悪役令息の弟に転生した俺は今まで愛を知らなかった悪役令息をとことん甘やかします!

匿名希望ショタ

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2歳

50話

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「...そうかもしれません」

 呟くように言う。
 シーンと静まりかえる使用人用の食堂。全ての使用人達が兄と公爵の会話の行方を気にしている。親子の会話というものは前世では散々見たしうざったいと言っていたものもいた。この世界のことはまだわからないが少なくともここでは親子の会話というもの自体異常なものに見える。

「お前がそんなに素直に認めるとは意外だ」

 近ずいてきていた足を止める。長身の公爵に見下ろされ兄に抱きついているとはいえ当然怖い。

「2ヶ月滞在すると仰っていましたがお仕事の方は大丈夫なのですか」

 確かに俺もそれは気になっていた。だって少なくとも俺が産まれてからは1度も帰っていない。そんなに仕事があるということだ。王宮で遊ぶと言ってもさすがに無表情な公爵だ。身分があるだろうし王都の街に降りるといっても顔は知られている。それに定期的に連絡に行く執事も旦那様はお仕事に埋もれていたと言っていた。そこからずっと仕事漬けだったと予想される。休みをとれるはずがない。
 使用人も思っていたようで皆で固唾をのむ。

「2ヶ月分終わらせてきた」

 こいつも天才かと心の中で唾をはく。兄も公爵も同じタイプの天才らしい。今の表情から察するに当然のことだと思っているようだ。兄も周りができないことをすぐに成功させる。だがそれを誇ろうとはせず当たり前かのような表情をする。本人たちが似ていないと言っても君たちは家族だ。俺が断言する。

「その間ハル、リオの授業を見学する。ハルは来年には学園に行く年齢だ。首席となれるようにしなければならない」

ーーーーー
明日明後日にかけて加筆修正を行い1~50話をまとめます。感想でアドバイスをくれた方ありがとうございました!
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