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第28話
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弾んだエセルの声に応じて男が手を振っていた。笑顔でエセルが手を振り返す。この男が現地のエージェントということだ。近づいてきて親しげにエセルと話す男を観察する。
茶系のスーツで包んだ長身に薄い色の金髪、今は笑っているが灰色の目は鋭い。
これが本場の諜報部員かと思い眺めていると、男が和音に握手を求めてきた。
「ニール=マーカムといいます。ミスタ・カズネ=タチバナですね?」
日本語が通じることに安堵して手を握り返す。そうしながらも自分より数センチだけ高い目線に、和音はオスの本能として対抗心を抱いた。そんな下らないことを考えていたために頷くだけで声も出さなかったのだが、海外でこれは素っ気なかったかと少々後悔する。
だが次にはもっと後悔させられていた。ニヤリと笑ったニールが言い放ったのだ。
「ふむ、『夢の国』に行ってエセルも趣味が良くなったみたいですね。カズネ、貴方の趣味もいい。エセルの躰は最高でしょう?」
「……っ!」
思わず息を呑んだ和音が切れ長の目に怒りをよぎらせたのを見てニールは笑いを深くし、エセルは和音の羽織ったグレイのジャンパーを引っ張った。
「ニールは冗談好きだから、真に受けないで」
とても冗談とは思えなかったが、ここで揉めているヒマもないのは承知している。だからといって何故こんな相手にのっけから神経戦をかまされなければならないのか、非常に疑問且つ腹を立てながらも、さっさと歩き出したスパイ二人のあとを慌てて追った。
ミドナ国際空港ターミナルビルのエントランスから一歩外に出ると、寒くはあったが日本の冬よりマシだと感じた。午後の穏やかな日差しが降り注ぎ、風も殆どない。
だが和音の前に広がった光景は噂以上で、これで首都なのかと目を疑うようなものだった。
広い道路は比較的綺麗に整備されていたが、その両脇に建ち並ぶ茶色い建物で、傷のないものはひとつもなかった。どれもが屋根や壁を崩され、まるきり瓦礫になっているものもある。それらの中でもマシな建物の軒先には、難民キャンプのように人々が座り込んでいた。
道路だけが綺麗なのは戦車などの軍用車輌が通るためだという。そんなエセルの説明も和音の耳を素通りした。注がれる人々の虚ろな視線を受け止めるだけで精一杯だったのだ。
「ほら、子供たちにせびり取られる前に、早く車に乗って下さい」
促すニールの声で我に返った和音は、頑丈そうなクリーム色の四駆車に乗り込む。四駆は結構な大きさで三列シートだった。ニールがステアリングを握り、ナビシートにエセルが座ったので、和音は真ん中のシートに腰掛ける。すぐさま走り出したが、サスペンションが硬すぎるらしく、乗り心地は非常に宜しくない。
長時間乗っていると腰が痛くなりそうで、もううんざりしながら和音はニールに訊いた。
「何処まで行くんだ?」
「このまま第一狙撃ポイントのドーラムの町まで出向きます」
飛行機の中で身に着けた予備知識として、地図上ながらドーラムの町は和音も知っていた。モーガンファミリーと契約するギルダ農園の多く存在する町だ。ニールによると昨夜から明日までの予定でドン・アンドルー=モーガンは視察のため、そこに滞在しているという。
「どのくらい掛かるんだ?」
「そうですね、明るいうちに着ければいいのですが」
思わず天井を仰いでいると、ニールと英語で会話を交わしたエセルがシートを倒して後部まで這ってきた。最後部席のシートを持ち上げると、そこにはソフトケースが収まっている。取り出さないまま覗き込んでジッパーを開け、和音にも見せた。中身は狙撃銃だった。
「何か、目茶苦茶ごつくねぇか?」
「ハンガリー製のゲパードGM6・Lynxっていうライフルで、分類するならアンチ・マテリアル・ライフル、対物ライフルってブツだからね。普通は人じゃなくて装甲車なんかをぶち抜いたりする代物。全長千百二十六ミリ、重量は弾薬とマガジン込みで十三キロかな」
「んなもん、幾ら何でもお前、その躰で撃てるのかよ?」
「まあね。大丈夫、前にも撃ったことがあるから。使用弾は五十口径ブローニング・マシン・ガンで、薬室一発マガジン五発の計六連発。セミ・オートで最大二キロ先まで狙えるよ」
