好きは何色、君の色。

雨音 麻央

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海は瑠璃色、お絵描きには桜色

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『ゴメン、あっちに用があった?
いまから案内するよ!』



「あ、いや。
ただ散歩に来ただけだから。
ね、一緒に遊んでもいい?」



『うん、もちろん。』



ニコリと笑って返事をすると「ありがとう。」と言って私の隣に座った。



「俺、リク。よろしく。」



『いい名前だね、リク君。
私はさくら。』



「あれ?ソラじゃないの??」



目を丸くして私を見るリク君。



なんでソラだと思ったのか初めは分からなかったけどその疑問はすぐ解決した。
2人が「空ねぇ、空姉ちゃん」って呼んでいたからだ。



『咲く空で咲空なの。珍しいでしょ?』



キラキラネームっていうのかな。
フリガナなしで、私の名前を読める人はなかなかいない。



「なるほど、じゃあ俺は空にぃだ。」



『え?』



「瑠璃色の空って書いて璃空って言うんだ。
だから空にぃ、兄妹みたいだな。」



『確かに、兄妹みたい。
璃空くん、今何年生なの?私中2。』



「俺も中2。
あの2人は?何年なの??」
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