺の背負った定めだろうか。大切なモノを奪ってきた報いだろうか。俺は、誰かをこんなに悲劇的な思いにしてきたのだろうか…?
『運命なんて捻じ曲げてる…』
俺が捻じ曲げてしまった運命の先に…この結果があったのなら…、
自分なんて…居ない方が良かった。
例えば、
今日、この場所を通らないでおこうと言っていれば…
彼女は死ななかっただろうか。
あの店に『行きたくない』といっていれば?
こんなことには…
自分が彼女の元に戻ってなんて来なければ…
彼女が血まみれになる事なんてなかった。
彼女は死なずにすんだはずだ。
彼女に声なんかかけなければ良かった…。
愛さなければ良かった。
孤独なんて喪失感なんて耐え抜けばよかった。
満たされたいだなんて思わなければよかった。
もし…俺と出会っていなければ…
彼女はまだ笑っていたろうか。
俺のためじゃなく、誰かのためでもいい…
彼女が笑っていたなら…
生きていたなら…それでよかったのに。
どうして、少しでも近くにいようと?
危険だとわかっていただろう?
守り抜けると?
彼女のそばに自分がいなければ…
もし…俺が存在しなければ…
こんな事は絶対に起こらなかった…
罪悪感に溺れる。
悲しみの沼に沈む。
途方もない過去への懺悔。
どうして…どうして…
彼女を消すなら…俺を殺せよ…。
「殺すんなら…俺を殺せ―――っっ!!!!」
彼の叫び声が荒野…に…そして、高い高い空に響いた。けれど、二発目の落雷はなかった。
晴れ渡りすぎた空に泣く気も失せた…。
風が吹いていた。ついさっきまで部屋で感じていた、心地よい、生ぬるいお湯に使っているような感覚にさせる風。ビュー…と立ち尽くしたヒビキを酷く残酷に包んだ。血生臭い匂いを乗せて…。
「おいおい…マジかよ…。」
血だまりにそっと近づいた。
「嘘だろ?」
ジャリ…っと彼のブーツが砂を噛んだ。
『ねぇ…ヒビキ、神様っていると思う?』
彼女は笑っていた。
「シヲン?」
ついさっきまで、彼の目の前で…。
「なにやってんだよ?」
一体、自分にも何が起こったか…解らない。
「おそい~…ヒビキ足長いんだから早くあるいてよ~…」
彼女が彼の前を歩いていた。E-15。この荒れ果てた砂漠のような荒野を通らないと隣の街(泪屋がある街)に行けないとは、かったるい。風が、心地よくて、空がひたすら遠かった。彼女の白いワンピースの裾はふんわりとカーテンのように踊っていた。このまま飛んでいくんじゃあないかとさえ、思えた。
「うるせぇなぁ~早足は早死にすんだよ…健康維持だよ…健康維持…」
そんな彼女の姿を見て、彼は微笑んでいた。もうすぐ彼女はこっちに向かって戻ってくるだろう。
「えー…うそよぉ~…そんなの…」
ヒビキは笑った。予想したとおり彼女が戻ってきたから、風が2人を包む。
そして、けたたましい雷鳴のような音が響いた。足元を見ずに駆け込んできたところにあの雷鳴で驚いたのだろう。彼女が自分に向かって倒れこんできた。突発的に支える事も出来ずに、彼は一緒になって倒れた。
「ってーっ!!このバカ!!なんもないトコでこけんなっ!!」
ちょっと怒った口調で毒を吐く。大丈夫、彼女はそんな事で傷ついたりしないのをしっている。
「…おい…………。」
地面に押し倒された状態で言葉をかけたが返事は返ってこなかった。
「いつまでのっかって…」
体を起こしながら言いかけて、止まった。白い白い彼女のワンピースは真っ赤に真っ赤に…濡れていた。
「は? シヲン…?」
背中に親指の爪ぐらいの穴が開いていた。そこは焦げていて、酷く肉の焦げる匂いがしていた。
「…」
その匂いが鼻を突くと酷く体が震えだした。
「…」
嗅覚は理解したようだった。
「…」
彼は彼女を起こそうと、両肩に手を置いた。カクン…と首がよたった。折れているのか…と、妙に冷静に思った。
「………」
茶色い目は開かれていた。まるで驚いた瞬間に石造にされたようだった。後は何の変化も無かった。
どこも変わったところなんて無かった。
相変わらず綺麗だった。
「シヲン?」
何度目だろう。彼女の名前を呼んだのは…。何度あっただろう、返事が返ってこなかった事は…。まだ柔らかい体は体温を奪われずにいた。彼女を抱き寄せた。まるで茎の折れかかった花のような頭を自分の左腕に乗せた。
「どうしたんだよ…?オイ…」
ヘラ…っと笑って言えただろうか…?