五十口径といってもこの場合は五十ミリではない。数字はコンマ以下のインチ数を表す。今回使用する五十BMGならゼロ・コンマ五〇インチで直径約十三ミリの弾丸が飛んでいくことになる訳だ。ちなみに弾丸の初速は秒速九百メートルにも及ぶ。
「二キロって、すげぇな」
「感心してる場合じゃないよ、僕がスナイパーなら和音がスポッタなんだからね」
「分かってるさ」
スナイパーは普通、単独ではなくスポッタという観測手を伴い、バディで動いている。スポッタは気象条件や距離その他を観測してスナイパーに伝えるアシスト役だ。スナイプに集中する狙撃手に掛かる過酷なストレスを軽減し、ときに狙撃手の護衛を務める。狙撃手が負傷した際のスペアでもあった。
ピストル射撃に於いて超一流の腕を持つ和音はセンスを見込まれ、警察学校でライフルなどの射撃もある程度は経験している。これ以上のスポッタ適任者はいないと云えた。
「だからって、そいつを俺に撃たせるんじゃねぇぞ」
「アイ・サー」
明るく言ったエセルは狙撃銃を元に戻し、そのまま和音の隣に腰掛ける。少し気分を上昇させた和音だったが、窓外はまだ同じく暗い顔つきの人々と瓦礫の羅列、車内はごつごつと突き上げてくるような振動の連続だ。現実逃避するべく和音はエセルの羽織った砂色のブルゾンの肩に凭れて目を瞑る。
エセルとニールは英語で会話していて、時折笑い声がすると気になったものの、殆ど聞き取れないそれに耳をそばだてるのも不毛な気がして諦めた。
早食いと共に何処でも寝られるのが日本の刑事の特技、和音はやがて寝入ってしまう。
◇◇◇◇
「――和音、起きて。和音」
「んあ、もう着いたのか?」
肩を揺さぶられて起きてみると、空港で合わせた腕時計は既に十七時を示していた。ここも北半球で一応は冬である。明るいうちの狙撃なら急がなければならない。
一気に目が覚めた和音はヨダレを袖で拭きエセルから微妙な目で見つめられた。
「何だよ?」
「何でもない。狙撃ポイントに着いたから」
窓外は茶色い砂礫だった。そこでエセルからレーザースコープを手渡され、窓を開けて指差された方向を見る。対象物との距離をレーザーの反射で割り出す双眼鏡のアイピースに目を当てると、勝手にフォーカスが合ったそこには町が存在していた。砂礫の山に囲まれた盆地のドーラムの町は、町というより農村である。
殆どの土地を背の低い果樹園が占め、家屋は点々としか存在していない。だが果樹の葉がこの季節でも青々と繁った光景は首都ミドナよりも余程豊かさを感じさせた。
茶系のスーツで包んだ長身に薄い色の金髪、今は笑っているが灰色の目は鋭い。
これが本場の諜報部員かと思い眺めていると、男が和音に握手を求めてきた。
「ニール=マーカムといいます。ミスタ・カズネ=タチバナですね?」
日本語が通じることに安堵して手を握り返す。そうしながらも自分より数センチだけ高い目線に、和音はオスの本能として対抗心を抱いた。そんな下らないことを考えていたために頷くだけで声も出さなかったのだが、海外でこれは素っ気なかったかと少々後悔する。
だが次にはもっと後悔させられていた。ニヤリと笑ったニールが言い放ったのだ。
「ふむ、『夢の国』に行ってエセルも趣味が良くなったみたいですね。カズネ、貴方の趣味もいい。エセルの躰は最高でしょう?」
「……っ!」
思わず息を呑んだ和音が切れ長の目に怒りをよぎらせたのを見てニールは笑いを深くし、エセルは和音の羽織ったグレイのジャンパーを引っ張った。
「ニールは冗談好きだから、真に受けないで」
とても冗談とは思えなかったが、ここで揉めているヒマもないのは承知している。だからといって何故こんな相手にのっけから神経戦をかまされなければならないのか、非常に疑問且つ腹を立てながらも、さっさと歩き出したスパイ二人のあとを慌てて追った。
ミドナ国際空港ターミナルビルのエントランスから一歩外に出ると、寒くはあったが日本の冬よりマシだと感じた。午後の穏やかな日差しが降り注ぎ、風も殆どない。
だが和音の前に広がった光景は噂以上で、これで首都なのかと目を疑うようなものだった。
広い道路は比較的綺麗に整備されていたが、その両脇に建ち並ぶ茶色い建物で、傷のないものはひとつもなかった。どれもが屋根や壁を崩され、まるきり瓦礫になっているものもある。それらの中でもマシな建物の軒先には、難民キャンプのように人々が座り込んでいた。
道路だけが綺麗なのは戦車などの軍用車輌が通るためだという。そんなエセルの説明も和音の耳を素通りした。注がれる人々の虚ろな視線を受け止めるだけで精一杯だったのだ。
