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第14話(BL特有シーン・回避可)
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「結構飲んだか? 顔が赤いぞ」
「でもこれくらいは平気ですよ。シャワーに行きますか?」
本部の建物の中に割り当てられた二十六号室だった。酒盛りを切り上げてここにくると既に二十二時過ぎで、部屋は本当に二段ベッドと洗面台がひとつきりの、フリースペースが殆どない部屋だった。自家発電の蛍光灯が時折チカチカと瞬く。
だがこんな所でロックの掛かる二人部屋は思ってもみない有難さだ。
ベッドの毛布の上にはパッキングされたTシャツと下着が二揃い置いてある。
「意外ですよね。食事といい、これだけの立派な施設にこの待遇といい」
「援助物資を分捕る能力に長けた上がいるのかも知れん」
「それとも『何か』で外貨でも稼いでいるのか、ってとこでしょうか」
「それも気になるが、まずはソーティ前にお前はヘリの操縦をマスターせんとな」
二人は二段ベッドの下段から腰を上げると一度全てのものを脱いだ。支給された真新しいTシャツと下着に着替えると制服のスラックスを身に着ける。ワイシャツなどの洗濯物を手にして部屋を出た。薄暗い廊下を歩いて共用フロアのシャワールームに辿り着く。
まずは洗濯乾燥機に二人分の洗濯物を入れスイッチを押してから幾つも並んだ狭いブースで服を脱ぐとシャワーを浴びた。ここでも薄いシャンプーで全身を洗う。
先に出た霧島は京哉を待った。こんな所で独りにするのは危ない。
出てきた京哉と一緒に洗濯乾燥機が止まるのを待ちながら、これも意外ながら設置されていた自動販売機で冷たいコーヒーを買って飲む。灰皿を見つけ京哉は一服だ。
まもなく洗濯も乾燥が終わり衣服を抱えた京哉と霧島は二十六号室に戻る。
まだ温かいワイシャツを丁寧に畳みながら京哉が呟いた。
「僕が自分以外に三人の命を背負うなんて」
「怖いのか?」
「当たり前でしょう。でも……傍にいてくれますよね?」
「それこそ当たり前だ。バディでパートナーなんだ。いつでも何処でも私はお前の傍にいるからな。一生、どんなものでも一緒に見てゆくと誓っただろう?」
洗濯物を畳み終えベッドの上段に制服や銃と揃えて置いた京哉は、ベッドの下段に座って立ったままの霧島の腰に腕を回した。薄いTシャツの引き締まった腹に、逞しい胸に指を這わせる。そしてスラックスの前にそっと口づけた。
さらりとした京哉の黒髪を撫でながら霧島はもう吐息を荒くしてしまう。
「うっ、く……そんなことをすると我慢できなくなるぞ」
「我慢なんかしないで下さい」
蛍光灯が隠れなく照らし出す中、影になった狭い二段ベッドの下段に霧島は京哉を押し倒した。唇を奪った霧島は京哉の歯列を割り舌を絡め、唾液を吸い取って届く限りの口中を蹂躙する。その間も着衣のまま細く華奢な躰に全身を擦りつけていた。
「んんっ……ん、っん……はあっ、忍さん」
こちらも荒い息をつく京哉の手が霧島のTシャツに掛かる。滑らかな象牙色の素肌を乞い求めて裾から指が侵入した。
もどかしげな動きで強引にまさぐろうとするのを留め、霧島は潔く全てを脱いで晒した。堂々とした躰は既に熱く変化し反り返らせている。
その揺れもしないほど張り詰めたものを見て京哉は思わず息を呑んだ。
「京哉、お前も脱げ。制服が汚れるぞ」
「そんなに僕を汚してくれるんですか?」
「ああ、それが望みならな」
素直に京哉も衣服をするりと取り去った。生まれたままの姿で躰を重ね合うと慣れた肌がしっとりと馴染む。ゆっくり掛けられる重みに京哉は安堵の溜息を洩らした。
「すごい、忍さん。触ってるだけで僕の全部を溶かしちゃう。魔法みたい」
「魔法か。お前こそすごいぞ、私をこんなに執着させた人間はお前だけだからな」
そう言った霧島は見上げてくる澄んだ黒い瞳に情欲が湛えられているのを目にして止めようもない衝動が湧き上がるのを感じる。愛しすぎて己を抑えきれなかった。
