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第一章 聖女転生
第17話 電撃だっちゃ!
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俺達は対岸にいる帝国軍を睨みながら陽が落ちるのを待った。シュバイス団長の読み通りならば、敵は夜襲をかけるつもりでいるらしい。既にこちらの軍勢は遮蔽物の陰に潜み、砦の上には弓兵が緊張して自分の出番を待っていた。魔法士団は弓よりも飛距離が無いため、川縁で待機して敵が渡ってくるのを待つのだった。
バッシャーン! という音と共に、つり橋が切って落とされた。これは俺の指示で、斥候がつり橋を伝って渡って来るのを避ける為だった。敵は恐らく人海戦術で河を渡ってくるのだろうが、斥候がこちらに渡ってくるのを防がねばならない。
俺はシュバイスに言う。
「すみませんが、重歩兵四人と魔導士一人をお借りします」
「聖女様、本当に護衛は四人で大丈夫ですか?」
「はい。いざとなったらすぐに逃げます。それには少ない方が目立たず良いのです」
「しかし、本当に上手く行くのでしょうか?」
「上手く行かなかったら、その時は兵士達で何とかしてください。それからは精一杯、回復に勤めさせていただきます。思う存分戦ってくださってかまいません」
「わかりました!」
「くれぐれも誰も水に入らぬように徹底して下さい」
「重々承知しております」
そう言い重騎士を四人置いて、シュバイスは軍団の指揮を取る為にこの場を去った。流石に聖女にかまってばかりはいられないだろうし。そして俺も、あんなむっさい男にそばに居られるのは嫌だ。とはいえ、まだ筋肉隆々のフルプレートの騎士と魔導士がここにいる。まあ彼らは俺を敵の弓矢から守り、魔導士は敵の魔法から集中して俺を守るだろう。
いよいよ陽が落ちてあたりが暗くなり始める。こちらの河縁には松明が等間隔で立てられており、河の側を照らしてはいるが奥まではその光は届かなかった。その為、弓矢や魔法は暗がりに向かって放たねばならない。
また俺達の所の松明は取り外されており、丁度陰になるようにしてもらった。流石にミリィは大きい天幕に居て、この戦いの行方を見守る事になっている。
「河の流れはまあまあ緩やかだな。いい具合に濁っているし、こりゃもしかすると、もしかするか」
俺も思い付きでシュバイスに言ったものの、内心は不安でいっぱいだった。そもそも戦争に参加などした事は無く、常に後方で治癒をしていた記憶しかこの体には無かった。だが俺は現代日本から転生して来たその知恵を生かして、無尽蔵の魔力を使ってある事を企んでいたのだった。
ガヤガヤ! ザブン! バシャバシャ! と対岸の方から騒がしい音が聞こえて来た。シュバイス団長の言うとおりに、帝国軍が入水してこちらに進軍を開始したようだった。恐らくは騎馬隊が先頭を切って、こちらに列をなして攻めてきているのだろう。暗くてもこの騒音から、どうなっているのかは手に取るように分かる。
「聖女様! どうやら敵が進軍を始めたようです」
分かってるって…
「まだです。もう少し引き付けます。あの明かりの端に敵が見えた時に教えてください」
「あそこまで来られてしまえば、敵はすぐに上陸いてしまいますぞ!」
「さて…、上陸出来るかどうかは私次第ですね」
「はぁ…?」
重騎士も魔導士も顔を見合わせて首を傾げた。自分達も本来は本隊に混ざって敵と戦わねばならないのに、聖女と一緒に隠れているのだ。他の兵士に対しても心苦しいとは思う。
そんな彼らをよそに、俺は自分が持っている長めの魔法杖をじっと見る。これがどれだけ魔法を増幅してくれるかは分からないが、王家の秘蔵の魔法の杖らしく大きな魔石がはめ込まれている、とても貴重な物なのだとか。まあそんな大層な物を預けられたからには、それ相応の仕事をしなければならないだろう。
ただ…、もし死にそうになったらすぐにミリィの所に走って、彼女だけは殺されないように敵に願ってみよう。もしかしたら辱めを受けるかもしれないが、生きていればこそ…。いや…そんな辱めを受けるのなら、死んだ方がましかもしれないか…。なら俺と一緒に心中しよう。待てよ…、もしかしたら辱めを受けるのって…俺なんじゃないの? うわ! うわうわうわ! そんな事になったら帝国のむっさい男に裸に剥かれて…。いやだぁぁぁぁ! そんなの、ずぇったぃに嫌だぁぁぁぁ!
