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第14話 書道セットを買えよ!
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夕方頃、陸人は夕食を食べに一人で広間へと向かった。一応シメオンも誘ったが、人ごみは嫌いだと断られてしまったのだ。
広間は想像以上に多くの乗船客で賑わっており、陸人がざっと勘定した限りでは、少なくとも百五十人は越えていた。
彼らは酒や料理をたしなみながら、めいめいお喋りをしたり、ダンスをしたり、トランプやボードゲームなどをして大いに楽しんでいる様子だ。
ひとまず陸人は腹ごなしをしようと豪華な料理の皿が並んだダイニングテーブルへと向かった。
ちなみに食事はビュッフェ形式となっている。
と、テーブルの前に来たその時――突如、見覚えのある顔が目に入ってきた。
「あっ…!あいつ――」
陸人は思わず声を上げ、目の前にいる若い男――オーガスト・ロウの顔を憎々しげに睨みつけた。
一方、オーガストは陸人の視線になどまったく気付く様子もなく、呑気に鼻歌など歌いながら、料理を大量に皿に盛っている。
「相変わらず意地汚い奴だ。数量限定のローストビーフを一人であんなにごっそりと取って!」
あのへらへら顔を見ているだけでも、腹の虫が暴れ出す。
オーガストは、ジャン・ギッフェルのことを確かに知っていたのだ。しかし、尋ねても教えてはくれなかった。
もしジャン・ギッフェルがどれほど凄い人物か知ってさえいたら、陸人だってあの石を簡単に手離したりなどしなかったのだ。
わざと教えなかったに違いないと陸人は確信した。
陸人はいったん皿を置き、テーブル越しに「やい!卑劣で大嘘つきのオーガスト・ロウ!」と大声で呼びかけた。
オーガストはびっくりしたように肩をそびやかし、陸人の顔を見て目を見開いた。そして、取り繕うような笑顔を浮かべながら、
「やぁ、陸人。こんなところでまた会えるなんて、奇遇だなぁ」
「何が奇遇だなぁ、だよ」
陸人は彼を睨みつけたまま、畳みかけるようにこう続けた。
「あんた、最初からあの石がただの石ころじゃないってわかってたんだろ。森で再会したのも偶然なんかじゃなかったんだ。あんたは最初から、ジャンのお宝が目的だったんだ!」
「おいおい、陸人。一体何の話をしているんだ?取りあえず落ち着けよ」
オーガストは苦笑混じりに陸人をなだめると、彼を人目につかない場所へと引っ張って行った。
「デルタストーンを返してよ」
「デルタストーン?それってもしかして――」
オーガストは自分の皿をテーブルに置き、空いた右手を上着のポケットへと伸ばした。
「この三角形の石のことかい?」
その手に握られた真紅の石を見て、陸人はあっと息を呑んだ。
初めて見た時はただの石ころにしか見えなかったのに、これが精霊の国の物で、五つ集めると願いが叶う特別な石なのだと思うと、急に宝石のように輝いて見えてくる。
「そうだよ。お願いだから返してよ」
陸人が石に手を伸ばすと、オーガストはひょいと石を高い所まで持ち上げた。
「悪いが君の頼みは聞けない。この文鎮はもう俺の物だ。絶ッッッ対に返さないからな」
「なんだよ!大人なら普通譲るだろ!っていうか文鎮として使う気なんて絶対ないだろ!」
「そんなことはない。そろそろ書道でも始めようかと思っていたところだったんだ。文鎮は必需品だからな」
「書道セットを買えよ!」
「ハハハ!そんな金はない!この船にも不正乗船しているくらいだからな!」
「は?!不正乗船してる身で何堂々と数量限定のローストビーフ食べてんだよ!」
「そうだ、俺は食事の最中なのだった。それじゃ話はまた今度な、陸人」
オーガストは石を再びポケットの中にねじ込み、料理の皿を持って去って行った。
「待てよ!」
陸人は後ろから彼に飛びかかろうとしたが、ヒラリと身をかわされてしまい、勢い余って前のめりに転び、丸テーブルの縁に額をぶつけてしまった。
「痛ってぇ~」
額を押さえながら呻く陸人をチラリを振り返り、オーガストがふっと憎たらしい嘲笑を浮かべる。
が、よそ見をした彼もまた、すれ違った乗客と軽くぶつかって頭を下げていた。
――――くそ…!オーガストの奴!覚えてろよ!
