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第一章 聖女転生
第15話 緊張の高まり
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第一砦に来てみると、第二砦よりも多くの領軍が集結してるようだった。第二砦と同様に俺が聖女の言葉を与えたおかげで、兵士の士気はかなり高まっている。だがこれも長く続く訳はなく、そのうち兵士達も疲弊してくるだろう。帝国に一番近い場所という事もあり、侵攻されれば最初に敵と接触するのはこの砦の兵となる。それ故にかなり精神的にキツイはずだ。
とにかくもう少し待てば王都からの援軍が到着するので、そうすれば前線はかなりの数の将兵で埋め尽くされる事になる。それを察知した帝国が兵をひいてくれれば、この緊迫した状況は終わって俺も解放されるだろう。
つーか、俺が疲弊してるんだけど! ずっと男どもに囲まれて暮らすのはもう限界だ! 兵士達は、俺の近くに寄って来くると匂いを嗅ごうとしてないか? すっごく嫌だ! なにせこの体…石鹸を使わなくても良い匂いがする。なんでだ? それこそチートだ!
俺がそんな事を考えているとは露知らず、ミラシオンが俺に語り掛けて来た。
「聖女様は、城塞都市カルアデュールで、お待ちいただいてよろしいのではないかと思います」
よし! よう言った! 褒めてつかわす。ぜひそうしたい。ミリィとお茶でもしながら、お話でもさせてもらう事にしよう。こちらの軍が臨戦態勢をとっているのは敵も分かっているだろうし、むやみに侵攻などしてこないって…たぶん。
などと考えていると…
「ミラシオン伯爵様!」
唐突に騎士が部屋に駆けこんで来た。一緒に居た領兵団長のシュバイスが返す。
「どうした!」
「敵に動きがありました! すぐに監視塔までお越しください!」
「わかった」
ミラシオン伯爵と領兵団長のシュバイス、魔導士長のソキウスが顔を見合わせた。
マジか…
「すぐに行く!」
「「は!」」
三人が部屋を飛び出して行き、俺はミリィに言葉をかける。
「ミリィはここで待ってて」
「いえ! 私は聖女様と一緒に!」
いや。流石に敵軍に動きがあったのだから、危険だと思うよ。
「ミリィ! ここから先は危険です。私だけで良い」
「嫌です」
本当にお願いします。君のような可愛い子が物騒な戦闘に巻き込まれるなんて、俺には耐えられないんだ。頼むからここに居てくれ。仕方ないから少しきつく言っておこう。
「足手まといです」
「えっ」
「ここに居なさい」
俺がそう言うとミリィは目にうるうると涙を溜めて、震えながら俺の瞳を見据えてくる。
うっ! なんでそんなチワワみたいな目で俺を見る? そんな可愛い目で俺を見据えたって…俺は…やめてくれぇ!! 可愛いぃぃ!
「分かりました。決心は堅いようですね、ついてきなさい。だけど危険になったら、誰よりも早く逃げるのですよ」
「はい!」
うるうると涙を溜めた目で健気に返事をしてきた。俺は仕方なくミリィの同行を許してしまうのだった。
俺達が後を追いかけ、監視塔までやってくるとミラシオンとシュバイスとソキウスが、北方を見据えている。この世界にも単眼鏡のような物があり、それで国境沿いを見ていた。あと十人ほどの騎士も一緒にそこに居て、ミラシオンからの指示を待っているようだった。
「どうなっていますか?」
俺が聞くと、ミラシオンが答えてくれる。
「帝国は旗を上げております。そして国境沿いから、こちらを睨むように隊列を組んでおりますね。こんなことは今まではなかった。もしかすると帝国は攻め入る算段に入っているのかもしれません。こちらも臨戦態勢を取らねば」
「わかりました」
するとミラシオンはその場にいた兵に号令をかけた。
「第二砦にも伝令を! カルアデュールに早馬をだして、全軍を集結させるように伝えろ! 投石部隊と魔導士部隊は高台に陣を取って迎撃態勢をとるんだ! 歩兵部隊を前に弓兵と騎兵を後方にして陣形を取れ!」
「「「「「「「「は!」」」」」」」」