素早く自分の指を舐め、たっぷりと唾液で濡らすとその指で京哉の脚の間から後ろを探る。いきなりの挿入にビクリと細い躰が揺れた。
「京哉、京哉……お前を目茶苦茶にしたくて堪らない!」
「あっ、ふ……いいですよ、僕を引き裂いて!」
駆け引きではない本気の懇願に理性が吹き飛んだ。思考が真っ白にスパークする。
殆ど馴らさないままに指を抜かれ、両脚を押し開かれた京哉は見上げた年上の愛し人の切なくも狂おしいまでに情欲を湛えた灰色の目に誘われ、自ら何もかもが露わなあられもない姿態をとった。
「忍さん、しの、ぶさ、あ、ああ……はあっ……あぅんっ!」
あてがわれた熱い霧島は先端のぬめりだけを助けに、まさに引き裂くように京哉に押し入ってきた。捩じ込まれた灼熱の楔に京哉は一瞬、気が遠くなる。
軋ませるように細い躰を貫かれ縫い止められて身動きひとつ叶わない。殆ど馴らさないままの入り口は霧島を思い切り締め上げていた。粘膜だって殆どぬるんでいない。
これでは霧島だって痛いに決まっている。京哉も突き抜けるような痛みが引かず、動けないのだ。ただ互いの痛みを感じ、殆ど乾いたままで挿れられた衝撃を京哉は味わう。だが京哉はこれをこそ望んでいたような気がして独り納得していた。
「くうっ……すまん、京哉。くそう、何で私はこんなにお前を、京哉!」
その悲痛にも思える声で思考に耽っていた心が呼び戻され、初めから激しすぎる腰の突き上げで京哉の意識が遠のいた。
幾度も躰を揺らされ、そのたびに鋭い痛みを感じながら、それでも霧島の巧みすぎる抽挿入から湧き起る強すぎる快感に、勝手に口は喘ぎを洩らす。
いや、既にそれは喘ぎというより悲鳴に近かった。
「あぅんっ! 忍さん……ああっ、はぅんっ!」
暴風雨のような攻めが続いた。
同時に一度達し、たっぷりと体内を濡らされて滑りが良くなり、京哉の側も細い腰を前後させ始める。奥まで届かせ押し付けられて灰色の目に頷かれ淫らに腰を蠢かせた。
先端を刺激してやると更に霧島の征服欲を煽ったらしく、その目の表情が変わる。途端に先程より激しく攻められた。
思い切り擦過し、捩っては抉り、突き破りそうに貫く。もう京哉は自分から何かをしてやることなどできない。
抜かないまま二度、霧島が自分の中に放ったことは京哉にも分かっていた。一緒に京哉も零したが脱力した躰を前に、それでも霧島は許さない。
飢えた獣が貪り尽くすかのように、京哉の華奢な躰を蹂躙する。
いつしか何度いかされたのかすら京哉は分からなくなっていた。たびたび意識も途切れては強烈な快感で引き戻される。もう予兆もなく少量の薄い雫を零した。
とっくに躰はドロドロに汚されている。そんな身を霧島は容赦なく攻め立てては溢れさせ、引き抜いては白い躰に迸らせた。
華奢で細い躰を返させ腹の下に毛布を突っ込み背後から突き入れる。粘膜を引き裂きそうなくらい執拗に擦っては抉った。
こんなに濡らされているのに京哉が再び痛みを覚えるほどの激烈な攻めは、同時に耐え難いまでの激烈な快感をもたらす。
もう京哉は喘ぎも洩らせず、ただただ霧島の激情を受け止めるだけで必死だった。快感が閾値を超えそうだ。
「すまん、すまない、京哉……京哉、ああ……こんなにしてしまった、京哉!」
「……い、い……すき、な、だけ」
絞り出した声が届いたのか分からないまま、軽く身を返されのしかかられる。躰同士を擦り合わされ互いの身が妙にべたついているのに京哉は気付いた。
溢れたものでも掛けられたものでもなく、もっと粘り気のある……非常に匂いに敏感な京哉は錆臭さを嗅いで自分の躰の状態をやや把握する。
しかしそこで容赦なく叩きつけるかのように激しく腰を前後され、堪らない快感を得ながらもすっと血の気が引いた。
このまま思い切り霧島をいかせたい、もっと悦ばせたい想いで両手を伸ばし、広い背に抱きついた。爪を立てて意識を繋ぎ留めようとするが血の気は引いてゆくばかりで冷や汗が流れる。出血からではなく激し過ぎる快感に躰が驚いたのだろう。