俺が想像と共に、王家から受け継いだ魔法の杖をぎゅっと握りしめた時だった。
「松明の光まで、敵が進軍してまいりました!」
魔導士が慌てて俺に伝えてくる。あまりにものおぞましい想像した光景に、俺の魔力は突如暴発したように膨れ上がってしまった。
だって! 男に抱かれるくらいなら死んだ方がましだ! その前に自分で喉をナイフで貫いて絶対死ぬ! でも死ぬくらいなら、魔力をフルパワーで使っちまおう!
俺はとても貴重な王族の杖の先を、茶色い河の水にズボっと付けた。そして聖女パワーを最大限にしてデバフ魔法を発動させる。これは俺が調べに調べた結果の痺れ効果の魔法なのだが、この魔法の基礎になっているのは電撃だった。本来は軽い落雷のようなもので敵の動きを寸瞬封じ込めるものなのだが、それに聖女覚醒した俺の魔力を爆発的に注いでみることにしたのだ。それも無尽蔵の魔力の続く限り長時間の電撃を。
うちの電撃を喰らうっちゃ!
俺は心の中でそう叫んだ。
バチバチバチバチ!っと水面を電気の光が広がって行き、何処までもどこまでも走っていくのだった。すると先頭を走っていた松明に照らされる騎馬隊の馬が一斉に硬直し、ドサドサと水中に倒れていく。馬が倒れるのだから、その上に乗っていた騎士はひとたまりもないだろう。もしかしたら心臓が耐えられない奴もいるかもしれない。松明の明かりの外まで、電気が走り川辺が一気にネオンが輝いたように光る。そしてそれは何百メートルも広がり、対には対岸まで到達するのだった。
電気うなぎだっちゃ!
そうも思った。
暗い水面を大量の人と馬が流れていく。失神したり死んだりしてしまったのかもしれないが、失神しても放っておけば溺れ死んでしまうだろう。そして次々に対岸の川に飛び込んで来る馬や兵士は、水に浸かったと同時に硬直して流されていくのだった。しばらくそれが続いたが、河が危険と気が付いた歩兵が歩を止める。だが後ろから押されて、電気の川にドンドン押し出されてしまうのだった。河に使ったと同時に硬直して流されていく帝国軍兵士達。たちまちそこらに水死体のように、人が溜まり始めるのだった。
「とまれぇぇぇぇぇ!」
敵軍の方から号令が聞こえて来て、どうやら水に入るのを止めたようだった。それを見た俺は、水から魔法の杖を引っこ抜いて尻餅をつくように座る。
「ふうっ」
「聖女様! 大丈夫ですか?」
「大丈夫だけど、だいぶ魔力を使ってしまった。恐らくは半分ほどの魔力を消費したと思う…。どうしよう…」
俺が不安そうに重騎士と魔導士を見る。
「どうしよう…ですか? 恐らく数万の兵士が流されましたよ」
「えっ? そう?」
「はい」
俺は無我夢中になって魔力を放出したから、自分のやった成果の全容を見る事は出来ていなかった。すると唐突に本隊の方から大きな喝采が聞こえてきたのだった。そしてシュバイス団長が俺の方を振り向いてから、本隊の方へと向き直ってこう叫ぶのだった。
「聖女様が奇跡を起こされたぞ! 聖女様が神の力を発揮し、帝国軍に我がヒストリア王国の地を踏ませ無かった! 聖女様バンザイ!」
「「「「「「「「「聖女様バンザイ! 聖女様バンザイ! 聖女様バンザイ!」」」」」」」」」
いやいや。まだ戦闘の途中だし…、そう言うのはまだ早いって。とにかく俺は焦って、立ち上がり松明の明かりの下に行って杖を掲げる。
「皆さん! 喜ぶのはまだ早い! 帝国はまだ虎視眈々と狙っている! 持ち場を離れるな!」
俺が言うとシュバイスが我に返り、本隊に激を飛ばした。
「よし! 皆! 持ち場に戻れ! 敵はその数を三分の一減らしただけだ!」
えっ? 三分の一も? そんなに減ったの? てか三万人以上電撃喰らっちゃったって事? 無我夢中でやってたから気が付かなかったけど、それだったら大喜びしてもいいか。まあいいや、とにかく俺も持ち場に戻ろう。
