マトイマトワレ

クリオネ

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♯22「血潮に穿つ者」

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[西唐野街・サンシャインモール]

 牽制はそう長く続かなかった。ずんぐりしたたい焼きのつぶらな瞳が、紡という自分を見つめる人間を視界に入れたからだ。
「ジャアアアッ‼︎」
「…!みんな伏せて!」
そう忠告を叫んだ瞬間、眼前の纏は言葉の通り魚雷のような挙動でこちらへ突進してきた!幸い狙いは外れ、空気を切り裂きながら真反対のジュエリーショップに突っ込む。
ガシャアァァンッ、とガラスの弾ける音が轟き、初奈と芽音の母親はお手本のように仰天した。
「さ、さっきから何⁉︎」
初奈の顔に恐怖という名の色がベタ塗りされる。誰の目にも見えていないと言うことは、まだあの纏が人間に直接危害を加えていないという証拠に直結する。
 紡は咄嗟に傍らにあった彼女の手首を引っ掴み、辺りをぐるりと見回した。あいにくここはショッピングモール…逃げ込める通路ならいくらでもある。
「ちょ、紡⁉︎」
「奴は建物から出てきてない。今のうちに入り口にダッシュだ」
もう少し抵抗されるかと思ったが、彼女はすんなりその一時の拘束に従った。流石に目の前で起こった爆発からは退避したい、という気持ちの表れだろう。
「芽音、芽音!」
「うゔ…」
熱に魘される少年を見下ろし、紡は絶句した。白い糸のようなものが、さっきよりも太くなって纏の元へ続いている。いやそんなことは今は良い。問題なのは、あの纏と芽音かいとが繋がっているという事実だ。
(そうだ……このまま外に避難したって、暴走した彼の纏は真っ直ぐこちらへ着いてくる。それどころか、次は通行人へ被害が拡大するかも……)
瞳孔が焦りで獣目に開く。頭の中で様々な勘案が錯綜したが、どれも合理的とは言えない結果のまま思考の海底に沈んでいった。
(旭さんがいたら)
ほんの一瞬、本気でそんな事を思った。彼女ならどうするだろう。答えはすぐに出た。きっと真っ向から戦うはずだと。
 あの人は纏を殺す事を選択肢の中に抱えている。依頼の遂行のため、やるべき事を最善の方法でやり遂げるだけだ。歯軋りの中、彼女の言葉が脳裏に浮かびあがる。
『一番手っ取り早いのは、なんだよね』
——これはたしか…旭の「纏を殺す事への躊躇」について初めて疑問を持った時の会話だ。内容は前略とするが、彼女は紡の意見を「偽善」と称した。
「……酷いよ」
今思えば旭は、あの時既にこうして別れが来る事は予測していたのかもしれない。ほんの一瞬、旭への助けを呼ぼうかと考えていた心を無理やり奥へ押しやる。もし彼女に芽音の纏を殺されたとしたら——悲しむのは彼の両親だ。
「ジャオオオッ!」
たい焼き型の纏はいくつもの宝石や装飾品を体にまとわりつけ、全身を捩りながら煙の中から顔を出した。再びあの巨体に怯えなければならないのか、と気が重くなる。
……やっぱり逃げよう。そう心に置き、紡は再度初奈の方を見下ろした。
震えていた。今までに見たことがないほど、その心は恐怖に揺さぶられていた。ほんの僅かだが、青黒い何かが彼女の内にずるりと蠢く。時間が無いのは明らかだ。
そういえば、旭の言葉には続きが無かったっけ。
『君のその意思は、纏と対峙する上で絶対に忘れてはならないことだよ』
ここでいうその意思とは、「偽善」の事だ。私情で人の生き死にを操ってはいけない。それを彼女は初め否定し、後に素晴らしいと肯定した。
このまま逃げたらその「偽善」はどうなる?。好転することは決してない。それじゃあ…現状は何も変わらない。
 今この状況を良くできる唯一の人物は、纏を視認している紡だけ。ならやるべき事は一つだ。
「初奈。二人を頼む」
「……つ、紡…?」
怯え切った小動物のような目でこちらを見上げる。反射的にサッと手を伸ばすが、覚悟を決めた彼の背中には届かなかった。


