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第4話
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三分後には十六階建ての最上階にある県警本部長室のドア前に三人は立っていた。既に隣の秘書室で入室の許可は取ってある。代表して霧島が低く通る声を発した。
「霧島警視以下三名、入ります」
ドアを開けて紺色のカーペットに三人は踏み出した。だが室内を見回して京哉は拍子抜けする。そこには高圧的な政府の役人も悲愴な顔をした議員先生も、鉄面皮の陸上自衛隊幹部もおらず、ただ一ノ瀬本部長だけが三人掛けソファの真ん中に座っていたからだ。
「やあ、忙しいのに呼び立てして悪いねえ。まあ座ってくれたまえ」
勧められて向かいの三人掛けソファに霧島、京哉、小田切の順に腰掛ける。階級を無視した順番だったがこれが一番揉めずに済むのだ。すぐに内扉が開いて制服婦警が全員にコーヒーを配ると退する。その間に京哉は一ノ瀬本部長を眺めた。
階級は警視監、巡査部長の京哉から数えればじつに六階級上の雲上人だ。だが特別任務などでたびたび呼び出され、とっくに慣れた上に緊張するのに飽きている。
そのロクでもない任務に笑顔で蹴り落としてくれる一ノ瀬本部長の身長は京哉くらいだったが、体重は霧島二人分で足りるかどうか。特注したのだろう制服の前ボタンは弾け飛ぶ寸前で、黒々とした髪をぺったりと撫でつけている様子はまるきり幕下力士のようである。
だがこれでも暗殺反対派の急先鋒だった人物で、メディアを利用した世論操作を大の得意とする、なかなかに侮りがたい切れ者なのだ。
「昨日の客が土産にくれたコーヒーだ。冷めないうちに飲んでくれ」
言いながら一ノ瀬本部長はスティックシュガーを三本もコーヒーにぶち込み、スプーンで掻き混ぜると口をつけて半分ほどを一気に飲む。それを見ていた霧島が言った。
「本部長。機捜は現在悪性感冒に侵され非常事態です。用件を早く仰って頂きたい」
丸い頬に微笑みを浮かべて一ノ瀬本部長はテノールで告げる。
「分かった。では霧島警視と鳴海巡査部長に特別任務を下す。議員連続殺害事件の犯人である『ロゼ=エヴァンジェリスタ』の行方を追い、逮捕して今後の『デザート・ローズ計画』を阻止せよ。小田切くんには例の如く隊長不在の機捜を預かって貰う」
三人はボーッと固まった。食後ということもあり、意味の分からない単語ばかりで脳ミソに染み込んでこなかったのだ。ふっと息をつくと霧島が再び口を開く。
「おっしゃる意味が分からないのは、私の不徳の致す処なのでしょうか?」
「そうじゃないから安心してくれたまえ。わたしも昨日、森本議員から聞いた時は、きみたちと同じ反応をしたからね。ところで霧島くんは中東と南米に視察旅行に行って病死した与党の谷山議員と中川議員を知っているかね?」
「はい。二人の議員が視察旅行先で死亡したニュースは見ております」
「じつは彼らは病死ではない。しけ込んだ怪しいホテルで殺されたのだよ」
場所も悪ければ殺されたシチュエーションも最悪だった。死んだ議員自身にはもう何も関係ないとはいえ、残された選挙区を自党の人材で再び埋めるためにはスキャンダルは禁物である。
そこで同行していた秘書らが党の上層部の指示を仰ぎ、現地警察をカネで黙らせて病死ということにしたのだという。
「そしてその怪しいホテルの宿泊カードに書かれていた名前が『ロゼ=エヴァンジェリスタ』であり、殺された議員の枕元には『Desert Rose』なるメッセージの書かれたカードが残されていたという訳だ。これで大筋は見えてきたかね?」
