異世界雄亜人性奴隷:短編集

実田 苗子

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水揚げ雄人魚(くすぐり、腋責め、腋舐め、ヒトデ責め、乳首責め、腋コキ?、拘束)

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 偶に、この漁港では人魚が網にかかる。若い雄、無謀にも度胸試しとして漁師の網を切りに来るお騒がせな人魚は、漁師のオモチャとして親しまれている。
 今日も切れ味の悪そうな刃物を片手に網にかかった若い雄の人魚、両手を上げ、網をベッドに水揚げされた魚と共に甲板へと転がされていた。

「ッ……!」
「どうするよこいつ」
「どうするったって、下拵えだけして受け渡しだろ?いつも通り」

 魚を片付けながらそう話す漁師たち。その様子を雄の人魚は睨みつけながらも、注意深く伺い続ける。

「それもそうだな、全く、金払いはイイが趣味の悪い奴らだこって」
「ン゛ッ!?!!?」
「はぁ~ァッ、何が楽しくて夜なべ男の喘ぎ声なんか聞きゃならんのか、寝るのに耳栓必須の船なんてこの辺ぐらいだろうに」
「なにをッ、ひ、ヒトデ……ッ!?」

 魚を片付ける傍ら、網に混ざっていたヒトデを人魚の体へと投げ落とす漁師たち。雄の人魚の、泳ぐのに適した筋肉のついた身体の上に乗り、張り付き、蠢くヒトデ達。
 独特の感触に人魚は顔を顰め、気持ち悪さに身体と尾を振るが張り付いたヒトデ達は取れる気配がない。

「気色の悪い…!しかし、貼り付けただけで一体何をそんなにニヤついている」
「すぐにわかる、ほらよっ追加してやるよ」
「やめろ!うわっ、ひっ!?」

 人魚の肌に張り付くヒトデ達、胸に、腹に、背中に、腋に、痛みこそ無いものの不快感と裏の触手が蠢く感覚に眉を顰める人魚。
 ベタベタと適当にヒトデを投げ張り付けさせた船員たちは、魚の片付けの続きをするため人魚を放置して甲板の向こうへと歩いていった。

「おい!待て!くそっ、解けない……ッ!」
 
 この雄の人魚、実は親友が人間の網にかかり帰ってこないことを心配し、わざと網にかかったのだが、若さ故に向こう見ずなため切れ味の悪い刃物ひとつ携えての特攻だった。
 その唯一の武器すら取り上げられてしまい、両手を縛られ転がるしかない状態。焦る彼の肌の上を、ヒトデがじわじわと舐めくすぐり始める。

「解けろっ、このっ……んひゃんっ!?、?、??!」

 ぬちゅり♡人魚の腋の下に張り付いていたヒトデが、彼の腋の下をゆっくりと舐めあげた。それだけで腕の力で身体を浮かせ、素っ頓狂な声を上げる人魚。
 突如腋の下を襲った甘くすぐったい刺激を理解する間もなく、今度は腹に落とされたヒトデが尾鰭と腰の境目をぬちゃっ♡と舐め解す。

「うはっ!?ちょ、な、くふぅっ!!?」

 ぬるぬる♡くちゅぴちゃ♡上半身を襲う焦ったく甘くすぐったい刺激に人魚の身体が左右にくねる。右腋の下を舐められ、左脇腹をなぞられ、下腹部を撫で回されたと思ったら背中をなぞられる。
 ヒトデが張り付いたところが熱くすぐった甘い、両手を縛られているため守ることのできない全身を舐りしゃぶられてしまう人魚。

「ふひゃっ、ァッ♡ま、やめろっ、ふぁっ♡あはっ!?わ、わきぃっひひひ♡だめっ♡ンンァんっ♡」

 身体の付着物を舐め取っているのか、それともただ張りつきやすい場所を探しているのか。モゾモゾ♡ぬちぬち♡肌の上を動くヒトデ達に笑い悶える人魚。
 腋の下腹を這われるとくすぐったく、胸や背中を這われるとゾクゾクしてしまう。その上、ヒトデの出す粘液が肌の滑りを良くし、絶妙に滑り張り付くモノだから張り付かれている側はたまったものではない。

