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第9話
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【まんぷく亭】の営業時間も過ぎ、ソフィアは一人閉店作業をしていたらドアの開く音が聞こえたと共に可愛らしい声が鳴り響いた。
「ただいまー!コカトリス捕まえられたよ
ギルド寄って解体して貰って、いらない素材は全部売ってきたよ」
声の主はレティシアだった。
姉に頼まれていた食材を無事に調達でき、嬉しそうに厨房にいる姉に抱きついた。
「おかえりなさい、ありがとう。今日の夕飯はこれで南蛮漬けにしましょうね」
抱き着いてきた妹の頭を撫で礼を言うと、早速夕食の準備を始めようとコカトリスの肉を受け取った。
「うん!それでね、コカトリスの素材が結構いいお値段で売れてお財布中がウハウハだから!次のお店お休みの日に街にお買い物しに行こ?」
おねだりする様にキラキラとした目で見上げるレティシアに優しく微笑み姉が同意する。
「あら、良いわね」
「ねぇねぇ!この前色違いで買ったワンピース着てい行こう?」
「ええ、レティの髪は私がセットしてあげるわ」
「わーい!ありがとうお姉ちゃん、そういえば団長さんは今日来たの?」
「来たわよ、用事があったそうで何時もよりは遅い時間だったの」
「そうなんだ!マフィンは渡せたの?」
「勿論!渡せたわよ、団長さんは甘い物も食べれるそうで2種類とも渡したわ」
「そっか!良かったね」
会話をしながらもソフィアは夕飯であるコカトリスの肉を捌いて一口サイズにカットし、下味に漬ける。
レティシアは先程まで姉がしていた閉店作業を引き続き行っている。
皿を洗っているとジュワーと油で揚げる音と香ばしい香りが厨房に広がった。
下味に漬けたお肉に経過魔法をかけたソフィアは臭みが無くなり味の染みた肉に小麦粉をまぶし熱した油の中へと入れた。
肉を油で揚げている内にタレの準備をするピーマン、玉ねぎ、人参をスライスしボールの中へと入れ
醤油、お酒、水、お酢、砂糖、みりんを分量通りに混ぜた調味液を野菜の入ったボールの中に入れて漬け、また少しだけ経過魔法をかけると野菜がしんなりと味が染みる。
その間に揚がったお肉の油を切り、タレの中へと入れるとコカトリスの南蛮漬けの完成。
「さぁ、出来たわよレティご飯にしましょうね」
「はーい!」
閉店作業の終わったレティシアが夕食の準備をしているとコカトリスの南蛮漬けが皿に盛られ、食卓へと置かれた。
「「いただきまーす」」
コカトリスの南蛮漬けはとても美味しかった。
※※※※※※※※※※
そして数日後、お店の定休日に姉妹は街へと買い物に出かけた。
お揃いの色違いのワンピースに身を包む、腰より少し上に付いた大きめのバックリボンがアクセントの大人可愛いワンピースで、色味は姉のソフィアがレッドブラウンで、妹のレティシアがオレンジブラウンである。
まだまだ寒い季節なのでボレロを上に羽織って、温かいブーツを履いて街を歩く。
「お姉ちゃんは何か買いたい物ってある?」
「そうねぇ…まだまだ寒い時期が続くから冬服をもう少し増やしましょうか」
「うん!良いね、だったらこの前リニューアルオープンした洋服屋さんに行ってみようよ!ショーウィンドウに可愛いコートが飾ってあったんだ」
「えぇ、そうしましょう」
楽しく二人でお喋りしながら20分程歩くとレティシアが言っていた洋服屋さんが見えてきた。
リニューアルオープンと言うだけあって真新しいガラス張りのショーウィンドウには素敵なお洋服を着たマネキンが多く並んでいた。
「入りましょ」
「うん!」
お店の中に入ると、どこから見ていくか悩む程に数多くの洋服達が並んでおりワクワクとした気持ちが湧いてきた。
「レティは何が欲しいの?」
「うーんとね…お姉ちゃんのコーディネートしたい!」
「あらあら、じゃあ私はレティのコーディネートをしようかしら」
姉妹同士で相手の似合う服を見つける為にお店の中を見て回る。
「んー…お姉ちゃんは何でも似合うから迷っちゃう」
「あら、レティに似合いそうな洋服を見つけたわ」
「どれどれ…わぁ!凄く可愛いね」
ソフィアが持ってきた服はブラウスとスカートだった。
ブラウスは白色で、大きめの丸衿とカフスに花や蔦の刺繍が施されているガーリースタイル。
スカートは黒いチェック柄のタイトな膝上丈で、左右のタッグの上の部分に金のボタンが2個づつ飾りとして付いている。
「とても似合うと思うわ」
「うん!ありがとう」
「レティは決まった?」
「うーん…コレとコレで迷ってるの、どちらもお姉ちゃんに似合いそうで」
右手に持つはくすみグリーンのニットワンピース、衿と袖にふわふわとした白いファーが付いており大人可愛い。
左手に持つは淡いブルーのAラインワンピース、裾に白い糸で雪の結晶の刺繍が施されている、刺繍している糸にラメが入っているのか光が当たるたびにキラキラと光ってとても綺麗である。
「まぁ、どちらも良いわね!凄いわレティ」
「でしょ!……でもどっちも良過ぎて決めれないんだ」
「ふふ、レティがせっかく選んでくれたんですもの、どちらも買う事にするわ」
「良いの?」
「ええ、今日は奮発する事にするわ!これに似合う靴も選んでくれる?」
「うん!任せて」