ここに居た兵士達は隊長格の将兵だった。それらが一斉に監視塔を出て行き、自軍に作戦行動を伝達する事になっているようだ。
しかし…。ヒモの俺が、戦争を体験する事になるとは思わなかった。俺一人男の中に居たのなら、震えあがって身動きをとる事が出来なかっただろう。だけど俺の側にはミリィがいる。女の前では絶対にカッコ悪いところを見せる訳にはいかないのだ! ヒモとしての俺のプライドは女の前でカッコつける事、それだけが俺の生きる証しなのだ。
「ミラシオン伯爵。恐れ入りますが、私も前線に」
「いや…、聖女様には後方にて、万が一の場合の治癒をお願いいたしたく思います」
「ミラシオン伯爵。私は支援魔法も妨害魔法も使えるのです。回復魔法だけでは聖女がいる意味がありません!」
チラッと、ミリィを見ると頬を紅潮させて俺をほーっと見ている。
よし! 俺のカッコいい所見せられているようだな! まあこんな啖呵を切って死んだら無様だけどな。まあ女にカッコいい所を見せて死ねるなら、それはそれで本望かもしれないけど。
するとシュバイスが答える。
「わかりました聖女様。それでは聖女様に護衛をつけましょう。腕が立つ奴らがおりますので、彼らに護衛をさせます」
「よろしくお願いいたします。それでは前線まで連れて行ってください」
「は!」
すると領兵団長のシュバイスとソキウスが俺とミリィを連れて、監視塔を飛び出すのだった。ミラシオンは総指揮の為、後から合流する事となっている。騎士団が待機している所に俺が行くと、騎士達が一気に色めきだった。大変な時だから大目に見るが、金輪際俺をそんな目で見るなよ!
そしてシュバイスが二人の男を紹介して来た。
「こちらがウィレース、こちらがスフォルです。腕がたちますので、お役に立つと思います」
すると二人が挨拶をした。
「よろしくお願いします」
「お噂はかねがね聞き及んでおります」
頭にくる。どっちもまあまあのイケメンじゃないか! ちょっと無精ひげが生えているが、するどい眼差しのウィレースと、優しい眼差しのスフォルが俺をみて頬を赤く染めている。だがその二人の視線が俺の後ろに動いた時だった。
ウィレースが少し強めに言った。
「恐れ入りますが! 前線に…メイドでございますか?」
するとシュバイスとソキウス、ウィレースとスフォルの目がミリィに向かった。やばい、これは俺がミリィを援護してやらねばならない。
「はい。この者は私が連れて行くと決めました。そしてこの者は、身を挺して私を守る為に王が遣わしたメイドです。死ぬ時は一緒だと考えております」
本当はただ身の回りの世話を命じられて来ただけだけどね。とにかく連れてかないと彼女が悲しむから、これ以上は何も言わないでほしい。お前らの意見などいらん。
するとウィレースが言った。
「わかりました。それではお二方! 私達二人から離れる事の無きようにお願いしたい!」
「もちろんです。それでは護衛をお願いいたします」
「「は!」」
俺が置いて行くと言ったら泣いちゃうし仕方ないんだ。ミリィは俺を守りたいって思ってんだから。
そしてスフォルが俺に聞いてくる。
「聖女様は馬は?」
ヤベエ…俺は馬に乗れないんだった…どうしよう。
「私は騎乗は出来ません」
俺がそう言うと、スフォルが言った。
「それでは私の馬に!」
ええっ? 無理っ! でも…こんな非常時に馬車に乗れるわけもないし、でも男の腰に手を回すのは絶対に無理! そんなんだったら前線に行くなんて言うんじゃなかった! どうしよう…、ああ…俺の馬鹿! バカバカバカバカ!
そんな事を思っていると、ミリィが口を開いた。
「私は馬術が得意です! 私が聖女様の足になりましょう!」
うっそ! マジ! ミリィ最高!
ミリィがそう言うと、シュバイスがすぐにこう言った。
「わかった。それでは比較的、素直な馬を用意しよう」
「ありがとうございます」
俺とミリィが深々と頭を下げる。スフォルを見るととても残念そうな顔をしていた。どうやら俺と馬に乗れる、千載一遇のチャンスを逃して不満らしい。キモイ。
男とタンデムなんて前世でもした事無いんだよ!