「離れろっほほほぉっ!くはぁっ!?やっ♡胸ッやめっぁっ、あはぁっ♡くっ、ぅっ、んんぅぁぁ……ッ♡♡」

 雌ではないため胸当てなど着けていない彼の胸に這いずるヒトデ、ちょうど腕の一本が乳首にかかる場所で落ち着かれてしまい、人魚の顔が快感で蕩け始める。

「まっ、う♡んひっ!ん、んんぅッ♡そ、そこから、退けってッ♡んぁっ♡う、動くなぁッ♡」

 下乳から胸筋を包むようにうじゅうじゅ♡と舐めくすぐられ、顔を真っ赤にして尾鰭をたたみ、ビクビクと尾鰭を跳ねさせ感じてしまう雄の人魚。
 ヒトデが身体の上で動く度にどうしても甘い声が漏れてしまい、醜態を晒してなるものかと歯を食いしばるが、敏感な部位に張り付かれ責められるとどうしても淫らな声を発してしまう。

「はぁっ、あっ♡やぁっ♡はなれろッ、はなッれ、ぇぇ……ッ♡んぁっ♡ンッ、く、ふぅう…ッ!!」
 
 人間に近い上半身を責められ身悶える彼の脳裏に、ふと、人間の漁師が言っていた言葉がよぎる。『夜なべ男の喘ぎ声を聞く』と、言っていた。
 まさかこのままずっと?人魚の顔から血の気が失せたがそれも一瞬のこと、離れぬヒトデによる淫らな刺激に直ぐに顔を赤く染め、くすぐったさに首を激しく振る。

「ぅぐううぅッッ!!くそっ!取れろッ!落ちろってえッッ!!!!」

 打ち上げられた魚の如く暴れる人魚だが、張り付いたヒトデの位置がズレるだけで剥がれる素振りはない。
 それどころか落ちるまいとしがみつき、どうにか触手で引っ掛かるところは無いかとうじゃうじょ探し出すものだから、人魚はあちこちを隙間無く舐めくすぐられさらに追い詰められてしまう。

「ふぁぁぁあッ!!?♡♡んにゃッ♡!?ちょっ♡あふぅうッ♡♡はっ、はげひッ♡♡まっへッ♡まっへぇあっはっぁあっ♡ァンッ♡やらァッ♡♡」
 
 上半身の性感帯を一度にもみくちゃにされ、呂律の回らぬ口で喘ぎ啼く雄人魚。腋の下の窪みをぬるくちゅ♡背中をつつぅぺろぺろ♡脇腹や腹をモゾモゾこちょこちょ♡
 胸から乳首に至っては特に酷いもので、剥がれ落ちてなるものかと胸筋の隙間に触手が我先にと潜り込み、掴んでいられそうな場所として乳首に何度も絡みついてはにゅるん♡と滑り解けられている。

「だめッ♡らめぇッッ♡いひひひひぃッ♡♡くくッ、くすぐったぁぁっひゃひゃひゃひゃんッ!!?アッ♡♡はッははははああッ!!?」

 暴れたことにより性感と擽感が拮抗してしまった雄人魚、暴れれば暴れるほどヒトデの張り付きは強まり、触手の動きもしつこく激しいものとなる。
 理解しているのに腰の跳ねを抑えられない、尾鰭の暴れを止められない、細かな触手の動きが気持ち悪くて、くすぐったくて、気持ちよくて。

「とまれッ!とまっ、てえ゛ッ♡ぁあッ♡あ゛~~~~ッッ!!い゛ひひいッ!!?やあ゛ッ♡やらぁあ゛ッ♡♡えへッ、へっ、へひぃッ♡♡」

 気持ちよさから意識を逸らそうとすると強烈なくすぐったさに襲われ、くすぐったさを堪えようとすれば性感を煽る責めと擽感が混じりそうになる。
 見える場所も見えない場所もぬるくちゅ♡もじょわしゃ♡容赦なく舐り責められ、慣れない刺激に踊らされてしまう雄人魚。

