10 / 53
第10話
しおりを挟む
「どうした、ユーリン。何があったのか話せるか?」
「霧島さん、鳴海さん。わたしは牢屋に入れられるのよね? そうよね?」
「落ち着いて、ユーリン。何処に泊まってるんですか? まずは着替えて、足の治療もしなくちゃ。何もかもそれからですよ」
簡単な英語をやっと聞き取った京哉に肩を抱かれ、ユーリンは借りたハンカチで涙を拭くと顎のラインで切り揃えた黒髪の乱れを直した。
やや落ち着いたのを見取って霧島が促し、ハンドバッグの中身が散っている地点まで戻る。散乱したものを霧島がバッグに押し込んで京哉に持たせた。そして霧島はユーリンの前でしゃがむ。
「その足では痛むだろう。ほら、負ぶってやる」
滑らかな霧島の英語にも落ち着かされたか素直にユーリンは霧島に背負われた。だがユーリンはまだ十七、八歳の筈で、あどけない彼女が犯した罪を考えれば心は痛みプラーグの仲間が知ればどんなに嘆くだろうと霧島も京哉も暗澹たる思いだった。
それでも罪は償わせねばならない。ここは日本で二人は日本の警察官である。
「霧島さんと鳴海さんは国連の仕事をしてるんじゃなかったの?」
「本業はこの国の警察官だ」
「そう。捕まえてくれたのが貴方たちで良かった」
二人の重苦しい気分を知らずか、ユーリンは霧島の背で安堵の溜息をついた。
ハイヒールを拾って元の場所まで戻ると黒塗りは消えていた。白いセダンの運転は霧島で助手席に京哉、後部座席にユーリンが乗り込む。走り出す前に霧島が訊いた。
「ユーリン、あんたは何処に泊まっているんだ?」
「コンスタンスホテルに」
「ふむ。白藤市駅近く、ここからなら二十分くらいだな」
ビジネスホテルに着くまでの間、様々な想いを巡らせて誰もが寡黙だった。
ホテルの部屋に着くと霧島と京哉の立ち会いの許でユーリンは僅かな荷物を粗末な布のショルダーバッグに詰め込み、フロントでチェックアウトをした。
再び乗り込んだ白いセダンの中でユーリンは片言の日本語で訊いてきた。
「警察で取り調べされるの?」
運転中ながら霧島は京哉と顔を見合わせ、溜息混じりに返答する。
「先のことは分からん。だがまずは事情を知りたい」
「じゃあ何処に行くのかしら?」
「男二人の住処で悪いが私たちのマンションに向かう。了解か?」
ルームミラーの中でユーリンは頷いた。
やがて真城市内の月極駐車場で白いセダンを降りた霧島と京哉はユーリンをつれ、コンビニのサンチェーンで夜食を買い込んでからマンションの五〇一号室に帰り着いた。
玄関でユーリンが脱いだ靴はハイヒールではなく、砂漠の砂が入り込むのを防ぐ実用一点張りのショートブーツだった。上がったユーリンは室内を見回す。
「すごい所に住んでるのね」
「この日本ではすごくない。プラーグから来たのでは、そう感じるだろうがな」
「そう。わたし、十日前に日本便の飛行機に乗った時からカルチャーショックの連続だったもの。何処もすごく綺麗で……でも綺麗だけど何処か冷たい。人をお金で買うなんて」
「そうか。とにかくまずはあんたの着替えと足の治療だ」
エアコンと電気ポットのスイッチを入れ、霧島と京哉がショルダーホルスタなどの装備を解くと、鍵の掛かるバスルームでユーリンを着替えさせた。出てきたユーリンはシャツに作業服のような上下を身に着けていて、男二人はまたプラーグの仲間を思い出す。
「そうだ、足の治療でしたね。救急箱持ってきます」
キッチンの椅子にユーリンを座らせると、血の滲んだつま先を京哉は丁寧に消毒してから傷薬を塗って酷い箇所は絆創膏を貼ってやった。結構痛そうだが自業自得だ。
「ありがとう、鳴海さん」