「もう一声、お願いできますか?」
「ああ、そうそう。大事なことを言い忘れていた。殺された議員二名の共通点は『プラーグにおける暫定政権否認派』ということだ」
「ふむ、プラーグですか」
切れ長の目を少し和ませて霧島は京哉を見る。京哉も以前の特別任務で訪れたアフリカ大陸にある小国プラーグのことを思い出していた。正確には思い出したのはそこで出会った反政府武装勢力と呼ばれた仲間たちである。
二人は彼らと共に戦い、前政権を倒してクーデターを成功させたのだ。
そこで一ノ瀬本部長がロウテーブルの下から青い鉱物を取り出して置いた。
直径十センチくらいで蒼炎色をした鉱物は薄い玻璃の花弁を重ねたように美しい。砂の花と呼ばれるそれは、砂漠しかないプラーグが唯一産出する民の宝だった。
この砂の花をプラーグの民は掘り続けて隣国ユベルへ、ユベルを介して某大国へと輸出して僅かながら外貨を稼ぎ、貧しいながらも生き存えてきたのだ。
「でもその救済システムを僕らが壊しちゃったんですよね」
「この砂の花が一片の価値もない、ただの石くれだったとはな」
当初二人は反政府武装勢力と呼ばれた彼らの指導者を殺せという某大国からの依頼による特別任務でプラーグに赴き、反政府武装勢力の一グループに潜入した。それがいつのまにか真の仲間となり、恐怖政治を敷いていた旧政権を打倒せしめたのだ。
そして彼らは新政府代表を名乗り、あまりに貧しい国民を救うため『価値ある砂の花』の買い取り額を引き上げるよう隣国ユベルに要求した。だが返答はあまりに冷酷だった。
国連が設置する新政府への帰順を迫った上で武装解除に従わない場合は『何の価値もない砂の花』の買い取りを永久に停止するという通牒だったのだ。
そう、砂の花には一片の価値もなかった。某大国は砂以外に何もないプラーグに援助する口実として無価値の砂の花を買い上げ続けていたのである。
「でもあれから徹底抗戦したみんなが生きてるなんて思わなかったですよね」
「全国民の署名で立ち上げた選挙管理委員会の選挙に獄中出馬していたとはな」
「けど選挙管理委員会の設置も大統領選への出馬も霧島警視が唆したんでしょう? お蔭で見事に当選して新大統領ハミッシュ=マクギャリーの誕生ですもんね」
「実現は賭けだったが砂漠の民はしぶといな。だが『暫定政権否認派』がいるということは未だ国際社会はハミッシュたちを新政権として認めていないということか」
「じゃあ予定していた国連主導の砂漠の灌漑事業も進んでいないんでしょうか?」
「おそらくな。しかし無価値とはいえ砂の花が『白金族元素その他レアメタルの埋蔵を示唆する物質』と知れた以上は、国連も企業誘致のために灌漑事業を推し進めたい筈なのだがな」
白金族元素とはプラチナやイリジウムにパラジウムなどの貴金属だ。
「そもそも採掘の主導権を握るために某大国は反政府武装勢力を炙り出して一掃を狙った訳だが、それが一致団結して新政権を樹立してしまったのは誤算だっただろう」
「ハミッシュたちも国民のために、採掘主導権は渡せないでしょうしね」
「そこにきて暫定政権否認派を連続で殺る『デザート・ローズ計画』か」
ふいに手を打つ音が響いて霧島と京哉は我に返った。一ノ瀬本部長は苦笑し、置き去りの小田切は目を瞬かせている。だが一ノ瀬本部長の笑みは満足そうでもあった。
「そういった事情を知るきみたちを指名したのだ。分かってくれたかね?」
頷いた霧島が鋭い号令を掛ける。反射的に残る二人も立ち上がった。
「気を付け、敬礼! 霧島警視以下三名は特別任務を拝命します。敬礼!」
三人の身を折る敬礼に一ノ瀬本部長も答礼する。