「あ゛ッはァッ♡♡ほんとにまっへぇ゛ッ!?やらやらやらぁ゛ッ♡うあ゛ッはははははははははひゃひゃひゃぁぁあッッ♡♡なめにゃいれ゛ッ♡わきッ!わきぃっひひひひくはぁぁあんッ♡♡」
 
 特に腋の窪みを掃除するよう擦られるのが弱いのか、雄人魚は雁字搦めにされている腕を最大限引き寄せ、腋の下をしっかり閉じてヒトデを自ら敏感な窪みへと押し付けた。

「あ゛~~~ッ♡いひい゛~~~ッ♡♡もじょッ、もじょもじょするなぁあッひゃひゃひゃひゃぁあんッ♡♡にゃめるな゛ァッ♡腋舐めるな゛あ゛ァッ♡♡」

 腋を閉じる力を強くするほどヒトデの腕が深い所を撫でくすぐることに気付いていない雄人魚。
 あまりにしつこい弱点へのくすぐりに暴れ過ぎたようで、しっかりと閉じた腋の下と、腕を前に寄せたことにより剥がれ落ちる間のなかった下乳から乳首を弄るヒトデ以外がいつの間にか剥がれ落ちていた。

「い゛やァッッはははひはははははははぁ゛ッッ!!とってッ!腋のとってぇえ゛ッ♡♡くしゅぐったぁあ゛ッ♡♡あ゛~~ッ♡♡」

 しかし一番弱いと確信してしまった箇所を遠慮容赦無しに弄られ続ければ、全身の責めが緩くなったとて苦しいことには変わりない。
 あまりの煩さに漁師の一人が顔を出し、とろとろに蕩けた雄人魚の顔を見て舌打ちをした。

「チッ、うるせえぞこの淫乱人魚!ちったぁ大人しく出来ねぇのか!!」
「むりッ♡むりぃっっひひひひひひィッ♡♡とって!おねがっ!もう腋やらぁああッ♡♡」

 漁師が若い奴等を呼び、無理やり人魚の腋を開かせる。だが無防備に腋の下を晒すことが耐えられないのか、雄人魚は激しく暴れ、ひたすら笑い悶え狂った。

「あけれにゃあ゛ッははははははははは!!?ひっ♡ああッひんッ♡♡だめっ!!むりい゛っひへへへへへへへへへへッ♡♡」
「腋から抜きゃいいんだろ!!黙ってろエロ人魚が!!!!」
「い゛ひぃん゛ッッ♡♡」

 ずるるッ♡と強く擦られ、そり返ってみっともない声を上げた雄人魚。くすぐったさから解放された腋の下が、人魚の汗とヒトデの粘液にまみれ、テラテラと妖しく光る。
 腋の下からのくすぐったさは無くなった、そうなると残るは下から乳首までを包み舐るヒトデ二体のみ。どうにも甘い刺激を意識してしまうようになり、雄人魚の口から恥ずかしい声だけが出始める。

「ぁっ♡む、胸ッ♡うぁぁ……っ♡♡」
「こんだけ喘ぐならもうヒトデはいいだろ、戻るぞお前ら」
「っん♡ふぅっ、み、見るなっ、こんなっだめ……っ♡♡」

 若い漁師達の視線を全身に浴び、特に視線の集まる顔と胸に熱を集める雄人魚。乳首だけではスリット内のチンポはイけず、ただただ弱火で炙られるような刺激に尾鰭をくねらせ、顔を背け身悶える。

「ンッぅう゛…っ♡ち、乳首、ぃ……ッ♡ふあ…………ッ♡♡」

 淫猥に跳ねる身体、誘うような腰の動き、甘く淫らな吐息と強請る声、亜人とはいえ上半身は国の王子よりも整っているであろう顔と身体の雄人魚に、若い漁師達は生唾を飲み込む。
 一人の指先が雄人魚の体に伸び───

「お前らいい加減戻ってこい!!!!」

 年嵩の漁師に怒鳴りつけられ、引っ込んだ。持ち場に戻る若い漁師達の視線に晒されながら、乳首と胸への責めを集中して受けることになってしまった雄人魚。
 見られていることにより漏れ出る声を我慢しようと歯を食い縛るが、より一層意識が細やかな責めを受ける胸周りにいってしまい、さらに性感を高められてしまう。