と、心の中で悪態をついていたその時――
「大丈夫?」
突如、頭上からけらけら笑う声が聞こえ、陸人はハッとして顔を上げた。
先ほど甲板で出会った少女、リザだった。
「だ…大丈夫」
陸人は慌てて立ち上がり、誤魔化すように笑った。
「さっきの男、陸人の友達?」
「は?誰があんな奴!」
「だって仲良さそうに遊んでたじゃん」
「遊んでないよ!石を取り返そうとしたんだ」
「“石”って?」
「…」
陸人は声をひそめ、リザの耳元でそっと囁いた。
「ジャン・ギッフェルの秘宝だよ」
「ええ?」
リザは目を丸くし、
「ジャン・ギッフェルって、あのジャン・ギッフェル?」
「そうだよ。やっぱり君も知ってるんだ」
「当たり前でしょ。むしろ知らない人なんていないわよ。で、そのお宝どこで見つけたの?」
「話せば長くなるけど…」
陸人は背中に背負った風呂敷(アラクネにもらった)の中から巻物を取り出し、得意げにこれまでの冒険を語り始めた。
リザは目を輝かせながらずっと話を聞いていた。
「すっごい!これがジャンの宝の地図?じゃあこれから残りのお宝も探しに行くんだ」
「そうだよ」
「でも、大丈夫なの?武器とか持ってないみたいだけど」
「実をいうとね、この巻物、地図になるだけじゃなくて武器にも変形できるんだ。一撃必殺剣とか、名前忘れちゃったけど狼の顔の剣にもなるんだよ」
「なにそれ、すごくカッコいいじゃん!」
「へへ…それほどでも」
「問題は、そのオーガストって奴からどうやってお宝の一つを取り戻すかね」
「うん。それに、次のデルタストーンも横取りされないか心配だよ。あいつも地図を見てるから、お宝の位置はだいたいわかってると思うんだ」
「もしかして、次に目指してるお宝ってアコルダン半島のこの青いバツ印のとこ?」
「うん、そう。オーガストに取られる前に見つけなくちゃ」
「気をつけなさいよ。あの人、たぶん魔法使いだから」
「わかるの?」
「魔力感じるもん。カエルとかゴキブリに変身させられないようにね」
「え…。怖いこと言わないでよ」
「ごめんごめん。でもあんたなら大丈夫でしょ。なにしろジャンの巻物がついてるもんね」
広間は想像以上に多くの乗船客で賑わっており、陸人がざっと勘定した限りでは、少なくとも百五十人は越えていた。
彼らは酒や料理をたしなみながら、めいめいお喋りをしたり、ダンスをしたり、トランプやボードゲームなどをして大いに楽しんでいる様子だ。
ひとまず陸人は腹ごなしをしようと豪華な料理の皿が並んだダイニングテーブルへと向かった。
ちなみに食事はビュッフェ形式となっている。
と、テーブルの前に来たその時――突如、見覚えのある顔が目に入ってきた。
「あっ…!あいつ――」
陸人は思わず声を上げ、目の前にいる若い男――オーガスト・ロウの顔を憎々しげに睨みつけた。
一方、オーガストは陸人の視線になどまったく気付く様子もなく、呑気に鼻歌など歌いながら、料理を大量に皿に盛っている。
「相変わらず意地汚い奴だ。数量限定のローストビーフを一人であんなにごっそりと取って!」
あのへらへら顔を見ているだけでも、腹の虫が暴れ出す。
オーガストは、ジャン・ギッフェルのことを確かに知っていたのだ。しかし、尋ねても教えてはくれなかった。
もしジャン・ギッフェルがどれほど凄い人物か知ってさえいたら、陸人だってあの石を簡単に手離したりなどしなかったのだ。
わざと教えなかったに違いないと陸人は確信した。
陸人はいったん皿を置き、テーブル越しに「やい!卑劣で大嘘つきのオーガスト・ロウ!」と大声で呼びかけた。
オーガストはびっくりしたように肩をそびやかし、陸人の顔を見て目を見開いた。そして、取り繕うような笑顔を浮かべながら、
「やぁ、陸人。こんなところでまた会えるなんて、奇遇だなぁ」
「何が奇遇だなぁ、だよ」
陸人は彼を睨みつけたまま、畳みかけるようにこう続けた。
「あんた、最初からあの石がただの石ころじゃないってわかってたんだろ。森で再会したのも偶然なんかじゃなかったんだ。あんたは最初から、ジャンのお宝が目的だったんだ!」
