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五話 歴代の皇帝
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「というか、皇帝って兄さんみたいな人が歴代なってるんだよね。忠誠を誓いたくなるようなより庇護欲をそそられる感じの。それで歴代、部屋からほとんど出ないし僕みたいな補佐が必ずついてるんだよね」
弟は少し上を見ながら言う。僕が庇護欲をそそられる?確かに弱っちくは見えるかもしれない。歴代もそうなのか。父上が弱った姿を見たことがないがもしかしたら弟は見たことあるのかもしれない。
「あっそうだった。お仕置きするからとりあえず俺の膝に座りな」
「っ...はい」
手で脇の下をつかみ挙げられ持ち上げられる。怖いよぉ。でももうこの城には誰も助けてくれる人はいない。何をされても耐えなきゃいけないんだ。
ぎゅっと目を瞑る。
「まず一つ目、命令違反をしたことへのお仕置き。何がいい?選ばせてあげるね。お尻叩き100回かバイブ入れて二時間放置かそれとも両方か」
嘘だよね?どっちも嫌だよ。
抵抗しようとしても腹を手で抱えられて身動きがとれないようになっている。止まった涙が出てきた。もう止まらないよぉ。
ぬぐってもぬぐっても止まらない。
「泣いてもお仕置きは無くならないよ。早く選んで」
「ひっ...ぅう」
弟は少し上を見ながら言う。僕が庇護欲をそそられる?確かに弱っちくは見えるかもしれない。歴代もそうなのか。父上が弱った姿を見たことがないがもしかしたら弟は見たことあるのかもしれない。
「あっそうだった。お仕置きするからとりあえず俺の膝に座りな」
「っ...はい」
手で脇の下をつかみ挙げられ持ち上げられる。怖いよぉ。でももうこの城には誰も助けてくれる人はいない。何をされても耐えなきゃいけないんだ。
ぎゅっと目を瞑る。
「まず一つ目、命令違反をしたことへのお仕置き。何がいい?選ばせてあげるね。お尻叩き100回かバイブ入れて二時間放置かそれとも両方か」
嘘だよね?どっちも嫌だよ。
抵抗しようとしても腹を手で抱えられて身動きがとれないようになっている。止まった涙が出てきた。もう止まらないよぉ。
ぬぐってもぬぐっても止まらない。
「泣いてもお仕置きは無くならないよ。早く選んで」
「ひっ...ぅう」
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