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一章
魔女、騎士に名乗る
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騎士はしばらく周囲を警戒していた。
今のところ次の魔物が出てくる様子はない。瘴気の匂いも薄れている。
龍だったらここにいるんだけどね。
騎士は周囲を油断なく確認しながら、私の方にやってきた。
「龍にさらわれてきたんだね。無事でよかった」
声がなんだかかわいい。
落ち着いて見てみれば、騎士の兜はぶかぶかだ。
騎士はかなり若いのだろうか。
兜以外の甲冑がほとんど壊れてしまった騎士は着込んでいる鎧下が剥き出しだ。黒い血で染まっているけど、分厚いキルトに刺繍が施されていてかなり贅沢な作りに見える。ただ、かなり暑そう。我慢強いのだろうか。
ちなみに私は地味な上着で手首まで隠して、下はロングスカートにロングブーツ。私しの服装もすごく暑い。肌の上を汗がだらだら流れている。別に我慢強いんじゃなくて、飛龍に変身する魔法陣を見られて退治されるのが嫌なだけ。
「ここにいるのは危険だよ。早く龍の島を出よう」
騎士は私を先導して歩き出す。
どうしたものかと思ったけど、ここは付いていってみるしかなさそう。
分からないことばかりだし。
恐る恐る質問してみる。
「ここって龍の島なの?」
「うん、古き龍の島、ナバリア島だよ。しばらく静かだった龍がまた暴れ始めたんだ。南の都で龍が暴れた事件を知ってる?」
「都で? へ、へええ、そんなことが」
それって、私が都で遊んじゃった件のことだよね、きっと。
そこで私は飛龍の尻尾を引っ込めてなかったことに気付いた。急いで静かに変身を解除する。スカートの中の尻尾が消えた。
私のあせりには気付かなかったみたいで、騎士は話し続ける。
「都から追っかけてきた龍が、このナバリア島に降りたのを見たんだ。龍は姿を消してしまったけど、あなたを助けることができてよかったよ」
ずっと飛んできた私をもう追跡してきたわけ? 早すぎて恐ろしいんですけど!
「ああ、えっと、助けてくれて、その、ありがと」
私は龍の住みかに向いた場所を探してこの島に降りてきただけなんだけど、どうやらここには先客の龍がいたっぽい。おかげで私はその龍だと勘違いされている。
「あなたは龍にさらわれてきたんでしょ。家まで帰してあげるよ」
騎士は親切そうに言う。
私は思わず唾を飲んだ。
はるばるここまで飛んできたのに、うっかり西方山脈出身とか話したら奇術団に戻されちゃう。
「えっと、家、家、どこだったっけ……」
どうしたものかと私は頭を抱えた。
「もしかして思い出せないの!? そうか、龍に魔法をかけられて記憶を奪われたのかも…… 悪逆非道の龍め、必ず滅ぼしてやるぞ」
え、勝手に納得してくれた? いいね、記憶を奪う魔法。採用だ。
歩き続けると木はまばらになってくる。やがて密林を抜けた。島は細い岩場の陸地で海岸までつながっている。言うなれば岩橋だ。歩くにはちょっと遠いかな。
でも大丈夫、馬が立ち木につながれていた。
そこで騎士は兜を脱いだ。柔らかそうな金髪が兜からあふれる。若そうとは思ってたけど、え!?
きれいな青い眼に長いまつげ。整った顔立ちに透き通った肌。ぷっくりと膨らんだピンク色の唇。
女の子じゃないの! 凛々しくてかわいくてまるで天使のようだ。
胸のあたりを改めて眺めると、分厚いキルトの鎧下の下に小さな膨らみがある。
私よりも三歳は若そう。十五、十六歳ぐらい?
驚きのかわいらしさに私は思わず腰が引ける。まっとうに明るくきれいな美少女は苦手だ。
神様はどうして私をこんな地味に怖く作って、この子には皆から愛される姿を与えるのだろう。
ひいきだ。だから神様は嫌いなのだ。
騎士は壊れかけている兜を放り出した。地面に落ちた兜は二つに割れる。
「まだ名乗ってなかったね。僕はアポトシス聖騎士団の初級聖騎士、アブリル・フォン・ローゼンベルク。悪しき魔法を世界から消し去るために戦っている。今は魔女退治が役目だ」
アブリルはちらりと私の顔をうかがってくる。なんだろ、有名な名前だったのかな? お偉い貴族様だってことは分かった。
それと、アポトシス聖騎士団といえば魔の天敵!