「例の如く、きみたちの流儀でやってくれて構わない。だが可及的速やかに捜査に着手してくれたまえ」
捜査経費の税金の詰まったクレジットカードを渡され、霧島がポケットに入れた。
「では、成果を期待している。以上だ」
「霧島警視以下三名、入ります」
ドアを開けて紺色のカーペットに三人は踏み出した。だが室内を見回して京哉は拍子抜けする。そこには高圧的な政府の役人も悲愴な顔をした議員先生も、鉄面皮の陸上自衛隊幹部もおらず、ただ一ノ瀬本部長だけが三人掛けソファの真ん中に座っていたからだ。
「やあ、忙しいのに呼び立てして悪いねえ。まあ座ってくれたまえ」
勧められて向かいの三人掛けソファに霧島、京哉、小田切の順に腰掛ける。階級を無視した順番だったがこれが一番揉めずに済むのだ。すぐに内扉が開いて制服婦警が全員にコーヒーを配ると退する。その間に京哉は一ノ瀬本部長を眺めた。
階級は警視監、巡査部長の京哉から数えればじつに六階級上の雲上人だ。だが特別任務などでたびたび呼び出され、とっくに慣れた上に緊張するのに飽きている。
そのロクでもない任務に笑顔で蹴り落としてくれる一ノ瀬本部長の身長は京哉くらいだったが、体重は霧島二人分で足りるかどうか。特注したのだろう制服の前ボタンは弾け飛ぶ寸前で、黒々とした髪をぺったりと撫でつけている様子はまるきり幕下力士のようである。
だがこれでも暗殺反対派の急先鋒だった人物で、メディアを利用した世論操作を大の得意とする、なかなかに侮りがたい切れ者なのだ。
「昨日の客が土産にくれたコーヒーだ。冷めないうちに飲んでくれ」
言いながら一ノ瀬本部長はスティックシュガーを三本もコーヒーにぶち込み、スプーンで掻き混ぜると口をつけて半分ほどを一気に飲む。それを見ていた霧島が言った。
「本部長。機捜は現在悪性感冒に侵され非常事態です。用件を早く仰って頂きたい」
丸い頬に微笑みを浮かべて一ノ瀬本部長はテノールで告げる。
「分かった。では霧島警視と鳴海巡査部長に特別任務を下す。議員連続殺害事件の犯人である『ロゼ=エヴァンジェリスタ』の行方を追い、逮捕して今後の『デザート・ローズ計画』を阻止せよ。小田切くんには例の如く隊長不在の機捜を預かって貰う」
三人はボーッと固まった。食後ということもあり、意味の分からない単語ばかりで脳ミソに染み込んでこなかったのだ。ふっと息をつくと霧島が再び口を開く。
「おっしゃる意味が分からないのは、私の不徳の致す処なのでしょうか?」
「そうじゃないから安心してくれたまえ。わたしも昨日、森本議員から聞いた時は、きみたちと同じ反応をしたからね。ところで霧島くんは中東と南米に視察旅行に行って病死した与党の谷山議員と中川議員を知っているかね?」
「はい。二人の議員が視察旅行先で死亡したニュースは見ております」
「じつは彼らは病死ではない。しけ込んだ怪しいホテルで殺されたのだよ」
場所も悪ければ殺されたシチュエーションも最悪だった。死んだ議員自身にはもう何も関係ないとはいえ、残された選挙区を自党の人材で再び埋めるためにはスキャンダルは禁物である。
そこで同行していた秘書らが党の上層部の指示を仰ぎ、現地警察をカネで黙らせて病死ということにしたのだという。
「そしてその怪しいホテルの宿泊カードに書かれていた名前が『ロゼ=エヴァンジェリスタ』であり、殺された議員の枕元には『Desert Rose』なるメッセージの書かれたカードが残されていたという訳だ。これで大筋は見えてきたかね?」
「もう一声、お願いできますか?」
「ああ、そうそう。大事なことを言い忘れていた。殺された議員二名の共通点は『プラーグにおける暫定政権否認派』ということだ」