「もう無茶したらだめですからね」
男二人も椅子に着席し霧島が淹れたインスタントコーヒーの熱いマグカップが行き渡ると、これでようやく落ち着いて話ができる態勢が整ったらしかった。
「ユーリン、あんたがロゼ=エヴァンジェリスタで間違いないんだな?」
「……ええ」
「プラーグを出てからここまでのことを、順を追って話して貰えるか?」
コーヒーをひとくち飲んだユーリンはこくりと頷いた。ここからユーリンは慣れた英語で話し、霧島が京哉とユーリンに双方向通訳をすることになった。
「仲間から資金とターゲットの情報を貰って、プラーグ空港を出たのは十日前だったわ。翌日には日本に着いて情報通り真っ直ぐカレイドに見習いで入ったの。外国人のお客さんが多くなってきたからって、英語ができることで採用して貰えたのよ」
新たな世界を知った喜びを思い出しているようで、ユーリンは頬を紅潮させている。
「でも嬉しかったのは最初だけだったわ。必死で勉強してきた日本語は殆ど通じなかったし、何もかも勝手が分からなくて、おまけにホステス教育は厳しくて何度も泣きそうになったわ。ハイヒールはまるで拷問みたいだし」
それでも立ち居振る舞いや化粧の仕方を教わり、更に客に提供する話題として様々な雑学まで勉強させられ店に出られるようになったのが一昨日の夜だったという。
だが二日間は見習いで飲食物を運ぶだけ、初めて客の前で接待するのを許されたのが、やっと今晩のことだった。そこで丁度やってきた池野議員に初々しさを見初められ、首尾良く声をかけられて私邸に誘われた矢先に霧島と京哉が現れたのだった。
そこまで黙って聞いていた京哉が眉をひそめて訊く。
「直截的で悪いけど、ユーリンは躰を売ってまで目的を果たす気だったんですか?」
「躰なんか売らないわ。今頃ターゲットは睡眠薬が効いて眠ってる筈よ。カレイドで飲んだ最後の一杯に仲間から預かってた睡眠薬を混ぜておいたもの」
「睡眠薬を使い、寝込みを襲って殺そうとしたのか?」
瞬間、鋭くなった霧島の灰色の目をユーリンは青い目でまじまじと見返した。
「殺すなんて……池野議員の屋敷に『ロゼ』の名前と、本人の枕元にメッセージカードを置いてくるつもりだったのだけれど。『Desert Rose』のカードよ」
「その『デザート・ローズ計画』は着々と進んでいるのだろう? 中東では谷山議員を、南米で中川議員を殺しておいて、三人目のプラーグ暫定政権否認派である池野議員に限ってメッセージカードとロゼの名前のみとは言い訳にもならんぞ」
それを聞いたユーリンの顔色がみるみる白くなる。
「中東に南米って……まさかエリンとサラが……嘘でしょう?」
そこまで言って絶句したユーリンに京哉が助け船を出した。
「九日前に日本に入国して、後はずっとユーリンは日本から出てないんですか?」
「目が回るくらい忙しくて、それに用もなかったもの」
「じゃあ、中東と南米に現れた『ロゼ』は偽者?」
「ううん、わたしの『ロゼ』もエリンとサラの『ロゼ』も本物よ。わたしのロゼは池野議員を脅すのが任務だったけど、エリンとサラのロゼは本当に殺しちゃったの?」
「ちょっと待て。誰それの『ロゼ』ということは、ロゼは複数いるということか?」
「そうよ。送り出されたロゼは知る限りではわたしを含めて三人。ロゼ=エヴァンジェリスタっていうのは、新政権否認派を脅す作戦のシンボル的な名前なの」
なるほど、これで四日前に中東と南米で『ロゼ』による殺人が同時に起きた謎が解けた訳だ。そう京哉が考えているうちに暢気にユーリンはコーヒーを飲みながら事情をするすると喋っていた。