馬が用意されて、シュバイスとソキウス、ウィレースとスフォル、俺を乗せたミリィの馬が、前線に向けて走り始めるのだった。
とにかくもう少し待てば王都からの援軍が到着するので、そうすれば前線はかなりの数の将兵で埋め尽くされる事になる。それを察知した帝国が兵をひいてくれれば、この緊迫した状況は終わって俺も解放されるだろう。
つーか、俺が疲弊してるんだけど! ずっと男どもに囲まれて暮らすのはもう限界だ! 兵士達は、俺の近くに寄って来くると匂いを嗅ごうとしてないか? すっごく嫌だ! なにせこの体…石鹸を使わなくても良い匂いがする。なんでだ? それこそチートだ!
俺がそんな事を考えているとは露知らず、ミラシオンが俺に語り掛けて来た。
「聖女様は、城塞都市カルアデュールで、お待ちいただいてよろしいのではないかと思います」
よし! よう言った! 褒めてつかわす。ぜひそうしたい。ミリィとお茶でもしながら、お話でもさせてもらう事にしよう。こちらの軍が臨戦態勢をとっているのは敵も分かっているだろうし、むやみに侵攻などしてこないって…たぶん。
などと考えていると…
「ミラシオン伯爵様!」
唐突に騎士が部屋に駆けこんで来た。一緒に居た領兵団長のシュバイスが返す。
「どうした!」
「敵に動きがありました! すぐに監視塔までお越しください!」
「わかった」
ミラシオン伯爵と領兵団長のシュバイス、魔導士長のソキウスが顔を見合わせた。
マジか…
「すぐに行く!」
「「は!」」
三人が部屋を飛び出して行き、俺はミリィに言葉をかける。
「ミリィはここで待ってて」
「いえ! 私は聖女様と一緒に!」
いや。流石に敵軍に動きがあったのだから、危険だと思うよ。
「ミリィ! ここから先は危険です。私だけで良い」
「嫌です」
本当にお願いします。君のような可愛い子が物騒な戦闘に巻き込まれるなんて、俺には耐えられないんだ。頼むからここに居てくれ。仕方ないから少しきつく言っておこう。
「足手まといです」
「えっ」
「ここに居なさい」
俺がそう言うとミリィは目にうるうると涙を溜めて、震えながら俺の瞳を見据えてくる。
うっ! なんでそんなチワワみたいな目で俺を見る? そんな可愛い目で俺を見据えたって…俺は…やめてくれぇ!! 可愛いぃぃ!
「分かりました。決心は堅いようですね、ついてきなさい。だけど危険になったら、誰よりも早く逃げるのですよ」
「はい!」
うるうると涙を溜めた目で健気に返事をしてきた。俺は仕方なくミリィの同行を許してしまうのだった。
俺達が後を追いかけ、監視塔までやってくるとミラシオンとシュバイスとソキウスが、北方を見据えている。この世界にも単眼鏡のような物があり、それで国境沿いを見ていた。あと十人ほどの騎士も一緒にそこに居て、ミラシオンからの指示を待っているようだった。
「どうなっていますか?」
俺が聞くと、ミラシオンが答えてくれる。
「帝国は旗を上げております。そして国境沿いから、こちらを睨むように隊列を組んでおりますね。こんなことは今まではなかった。もしかすると帝国は攻め入る算段に入っているのかもしれません。こちらも臨戦態勢を取らねば」
「わかりました」
するとミラシオンはその場にいた兵に号令をかけた。
「第二砦にも伝令を! カルアデュールに早馬をだして、全軍を集結させるように伝えろ! 投石部隊と魔導士部隊は高台に陣を取って迎撃態勢をとるんだ! 歩兵部隊を前に弓兵と騎兵を後方にして陣形を取れ!」
「「「「「「「「は!」」」」」」」」
ここに居た兵士達は隊長格の将兵だった。それらが一斉に監視塔を出て行き、自軍に作戦行動を伝達する事になっているようだ。
しかし…。ヒモの俺が、戦争を体験する事になるとは思わなかった。俺一人男の中に居たのなら、震えあがって身動きをとる事が出来なかっただろう。だけど俺の側にはミリィがいる。女の前では絶対にカッコ悪いところを見せる訳にはいかないのだ! ヒモとしての俺のプライドは女の前でカッコつける事、それだけが俺の生きる証しなのだ。