「らしくねぇーって…」
自分は…笑っているだろうか?
彼女の体は酷く軽く、抜け殻のようになっていた。
「起きろ…よ…」
声をかけてはいるが…。
彼女を抱えた腕は理解し始めていた。
…次第に冷めていく温度を…。
待ってくれ…、
そんな冷たくなっていかないでくれ…
魂の一個分にしては軽くなりすぎていると思った。
見ると背中は小さな穴だったのに、彼女の小さい頭を左腕においた時、腹に大きな穴が開いているのが解った。まるで蟻地獄のように背中に向かう穴は小さくなっている。
掻っ攫われた彼女の肉片は彼の体に飛び散っていた。
顔に飛び散った血から、スゥー…と重力に従い一筋垂れ流れた。ヒューヒューと砂漠の生ぬるい風が徐々に血を固め、乾燥させていった。
「―――」
やけに…体がダルくて、泥の中に溺れているような間隔に陥った。
酷い眩暈と吐き気もした。
『ねぇ…ヒビキ、神様っていると思う?』
………
『いると…思いたいんだ。きっと、ずっと空から見てて、見守ってくれてるの。辛い事があった人には楽しい事を…。楽しい事があった人には、ちょっと辛い事を与えてる人ね?』
いるわけねぇーだろ…?
『私はいると思うんだー…』
『ずっと空から見てて、見守ってくれてるの。』
ゆっくり、頭を持ち上げた。
風が髪を揺らした。
遠く遠く、空を見た。
空の果てか、はたまた底まで見通せる快晴に「何処にいるんだよ」と呟いた。
ひざまずき、血だらけの少女を抱え、それを仰ぐ様は神の言葉を待っているようにしか見えなかった。
彼のその小さな独り言は遠くの空の風の悲鳴で天にも届かなかった。
神様がいたとしたなら、どうして俺を殺してくれなかったのか…どうして彼女の腹を裂いたのか…。これが俺の背負った定めだろうか。大切なモノを奪ってきた報いだろうか。俺は、誰かをこんなに悲劇的な思いにしてきたのだろうか…?
『運命なんて捻じ曲げてる…』
俺が捻じ曲げてしまった運命の先に…この結果があったのなら…、
自分なんて…居ない方が良かった。
例えば、
今日、この場所を通らないでおこうと言っていれば…
彼女は死ななかっただろうか。
あの店に『行きたくない』といっていれば?
こんなことには…
自分が彼女の元に戻ってなんて来なければ…
彼女が血まみれになる事なんてなかった。
彼女は死なずにすんだはずだ。
彼女に声なんかかけなければ良かった…。
愛さなければ良かった。
孤独なんて喪失感なんて耐え抜けばよかった。
満たされたいだなんて思わなければよかった。
もし…俺と出会っていなければ…
彼女はまだ笑っていたろうか。
俺のためじゃなく、誰かのためでもいい…
彼女が笑っていたなら…
生きていたなら…それでよかったのに。
どうして、少しでも近くにいようと?
危険だとわかっていただろう?
守り抜けると?
彼女のそばに自分がいなければ…
もし…俺が存在しなければ…
こんな事は絶対に起こらなかった…
罪悪感に溺れる。
悲しみの沼に沈む。
途方もない過去への懺悔。
どうして…どうして…
彼女を消すなら…俺を殺せよ…。
「殺すんなら…俺を殺せ―――っっ!!!!」
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晴れ渡りすぎた空に泣く気も失せた…。
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