そして俺は再び持ち場に戻り、暗い対岸を睨むのだった。
バッシャーン! という音と共に、つり橋が切って落とされた。これは俺の指示で、斥候がつり橋を伝って渡って来るのを避ける為だった。敵は恐らく人海戦術で河を渡ってくるのだろうが、斥候がこちらに渡ってくるのを防がねばならない。
俺はシュバイスに言う。
「すみませんが、重歩兵四人と魔導士一人をお借りします」
「聖女様、本当に護衛は四人で大丈夫ですか?」
「はい。いざとなったらすぐに逃げます。それには少ない方が目立たず良いのです」
「しかし、本当に上手く行くのでしょうか?」
「上手く行かなかったら、その時は兵士達で何とかしてください。それからは精一杯、回復に勤めさせていただきます。思う存分戦ってくださってかまいません」
「わかりました!」
「くれぐれも誰も水に入らぬように徹底して下さい」
「重々承知しております」
そう言い重騎士を四人置いて、シュバイスは軍団の指揮を取る為にこの場を去った。流石に聖女にかまってばかりはいられないだろうし。そして俺も、あんなむっさい男にそばに居られるのは嫌だ。とはいえ、まだ筋肉隆々のフルプレートの騎士と魔導士がここにいる。まあ彼らは俺を敵の弓矢から守り、魔導士は敵の魔法から集中して俺を守るだろう。
いよいよ陽が落ちてあたりが暗くなり始める。こちらの河縁には松明が等間隔で立てられており、河の側を照らしてはいるが奥まではその光は届かなかった。その為、弓矢や魔法は暗がりに向かって放たねばならない。
また俺達の所の松明は取り外されており、丁度陰になるようにしてもらった。流石にミリィは大きい天幕に居て、この戦いの行方を見守る事になっている。
「河の流れはまあまあ緩やかだな。いい具合に濁っているし、こりゃもしかすると、もしかするか」
俺も思い付きでシュバイスに言ったものの、内心は不安でいっぱいだった。そもそも戦争に参加などした事は無く、常に後方で治癒をしていた記憶しかこの体には無かった。だが俺は現代日本から転生して来たその知恵を生かして、無尽蔵の魔力を使ってある事を企んでいたのだった。
ガヤガヤ! ザブン! バシャバシャ! と対岸の方から騒がしい音が聞こえて来た。シュバイス団長の言うとおりに、帝国軍が入水してこちらに進軍を開始したようだった。恐らくは騎馬隊が先頭を切って、こちらに列をなして攻めてきているのだろう。暗くてもこの騒音から、どうなっているのかは手に取るように分かる。
「聖女様! どうやら敵が進軍を始めたようです」
分かってるって…
「まだです。もう少し引き付けます。あの明かりの端に敵が見えた時に教えてください」
「あそこまで来られてしまえば、敵はすぐに上陸いてしまいますぞ!」
「さて…、上陸出来るかどうかは私次第ですね」
「はぁ…?」
重騎士も魔導士も顔を見合わせて首を傾げた。自分達も本来は本隊に混ざって敵と戦わねばならないのに、聖女と一緒に隠れているのだ。他の兵士に対しても心苦しいとは思う。
そんな彼らをよそに、俺は自分が持っている長めの魔法杖をじっと見る。これがどれだけ魔法を増幅してくれるかは分からないが、王家の秘蔵の魔法の杖らしく大きな魔石がはめ込まれている、とても貴重な物なのだとか。まあそんな大層な物を預けられたからには、それ相応の仕事をしなければならないだろう。
ただ…、もし死にそうになったらすぐにミリィの所に走って、彼女だけは殺されないように敵に願ってみよう。もしかしたら辱めを受けるかもしれないが、生きていればこそ…。いや…そんな辱めを受けるのなら、死んだ方がましかもしれないか…。なら俺と一緒に心中しよう。待てよ…、もしかしたら辱めを受けるのって…俺なんじゃないの? うわ! うわうわうわ! そんな事になったら帝国のむっさい男に裸に剥かれて…。いやだぁぁぁぁ! そんなの、ずぇったぃに嫌だぁぁぁぁ!