「ふむ、プラーグですか」
切れ長の目を少し和ませて霧島は京哉を見る。京哉も以前の特別任務で訪れたアフリカ大陸にある小国プラーグのことを思い出していた。正確には思い出したのはそこで出会った反政府武装勢力と呼ばれた仲間たちである。
二人は彼らと共に戦い、前政権を倒してクーデターを成功させたのだ。
そこで一ノ瀬本部長がロウテーブルの下から青い鉱物を取り出して置いた。
直径十センチくらいで蒼炎色をした鉱物は薄い玻璃の花弁を重ねたように美しい。砂の花と呼ばれるそれは、砂漠しかないプラーグが唯一産出する民の宝だった。
この砂の花をプラーグの民は掘り続けて隣国ユベルへ、ユベルを介して某大国へと輸出して僅かながら外貨を稼ぎ、貧しいながらも生き存えてきたのだ。
「でもその救済システムを僕らが壊しちゃったんですよね」
「この砂の花が一片の価値もない、ただの石くれだったとはな」
当初二人は反政府武装勢力と呼ばれた彼らの指導者を殺せという某大国からの依頼による特別任務でプラーグに赴き、反政府武装勢力の一グループに潜入した。それがいつのまにか真の仲間となり、恐怖政治を敷いていた旧政権を打倒せしめたのだ。
そして彼らは新政府代表を名乗り、あまりに貧しい国民を救うため『価値ある砂の花』の買い取り額を引き上げるよう隣国ユベルに要求した。だが返答はあまりに冷酷だった。
国連が設置する新政府への帰順を迫った上で武装解除に従わない場合は『何の価値もない砂の花』の買い取りを永久に停止するという通牒だったのだ。
そう、砂の花には一片の価値もなかった。某大国は砂以外に何もないプラーグに援助する口実として無価値の砂の花を買い上げ続けていたのである。
「でもあれから徹底抗戦したみんなが生きてるなんて思わなかったですよね」
「全国民の署名で立ち上げた選挙管理委員会の選挙に獄中出馬していたとはな」
「けど選挙管理委員会の設置も大統領選への出馬も霧島警視が唆したんでしょう? お蔭で見事に当選して新大統領ハミッシュ=マクギャリーの誕生ですもんね」
「実現は賭けだったが砂漠の民はしぶといな。だが『暫定政権否認派』がいるということは未だ国際社会はハミッシュたちを新政権として認めていないということか」
「じゃあ予定していた国連主導の砂漠の灌漑事業も進んでいないんでしょうか?」
「おそらくな。しかし無価値とはいえ砂の花が『白金族元素その他レアメタルの埋蔵を示唆する物質』と知れた以上は、国連も企業誘致のために灌漑事業を推し進めたい筈なのだがな」
白金族元素とはプラチナやイリジウムにパラジウムなどの貴金属だ。
「そもそも採掘の主導権を握るために某大国は反政府武装勢力を炙り出して一掃を狙った訳だが、それが一致団結して新政権を樹立してしまったのは誤算だっただろう」
「ハミッシュたちも国民のために、採掘主導権は渡せないでしょうしね」
「そこにきて暫定政権否認派を連続で殺る『デザート・ローズ計画』か」
ふいに手を打つ音が響いて霧島と京哉は我に返った。一ノ瀬本部長は苦笑し、置き去りの小田切は目を瞬かせている。だが一ノ瀬本部長の笑みは満足そうでもあった。
「そういった事情を知るきみたちを指名したのだ。分かってくれたかね?」
頷いた霧島が鋭い号令を掛ける。反射的に残る二人も立ち上がった。
「気を付け、敬礼! 霧島警視以下三名は特別任務を拝命します。敬礼!」
三人の身を折る敬礼に一ノ瀬本部長も答礼する。
「例の如く、きみたちの流儀でやってくれて構わない。だが可及的速やかに捜査に着手してくれたまえ」
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