「おいおい、陸人。一体何の話をしているんだ?取りあえず落ち着けよ」
オーガストは苦笑混じりに陸人をなだめると、彼を人目につかない場所へと引っ張って行った。
「デルタストーンを返してよ」
「デルタストーン?それってもしかして――」
オーガストは自分の皿をテーブルに置き、空いた右手を上着のポケットへと伸ばした。
「この三角形の石のことかい?」
その手に握られた真紅の石を見て、陸人はあっと息を呑んだ。
初めて見た時はただの石ころにしか見えなかったのに、これが精霊の国の物で、五つ集めると願いが叶う特別な石なのだと思うと、急に宝石のように輝いて見えてくる。
「そうだよ。お願いだから返してよ」
陸人が石に手を伸ばすと、オーガストはひょいと石を高い所まで持ち上げた。
「悪いが君の頼みは聞けない。この文鎮はもう俺の物だ。絶ッッッ対に返さないからな」
「なんだよ!大人なら普通譲るだろ!っていうか文鎮として使う気なんて絶対ないだろ!」
「そんなことはない。そろそろ書道でも始めようかと思っていたところだったんだ。文鎮は必需品だからな」
「書道セットを買えよ!」
「ハハハ!そんな金はない!この船にも不正乗船しているくらいだからな!」
「は?!不正乗船してる身で何堂々と数量限定のローストビーフ食べてんだよ!」
「そうだ、俺は食事の最中なのだった。それじゃ話はまた今度な、陸人」
オーガストは石を再びポケットの中にねじ込み、料理の皿を持って去って行った。
「待てよ!」
陸人は後ろから彼に飛びかかろうとしたが、ヒラリと身をかわされてしまい、勢い余って前のめりに転び、丸テーブルの縁に額をぶつけてしまった。
「痛ってぇ~」
額を押さえながら呻く陸人をチラリを振り返り、オーガストがふっと憎たらしい嘲笑を浮かべる。
が、よそ見をした彼もまた、すれ違った乗客と軽くぶつかって頭を下げていた。
――――くそ…!オーガストの奴!覚えてろよ!
と、心の中で悪態をついていたその時――
「大丈夫?」
突如、頭上からけらけら笑う声が聞こえ、陸人はハッとして顔を上げた。
先ほど甲板で出会った少女、リザだった。
「だ…大丈夫」
陸人は慌てて立ち上がり、誤魔化すように笑った。
「さっきの男、陸人の友達?」
「は?誰があんな奴!」
「だって仲良さそうに遊んでたじゃん」
「遊んでないよ!石を取り返そうとしたんだ」
「“石”って?」
「…」
陸人は声をひそめ、リザの耳元でそっと囁いた。
「ジャン・ギッフェルの秘宝だよ」
「ええ?」
リザは目を丸くし、
「ジャン・ギッフェルって、あのジャン・ギッフェル?」
「そうだよ。やっぱり君も知ってるんだ」
「当たり前でしょ。むしろ知らない人なんていないわよ。で、そのお宝どこで見つけたの?」
「話せば長くなるけど…」
陸人は背中に背負った風呂敷(アラクネにもらった)の中から巻物を取り出し、得意げにこれまでの冒険を語り始めた。
リザは目を輝かせながらずっと話を聞いていた。
「すっごい!これがジャンの宝の地図?じゃあこれから残りのお宝も探しに行くんだ」
「そうだよ」
「でも、大丈夫なの?武器とか持ってないみたいだけど」
「実をいうとね、この巻物、地図になるだけじゃなくて武器にも変形できるんだ。一撃必殺剣とか、名前忘れちゃったけど狼の顔の剣にもなるんだよ」
「なにそれ、すごくカッコいいじゃん!」
「へへ…それほどでも」
「問題は、そのオーガストって奴からどうやってお宝の一つを取り戻すかね」
「うん。それに、次のデルタストーンも横取りされないか心配だよ。あいつも地図を見てるから、お宝の位置はだいたいわかってると思うんだ」
「もしかして、次に目指してるお宝ってアコルダン半島のこの青いバツ印のとこ?」
「うん、そう。オーガストに取られる前に見つけなくちゃ」
「気をつけなさいよ。あの人、たぶん魔法使いだから」
「わかるの?」
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