そうして、レティが選んだリボンがアクセントの白いショートブーツも一緒に購入した。
結構な量を買ったが、なかなかリーズナブルなお値段にまた春の服も一緒に買いに行こうと約束して店を出た。
「ただいまー!コカトリス捕まえられたよ
ギルド寄って解体して貰って、いらない素材は全部売ってきたよ」
声の主はレティシアだった。
姉に頼まれていた食材を無事に調達でき、嬉しそうに厨房にいる姉に抱きついた。
「おかえりなさい、ありがとう。今日の夕飯はこれで南蛮漬けにしましょうね」
抱き着いてきた妹の頭を撫で礼を言うと、早速夕食の準備を始めようとコカトリスの肉を受け取った。
「うん!それでね、コカトリスの素材が結構いいお値段で売れてお財布中がウハウハだから!次のお店お休みの日に街にお買い物しに行こ?」
おねだりする様にキラキラとした目で見上げるレティシアに優しく微笑み姉が同意する。
「あら、良いわね」
「ねぇねぇ!この前色違いで買ったワンピース着てい行こう?」
「ええ、レティの髪は私がセットしてあげるわ」
「わーい!ありがとうお姉ちゃん、そういえば団長さんは今日来たの?」
「来たわよ、用事があったそうで何時もよりは遅い時間だったの」
「そうなんだ!マフィンは渡せたの?」
「勿論!渡せたわよ、団長さんは甘い物も食べれるそうで2種類とも渡したわ」
「そっか!良かったね」
会話をしながらもソフィアは夕飯であるコカトリスの肉を捌いて一口サイズにカットし、下味に漬ける。
レティシアは先程まで姉がしていた閉店作業を引き続き行っている。
皿を洗っているとジュワーと油で揚げる音と香ばしい香りが厨房に広がった。
下味に漬けたお肉に経過魔法をかけたソフィアは臭みが無くなり味の染みた肉に小麦粉をまぶし熱した油の中へと入れた。
肉を油で揚げている内にタレの準備をするピーマン、玉ねぎ、人参をスライスしボールの中へと入れ
醤油、お酒、水、お酢、砂糖、みりんを分量通りに混ぜた調味液を野菜の入ったボールの中に入れて漬け、また少しだけ経過魔法をかけると野菜がしんなりと味が染みる。
その間に揚がったお肉の油を切り、タレの中へと入れるとコカトリスの南蛮漬けの完成。
「さぁ、出来たわよレティご飯にしましょうね」
「はーい!」
閉店作業の終わったレティシアが夕食の準備をしているとコカトリスの南蛮漬けが皿に盛られ、食卓へと置かれた。
「「いただきまーす」」
コカトリスの南蛮漬けはとても美味しかった。
※※※※※※※※※※
そして数日後、お店の定休日に姉妹は街へと買い物に出かけた。
お揃いの色違いのワンピースに身を包む、腰より少し上に付いた大きめのバックリボンがアクセントの大人可愛いワンピースで、色味は姉のソフィアがレッドブラウンで、妹のレティシアがオレンジブラウンである。
まだまだ寒い季節なのでボレロを上に羽織って、温かいブーツを履いて街を歩く。
「お姉ちゃんは何か買いたい物ってある?」
「そうねぇ…まだまだ寒い時期が続くから冬服をもう少し増やしましょうか」
「うん!良いね、だったらこの前リニューアルオープンした洋服屋さんに行ってみようよ!ショーウィンドウに可愛いコートが飾ってあったんだ」
「えぇ、そうしましょう」
楽しく二人でお喋りしながら20分程歩くとレティシアが言っていた洋服屋さんが見えてきた。
リニューアルオープンと言うだけあって真新しいガラス張りのショーウィンドウには素敵なお洋服を着たマネキンが多く並んでいた。
「入りましょ」
「うん!」
お店の中に入ると、どこから見ていくか悩む程に数多くの洋服達が並んでおりワクワクとした気持ちが湧いてきた。
「レティは何が欲しいの?」
「うーんとね…お姉ちゃんのコーディネートしたい!」
「あらあら、じゃあ私はレティのコーディネートをしようかしら」
姉妹同士で相手の似合う服を見つける為にお店の中を見て回る。
「んー…お姉ちゃんは何でも似合うから迷っちゃう」
「あら、レティに似合いそうな洋服を見つけたわ」
「どれどれ…わぁ!凄く可愛いね」
ソフィアが持ってきた服はブラウスとスカートだった。
ブラウスは白色で、大きめの丸衿とカフスに花や蔦の刺繍が施されているガーリースタイル。
スカートは黒いチェック柄のタイトな膝上丈で、左右のタッグの上の部分に金のボタンが2個づつ飾りとして付いている。
「とても似合うと思うわ」
「うん!ありがとう」
「レティは決まった?」
「うーん…コレとコレで迷ってるの、どちらもお姉ちゃんに似合いそうで」
右手に持つはくすみグリーンのニットワンピース、衿と袖にふわふわとした白いファーが付いており大人可愛い。
左手に持つは淡いブルーのAラインワンピース、裾に白い糸で雪の結晶の刺繍が施されている、刺繍している糸にラメが入っているのか光が当たるたびにキラキラと光ってとても綺麗である。
「まぁ、どちらも良いわね!凄いわレティ」
「でしょ!……でもどっちも良過ぎて決めれないんだ」
「ふふ、レティがせっかく選んでくれたんですもの、どちらも買う事にするわ」
「良いの?」
「ええ、今日は奮発する事にするわ!これに似合う靴も選んでくれる?」
「うん!任せて」
そうして、レティが選んだリボンがアクセントの白いショートブーツも一緒に購入した。
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