「霧島さん、鳴海さん。わたしは牢屋に入れられるのよね? そうよね?」
「落ち着いて、ユーリン。何処に泊まってるんですか? まずは着替えて、足の治療もしなくちゃ。何もかもそれからですよ」
簡単な英語をやっと聞き取った京哉に肩を抱かれ、ユーリンは借りたハンカチで涙を拭くと顎のラインで切り揃えた黒髪の乱れを直した。
やや落ち着いたのを見取って霧島が促し、ハンドバッグの中身が散っている地点まで戻る。散乱したものを霧島がバッグに押し込んで京哉に持たせた。そして霧島はユーリンの前でしゃがむ。
「その足では痛むだろう。ほら、負ぶってやる」
滑らかな霧島の英語にも落ち着かされたか素直にユーリンは霧島に背負われた。だがユーリンはまだ十七、八歳の筈で、あどけない彼女が犯した罪を考えれば心は痛みプラーグの仲間が知ればどんなに嘆くだろうと霧島も京哉も暗澹たる思いだった。
それでも罪は償わせねばならない。ここは日本で二人は日本の警察官である。
「霧島さんと鳴海さんは国連の仕事をしてるんじゃなかったの?」
「本業はこの国の警察官だ」
「そう。捕まえてくれたのが貴方たちで良かった」
二人の重苦しい気分を知らずか、ユーリンは霧島の背で安堵の溜息をついた。
ハイヒールを拾って元の場所まで戻ると黒塗りは消えていた。白いセダンの運転は霧島で助手席に京哉、後部座席にユーリンが乗り込む。走り出す前に霧島が訊いた。
「ユーリン、あんたは何処に泊まっているんだ?」
「コンスタンスホテルに」
「ふむ。白藤市駅近く、ここからなら二十分くらいだな」
ビジネスホテルに着くまでの間、様々な想いを巡らせて誰もが寡黙だった。
ホテルの部屋に着くと霧島と京哉の立ち会いの許でユーリンは僅かな荷物を粗末な布のショルダーバッグに詰め込み、フロントでチェックアウトをした。
再び乗り込んだ白いセダンの中でユーリンは片言の日本語で訊いてきた。
「警察で取り調べされるの?」
運転中ながら霧島は京哉と顔を見合わせ、溜息混じりに返答する。
「先のことは分からん。だがまずは事情を知りたい」
「じゃあ何処に行くのかしら?」
「男二人の住処で悪いが私たちのマンションに向かう。了解か?」
ルームミラーの中でユーリンは頷いた。
やがて真城市内の月極駐車場で白いセダンを降りた霧島と京哉はユーリンをつれ、コンビニのサンチェーンで夜食を買い込んでからマンションの五〇一号室に帰り着いた。
玄関でユーリンが脱いだ靴はハイヒールではなく、砂漠の砂が入り込むのを防ぐ実用一点張りのショートブーツだった。上がったユーリンは室内を見回す。
「すごい所に住んでるのね」
「この日本ではすごくない。プラーグから来たのでは、そう感じるだろうがな」
「そう。わたし、十日前に日本便の飛行機に乗った時からカルチャーショックの連続だったもの。何処もすごく綺麗で……でも綺麗だけど何処か冷たい。人をお金で買うなんて」
「そうか。とにかくまずはあんたの着替えと足の治療だ」
エアコンと電気ポットのスイッチを入れ、霧島と京哉がショルダーホルスタなどの装備を解くと、鍵の掛かるバスルームでユーリンを着替えさせた。出てきたユーリンはシャツに作業服のような上下を身に着けていて、男二人はまたプラーグの仲間を思い出す。
「そうだ、足の治療でしたね。救急箱持ってきます」
キッチンの椅子にユーリンを座らせると、血の滲んだつま先を京哉は丁寧に消毒してから傷薬を塗って酷い箇所は絆創膏を貼ってやった。結構痛そうだが自業自得だ。
「ありがとう、鳴海さん」
「もう無茶したらだめですからね」
男二人も椅子に着席し霧島が淹れたインスタントコーヒーの熱いマグカップが行き渡ると、これでようやく落ち着いて話ができる態勢が整ったらしかった。
