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平安時代突入!!
大学寮
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「ここが今からそなたが暮らしていく場所だ」
「ここは?」
「大学寮という勉強をするところだ。庶民の出のそなたには、色々と厳しいことも多いと思うが、ここを卒業したら、官位をもらうことが出来るからな。」
あれ?私って働く為にここに来たんじゃなかったっけ?うーん。よくわかんなくなってきたなぁ...。でも、ま、ここを卒業したら、官位をもらえるから勉強、頑張らないとな。勉強出来る機会をもらえただけでほんとにラッキーだな。
「この者が、新しく入った香月泰華だ。よろしく頼むぞ。」
「香月泰華です。よろしくお願いします。」
ザワザワ
「なぁ、お前どこの家の者だ。初めて見た顔と姓なんだが。」
「私は、貴族の出ではありません。それと、名前を私は紹介しました。ですので、あなたも名前を教えるのが礼儀と言うものではありませんか?」
「なんだと?庶民の出なのか?ん?私の名前か?…藤原氏貴と申す。」
ザワザワ
ん?何だ?なんでこんなに周りがザワザワしてるんだ?その周りの中の一人が、
「お前、庶民のくせに、偉そうにしてるな。あの貴族の中の頂点にいる一族、藤原氏一族にも、ひけを取らないなんて...。」
ザワザワ
ん?貴族の中の頂点?…今頃、そんなことを言われても遅いわ!私は、例のトップだと言う男の顔をチラリと横目で見た。
あちらも私の方を見ていてその顔は、ポカーンとしていた。きっと、温室育ちのお坊っちゃまは、庶民にこんな口を聞かれたのがはじめてだったんだろうね。やれやれ。
「庶民の出でなぜ科挙を受けることができた。普通なら、貴族の子弟しか受けることができないのに。」
ん?これは言っていいやつか?天皇陛下からじきじきに問題をだしてもらって、合格したってことを?う~ん、多分、言っちゃダメだな。てか、反対に言ったら大変なことになりそうだわ…。
「…色々と事情があるので、その事についてはふせてもいいですかね?てゆうか、伏せさせていただきます。」
「はぁ?おまえ、氏貴様の質問にも答えないつもりか!あり得ぬぞ。」
うっ、そんなことを言われても…。
「よいじゃないか、それくらい。庶民は庶民で色々大変なんだよ、きっと。」
今、絶対、嫌味が含まれてたな。うん。絶対。…温室坊っちゃんからの嫌味はこたえるなぁ💢。
「そうでございます。理解していただいて、とても有り難いです。」
「そなた、今、私が嫌みを言ったと思っていただろう。顔によく出るなぁ。とても面白い。人が言っていることを、素直に受け入れることができないと、少しも成長することができないぞ。わかっておるか?」
「…わかっています。一応は。」
「一応か…。そなた、私をなんだと思っている?仮にも、そなたをここから追放することも簡単に出来るのだぞ。その態度は一体どこから来るのか?」
「あなたは、そんなに権力を持っているのですか?」
「あぁ、持っているが。」
「それは、本当にあなたのものなのでしょうか。親や親戚のものではないのですか?ほんとに自分自身のものなのですか?」
「はぁ?権力とは家族みんなのものだぞ。」
さすが。まぁ、現代でも親の力を自分のものだと勘違いする人もいるくらいだから、この時代だったら、尚更当然なんだろうな。私の意見というか、主張は通らないよね…。
「言い返せぬではないか。そなた、自分の身分をわきまえて、これからは過ごせよ。それが、自分の身を守る術となる。」
「わかりました。」
「よかろう。ではな。」
ざわざわ
ほぉ、多くの取り巻きを引き連れての退場か。私、この場所で、絶対に自分の意思を曲げずに生きていくわ。そうしないと、私のここにいる価値がなくなってしまう…。
「ここは?」
「大学寮という勉強をするところだ。庶民の出のそなたには、色々と厳しいことも多いと思うが、ここを卒業したら、官位をもらうことが出来るからな。」
あれ?私って働く為にここに来たんじゃなかったっけ?うーん。よくわかんなくなってきたなぁ...。でも、ま、ここを卒業したら、官位をもらえるから勉強、頑張らないとな。勉強出来る機会をもらえただけでほんとにラッキーだな。
「この者が、新しく入った香月泰華だ。よろしく頼むぞ。」
「香月泰華です。よろしくお願いします。」
ザワザワ
「なぁ、お前どこの家の者だ。初めて見た顔と姓なんだが。」
「私は、貴族の出ではありません。それと、名前を私は紹介しました。ですので、あなたも名前を教えるのが礼儀と言うものではありませんか?」
「なんだと?庶民の出なのか?ん?私の名前か?…藤原氏貴と申す。」
ザワザワ
ん?何だ?なんでこんなに周りがザワザワしてるんだ?その周りの中の一人が、
「お前、庶民のくせに、偉そうにしてるな。あの貴族の中の頂点にいる一族、藤原氏一族にも、ひけを取らないなんて...。」
ザワザワ
ん?貴族の中の頂点?…今頃、そんなことを言われても遅いわ!私は、例のトップだと言う男の顔をチラリと横目で見た。
あちらも私の方を見ていてその顔は、ポカーンとしていた。きっと、温室育ちのお坊っちゃまは、庶民にこんな口を聞かれたのがはじめてだったんだろうね。やれやれ。
「庶民の出でなぜ科挙を受けることができた。普通なら、貴族の子弟しか受けることができないのに。」
ん?これは言っていいやつか?天皇陛下からじきじきに問題をだしてもらって、合格したってことを?う~ん、多分、言っちゃダメだな。てか、反対に言ったら大変なことになりそうだわ…。
「…色々と事情があるので、その事についてはふせてもいいですかね?てゆうか、伏せさせていただきます。」
「はぁ?おまえ、氏貴様の質問にも答えないつもりか!あり得ぬぞ。」
うっ、そんなことを言われても…。
「よいじゃないか、それくらい。庶民は庶民で色々大変なんだよ、きっと。」
今、絶対、嫌味が含まれてたな。うん。絶対。…温室坊っちゃんからの嫌味はこたえるなぁ💢。
「そうでございます。理解していただいて、とても有り難いです。」
「そなた、今、私が嫌みを言ったと思っていただろう。顔によく出るなぁ。とても面白い。人が言っていることを、素直に受け入れることができないと、少しも成長することができないぞ。わかっておるか?」
「…わかっています。一応は。」
「一応か…。そなた、私をなんだと思っている?仮にも、そなたをここから追放することも簡単に出来るのだぞ。その態度は一体どこから来るのか?」
「あなたは、そんなに権力を持っているのですか?」
「あぁ、持っているが。」
「それは、本当にあなたのものなのでしょうか。親や親戚のものではないのですか?ほんとに自分自身のものなのですか?」
「はぁ?権力とは家族みんなのものだぞ。」
さすが。まぁ、現代でも親の力を自分のものだと勘違いする人もいるくらいだから、この時代だったら、尚更当然なんだろうな。私の意見というか、主張は通らないよね…。
「言い返せぬではないか。そなた、自分の身分をわきまえて、これからは過ごせよ。それが、自分の身を守る術となる。」
「わかりました。」
「よかろう。ではな。」
ざわざわ
ほぉ、多くの取り巻きを引き連れての退場か。私、この場所で、絶対に自分の意思を曲げずに生きていくわ。そうしないと、私のここにいる価値がなくなってしまう…。
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