そう考えたところまでが限界で京哉は完全に快感の渦に意識を蕩かし、白い闇に身を沈ませていった――。
「でもこれくらいは平気ですよ。シャワーに行きますか?」
本部の建物の中に割り当てられた二十六号室だった。酒盛りを切り上げてここにくると既に二十二時過ぎで、部屋は本当に二段ベッドと洗面台がひとつきりの、フリースペースが殆どない部屋だった。自家発電の蛍光灯が時折チカチカと瞬く。
だがこんな所でロックの掛かる二人部屋は思ってもみない有難さだ。
ベッドの毛布の上にはパッキングされたTシャツと下着が二揃い置いてある。
「意外ですよね。食事といい、これだけの立派な施設にこの待遇といい」
「援助物資を分捕る能力に長けた上がいるのかも知れん」
「それとも『何か』で外貨でも稼いでいるのか、ってとこでしょうか」
「それも気になるが、まずはソーティ前にお前はヘリの操縦をマスターせんとな」
二人は二段ベッドの下段から腰を上げると一度全てのものを脱いだ。支給された真新しいTシャツと下着に着替えると制服のスラックスを身に着ける。ワイシャツなどの洗濯物を手にして部屋を出た。薄暗い廊下を歩いて共用フロアのシャワールームに辿り着く。
まずは洗濯乾燥機に二人分の洗濯物を入れスイッチを押してから幾つも並んだ狭いブースで服を脱ぐとシャワーを浴びた。ここでも薄いシャンプーで全身を洗う。
先に出た霧島は京哉を待った。こんな所で独りにするのは危ない。
出てきた京哉と一緒に洗濯乾燥機が止まるのを待ちながら、これも意外ながら設置されていた自動販売機で冷たいコーヒーを買って飲む。灰皿を見つけ京哉は一服だ。
まもなく洗濯も乾燥が終わり衣服を抱えた京哉と霧島は二十六号室に戻る。
まだ温かいワイシャツを丁寧に畳みながら京哉が呟いた。
「僕が自分以外に三人の命を背負うなんて」
「怖いのか?」
「当たり前でしょう。でも……傍にいてくれますよね?」
「それこそ当たり前だ。バディでパートナーなんだ。いつでも何処でも私はお前の傍にいるからな。一生、どんなものでも一緒に見てゆくと誓っただろう?」
洗濯物を畳み終えベッドの上段に制服や銃と揃えて置いた京哉は、ベッドの下段に座って立ったままの霧島の腰に腕を回した。薄いTシャツの引き締まった腹に、逞しい胸に指を這わせる。そしてスラックスの前にそっと口づけた。
さらりとした京哉の黒髪を撫でながら霧島はもう吐息を荒くしてしまう。
「うっ、く……そんなことをすると我慢できなくなるぞ」
「我慢なんかしないで下さい」
蛍光灯が隠れなく照らし出す中、影になった狭い二段ベッドの下段に霧島は京哉を押し倒した。唇を奪った霧島は京哉の歯列を割り舌を絡め、唾液を吸い取って届く限りの口中を蹂躙する。その間も着衣のまま細く華奢な躰に全身を擦りつけていた。
「んんっ……ん、っん……はあっ、忍さん」
こちらも荒い息をつく京哉の手が霧島のTシャツに掛かる。滑らかな象牙色の素肌を乞い求めて裾から指が侵入した。
もどかしげな動きで強引にまさぐろうとするのを留め、霧島は潔く全てを脱いで晒した。堂々とした躰は既に熱く変化し反り返らせている。
その揺れもしないほど張り詰めたものを見て京哉は思わず息を呑んだ。
「京哉、お前も脱げ。制服が汚れるぞ」
「そんなに僕を汚してくれるんですか?」
「ああ、それが望みならな」
素直に京哉も衣服をするりと取り去った。生まれたままの姿で躰を重ね合うと慣れた肌がしっとりと馴染む。ゆっくり掛けられる重みに京哉は安堵の溜息を洩らした。
「すごい、忍さん。触ってるだけで僕の全部を溶かしちゃう。魔法みたい」
「魔法か。お前こそすごいぞ、私をこんなに執着させた人間はお前だけだからな」
そう言った霧島は見上げてくる澄んだ黒い瞳に情欲が湛えられているのを目にして止めようもない衝動が湧き上がるのを感じる。愛しすぎて己を抑えきれなかった。
素早く自分の指を舐め、たっぷりと唾液で濡らすとその指で京哉の脚の間から後ろを探る。いきなりの挿入にビクリと細い躰が揺れた。