「ンッ♡ぅ、くぅぅ……♡♡ぅん゛ッ♡」
「えっろ……」
「ッ!?………ッ♡んんっ、~~ッ♡」

 ぽつりと投げかけられた言葉に顔を真っ赤にした雄人魚は、目一杯顔を背け、これ以上乱れた姿を憎い人間に見られて堪るものかと唇を噛む。
 しかし淫乱に腰をくねらせ踊るその姿は滑稽かつ卑猥なもので、船上でそういった娯楽の乏しい彼等にはなんとも面白い見世物だった。

「ンッ♡ぐぅッ♡あ♡ぁ~~……ッ♡♡アッ♡ぅっ、くぅぅ……ッ♡んッ♡♡」


 日が落ち、港へ戻った船から皆が降り、船員の半分以上が寮で寝静まったころ。ほぼ一日中胸を責められ通しだった雄人魚は薄暗い倉庫の中で、古いベッドに乗せられ両手首と尾鰭を固定されていた。

「ふぁっ♡ぁ、も、はぅぅ……っ♡」

 微かに胸に当たる位置に吊り下げられた羽箒、雄人魚が身じろぐ度、ヒトデにより突けば尾鰭の力を抜いてしまうほど開発された乳首を掠めくすぐられる。
 絶頂出来ないが故に彼のスリットは苦しげに開閉を繰り返し、チンポの先が隙間から覗いたり引っ込んだりと忙しい。

「あァッ♡んぁ、は、ぅあっ♡ァッ♡」

 胸を引けば落ちた羽箒が胸の横から腋までをするり♡と撫で、身を捻れば胸の上に乗りピンと勃起した乳首をサワサワッ♡とくすぐる。
 雄人魚の肌は火照り濡れ、月の光に照らされ艶やかに光っていた。延々と微弱な責めを繰り返され彼の身体は逃げ出すための体力などとっくに失っており、ただ与えられる刺激に対し、その場限りの逃げを繰り返す。

「ぁっ……ぅひっ、いひっ、んぅふぅぁっ♡ぁっ♡ま、また腋ぃ……ッ♡」

 稀に右腋の下に羽箒の先が落ち入り、敏感な窪みをふわふわ♡と海の中には無い感触で触れ撫でる。
 一度落ちてしまったらそこから胸の上に乗せるまでは長く、雄人魚が自分から乳首を当てるような恥ずかしい動きをしなければずっとむず痒くすぐったい刺激に悩まされる。

「だ、めぇ……ッ♡ぁっ、も、はぅぅ…ッ!ふわふわっ、よわ…ぃ、から……っ♡」

 微かに閉められる腋を動かすと、腋の下だけでなく二の腕や肋のあたりまで羽箒が動き、ふわそわ♡と優しく愛撫する。
 その度に雄人魚は一人で身悶え、喘ぎ、微弱な快感に身体の熱をあげ開発を進めていた。

「ひひゃっ、ん♡いひひひっ、ひっ、んふぅっ♡は、やく、そこやぅッ……♡♡」

 くね♡もじ♡と上半身をくねらせる度、羽箒が動き、特に弱い箇所に触れたのか大きく腰を跳ねさせる雄人魚。
 中々腋の窪みから退かない羽箒に甘さ混じりの笑い声を漏らしながら、どうにか胸の上に上げようと身体を倒す。

「いひッ♡ふくっ、んふふふふ……っ♡くふぅっ!は、は、んはぅぁ……ッ♡ぁんっ……♡」

 早く腋の下から退かして、まだ快感の方が耐えられるから、そんなことを考えながら腋の下をしつこくサワサワ♡ソワソワ♡とほじくり回す優しくむず痒い刺激に耐え続ける。

「んふッ♡ンッ♡くふぁぁあっ♡ァッ♡まっ、ひやっ♡なんかッ、へっ、ぁははッ!?んっひひひッ!うひひひははぁッ!!?」

 どれだけ動いても腋の下から退かない羽箒に違和感を感じた雄人魚、どう考えても腋の下だけを明確にほじくり回す羽根の束に笑い始め、隣を見ると昼間の若い漁師が羽箒を持って腋の下を丁寧に掃き清めていた。
 人間に自分の痴態を至近距離で見られていたということと、今まさにその手で腋の下を弄ばれているという事実に雄人魚の顔が熱くなる。

