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第19話
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チェンバーズは静かにグラスのウィスキーを煽り、舌を湿らせてから語った。
「セフェロのレアメタル精製には、ある種の触媒が使われる。それはテラ人には猛毒だ。王族は何かがあった時のために必ずその毒を入れたペンダントを身につける」
「何か……自決用ですか?」
「まあ、そういうことなんだろうな。……そして彼女、エンジュ=セフェロはハイファスの言う通り、妻のある身と知りつつもわたしについてきてくれた。わたしも若かったから、多少強引なところもあったかも知れない。だがエンジュの意志を無視したつもりはない、とだけは言っておきたい」
そこでチェンバーズは皆のグラスに酒を足した。
「エンジュの体調が悪くなっていったのも事実だ。ハイファス、お前を産むときにはもう諦めなければならないかと思った。だが彼女は耐えた。嬉しかったよ」
喜びを思い出したかグラスを傾ける男は頬を僅か緩ませ、孤独な笑みを浮かべる。
「耐え抜いた上にハイファス、お前という元気な忘れ形見まで残してくれた。三人で過ごした日々はわたしの宝だ。今でもこれまでの人生で最高に輝いているよ」
「僕が四歳の時まで母は生きていたんですよね?」
「ああ。だがなよやかな外見とは裏腹にセフェロ王族の気性は激しい。わたしがやむを得ずファサルートの屋敷に帰る時には何度泣き暴れたことか。そしてある日エンジュは『本宅の奥様へ』と手土産の菓子をわたしに託した。それを食べた使用人が一人死んだよ。上手く隠しおおせたが。そのあと彼女のペンダントはなくなっていた」
「母が……人を殺めた?」
掌を掻き破らんばかりに握り締められたハイファの手をシドは軽く叩く。
「そのあとだ。ミランダはわたしの手を経ることなくエンジュに大量の睡眠薬を送った。実際その頃のエンジュは睡眠薬が必要なほど精神的に参っていた。だがミランダがエンジュを案じて薬を送ったのではないことくらい誰にだって分かることだ」
「送りつけて『これを飲んで死ね』と?」
幾度か頭を振ったチェンバーズは肯定も否定もしなかった。自分を挟んだ女二人の熾烈な神経戦など、妻子ある身で他星の王族と駆け落ちするタイプの男には、到底理解不能だったのかも知れない。それとも死人まで出て考えることすら放棄したのか。
「母を医者には診せなかったんですか?」
「勿論、医師にも診せたが、異星系の血が混ざったエンジュに遺伝子適合型の薬は、間に合わなかったんだ。カネには代えられないエンジュの命だ、急がせたんだがね」
ピッチも早く、チェンバーズはグラスに手酌で注ぎ足した。
「丁度そんな時だ。コーツが、わたしとミランダの子が捨てた筈の菓子を口にして三日三晩苦しみ続けて死んだのは。ハイファス、お前の兄だ。五歳で逝った。それを知ったエンジュが多量の睡眠薬を飲んだのが事故か故意かわたしにも分からない」
「分からないって、そんな!」
珍しくも激昂したハイファの手をシドは軽く叩き続けるが、あまりに話の内容は衝撃的だ。抑えようもなくハイファはチェンバーズを責めた。
「睡眠薬を送り付けたミランダ=ファサルートもエンジュ=セフェロの死を願った殺人者、少なくとも心神耗弱状態の人間に死の暗示をかけた未必の故意による殺害が成立する筈です!」
「それを明らかにする過程でエンジュの送った菓子での使用人とコーツの死が明らかになってしまう。最善の策など誰も取れなかった、全て詳らかにすることなど……隠蔽することだけがFCの看板を背負ったわたしに課せられた義務だった」
「義務……?」
「どうやらわたしが座った椅子にはそういう規則もあるらしくてね」
投げ出すような言い方をした目前の男が全ての元凶であるのに間違いないが、それはそれで幾重もの哀しみを背負い続けてきたのだろう。
愛し合い手を取り合って他星系からこのテラ本星まで駆け抜けてきた男女の結末は凄絶な最期で締め括られた。
これならミランダ=ファサルートが異常にハイファを嫌う意味も分かる。真相は誰にも分からないとはいえ、ミランダの中でハイファは我が子を殺した女の息子だ。
「ハイファスの瞳はエンジュそのままだ。本当にお前は、エンジュの……すまない」
「いいえ。でもそんなに似ていますか? 僕はポラの一枚も持っていないので」
「ならばそちらのリモータに送ろうか?」
「一枚だけでいいです。お願いします」
そうしてやり取りされたポラを、ハイファは別室カスタムメイドリモータの十四インチホロスクリーンに映し出して眺めた。シドも横から覗き込んでみる。
そこには青空のもと、豊かになびくプラチナブロンドを両手でかき上げながら、満面の笑みを浮かべた女性の上半身が映っていた。
襟元から首すじを見るに白いブラウスで覆われた骨格は華奢で、ハイファにとてもよく似ている。おまけにチェンバーズの言う通り、若草色の輝く瞳はハイファそのものと言っていいほど生き写しだ。
「ちょ、すっごい美人だな。それにお前そっくりだぜ」
「うん、初めて見た。殆ど覚えてなかったから。でもこうして見ると何となく思い出せるような気がしてくるよ、遊んで貰ってた頃のこと。後付けの記憶かもだけど」
「後付けで作った記憶だっていいさ、幸せな記憶なら。良かったな、ポラ貰えて」
「ん、嬉しい。ちゃんと自分の存在が肯定されてたんだって分かったから」
FCで存在を否定され続けてきたハイファである。無視され存在しない者の如く扱われた挙げ句、長じて都合良く代表取締役専務などという役職で縛りキープされた。
FCの役員の椅子なら喉から手が出るほど欲しがる人間はいるだろう。だがハイファはそうじゃない。意志ある者として自身の確かなルーツを得られ、そのルーツに愛されたと知って、心に温かい灯火がひとつでも増えたなら良かったとシドは思う。
だが疑問が解消されてもその内容はあまりに衝撃的だ。父子の仲が急に氷解する訳ではないだろう。それでも自分に都合のいい真実でなく、ありのままの事実を受け入れるだけの強さがハイファにあるのもシドは知っている。
ポラを一旦消すとハイファは姿勢を正してチェンバーズに深く頭を下げた。
「つらい過去をお話しいただいて申し訳ありません。ありがとうございました」
そしてハイファはチェンバーズが注いだ酒をグビリと飲む。
「おい、空きっ腹であんまり飲むなよな」
それを聞いてチェンバーズは笑いながら明るい金髪の頭を掻いた。
「いや、すまん、すまん。若いんだ、腹が減っただろう」
と言いながらリモータで何やら厨房に指示を出す。
「二人のディナーのお邪魔はしたくないんだが、これもまあ付き合いだと思って我慢してくれたまえ。エレアの料理は美味いがここの厨房長の料理もなかなかだよ」
ほどなく運ばれてきたのは塗りの弁当箱に入った和食だった。和食自体はそう珍しくもなくハイファのレパートリーとしても日々の食卓に上がっているが、ここまで本格的なものとなると滅多にお目に掛かれず、ハイファと二人でしげしげと覗き込む。
「ここで独りで飲むには便利でね。好きなだけ摘まんで置いておけるし。しかし若者二人には物足りないだろうからエレアに言ってあとで部屋に何か届けさせよう」
元々気の良い性質であり、ハイファに語るべきを語ったチェンバーズは気分が楽になったのか、顔つきすら和らいでリラックスしているようだ。
そんな様子を眺めたシドは見抜いていた嘘を透かし見て、同じ質問を再び投げた。
「ところで俺からも、もうひとつ。今度こそは事実を仰って頂けますか?」
「おや、怖いね。何のことだろう」
チェンバースの目を真正面から見つめて訊く。
「何故、貴方は幼いハイファに声のひとつも掛けてやらなかったんですか?」
「……掛けたかった、でも掛けられなかったんだ」
「やはりそうでしたか。ハイファにも教えてやって下さい」
「あの一連の騒動で、わたしも精神的に参ってしまい……声が出なくなったんだよ、五年近くもね。喋るに喋れず、そのあとはキミに話した通りだ。そういう形が出来上がってしまっていたんだ。その間にミランダとも深い溝ができた。それでも社長だ、笑える話さ」
「セフェロのレアメタル精製には、ある種の触媒が使われる。それはテラ人には猛毒だ。王族は何かがあった時のために必ずその毒を入れたペンダントを身につける」
「何か……自決用ですか?」
「まあ、そういうことなんだろうな。……そして彼女、エンジュ=セフェロはハイファスの言う通り、妻のある身と知りつつもわたしについてきてくれた。わたしも若かったから、多少強引なところもあったかも知れない。だがエンジュの意志を無視したつもりはない、とだけは言っておきたい」
そこでチェンバーズは皆のグラスに酒を足した。
「エンジュの体調が悪くなっていったのも事実だ。ハイファス、お前を産むときにはもう諦めなければならないかと思った。だが彼女は耐えた。嬉しかったよ」
喜びを思い出したかグラスを傾ける男は頬を僅か緩ませ、孤独な笑みを浮かべる。
「耐え抜いた上にハイファス、お前という元気な忘れ形見まで残してくれた。三人で過ごした日々はわたしの宝だ。今でもこれまでの人生で最高に輝いているよ」
「僕が四歳の時まで母は生きていたんですよね?」
「ああ。だがなよやかな外見とは裏腹にセフェロ王族の気性は激しい。わたしがやむを得ずファサルートの屋敷に帰る時には何度泣き暴れたことか。そしてある日エンジュは『本宅の奥様へ』と手土産の菓子をわたしに託した。それを食べた使用人が一人死んだよ。上手く隠しおおせたが。そのあと彼女のペンダントはなくなっていた」
「母が……人を殺めた?」
掌を掻き破らんばかりに握り締められたハイファの手をシドは軽く叩く。
「そのあとだ。ミランダはわたしの手を経ることなくエンジュに大量の睡眠薬を送った。実際その頃のエンジュは睡眠薬が必要なほど精神的に参っていた。だがミランダがエンジュを案じて薬を送ったのではないことくらい誰にだって分かることだ」
「送りつけて『これを飲んで死ね』と?」
幾度か頭を振ったチェンバーズは肯定も否定もしなかった。自分を挟んだ女二人の熾烈な神経戦など、妻子ある身で他星の王族と駆け落ちするタイプの男には、到底理解不能だったのかも知れない。それとも死人まで出て考えることすら放棄したのか。
「母を医者には診せなかったんですか?」
「勿論、医師にも診せたが、異星系の血が混ざったエンジュに遺伝子適合型の薬は、間に合わなかったんだ。カネには代えられないエンジュの命だ、急がせたんだがね」
ピッチも早く、チェンバーズはグラスに手酌で注ぎ足した。
「丁度そんな時だ。コーツが、わたしとミランダの子が捨てた筈の菓子を口にして三日三晩苦しみ続けて死んだのは。ハイファス、お前の兄だ。五歳で逝った。それを知ったエンジュが多量の睡眠薬を飲んだのが事故か故意かわたしにも分からない」
「分からないって、そんな!」
珍しくも激昂したハイファの手をシドは軽く叩き続けるが、あまりに話の内容は衝撃的だ。抑えようもなくハイファはチェンバーズを責めた。
「睡眠薬を送り付けたミランダ=ファサルートもエンジュ=セフェロの死を願った殺人者、少なくとも心神耗弱状態の人間に死の暗示をかけた未必の故意による殺害が成立する筈です!」
「それを明らかにする過程でエンジュの送った菓子での使用人とコーツの死が明らかになってしまう。最善の策など誰も取れなかった、全て詳らかにすることなど……隠蔽することだけがFCの看板を背負ったわたしに課せられた義務だった」
「義務……?」
「どうやらわたしが座った椅子にはそういう規則もあるらしくてね」
投げ出すような言い方をした目前の男が全ての元凶であるのに間違いないが、それはそれで幾重もの哀しみを背負い続けてきたのだろう。
愛し合い手を取り合って他星系からこのテラ本星まで駆け抜けてきた男女の結末は凄絶な最期で締め括られた。
これならミランダ=ファサルートが異常にハイファを嫌う意味も分かる。真相は誰にも分からないとはいえ、ミランダの中でハイファは我が子を殺した女の息子だ。
「ハイファスの瞳はエンジュそのままだ。本当にお前は、エンジュの……すまない」
「いいえ。でもそんなに似ていますか? 僕はポラの一枚も持っていないので」
「ならばそちらのリモータに送ろうか?」
「一枚だけでいいです。お願いします」
そうしてやり取りされたポラを、ハイファは別室カスタムメイドリモータの十四インチホロスクリーンに映し出して眺めた。シドも横から覗き込んでみる。
そこには青空のもと、豊かになびくプラチナブロンドを両手でかき上げながら、満面の笑みを浮かべた女性の上半身が映っていた。
襟元から首すじを見るに白いブラウスで覆われた骨格は華奢で、ハイファにとてもよく似ている。おまけにチェンバーズの言う通り、若草色の輝く瞳はハイファそのものと言っていいほど生き写しだ。
「ちょ、すっごい美人だな。それにお前そっくりだぜ」
「うん、初めて見た。殆ど覚えてなかったから。でもこうして見ると何となく思い出せるような気がしてくるよ、遊んで貰ってた頃のこと。後付けの記憶かもだけど」
「後付けで作った記憶だっていいさ、幸せな記憶なら。良かったな、ポラ貰えて」
「ん、嬉しい。ちゃんと自分の存在が肯定されてたんだって分かったから」
FCで存在を否定され続けてきたハイファである。無視され存在しない者の如く扱われた挙げ句、長じて都合良く代表取締役専務などという役職で縛りキープされた。
FCの役員の椅子なら喉から手が出るほど欲しがる人間はいるだろう。だがハイファはそうじゃない。意志ある者として自身の確かなルーツを得られ、そのルーツに愛されたと知って、心に温かい灯火がひとつでも増えたなら良かったとシドは思う。
だが疑問が解消されてもその内容はあまりに衝撃的だ。父子の仲が急に氷解する訳ではないだろう。それでも自分に都合のいい真実でなく、ありのままの事実を受け入れるだけの強さがハイファにあるのもシドは知っている。
ポラを一旦消すとハイファは姿勢を正してチェンバーズに深く頭を下げた。
「つらい過去をお話しいただいて申し訳ありません。ありがとうございました」
そしてハイファはチェンバーズが注いだ酒をグビリと飲む。
「おい、空きっ腹であんまり飲むなよな」
それを聞いてチェンバーズは笑いながら明るい金髪の頭を掻いた。
「いや、すまん、すまん。若いんだ、腹が減っただろう」
と言いながらリモータで何やら厨房に指示を出す。
「二人のディナーのお邪魔はしたくないんだが、これもまあ付き合いだと思って我慢してくれたまえ。エレアの料理は美味いがここの厨房長の料理もなかなかだよ」
ほどなく運ばれてきたのは塗りの弁当箱に入った和食だった。和食自体はそう珍しくもなくハイファのレパートリーとしても日々の食卓に上がっているが、ここまで本格的なものとなると滅多にお目に掛かれず、ハイファと二人でしげしげと覗き込む。
「ここで独りで飲むには便利でね。好きなだけ摘まんで置いておけるし。しかし若者二人には物足りないだろうからエレアに言ってあとで部屋に何か届けさせよう」
元々気の良い性質であり、ハイファに語るべきを語ったチェンバーズは気分が楽になったのか、顔つきすら和らいでリラックスしているようだ。
そんな様子を眺めたシドは見抜いていた嘘を透かし見て、同じ質問を再び投げた。
「ところで俺からも、もうひとつ。今度こそは事実を仰って頂けますか?」
「おや、怖いね。何のことだろう」
チェンバースの目を真正面から見つめて訊く。
「何故、貴方は幼いハイファに声のひとつも掛けてやらなかったんですか?」
「……掛けたかった、でも掛けられなかったんだ」
「やはりそうでしたか。ハイファにも教えてやって下さい」
「あの一連の騒動で、わたしも精神的に参ってしまい……声が出なくなったんだよ、五年近くもね。喋るに喋れず、そのあとはキミに話した通りだ。そういう形が出来上がってしまっていたんだ。その間にミランダとも深い溝ができた。それでも社長だ、笑える話さ」
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