君は誰よりも美しい

折方しょくえん

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変化

若手のトリオ

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「まだ和門に聞きたいことがあるの。」
「うん。」
「まだ、和門は、楠さんに未練はあるの。」
「ないと思う。」
「分かった。もうこの話終わりにしよ。」
 彼は何も言わないでただ冷めたコーヒーを飲んでいた。
 私は、彼に抱きしめてほしかったが、ソファに座りテレビをつけた。
 何かのお笑い番組がやっていて、若手のトリオが漫才をしていた。
 こんな気分なのに、笑えた。少し、気が楽になった気がした。
 彼はまだ、テーブルでコーヒーを飲んでいた。
 一度も、テレビを見ることはなかった。
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