33 / 64
第33話
しおりを挟む
医務室に常駐する医師は、さすがにシドの傷を診て首を捻った。
「あんた、何処に引っ掛けたらこうなるの?」
そこで転んでもタダでは起きないハイファが勢い込む。
「先生、この人、たぶん他にも怪我が……簡易スキャンお願いします!」
「何だ、あんた喧嘩でもしたんじゃないの?」
訝しげな顔をした医師は、それでも簡易スキャンしてくれた。
「おいおい、左肩胛骨と左尺骨に酷いヒビが入ってるぞ。この大怪我に気が付かないとは、あんた、どれだけ鈍いんだ」
鈍いと言われてややムッとしたシドだったが、骨折がヒビにまで自然治癒しかけているという自分の丈夫な躰には感謝だ。それでもバディの懇願と医師の判断で部分点滴の刑を食らう。
部分点滴とは患部に直接アミノ酸やリン酸カルシウムを注入して、治りを早めるものだ。
十五分ほどのそれが終わると、左腕と左肩を透明のギプス包帯でしっかりと巻かれて固められた。右大腿部も再生液で洗い流し、消毒したのち合成蛋白接着剤で閉じられ、人工皮膚テープを幾重にも貼り付けられて、こちらも処置は終わりだ。
「いやあ、こんなに鈍い患者は初めてだ」
何度も首を捻る医師から可能なら病院に通って三日は部分点滴を受けること、ギプスは一週間もすれば外せることなどを聞いて、受付で相応のクレジットをハイファが支払うと、その場は釈放となった。
血染めのコットンパンツは着替えていたが大事を取ってタクシーで帰ることにする。寮のビルより少し手前でタクシーを停止・接地させてクレジット精算し、尾行者のないことを確認しながら一八〇二号室まで戻った。
「ほらな、やっぱり俺にはお前が薬だろ?」
「そういう問題じゃないと思うけど、文字通り怪我の功名で治療もできたし、まあ、いっか」
買ってきた荷物をハイファは解き、シドはキッチンでポットを洗って湯を沸かした。これも買ってきたチューブ入りのインスタントコーヒーを紙コップに絞り出して湯で溶く。スプーン要らずで分子が均一に溶けるというシロモノだ。
リビングに持っていくとコーヒー&煙草&作戦タイムである。
「んで、地元惑星警察の捜査はどうなってるって?」
「ああ、それね。殆ど進んでなかったよ」
と、ハイファはふたつ並んだデスクから端末を持ってくるとロウテーブルにセットする。リモータから引き出したリードを繋ぎ、起動した端末のホロキィボードを叩いた。幾つかのコマンドを打ち込むだけで、あっさりと惑星警察のドラグネットに侵入を果たす。
「今朝も一通り見たけど、別室側がリークした以上のことは何も掴んでないね」
「そんなので本当に捜査してるのかよ?」
「僕に言われても知らないってば」
「だよな。じゃあレナードコーポレーションとグレアム通信機器株式会社の企業業績を調べてみてくれ」
「それも調査済み。ひとことで言えば業績は悪くない、どころかボディジェムとセス素子のお蔭で株はウナギ登りだよ」
「そうか。それに役人を強請らなくても、あれならリモータの販売権も降りるよな」
「確かにちゃんとした企業だったよね。でもそれがどうかした?」
「どうもこうもねぇだろ。何で儲かってるのにニセクレジットなんて、目茶苦茶危ない橋を渡る必要があるんだ?」
「あっ、そうだよね。でも会社なんて儲かれば儲かるほどいいってことで……」
「ならお前は『任せきりにされた社員』の仕業と考えてるんだな?」
「それを調べるための、明日からのリーマン生活でしょ?」
「それはそうなんだけどさ」
「いいから、ほら、もう日付が変わっちゃう。先にリフレッシャ浴びてきて」
二本目の煙草もそこそこにバスルームに追いやられ、ドライモードで全身を乾かして出てみると、ダートレスの上には今日買ったパジャマと下着が置かれていた。身に着けてリビングに出て行くと、壁には二人分のスーツが掛かっていて複雑な思いに囚われる。
「何だかマジでサラリーマンになったみたいだぜ」
「自分で言い出したんでしょ、文句言わないで」