「ほら、子供たちにせびり取られる前に、早く車に乗って下さい」
促すニールの声で我に返った和音は、頑丈そうなクリーム色の四駆車に乗り込む。四駆は結構な大きさで三列シートだった。ニールがステアリングを握り、ナビシートにエセルが座ったので、和音は真ん中のシートに腰掛ける。すぐさま走り出したが、サスペンションが硬すぎるらしく、乗り心地は非常に宜しくない。
長時間乗っていると腰が痛くなりそうで、もううんざりしながら和音はニールに訊いた。
「何処まで行くんだ?」
「このまま第一狙撃ポイントのドーラムの町まで出向きます」
飛行機の中で身に着けた予備知識として、地図上ながらドーラムの町は和音も知っていた。モーガンファミリーと契約するギルダ農園の多く存在する町だ。ニールによると昨夜から明日までの予定でドン・アンドルー=モーガンは視察のため、そこに滞在しているという。
「どのくらい掛かるんだ?」
「そうですね、明るいうちに着ければいいのですが」
思わず天井を仰いでいると、ニールと英語で会話を交わしたエセルがシートを倒して後部まで這ってきた。最後部席のシートを持ち上げると、そこにはソフトケースが収まっている。取り出さないまま覗き込んでジッパーを開け、和音にも見せた。中身は狙撃銃だった。
「何か、目茶苦茶ごつくねぇか?」
「ハンガリー製のゲパードGM6・Lynxっていうライフルで、分類するならアンチ・マテリアル・ライフル、対物ライフルってブツだからね。普通は人じゃなくて装甲車なんかをぶち抜いたりする代物。全長千百二十六ミリ、重量は弾薬とマガジン込みで十三キロかな」
「んなもん、幾ら何でもお前、その躰で撃てるのかよ?」
「まあね。大丈夫、前にも撃ったことがあるから。使用弾は五十口径ブローニング・マシン・ガンで、薬室一発マガジン五発の計六連発。セミ・オートで最大二キロ先まで狙えるよ」
五十口径といってもこの場合は五十ミリではない。数字はコンマ以下のインチ数を表す。今回使用する五十BMGならゼロ・コンマ五〇インチで直径約十三ミリの弾丸が飛んでいくことになる訳だ。ちなみに弾丸の初速は秒速九百メートルにも及ぶ。
「二キロって、すげぇな」
「感心してる場合じゃないよ、僕がスナイパーなら和音がスポッタなんだからね」
「分かってるさ」
スナイパーは普通、単独ではなくスポッタという観測手を伴い、バディで動いている。スポッタは気象条件や距離その他を観測してスナイパーに伝えるアシスト役だ。スナイプに集中する狙撃手に掛かる過酷なストレスを軽減し、ときに狙撃手の護衛を務める。狙撃手が負傷した際のスペアでもあった。
ピストル射撃に於いて超一流の腕を持つ和音はセンスを見込まれ、警察学校でライフルなどの射撃もある程度は経験している。これ以上のスポッタ適任者はいないと云えた。
「だからって、そいつを俺に撃たせるんじゃねぇぞ」
「アイ・サー」
明るく言ったエセルは狙撃銃を元に戻し、そのまま和音の隣に腰掛ける。少し気分を上昇させた和音だったが、窓外はまだ同じく暗い顔つきの人々と瓦礫の羅列、車内はごつごつと突き上げてくるような振動の連続だ。現実逃避するべく和音はエセルの羽織った砂色のブルゾンの肩に凭れて目を瞑る。
エセルとニールは英語で会話していて、時折笑い声がすると気になったものの、殆ど聞き取れないそれに耳をそばだてるのも不毛な気がして諦めた。
早食いと共に何処でも寝られるのが日本の刑事の特技、和音はやがて寝入ってしまう。
◇◇◇◇
「――和音、起きて。和音」
「んあ、もう着いたのか?」
肩を揺さぶられて起きてみると、空港で合わせた腕時計は既に十七時を示していた。ここも北半球で一応は冬である。明るいうちの狙撃なら急がなければならない。
一気に目が覚めた和音はヨダレを袖で拭きエセルから微妙な目で見つめられた。
「何だよ?」
「何でもない。狙撃ポイントに着いたから」
窓外は茶色い砂礫だった。そこでエセルからレーザースコープを手渡され、窓を開けて指差された方向を見る。対象物との距離をレーザーの反射で割り出す双眼鏡のアイピースに目を当てると、勝手にフォーカスが合ったそこには町が存在していた。砂礫の山に囲まれた盆地のドーラムの町は、町というより農村である。
殆どの土地を背の低い果樹園が占め、家屋は点々としか存在していない。だが果樹の葉がこの季節でも青々と繁った光景は首都ミドナよりも余程豊かさを感じさせた。
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