「なっ、なんッ!?いっひひひひひひッ!?やめっ、やめろぉっほほほほほほッ♡ァッ♡腋はッ♡わきはぁっははははははははははぁッ!!」

 モゾモゾふわふわコショコショ♡腋の下を執拗に撫でくすぐられ、思わず反対側へと身を逃す雄人魚。
 しかし逃げた先では別の人間が待ち構えており、指が五本、反対の腋の下をさわぁ…ッ♡と撫であげ雄人魚の呼吸が止まる。

「ほぁあッ……!!?」
「敏感……娼婦より感度良いんじゃないかこいつ……」
「やッ♡ふひゃひゃッ!?ぇはっ!はなへッ♡へひひゃひゃひゃんッ!だめっ♡腋の下らめぇッ♡♡」

 若い漁師のくすぐりはそこまで激しいわけではない、ただ五本の指をほんの僅かに腋の下に食い込ませ、指の先だけをモゾモゾ♡と小さく動かしているだけ。
 なのに雄人魚は身体の奥底から湧き上がる甘むず痒くて発散出来そうにない感覚に身悶え狂い、ただひたすら笑い喘いで拘束を鳴らしている。

「なれッ!?なんれぇっへへへへへへへへへへッ!!あ゛~~ッ♡アッ♡やらッ♡はなへぇぇえっはははははははははァッ♡♡」
「やべっ、声デケェ怒られっぞ」
「弱めろ弱めろ、乳首も弄ってやればいいだろ」
「ふぁッ♡!?ぁっ♡ゃ、めぇ……ぇっ♡♡はぅっ♡」
 
 両側から腋の下を指一本でチョコチョコ♡とくすぐられ、両乳首は羽箒でじっくりねっとり撫で回される。交尾とは別の上半身だけの気持ちよさ、尾鰭が伸びてスリットが開いて、まるで雌のように啼いて。
 雄人魚は自分が雌になってしまったのではと恐怖に駆られ、両側の人間の責めに感じてなるものかと涙を溢しながらも声を抑えようとする。

「ァッ♡ん……ッ♡ンンッ♡ぅー……ッ♡♡」
「な?小さくなったろ?」
「ほんとだ、もっと気持ちよくしてやろうな…こしょこしょこしょ……」
「ン゛ッ♡♡……ぁ♡ぁぁ゛~~…ッ♡」
 
 腋の下の奥深くを指一本で弄られ、胸の尖を優しく羽箒で掃除され、雄人魚の身体が快感に跳ね踊る。
 その様子を嘲るような、興奮したような目付きで見つめる若い漁師二人。腋の下と乳首だけで乱れる異種族の彼を辱めるためだけに指を細かく動かし、丁寧に胸ごと履き清める。

「こんなに敏感じゃぁ海に逃しても、小魚に腋の下をつつかれただけで溺れそうだな、ほら、ツンツンってさ」
「いひゃッ♡やッ♡そんなのォッ♡♡はンッ♡」
「乳首も海藻が掠めただけで力が抜けそうだ、下からスリスリ……」
「ぅぅう゛ぁぁ……っ♡♡やえろっぉっ♡ふぁぁッ♡」

 性感帯を弄られ続け、耳元でいやらしい身体を揶揄われ、腕を下ろして腋も胸も守りたいのにずっとさわさわコショコショと。
 人間に指摘された事で感度が上がっていることに気付いてしまった雄人魚は、耳に吹き込まれる人魚の性奴隷の扱われ方にイヤイヤと首を振りながら感じてしまう。