「ユーリン、あんたがロゼ=エヴァンジェリスタで間違いないんだな?」
「……ええ」
「プラーグを出てからここまでのことを、順を追って話して貰えるか?」
コーヒーをひとくち飲んだユーリンはこくりと頷いた。ここからユーリンは慣れた英語で話し、霧島が京哉とユーリンに双方向通訳をすることになった。
「仲間から資金とターゲットの情報を貰って、プラーグ空港を出たのは十日前だったわ。翌日には日本に着いて情報通り真っ直ぐカレイドに見習いで入ったの。外国人のお客さんが多くなってきたからって、英語ができることで採用して貰えたのよ」
新たな世界を知った喜びを思い出しているようで、ユーリンは頬を紅潮させている。
「でも嬉しかったのは最初だけだったわ。必死で勉強してきた日本語は殆ど通じなかったし、何もかも勝手が分からなくて、おまけにホステス教育は厳しくて何度も泣きそうになったわ。ハイヒールはまるで拷問みたいだし」
それでも立ち居振る舞いや化粧の仕方を教わり、更に客に提供する話題として様々な雑学まで勉強させられ店に出られるようになったのが一昨日の夜だったという。
だが二日間は見習いで飲食物を運ぶだけ、初めて客の前で接待するのを許されたのが、やっと今晩のことだった。そこで丁度やってきた池野議員に初々しさを見初められ、首尾良く声をかけられて私邸に誘われた矢先に霧島と京哉が現れたのだった。
そこまで黙って聞いていた京哉が眉をひそめて訊く。
「直截的で悪いけど、ユーリンは躰を売ってまで目的を果たす気だったんですか?」
「躰なんか売らないわ。今頃ターゲットは睡眠薬が効いて眠ってる筈よ。カレイドで飲んだ最後の一杯に仲間から預かってた睡眠薬を混ぜておいたもの」
「睡眠薬を使い、寝込みを襲って殺そうとしたのか?」
瞬間、鋭くなった霧島の灰色の目をユーリンは青い目でまじまじと見返した。
「殺すなんて……池野議員の屋敷に『ロゼ』の名前と、本人の枕元にメッセージカードを置いてくるつもりだったのだけれど。『Desert Rose』のカードよ」
「その『デザート・ローズ計画』は着々と進んでいるのだろう? 中東では谷山議員を、南米で中川議員を殺しておいて、三人目のプラーグ暫定政権否認派である池野議員に限ってメッセージカードとロゼの名前のみとは言い訳にもならんぞ」
それを聞いたユーリンの顔色がみるみる白くなる。
「中東に南米って……まさかエリンとサラが……嘘でしょう?」
そこまで言って絶句したユーリンに京哉が助け船を出した。
「九日前に日本に入国して、後はずっとユーリンは日本から出てないんですか?」
「目が回るくらい忙しくて、それに用もなかったもの」
「じゃあ、中東と南米に現れた『ロゼ』は偽者?」
「ううん、わたしの『ロゼ』もエリンとサラの『ロゼ』も本物よ。わたしのロゼは池野議員を脅すのが任務だったけど、エリンとサラのロゼは本当に殺しちゃったの?」
「ちょっと待て。誰それの『ロゼ』ということは、ロゼは複数いるということか?」
「そうよ。送り出されたロゼは知る限りではわたしを含めて三人。ロゼ=エヴァンジェリスタっていうのは、新政権否認派を脅す作戦のシンボル的な名前なの」
なるほど、これで四日前に中東と南米で『ロゼ』による殺人が同時に起きた謎が解けた訳だ。そう京哉が考えているうちに暢気にユーリンはコーヒーを飲みながら事情をするすると喋っていた。
0
あなたにおすすめの小説
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる