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第39話
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運転席でステアリングを握ったスティードが太い声を出した。
「お前さんらに見せたあの子たちが、この国で希望を作るか、もっとどん底に堕ちるか。そいつは今の俺たちに懸かってるんだ。俺たちだって戦闘薬の生産中止は何度も内々に打診してきたんだぜ。けど、平行線でな」
「もっと安全なクスリの合成は、他国のマフィアに売れない上に材料問題だったな」
「そういうことだ。ついては計画を詰めたい。まずは工場の構造図を――」
そう言いかけたニコルを霧島の通訳を聞いていた京哉が遮る。
「とっくに持ってます。だからニコル、貴方は小型機爆破の際にアラキバの軍部で手に入れた超高性能爆薬をもう一度入手して下さい。あとは『エアボマー』の異名を取った連続ヘリ爆破魔で専門家のナイジェル=リード軍曹を正気に戻す努力もして」
地元三人組は薄気味悪そうに京哉を見た。ニコルが振り向いて霧島に小声で囁く。
「気が強くて勘もいい嫁さん貰って、お気持ち察するに余りあるな」
「そうか? 私の妻は最高だぞ?」
涼しい顔の口調は誰が聞いても本気で、惚気られたスティードは運転中なのに諸手を挙げて天井を仰いだ。自分が惚気た自覚もない霧島はそんなスティードに訊く。
「兵舎住まいのニコルとルーカスはともかく、スティードは子持ちか?」
「そうだ。カミさん含めて五人食わせるのは結構大変なんだ。この国は軍人の頭数も多い上に駐屯地同士の敵対もある。だから給料も駐屯地の幹部連中の采配ひとつって風でな」
「状況によって固定給ではなくなるなら大変だな。この街に住んでるのか?」
「ああ、朝晩輸送トラックが出る。物資は何処も同じで乏しいが、セーフゾーンでもないコンテストエリアにしちゃ割と平和で気に入ってる。平和はカネじゃ買えん。この国じゃ何にも代えがたい貴重品だ」
そこで京哉が手を挙げて発言権を得る。
「ニコルとルーカスは誰かいないの……って、縁起でもないから、やーめた」
「ラストまで生きていたければ、ここで夢なんか語るんじゃないぞ」
途中で夢を語ると死亡フラグという、いわゆる戦争映画の法則など知らない三人が怪訝な顔をしているうちにトラックは駐屯地の裏門を通過し、補給倉庫の前で停止した。兵士がわらわらと出てきて荷を運び出し、終わるとトラックは輸送課行きだ。
霧島と京哉はスティードにルーカス、ニコルたちと第一倉庫の事務室に入る。
コーヒーを飲みながら堂々と作戦会議だ。まずはニコルが反先進諸国武装戦線メンバーのいるアラキバの駐屯地に繋ぎを取った。交渉は上手くいったようで割と簡単に高性能爆薬は手に入りそうだった。尤も戦場なのだからある所には山ほどあるのだ。
次に京哉が調べ上げ、ダウンロードしておいたアルペンハイム製薬の構造図をパソコン画面に映し出した。幸い工場内部は完全にオート化されているため殆ど無人らしい。説明を聞きつつニコルはナイジェル=リード軍曹を携帯で呼び出す。
やがてナイジェル=リード軍曹がくにゃくにゃと事務室に入ってきた。
「リード軍曹、入りまーふ。って、いったいこりゃあ、何の騒ぎっすかあ?」
(あああ、またやってるよコイツは~っ!)
と、全員が心の中で叫んだ。ナイジェルは古典的にもほどがある、液体の入ったビニール袋を手にしていた。有機溶剤の刺激臭が脱力した全員の鼻をツンとつく。
「あんぱん○ン登場ーっ」
日本語で呟いた霧島が京哉を促し、引火防止で咥えていた煙草を急いで消させた。
「大丈夫なんですか?」
柳眉をひそめた京哉も本人には訊かない。全員に見られてニコルは溜息をついた。
「ナイジェル。三日そいつを止められたら爆破させてやる」
「そっ、そいつは何処のヘリですかいっ?」
「そんなチャチなものじゃない。ここだけの話……アルペンハイム製薬の工場だ」
「マジすか!? こんなモン即、止めてみせますぜ」
一瞬前には濁りきっていた瞳が今はメダカが泳げるくらいに澄んでいた。
◇◇◇◇
「本当に大丈夫なんでしょうか?」
「お前が調べたのだろう、ヘリを連続で十七機も爆破したエアボマーの腕前は」
あれから三日が経って、五人プラス、ナイジェルというメンバーが乗ったトラックの中だった。ニコルとナイジェルは荷台で爆弾の最終点検、前席にスティードと霧島で後席にルーカスと京哉が乗っている。作戦行動が目立たないよう、今は夜中の零時前だった。
昼間の貨物便で荷物をわざとひとつだけ積み残し、慌てて取りに来たふりをする予定である。寝静まった静かな街を走るトラック内で霧島と京哉だけが喋っていた。
「確かに調べたのは僕ですけど、今度は社屋や他の工場には絶対に被害を与えちゃいけないんですよ? 人も並んでるだろうし、爆殺犯になるのはごめんですからね」
「今更だろう」
と、こちらも鉄面皮に不安を押し隠して霧島は続ける。
「それにここ二日間、ナイジェルの奴はプロの顔つきだ。あれは間違いなく本物だ」
ほどなくアルペンハイム製薬の倉庫前にトラックは着いた。降車して霧島と京哉にナイジェルの三人だけがトラックからひっそり離れる。こんな夜中に忘れ物を引き取りに来る粗忽者は他におらず、深夜零時に荷物の運び出しをする者は見当たらない。
爆破組の霧島と京哉にナイジェルは何気ない風を装ってコンクリートの地面を十数メートル歩いてから工場の敷地内にそっと立ち入った。
携帯の画面に京哉が構造図を映し出して見せようとしたが、ナイジェルは一瞥して不敵に笑い自分の側頭部をつついて見せる。もう完全に頭に入っているということらしい。
同じような工場とタンクをやり過ごし三つ目の工場でナイジェルは立ち止まった。
「こっち側は隣のプラントに影響するから拙い。横手と裏に仕掛けますぜ」
五メートルとない工場の間に入り込み、壁を細いペンライトだけで照らしながらナイジェルは上下左右を見渡す。計算し尽くし爆破装置を仕掛ける箇所を割り出しているのではなく、殆ど勘に頼っているらしい。そして適当な壁の一点を指差した。
「ひとつはここに」
だがナイジェルが計算もせず勘に頼っていても京哉と霧島は今更文句もない。京哉の狙撃にしろ霧島が本気で何か企んで膨大なファクタを組み立て始めた場合にしろ、天与の才は時に他人の目にはただの当てずっぽうに映るものだと知っているからだ。
とにかくナイジェルに指示された京哉は制服のポケットから爆弾を取り出す。直径五センチ・厚さ三センチほどの円盤状のそれを指された所に仕掛けようとした。
「ああ、だめだめ! こいつは窪んで金属板の貼ってある側が下なんだってば。モンロー効果とノイマン効果で穿孔力が増して、そこで内側から発生した爆轟波で超高性能爆薬が噴き出して、メタルジェットが工場内部を……」
「ナイジェル、能書きはいいから貴方がやって下さい」
「はいはい。ううっ、ゾクゾクするねぇ、久しぶりだぜ、この感触は」
円盤を瞬間接着剤で貼り付けると、また歩いてポイントを探す。
そうして工場に計六ヶ所、タンクのひとつに四ヶ所の爆薬を仕掛け終え、また何気ない風を装って貨物トラックまで戻った。ニコルが待ち構えていて首尾を訊く。
「ナイジェル、どうだ?」
「俺の芸術的爆発を御覧に入れますぜ」
「お前さんらに見せたあの子たちが、この国で希望を作るか、もっとどん底に堕ちるか。そいつは今の俺たちに懸かってるんだ。俺たちだって戦闘薬の生産中止は何度も内々に打診してきたんだぜ。けど、平行線でな」
「もっと安全なクスリの合成は、他国のマフィアに売れない上に材料問題だったな」
「そういうことだ。ついては計画を詰めたい。まずは工場の構造図を――」
そう言いかけたニコルを霧島の通訳を聞いていた京哉が遮る。
「とっくに持ってます。だからニコル、貴方は小型機爆破の際にアラキバの軍部で手に入れた超高性能爆薬をもう一度入手して下さい。あとは『エアボマー』の異名を取った連続ヘリ爆破魔で専門家のナイジェル=リード軍曹を正気に戻す努力もして」
地元三人組は薄気味悪そうに京哉を見た。ニコルが振り向いて霧島に小声で囁く。
「気が強くて勘もいい嫁さん貰って、お気持ち察するに余りあるな」
「そうか? 私の妻は最高だぞ?」
涼しい顔の口調は誰が聞いても本気で、惚気られたスティードは運転中なのに諸手を挙げて天井を仰いだ。自分が惚気た自覚もない霧島はそんなスティードに訊く。
「兵舎住まいのニコルとルーカスはともかく、スティードは子持ちか?」
「そうだ。カミさん含めて五人食わせるのは結構大変なんだ。この国は軍人の頭数も多い上に駐屯地同士の敵対もある。だから給料も駐屯地の幹部連中の采配ひとつって風でな」
「状況によって固定給ではなくなるなら大変だな。この街に住んでるのか?」
「ああ、朝晩輸送トラックが出る。物資は何処も同じで乏しいが、セーフゾーンでもないコンテストエリアにしちゃ割と平和で気に入ってる。平和はカネじゃ買えん。この国じゃ何にも代えがたい貴重品だ」
そこで京哉が手を挙げて発言権を得る。
「ニコルとルーカスは誰かいないの……って、縁起でもないから、やーめた」
「ラストまで生きていたければ、ここで夢なんか語るんじゃないぞ」
途中で夢を語ると死亡フラグという、いわゆる戦争映画の法則など知らない三人が怪訝な顔をしているうちにトラックは駐屯地の裏門を通過し、補給倉庫の前で停止した。兵士がわらわらと出てきて荷を運び出し、終わるとトラックは輸送課行きだ。
霧島と京哉はスティードにルーカス、ニコルたちと第一倉庫の事務室に入る。
コーヒーを飲みながら堂々と作戦会議だ。まずはニコルが反先進諸国武装戦線メンバーのいるアラキバの駐屯地に繋ぎを取った。交渉は上手くいったようで割と簡単に高性能爆薬は手に入りそうだった。尤も戦場なのだからある所には山ほどあるのだ。
次に京哉が調べ上げ、ダウンロードしておいたアルペンハイム製薬の構造図をパソコン画面に映し出した。幸い工場内部は完全にオート化されているため殆ど無人らしい。説明を聞きつつニコルはナイジェル=リード軍曹を携帯で呼び出す。
やがてナイジェル=リード軍曹がくにゃくにゃと事務室に入ってきた。
「リード軍曹、入りまーふ。って、いったいこりゃあ、何の騒ぎっすかあ?」
(あああ、またやってるよコイツは~っ!)