「全身を敏感にするために特殊な薬を塗り込まれるみたいだぞ、胸にも、もちろん乳首にも、ずっとぬるぬるチロチロ、ヒトデの比じゃないぐらいしつこく…激しく……」
「いやぁっ♡そんなのやァッ♡外せえっ!これはじゅせぇっ♡♡ふぁっァッ♡はぁんッ♡♡」
「腋の下を弱くして水に触れても火照るようになったら、水槽に腋の下を閉められないようにして入れて、掃除のエビに腋の下をこう…こちょこちょこちょ……」
「ひぃっいっふふふふぁぁんッ♡♡ぁっ♡ゆびっ♡うごかすにゃぁあっひゃぁんッ♡♡」
「あ゛~無理、一回抜くわ」
「ン゛ぅ゛ッ!?」

 徐に立ち上がった片側の漁師が雄人魚に見せつけたのは人間の男の証、自分のものとは形状の違うそれに人魚の視線は釘付けとなり、交尾でなく腋の下に挿れようとしていることに驚き逃げようとする。

「なっ、何をッ、俺は雄だ!雌じゃなっ、ァッ、熱ぅっ……!」
「もっと腋閉めろよ変態人魚、ここ、腋マンコ犯してやるから」
「んぁっ♡ゃっ、なんでっ、そこッ♡擦り付けるなぁ……ッ♡♡」
「いいな、こっちもやろ」
「ひぁっ!?あっ♡ぁあッ♡なんでッ♡腋の下ぁっ♡♡」

 開発されてしまった雄人魚の両腋の下を若い漁師のチンポが擦り犯す、皺の間も、窪みの奥深くも、海中では嗅いだことない独特な臭いに雄人魚のスリットの奥が疼き始めた。

「やぁぁ……ッ♡ひッ♡んっあっ♡アッ♡」
「ンッ、あっ、これ、結構イイ……」
「す、擦り付けるなっ、こんなッ♡ぁあンッ♡♡」
「感じてるじゃねぇかよ、ほら、乳首も撫でてやるからもっとキツくしろッ」
「むりっ♡やめてくれっ♡これッ♡あっ♡おかひくなるからッ♡わきぃっっ♡♡」
 
 熱くぬるぬるした肉棒が腋の下を擦る度、何度も何度も繰り返し淫液を塗り込められる度、雄人魚の身体はなんとも言えない快感に戸惑い悶えた。
 疑似性行、それも人間の雄から自分に対して。羞恥と混乱と快感とでぐちゃぐちゃになった雄人魚の両腋の下に、白濁液がぶっかけられた。

「ん゛……ッ」
「く、ぅ……ッ!」
「あッ♡つ、ぃ……ッ」
「はー……すっきりした……」
「もう戻ろうぜ、コレ貼り付けときゃ掃除すんだろ」
「ぁ………あひゃっはぁっ!!?」

 彼等が取り出し人魚の両腋の下に張り付けたのは、雄人魚の腋の下を性感帯に作り変えたヒトデだった。
 陸に上げられ時間が経っているからか動きは激しくないのだが、かけられた精液や人魚の汗を舐めとるように触手を蠢かせてくる。

「ッ♡♡♡!!?や、もおこれっ♡やらぁっ♡♡」
「そう言うなよ気持ちいいんだろ?ほらほら」
「あっ♡くうんっ♡♡んぁぁあっ!!」
「明日の朝には迎えが来るだろうから、それまでそいつらに相手してもらってろ」
「あひっっ!!?むりっ♡むりらってぇっ♡♡こんなのたえられなぁっっ♡♡」

 じっくり、ねっとり、腋の下を丁寧に舐め上げられ身体を仰け反らせる雄人魚。
 拘束は解けず、腕も下げられず、無防備に晒した腋の下をぬちゅぬちゅ♡ぺろぺろ♡腰が蕩けてしまうほどに舐め溶かされる。

「まってっ!まってぇっ!!いかないでっ!これとってぇえっ♡♡ぅぁぁぁんっ♡わきもぉ舐めるなぁあっっ♡♡」

 明日の朝とはいつのことなのか、終わりの見えない腋責めに雄人魚は声を上擦らせ、自分の腋にヒトデを張り付けた漁師達に助けを求める。
 ぬるぬるくちゅくちゅチロチロコチョコチョ♡雄人魚の思考が快感に蕩かされ、助けを求める声は静止を願う喘ぎに変わっていく。