「ミラシオン伯爵。恐れ入りますが、私も前線に」
「いや…、聖女様には後方にて、万が一の場合の治癒をお願いいたしたく思います」
「ミラシオン伯爵。私は支援魔法も妨害魔法も使えるのです。回復魔法だけでは聖女がいる意味がありません!」
チラッと、ミリィを見ると頬を紅潮させて俺をほーっと見ている。
よし! 俺のカッコいい所見せられているようだな! まあこんな啖呵を切って死んだら無様だけどな。まあ女にカッコいい所を見せて死ねるなら、それはそれで本望かもしれないけど。
するとシュバイスが答える。
「わかりました聖女様。それでは聖女様に護衛をつけましょう。腕が立つ奴らがおりますので、彼らに護衛をさせます」
「よろしくお願いいたします。それでは前線まで連れて行ってください」
「は!」
すると領兵団長のシュバイスとソキウスが俺とミリィを連れて、監視塔を飛び出すのだった。ミラシオンは総指揮の為、後から合流する事となっている。騎士団が待機している所に俺が行くと、騎士達が一気に色めきだった。大変な時だから大目に見るが、金輪際俺をそんな目で見るなよ!
そしてシュバイスが二人の男を紹介して来た。
「こちらがウィレース、こちらがスフォルです。腕がたちますので、お役に立つと思います」
すると二人が挨拶をした。
「よろしくお願いします」
「お噂はかねがね聞き及んでおります」
頭にくる。どっちもまあまあのイケメンじゃないか! ちょっと無精ひげが生えているが、するどい眼差しのウィレースと、優しい眼差しのスフォルが俺をみて頬を赤く染めている。だがその二人の視線が俺の後ろに動いた時だった。
ウィレースが少し強めに言った。
「恐れ入りますが! 前線に…メイドでございますか?」
するとシュバイスとソキウス、ウィレースとスフォルの目がミリィに向かった。やばい、これは俺がミリィを援護してやらねばならない。
「はい。この者は私が連れて行くと決めました。そしてこの者は、身を挺して私を守る為に王が遣わしたメイドです。死ぬ時は一緒だと考えております」
本当はただ身の回りの世話を命じられて来ただけだけどね。とにかく連れてかないと彼女が悲しむから、これ以上は何も言わないでほしい。お前らの意見などいらん。
するとウィレースが言った。
「わかりました。それではお二方! 私達二人から離れる事の無きようにお願いしたい!」
「もちろんです。それでは護衛をお願いいたします」
「「は!」」
俺が置いて行くと言ったら泣いちゃうし仕方ないんだ。ミリィは俺を守りたいって思ってんだから。
そしてスフォルが俺に聞いてくる。
「聖女様は馬は?」
ヤベエ…俺は馬に乗れないんだった…どうしよう。
「私は騎乗は出来ません」
俺がそう言うと、スフォルが言った。
「それでは私の馬に!」
ええっ? 無理っ! でも…こんな非常時に馬車に乗れるわけもないし、でも男の腰に手を回すのは絶対に無理! そんなんだったら前線に行くなんて言うんじゃなかった! どうしよう…、ああ…俺の馬鹿! バカバカバカバカ!
そんな事を思っていると、ミリィが口を開いた。
「私は馬術が得意です! 私が聖女様の足になりましょう!」
うっそ! マジ! ミリィ最高!
ミリィがそう言うと、シュバイスがすぐにこう言った。
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「ありがとうございます」
俺とミリィが深々と頭を下げる。スフォルを見るととても残念そうな顔をしていた。どうやら俺と馬に乗れる、千載一遇のチャンスを逃して不満らしい。キモイ。
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馬が用意されて、シュバイスとソキウス、ウィレースとスフォル、俺を乗せたミリィの馬が、前線に向けて走り始めるのだった。
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