どこの国にも属さない精鋭騎士の軍団で、魔法や魔物がらみの事件が起きると派遣されてきて解決にあたるんだとか。私を追跡してきた腕前といい、ぶるぶる、怖すぎる!
私はもう背筋に走る寒気を隠すので必死。
「私は……」
後ずさりながら思考をぐるぐる巡らせる。
このアブリルは魔女退治が役目と言った。魔法も嫌いっぽい。うっかり私が魔女とか龍といったことを話したら退治されてしまう。
それに私は龍から記憶を奪われたという設定を採用したのだ。すらすら名乗ったら変でしょ。
「ごめんなさい、記憶を奪われているんだったよね」
アブリルが気まずそうな顔をする。
「……シュ、シュガ…… そんな名前だったような」
「だったら僕がシュガの記憶も取り戻すよ! 家にも帰してあげる。騎士の誓いだ、必ず龍は討ち滅ぼす!」
アブリルは殺意満々。あなたの目の前にいるのがその龍ですよ。
「あの、そこまでしてもらわなくても」
「シュガは僕の剣を修理して命を助けてくれた恩人だよ。あれはどうやって治したの?」
来たよ、また危ない質問。龍に変身して焔を使ったとか言ったら首が飛ぶ。
「私、私、そう、なんだか錬金術を使えるみたいで……」
「錬金術!」
アブリルが強く反応する。
あ、まずった? これも魔女扱いになる?
「錬金術は助かるよ! 僕の武器ってなんでだかすぐ壊れてしまうんだ……」
アブリルは幼い表情を浮かべる。うう、かわいい。ずるい。
「もしシュガさえ良ければ…… これからも錬金術で助けてくれないかな」
アブリルは照れた感じで言ってくる。
あ、もしかして、これっておいしくない?
さっきの島で出てきたアンデッドたちって、正直私は苦手なわけ。
このアブリルに退治させてしまって、先住者の龍とやらも追い出してもらおう。そうすれば私が安心して島を住みかにできる。
そのためなら錬金術で武器を鍛えてあげるなんて安い安い!
なんたって、この島は希少金属の宝庫みたいだし。
くくくくく! 私も魔女らしく悪辣な算段ができるようになってきたみたい。
「いいけど…… でも錬金術の材料は」
「材料? 探してくるよ」
「あの…… お代も」
「もちろん代金も支払うよ!」
アブリルは頬を赤くして言った。
私と違って育ちが良さそう。さすがは貴族。
アブリルと二人乗りして馬で海岸を目指す。
誰かとくっついて馬に乗るなんて抵抗があったけど、さすがにもう歩くのは勘弁だ。
「砦村だよ」
アブリルが見やった先には古ぼけた小さな砦があった。
「あそこに行くの?」
「そうだよ。魔女と戦うための砦なんだ」
島から海岸までは細い陸地でつながり、海岸に上がるところに砦が築かれている。
細い陸地から海岸に上がるには、この砦の門を通らねばならない作りだ。
島の化け物が上陸してくるのを防ぐための砦なのだろう。
砦は石造りでところどころ壊れている。
石壁の下部は満潮になると海に沈むらしくて、海藻がこびりついている。
砦の向こうには細い煙がたなびいていて、あのあたりに人が住んでいるらしい。
「あそこに仲間がいるの?」
「聖騎士は僕だけだよ」
アブリルの声には少し暗い響きがある。聖騎士もあれこれ忙しいのだろうか。なんにせよ、聖騎士だらけじゃなくて助かる。
馬の後ろに座ってる私は、馬が急に揺れたのでアブリルの小さな腰にぎゅっとしがみついてしまった。
アブリルの耳が赤くなって、私もなんだか赤くなってしまう。
アブリルを警戒する気持ちが薄れかけたのを強く否定する。
アブリルは龍を滅ぼしたがっている。それはつまり私のことなのだから。
それが私の騎士との出会いだった。
私が育てて、私を倒して、勇者になった私の騎士。
今のところ次の魔物が出てくる様子はない。瘴気の匂いも薄れている。
龍だったらここにいるんだけどね。
騎士は周囲を油断なく確認しながら、私の方にやってきた。