「だめっ♡いゃぁ……ッ♡もっ♡なめるな……ッ♡なめないで……っ♡♡ぁあっ♡」

 雄人魚の鼻をくすぐるのは青臭い香り、いつしか腋の下をくすぐられることと性感が結びつき、種族は違えど子種の臭いに彼の人魚の雄としての印も外に出始めた。

「ぁっ…♡ぁ♡ちが…っ♡こうびじゃないのに……っ♡なんでぇ……♡♡」

 人間と形状の違うチンポ、だが性的快感に煽られ続け、他の雄に負けじと顔を出したそれ。水中で使うだけあり全体が柔らかく、隙間風に吹かれても腰が砕けるほど敏感な肉棒が無防備な状態となってしまった。
 己の腹や鱗に擦れる度、分泌液が雄人魚の身体に線を描く。下がむず甘くて蕩けた声をあげ、腋の下を吸い舐められて腰を跳ねさせ、また長く少しの刺激でも気持ちよくなってしまうチンポが擦れてあられもなく喘いでしまう。

「はぁぁぁぁ……っ♡ぁんっ♡♡アッ♡やめぇえ……ッ♡くうんッ♡擦れちゃッ♡♡んやァッ♡♡」

 青臭い残り香が人間に慰みものとして扱われたという屈辱を、ヒトデからの責めが腋の下で感じてしまっているという羞恥をそれぞれ雄人魚に与え、交尾でもないのにスリットを開いてチンポを出してしまったという事実をまざまざと見せつけてくる。
 いつしか腋の下を舐めくすぐられる刺激が全て性的快感に変わり、笑うよりも喘ぐ方が多くなり、腰が震え跳ね、雄人魚の全身が熱くなり。

「まってッ♡まっ♡なんかッ♡きちゃっ、あっ、腋っ♡へんになってるっ♡やらっ♡こんなのれぇっ♡♡はぁぁぅ゛……ッ♡♡ッッ♡♡♡」

 雄人魚の身体に、自分が出した白濁が広がった。長く身体を跳ねさせ、拘束が千切れそうなほど力を入れ、腋の下だけを責められて絶頂した。
 だが責めが終わるどころか、少しでも水分のあるところ、少しでも栄養のあるものを舐めとろうとしたヒトデが動き始め、絶頂したばかりの雄人魚の身体の上をゆっくりと移動し始めた。

「ぅえあっ♡♡なっ♡いまっ♡アッ♡♡まってッ♡そっちはァッ♡んハァッ♡♡」

 二匹のヒトデが更に敏感になってしまった雄人魚の身体を舐めながら移動し、腋の下を腕で擦り上げながら、まず、乳首を包む方向へとゆっくり登っていく。

「いやっ♡やめろっ♡登るなッ、のぼっ♡だめだッ♡いまは、いまっ♡乳首なんて責められたら……ッ♡♡」

 肌が粟立ち、ヒトデが進む方向を嫌でも意識してしまう雄人魚。あれだけ昼間から責め続けられた胸を、羽箒で優しくくすぐられるだけで感じてしまった乳首を、いま、出した後に舐めくすぐられてしまったら……?

「ほんとにっ♡ほんとにだめだっ♡やめろっ♡やめて、お願いだから…ッ、触らないでくれ……ッ!」

 果てた後で動くのも辛い雄人魚の身体が、強制的に与えられる性感に怯え、発情し、震え続ける。
 必死の懇願を文字通り聞く耳持たないヒトデの脚が、一本の先、尖り膨らんだ彼の乳首に───

「そこは───あ゛っ♡♡」

 一晩と半日、彼は腋の下から胸、腹、スリットの中もチンポもヒトデに舐め犯され、購入者の迎えが来るまで責められ続け、何度も何度も出した。
 優しく触れられるだけで喘ぐようになってしまったこの雄人魚が買い取られた先、待っていたのは、特注の淫らな観賞用水槽。

 小魚に触れられただけで乱れる彼の手入れ役として、親友の雄人魚があてがわれた。人間の見世物になりながらも、再会だけは叶ったのだった。
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