 たい焼きの纏は紡をロックオンし、突進の準備態勢を取った。立ち向かう心意気は出来たが、さてどうしよう?
 当然だが戦闘経験なんてものはない。創作物の多くでは、一般人が急に軍人顔負けの殺陣アクションを行うなんて事はわりとよくある。紡も、根拠は無いがどことなくそれを信じていた。
「来いよ、こっちだ!」
紡は纏がこちらだけを見ているのを確認し、突進経路を初奈達から引き離した。後ろをちらちら振り返りながら、角度を調節していく。相変わらず装飾品をじゃらじゃらさせながら、怪物はここだと言わんばかりに空中を猛進した。横転することで軌道から緊急回避し、急いで立ち上がる。纏の姿が無かった。いや、すぐ側に見えなかっただけだ。
 紡が誘導した直進先は建物の向こうまで続く長い廊下であり、たちまちどこか遠くの壁に激突した音が建物を揺らした。
「よし、こっからだな……」
初奈達への負傷は回避した。あとはどうやってダメージを負わせるかだが……
先ほど考えた「旭ならどうするか?」という方程式に当てはめてみよう。目には目を、歯には歯を。纏には纏だ。
 旭ならきっと、己のズニーシャの纏を用いて戦う。紡の場合、それは……うぐっ⁉︎
またこれだ。胸の奥を突き刺すような痛み。そして熱。体の奥から溢れ出んばかりに廻る力の流れ。
セントラル・ブック・マートでも同じものを感じた。が答えだと言うのなら、閉じ込めていたって仕方がない。
解放するべきだ。自分の感情に呼応して強くなるという、その力を。
「紡、大丈夫⁉︎」背後から掛けられる初奈の声。その瞬間、肩にまで張り詰めていたものがスッと消えるのを感じた。
「……あぁ。ははっ!平気だよ」
見なくても分かる。見たらより分かる。心臓の辺りを、暖かな薄い膜のようなものが覆っているのが。
 紡は片手でその膜を引っ掴み、高らかにそれを放り投げた。瞬間、茹だるような熱気が紡の身を支配した。
「———ッ‼︎」
意識がぷつんと焼き切れるぐらいの、途方もない熱の流動。脳が焼ける。血の巡りが手に取るように分かる。だが、紡の目はまだ死んではいなかった。
「ジャアアアアアアアアアッ‼︎」
 白いフェルターを介したような視界の先に、魚の纏の姿が見える。先ほどのたい焼き怪獣だろう。よく眼を凝らせば、その姿が徐々に肥大しているのが分かった。いや、言葉を間違えたな。遠近法で大きくなっているように見えるだけで、実際はただこちらへ突進しているのだ。
………そう、突進してきている。紡は熱に浮かされる思考の中でハッと気付いた。さっきの容量で横転すれば避けられるが、すぐ後ろには芽音やその母親,そして初奈がいる。選択している暇はない。
「俺の纏……頼むぞ!」
せっかく解放した力だ、突進ぐらい止めてやる。普段なら考えないようなぶっ飛んだ考えが頭に流れ込み、紡は思わず吹き出しそうになった。
「紡……」
初奈の心配を孕んだ声に肩越しに笑顔を送り、紡は策を実行した。といっても、そんな大層なものではない。タイル張りの床を思いっきり踏み込む。
じりっ…と一瞬の間を溜めた後、たい焼きとの距離感を測る。三十メートル、二十五メートル、二十メートル……ここだと直感のままに決め、紡は反動を付けて纏の方へと飛び上がった。
 振り上げた拳に纏を集中させるイメージを持ち、たい焼きの脳天へと殴りかかる。そう。策とは、やってくる巨体にカウンターをくらわせるだけというなんともイカれたものだった。突進の衝撃が渾身の一撃をより強化させ、纏の全身を駆け巡る。流石に致命傷とはいかなかったが、纏は痛みに悶えた挙句打ち上げられた魚のような挙動をした。
「忍法…迎撃の術……」
その台詞は、紡が自分で意図して吐いた言葉ではない。所以も知らないし、それを気にするだけの思考回路すら待ち合わせてはいなかった。ただ、自分の纏が、あるべき心に帰っていく感覚だけは理解できた。
「ジャルル……」
ふと眼下の纏が悲しげな声で鳴いた。否、泣いていた。何処か淋しげな瞳には涙液が浮かんでおり、この纏が何故芽音から現れたのかという理由を無言で説明していた。

[西唐野街・サンシャインモール付近の公園]