俺が想像と共に、王家から受け継いだ魔法の杖をぎゅっと握りしめた時だった。
「松明の光まで、敵が進軍してまいりました!」
魔導士が慌てて俺に伝えてくる。あまりにものおぞましい想像した光景に、俺の魔力は突如暴発したように膨れ上がってしまった。
だって! 男に抱かれるくらいなら死んだ方がましだ! その前に自分で喉をナイフで貫いて絶対死ぬ! でも死ぬくらいなら、魔力をフルパワーで使っちまおう!
俺はとても貴重な王族の杖の先を、茶色い河の水にズボっと付けた。そして聖女パワーを最大限にしてデバフ魔法を発動させる。これは俺が調べに調べた結果の痺れ効果の魔法なのだが、この魔法の基礎になっているのは電撃だった。本来は軽い落雷のようなもので敵の動きを寸瞬封じ込めるものなのだが、それに聖女覚醒した俺の魔力を爆発的に注いでみることにしたのだ。それも無尽蔵の魔力の続く限り長時間の電撃を。
うちの電撃を喰らうっちゃ!
俺は心の中でそう叫んだ。
バチバチバチバチ!っと水面を電気の光が広がって行き、何処までもどこまでも走っていくのだった。すると先頭を走っていた松明に照らされる騎馬隊の馬が一斉に硬直し、ドサドサと水中に倒れていく。馬が倒れるのだから、その上に乗っていた騎士はひとたまりもないだろう。もしかしたら心臓が耐えられない奴もいるかもしれない。松明の明かりの外まで、電気が走り川辺が一気にネオンが輝いたように光る。そしてそれは何百メートルも広がり、対には対岸まで到達するのだった。
電気うなぎだっちゃ!
そうも思った。
暗い水面を大量の人と馬が流れていく。失神したり死んだりしてしまったのかもしれないが、失神しても放っておけば溺れ死んでしまうだろう。そして次々に対岸の川に飛び込んで来る馬や兵士は、水に浸かったと同時に硬直して流されていくのだった。しばらくそれが続いたが、河が危険と気が付いた歩兵が歩を止める。だが後ろから押されて、電気の川にドンドン押し出されてしまうのだった。河に使ったと同時に硬直して流されていく帝国軍兵士達。たちまちそこらに水死体のように、人が溜まり始めるのだった。
「とまれぇぇぇぇぇ!」
敵軍の方から号令が聞こえて来て、どうやら水に入るのを止めたようだった。それを見た俺は、水から魔法の杖を引っこ抜いて尻餅をつくように座る。
「ふうっ」
「聖女様! 大丈夫ですか?」
「大丈夫だけど、だいぶ魔力を使ってしまった。恐らくは半分ほどの魔力を消費したと思う…。どうしよう…」
俺が不安そうに重騎士と魔導士を見る。
「どうしよう…ですか? 恐らく数万の兵士が流されましたよ」
「えっ? そう?」
「はい」
俺は無我夢中になって魔力を放出したから、自分のやった成果の全容を見る事は出来ていなかった。すると唐突に本隊の方から大きな喝采が聞こえてきたのだった。そしてシュバイス団長が俺の方を振り向いてから、本隊の方へと向き直ってこう叫ぶのだった。
「聖女様が奇跡を起こされたぞ! 聖女様が神の力を発揮し、帝国軍に我がヒストリア王国の地を踏ませ無かった! 聖女様バンザイ!」
「「「「「「「「「聖女様バンザイ! 聖女様バンザイ! 聖女様バンザイ!」」」」」」」」」
いやいや。まだ戦闘の途中だし…、そう言うのはまだ早いって。とにかく俺は焦って、立ち上がり松明の明かりの下に行って杖を掲げる。
「皆さん! 喜ぶのはまだ早い! 帝国はまだ虎視眈々と狙っている! 持ち場を離れるな!」
俺が言うとシュバイスが我に返り、本隊に激を飛ばした。
「よし! 皆! 持ち場に戻れ! 敵はその数を三分の一減らしただけだ!」
えっ? 三分の一も? そんなに減ったの? てか三万人以上電撃喰らっちゃったって事? 無我夢中でやってたから気が付かなかったけど、それだったら大喜びしてもいいか。まあいいや、とにかく俺も持ち場に戻ろう。
そして俺は再び持ち場に戻り、暗い対岸を睨むのだった。
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