「龍にさらわれてきたんだね。無事でよかった」
声がなんだかかわいい。
落ち着いて見てみれば、騎士の兜はぶかぶかだ。
騎士はかなり若いのだろうか。
兜以外の甲冑がほとんど壊れてしまった騎士は着込んでいる鎧下が剥き出しだ。黒い血で染まっているけど、分厚いキルトに刺繍が施されていてかなり贅沢な作りに見える。ただ、かなり暑そう。我慢強いのだろうか。
ちなみに私は地味な上着で手首まで隠して、下はロングスカートにロングブーツ。私しの服装もすごく暑い。肌の上を汗がだらだら流れている。別に我慢強いんじゃなくて、飛龍に変身する魔法陣を見られて退治されるのが嫌なだけ。
「ここにいるのは危険だよ。早く龍の島を出よう」
騎士は私を先導して歩き出す。
どうしたものかと思ったけど、ここは付いていってみるしかなさそう。
分からないことばかりだし。
恐る恐る質問してみる。
「ここって龍の島なの?」
「うん、古き龍の島、ナバリア島だよ。しばらく静かだった龍がまた暴れ始めたんだ。南の都で龍が暴れた事件を知ってる?」
「都で? へ、へええ、そんなことが」
それって、私が都で遊んじゃった件のことだよね、きっと。
そこで私は飛龍の尻尾を引っ込めてなかったことに気付いた。急いで静かに変身を解除する。スカートの中の尻尾が消えた。
私のあせりには気付かなかったみたいで、騎士は話し続ける。
「都から追っかけてきた龍が、このナバリア島に降りたのを見たんだ。龍は姿を消してしまったけど、あなたを助けることができてよかったよ」
ずっと飛んできた私をもう追跡してきたわけ? 早すぎて恐ろしいんですけど!
「ああ、えっと、助けてくれて、その、ありがと」
私は龍の住みかに向いた場所を探してこの島に降りてきただけなんだけど、どうやらここには先客の龍がいたっぽい。おかげで私はその龍だと勘違いされている。
「あなたは龍にさらわれてきたんでしょ。家まで帰してあげるよ」
騎士は親切そうに言う。
私は思わず唾を飲んだ。
はるばるここまで飛んできたのに、うっかり西方山脈出身とか話したら奇術団に戻されちゃう。
「えっと、家、家、どこだったっけ……」
どうしたものかと私は頭を抱えた。
「もしかして思い出せないの!? そうか、龍に魔法をかけられて記憶を奪われたのかも…… 悪逆非道の龍め、必ず滅ぼしてやるぞ」
え、勝手に納得してくれた? いいね、記憶を奪う魔法。採用だ。
歩き続けると木はまばらになってくる。やがて密林を抜けた。島は細い岩場の陸地で海岸までつながっている。言うなれば岩橋だ。歩くにはちょっと遠いかな。
でも大丈夫、馬が立ち木につながれていた。
そこで騎士は兜を脱いだ。柔らかそうな金髪が兜からあふれる。若そうとは思ってたけど、え!?
きれいな青い眼に長いまつげ。整った顔立ちに透き通った肌。ぷっくりと膨らんだピンク色の唇。
女の子じゃないの! 凛々しくてかわいくてまるで天使のようだ。
胸のあたりを改めて眺めると、分厚いキルトの鎧下の下に小さな膨らみがある。
私よりも三歳は若そう。十五、十六歳ぐらい?
驚きのかわいらしさに私は思わず腰が引ける。まっとうに明るくきれいな美少女は苦手だ。
神様はどうして私をこんな地味に怖く作って、この子には皆から愛される姿を与えるのだろう。
ひいきだ。だから神様は嫌いなのだ。
騎士は壊れかけている兜を放り出した。地面に落ちた兜は二つに割れる。
「まだ名乗ってなかったね。僕はアポトシス聖騎士団の初級聖騎士、アブリル・フォン・ローゼンベルク。悪しき魔法を世界から消し去るために戦っている。今は魔女退治が役目だ」
アブリルはちらりと私の顔をうかがってくる。なんだろ、有名な名前だったのかな? お偉い貴族様だってことは分かった。
それと、アポトシス聖騎士団といえば魔の天敵!