 通報を聞きつけてやってきた警察に長いこと事情聴取をされ、その日の予定は以下帰るだけになった。ゴールデンウィークの滑り出しとしては最悪だと言える。
「………」「……………」
紡と初奈は現在、近場の公園のベンチに横並びで座っていた。お互いここに来るまでに交わした言葉は少ない。もっと色々聞かれるかと思ったのだけど。
 警察には信じてもらえないだろうと解釈し、纏の事は話さなかった。何故建物の中で避難しなかったのかと聞かれたが、突然轟音が響いたショックでパニックなっていたと説明した(初奈や芽音の母親も乗ってくれた)。
後になって知ったが、このショッピングモール連続崩壊事故は原因不明の怪事として取り扱われるらしい。加えて死傷者がいなかったという話も聞き、紡は心底安心した。少なくとも今回、あの纏を視えたものは自分を除いていなかった事になる。
「ねえ、紡」
「…………何?」
何処かパニック抑えきれない様子の初奈が口を開く。それもそうだ。というか、まだ纏を直接見ていないだけマシだと言える。
「その…なんだろ。ごめん分かんないや。聞きたい事はいっぱいあるのに、上手く言葉に出来ない」
うん。分かるよ。ちょっと前まで、紡も旭に対して同じ事を思っていた。彼女もこういう…苦い気持ちだったのだろうか。
「良いよ、今すぐじゃなくて。聞きたい時にきいて」
微笑みかけたが、初奈のどんよりした顔は変わらない。いつもの澄んだ瞳はどこへやら、すっかり落ち込みモード——
「……はあああ!ダメだな私。こんな気持ちになりたかった訳じゃないのにさ」
——かと思いきや、彼女は木造りのベンチからガバッと立ち上がった。荒い木目がギシッと一瞬軋む。
「ってか、うちら今日めっちゃ頑張ったよね?迷子をお母さんの所に連れて行ったりさ!」
「迷子センターに行く途中で迷子になったのは何処の誰だったかな?」
軽口を返すと、初奈はいつものように紡の背中をバシッと叩いた。何故だか懐かしい空気すら感じる。
「う、うるさい!結果的に会えたんだから良いじゃん!」
それはそうだが…終わりよければ全てよしを信じすぎじゃないか?
 そうそう。あの親子のことも綴っておこう。二人と同じように事情聴取を受けたあと、芽音の母親は実の息子を見つけてくれたとあって何度も頭を下げた。別れ際に「たい焼きエクスプレス編は控えた方が良いですよ」と含みを持たせて伝えたが、当然理解はされなかった。
 芽音ももう淋しさに溺れることはなく、魘されていたのが嘘のようなぴかぴかの笑顔でこちらに手を振った。もう視えなかったが、その無垢な心には旭の見よう見まねで封入した「たい焼きの纏」が今も変わらず泳いでいることだろう。
「はははっ……あー、良かった」
吹き出して笑い合っていると、初奈が唐突にそんな事を呟いた。夕陽に晒される塗装の禿げたブランコを目にし、大喜びでそちらへ駆けて行った。ほんと、自由気ままな奴だ。
「何が良かったって?」
「今日ここに来た事だよ」
錆びたチェーンを掴み、子供のように片方のブランコに飛び乗る。初奈は無言で空っぽのブランコを一瞥し、紡を呼んだ。そういえば、何故今日ここに来たのかという話がまだ終わっていない。
「ほら紡、昨日みたいに気落ちした顔してないっしょ」
隣で同じように立ち漕ぎをし出した直後、初奈はそんな事を軽々と口にする。
「……えっ」
「昨日隼人と言ってたじゃん。なんか元気ないねって。理由はよく分かんなかったから…一緒にどっか遊びに行ったら、少しは元気出るんじゃないかなってさ」
しばしの沈黙が流れ、紡は静かに猛省した。一昨日旭と距離を置いてから、確かに自分の中で引っかかるものがあった。それが顔に、仕草に出ていたのか。余計な気を使わせてしまったな。
「ごめ……いや、ありがとう」
謝罪より先に、わざわざ予定を企ててくれた事に感謝を表する。初奈はニカッと太陽のように笑い、ブランコの反動をつけて砂地に飛び降りた。
「良いって事よ!」
親友が嬉しそうに微笑む。今日という日に打つピリオドとしては、最高に気分の良いものとなった。

次回「意識を改める者」
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