と、全員が心の中で叫んだ。ナイジェルは古典的にもほどがある、液体の入ったビニール袋を手にしていた。有機溶剤の刺激臭が脱力した全員の鼻をツンとつく。
「あんぱん○ン登場ーっ」
日本語で呟いた霧島が京哉を促し、引火防止で咥えていた煙草を急いで消させた。
「大丈夫なんですか?」
柳眉をひそめた京哉も本人には訊かない。全員に見られてニコルは溜息をついた。
「ナイジェル。三日そいつを止められたら爆破させてやる」
「そっ、そいつは何処のヘリですかいっ?」
「そんなチャチなものじゃない。ここだけの話……アルペンハイム製薬の工場だ」
「マジすか!? こんなモン即、止めてみせますぜ」
一瞬前には濁りきっていた瞳が今はメダカが泳げるくらいに澄んでいた。
◇◇◇◇
「本当に大丈夫なんでしょうか?」
「お前が調べたのだろう、ヘリを連続で十七機も爆破したエアボマーの腕前は」
あれから三日が経って、五人プラス、ナイジェルというメンバーが乗ったトラックの中だった。ニコルとナイジェルは荷台で爆弾の最終点検、前席にスティードと霧島で後席にルーカスと京哉が乗っている。作戦行動が目立たないよう、今は夜中の零時前だった。
昼間の貨物便で荷物をわざとひとつだけ積み残し、慌てて取りに来たふりをする予定である。寝静まった静かな街を走るトラック内で霧島と京哉だけが喋っていた。
「確かに調べたのは僕ですけど、今度は社屋や他の工場には絶対に被害を与えちゃいけないんですよ? 人も並んでるだろうし、爆殺犯になるのはごめんですからね」
「今更だろう」
と、こちらも鉄面皮に不安を押し隠して霧島は続ける。
「それにここ二日間、ナイジェルの奴はプロの顔つきだ。あれは間違いなく本物だ」
ほどなくアルペンハイム製薬の倉庫前にトラックは着いた。降車して霧島と京哉にナイジェルの三人だけがトラックからひっそり離れる。こんな夜中に忘れ物を引き取りに来る粗忽者は他におらず、深夜零時に荷物の運び出しをする者は見当たらない。
爆破組の霧島と京哉にナイジェルは何気ない風を装ってコンクリートの地面を十数メートル歩いてから工場の敷地内にそっと立ち入った。
携帯の画面に京哉が構造図を映し出して見せようとしたが、ナイジェルは一瞥して不敵に笑い自分の側頭部をつついて見せる。もう完全に頭に入っているということらしい。
同じような工場とタンクをやり過ごし三つ目の工場でナイジェルは立ち止まった。
「こっち側は隣のプラントに影響するから拙い。横手と裏に仕掛けますぜ」
五メートルとない工場の間に入り込み、壁を細いペンライトだけで照らしながらナイジェルは上下左右を見渡す。計算し尽くし爆破装置を仕掛ける箇所を割り出しているのではなく、殆ど勘に頼っているらしい。そして適当な壁の一点を指差した。
「ひとつはここに」
だがナイジェルが計算もせず勘に頼っていても京哉と霧島は今更文句もない。京哉の狙撃にしろ霧島が本気で何か企んで膨大なファクタを組み立て始めた場合にしろ、天与の才は時に他人の目にはただの当てずっぽうに映るものだと知っているからだ。
とにかくナイジェルに指示された京哉は制服のポケットから爆弾を取り出す。直径五センチ・厚さ三センチほどの円盤状のそれを指された所に仕掛けようとした。
「ああ、だめだめ! こいつは窪んで金属板の貼ってある側が下なんだってば。モンロー効果とノイマン効果で穿孔力が増して、そこで内側から発生した爆轟波で超高性能爆薬が噴き出して、メタルジェットが工場内部を……」
「ナイジェル、能書きはいいから貴方がやって下さい」
「はいはい。ううっ、ゾクゾクするねぇ、久しぶりだぜ、この感触は」
円盤を瞬間接着剤で貼り付けると、また歩いてポイントを探す。
そうして工場に計六ヶ所、タンクのひとつに四ヶ所の爆薬を仕掛け終え、また何気ない風を装って貨物トラックまで戻った。ニコルが待ち構えていて首尾を訊く。
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