どこの国にも属さない精鋭騎士の軍団で、魔法や魔物がらみの事件が起きると派遣されてきて解決にあたるんだとか。私を追跡してきた腕前といい、ぶるぶる、怖すぎる!
私はもう背筋に走る寒気を隠すので必死。
「私は……」
後ずさりながら思考をぐるぐる巡らせる。
このアブリルは魔女退治が役目と言った。魔法も嫌いっぽい。うっかり私が魔女とか龍といったことを話したら退治されてしまう。
それに私は龍から記憶を奪われたという設定を採用したのだ。すらすら名乗ったら変でしょ。
「ごめんなさい、記憶を奪われているんだったよね」
アブリルが気まずそうな顔をする。
「……シュ、シュガ…… そんな名前だったような」
「だったら僕がシュガの記憶も取り戻すよ! 家にも帰してあげる。騎士の誓いだ、必ず龍は討ち滅ぼす!」
アブリルは殺意満々。あなたの目の前にいるのがその龍ですよ。
「あの、そこまでしてもらわなくても」
「シュガは僕の剣を修理して命を助けてくれた恩人だよ。あれはどうやって治したの?」
来たよ、また危ない質問。龍に変身して焔を使ったとか言ったら首が飛ぶ。
「私、私、そう、なんだか錬金術を使えるみたいで……」
「錬金術!」
アブリルが強く反応する。
あ、まずった? これも魔女扱いになる?
「錬金術は助かるよ! 僕の武器ってなんでだかすぐ壊れてしまうんだ……」
アブリルは幼い表情を浮かべる。うう、かわいい。ずるい。
「もしシュガさえ良ければ…… これからも錬金術で助けてくれないかな」
アブリルは照れた感じで言ってくる。
あ、もしかして、これっておいしくない?
さっきの島で出てきたアンデッドたちって、正直私は苦手なわけ。
このアブリルに退治させてしまって、先住者の龍とやらも追い出してもらおう。そうすれば私が安心して島を住みかにできる。
そのためなら錬金術で武器を鍛えてあげるなんて安い安い!
なんたって、この島は希少金属の宝庫みたいだし。
くくくくく! 私も魔女らしく悪辣な算段ができるようになってきたみたい。
「いいけど…… でも錬金術の材料は」
「材料? 探してくるよ」
「あの…… お代も」
「もちろん代金も支払うよ!」
アブリルは頬を赤くして言った。
私と違って育ちが良さそう。さすがは貴族。
アブリルと二人乗りして馬で海岸を目指す。
誰かとくっついて馬に乗るなんて抵抗があったけど、さすがにもう歩くのは勘弁だ。
「砦村だよ」
アブリルが見やった先には古ぼけた小さな砦があった。
「あそこに行くの?」
「そうだよ。魔女と戦うための砦なんだ」
島から海岸までは細い陸地でつながり、海岸に上がるところに砦が築かれている。
細い陸地から海岸に上がるには、この砦の門を通らねばならない作りだ。
島の化け物が上陸してくるのを防ぐための砦なのだろう。
砦は石造りでところどころ壊れている。
石壁の下部は満潮になると海に沈むらしくて、海藻がこびりついている。
砦の向こうには細い煙がたなびいていて、あのあたりに人が住んでいるらしい。
「あそこに仲間がいるの?」
「聖騎士は僕だけだよ」
アブリルの声には少し暗い響きがある。聖騎士もあれこれ忙しいのだろうか。なんにせよ、聖騎士だらけじゃなくて助かる。
馬の後ろに座ってる私は、馬が急に揺れたのでアブリルの小さな腰にぎゅっとしがみついてしまった。
アブリルの耳が赤くなって、私もなんだか赤くなってしまう。
アブリルを警戒する気持ちが薄れかけたのを強く否定する。
アブリルは龍を滅ぼしたがっている。それはつまり私のことなのだから。
それが私の騎士との出会いだった。
私が育てて、私を倒して、勇者になった私の騎士。
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ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
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めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
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