「京哉、京哉……お前を目茶苦茶にしたくて堪らない!」
「あっ、ふ……いいですよ、僕を引き裂いて!」
駆け引きではない本気の懇願に理性が吹き飛んだ。思考が真っ白にスパークする。
殆ど馴らさないままに指を抜かれ、両脚を押し開かれた京哉は見上げた年上の愛し人の切なくも狂おしいまでに情欲を湛えた灰色の目に誘われ、自ら何もかもが露わなあられもない姿態をとった。
「忍さん、しの、ぶさ、あ、ああ……はあっ……あぅんっ!」
あてがわれた熱い霧島は先端のぬめりだけを助けに、まさに引き裂くように京哉に押し入ってきた。捩じ込まれた灼熱の楔に京哉は一瞬、気が遠くなる。
軋ませるように細い躰を貫かれ縫い止められて身動きひとつ叶わない。殆ど馴らさないままの入り口は霧島を思い切り締め上げていた。粘膜だって殆どぬるんでいない。
これでは霧島だって痛いに決まっている。京哉も突き抜けるような痛みが引かず、動けないのだ。ただ互いの痛みを感じ、殆ど乾いたままで挿れられた衝撃を京哉は味わう。だが京哉はこれをこそ望んでいたような気がして独り納得していた。
「くうっ……すまん、京哉。くそう、何で私はこんなにお前を、京哉!」
その悲痛にも思える声で思考に耽っていた心が呼び戻され、初めから激しすぎる腰の突き上げで京哉の意識が遠のいた。
幾度も躰を揺らされ、そのたびに鋭い痛みを感じながら、それでも霧島の巧みすぎる抽挿入から湧き起る強すぎる快感に、勝手に口は喘ぎを洩らす。
いや、既にそれは喘ぎというより悲鳴に近かった。
「あぅんっ! 忍さん……ああっ、はぅんっ!」
暴風雨のような攻めが続いた。
同時に一度達し、たっぷりと体内を濡らされて滑りが良くなり、京哉の側も細い腰を前後させ始める。奥まで届かせ押し付けられて灰色の目に頷かれ淫らに腰を蠢かせた。
先端を刺激してやると更に霧島の征服欲を煽ったらしく、その目の表情が変わる。途端に先程より激しく攻められた。
思い切り擦過し、捩っては抉り、突き破りそうに貫く。もう京哉は自分から何かをしてやることなどできない。
抜かないまま二度、霧島が自分の中に放ったことは京哉にも分かっていた。一緒に京哉も零したが脱力した躰を前に、それでも霧島は許さない。
飢えた獣が貪り尽くすかのように、京哉の華奢な躰を蹂躙する。
いつしか何度いかされたのかすら京哉は分からなくなっていた。たびたび意識も途切れては強烈な快感で引き戻される。もう予兆もなく少量の薄い雫を零した。
とっくに躰はドロドロに汚されている。そんな身を霧島は容赦なく攻め立てては溢れさせ、引き抜いては白い躰に迸らせた。
華奢で細い躰を返させ腹の下に毛布を突っ込み背後から突き入れる。粘膜を引き裂きそうなくらい執拗に擦っては抉った。
こんなに濡らされているのに京哉が再び痛みを覚えるほどの激烈な攻めは、同時に耐え難いまでの激烈な快感をもたらす。
もう京哉は喘ぎも洩らせず、ただただ霧島の激情を受け止めるだけで必死だった。快感が閾値を超えそうだ。
「すまん、すまない、京哉……京哉、ああ……こんなにしてしまった、京哉!」
「……い、い……すき、な、だけ」
絞り出した声が届いたのか分からないまま、軽く身を返されのしかかられる。躰同士を擦り合わされ互いの身が妙にべたついているのに京哉は気付いた。
溢れたものでも掛けられたものでもなく、もっと粘り気のある……非常に匂いに敏感な京哉は錆臭さを嗅いで自分の躰の状態をやや把握する。
しかしそこで容赦なく叩きつけるかのように激しく腰を前後され、堪らない快感を得ながらもすっと血の気が引いた。
このまま思い切り霧島をいかせたい、もっと悦ばせたい想いで両手を伸ばし、広い背に抱きついた。爪を立てて意識を繋ぎ留めようとするが血の気は引いてゆくばかりで冷や汗が流れる。出血からではなく激し過ぎる快感に躰が驚いたのだろう。
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