言い置いてハイファがバスルームに消える。シドは何となく窓に近寄ると遮光ブラインドの隙間から外を眺めた。あちこちにSDBのロゴを見て溜息ひとつ、寝室に引っ込む。
リフレッシャから上がってきたハイファは暫くキッチンでごそごそとしたのちに寝室に現れ、シドの横になったシングルベッドに潜り込んできた。
「狭いんだし、もう一個ベッドはあるだろ!」
「……イヤなの?」
「だから、そんなにくっつくと……ヤバいって!」
リーマン生活の初日からハイファが動けないという事態は拙い。そう思ってシドは抵抗したが緩く抱き締められて背を、腕を、怪我をした脚を撫でられてようやく大人しくなる。
腕の中で見上げてくる若草色の瞳は潤んでいた。
「こんなに……こんなに怪我して……」
「泣くなよ、ハイファ」
「痛い、よね?」
「痛くねぇよ、マジで。だからもう寝ようぜ。な?」
宥めるようにそっと抱き締め返すと潤んだ目が素直に頷く。だが直後に細い躰が腕の中でうねり、シドは自身の言葉とは裏腹に、急速にマズい事態に陥りつつあるのを感じた。
密着した躰が熱くなり、目前の産毛の生えた耳許に思わず囁きを吹き込む。
「なあ、ハイファ……だめか?」
「……だめです」
「そう言わずに……な?」
◇◇◇◇
早めにベッドに入ったのがシドの勝因(?)で、翌朝は難なく起きたハイファ謹製のビザトーストとコーヒーの朝食を摂ると、交代でリフレッシャを浴び、スーツに着替えて出動した。
だが三分後、予想を超えたリーマン生活のキビシさを体験することになる。
屋上でエレベーターを降りると、ステーションは立錐の余地もないほどスーツ姿のリーマンでビッシリだったのだ。二人は自販機に近寄ることもできず、かといってリーマンはあとからあとから追加され、エレベーターに戻ることも叶わなくなって、リーマンの海に溺れる。
「ハイファ、大丈夫か?」
「ううっ、分かんないよ。シド、何処?」
「こっちだハイファ……くそう、何だってんだ!」
何とかシドはハイファを腕の中に収めてホッとするも、まだリーマンの奔流の只中にいた。そこに五両編成のモノレールが一本やってきてリーマンの奔流は雄牛のスタンピード、いわゆる大暴走の如き勢いで車両のオートドアへと向かった。揉みくちゃにされながらシドとハイファはチケットも買わないまま、巻き込まれる形でモノレールの中へと吸い込まれる。
乗れたことを幸いと思う余裕はなかった。
昨日の帰宅ラッシュとは比べものにならない乗車率に、二人は声も出ないほど押し潰されて喘いだ。吊革に掴まることもできなかったが揺れても倒れる心配だけはない。倒れるだけの隙間などないからだ。そんな車両に次のステーションでは更に人が乗ってくる。
「あっ、あうっ!」
「どうしたハイファ!」
「大丈夫、足、踏まれただけ。まだ踏まれてるけど」
「くそう、お前の足を……ぐはっ!」
「どうしたの、シドっ!」
「俺にも分かんねぇ、衝撃が――」
そうして三つ目のステーションで乗り換えの際には、とても乗るのは無理だろうと思われる車内に、二人は駅員に強引に尻を押されて押し込まれた。弾薬が入ったショルダーバッグを担いでいるハイファは余計に苦しそうで、シドは心配しつつどうしてやることもできない。
「くっ……生きてるか、ハイファ?」
「何とか……あと一駅、シド、気を確かに持って!」
ようやく目的のビルに辿り着き、シドとハイファは押し流されるように車両から出る。出た所で駅員にチケット分のクレジットを支払うのもそこそこに、またもリーマンの奔流に溺れるようにしてエレベーターへと流れ込んだ。
ステーションは三十五階、だが上に行きたいのにエレベーターが向かったのは下だ。
「降ろして……降ろして下さい!」
叫ぶハイファの声も虚しく何度もエレベーターは止まるも、ぎゅう詰めで降りられないまま一階に辿り着いてしまった。仕方なくエレベーターに乗り直し、五十八階のボタンに何とかシドが指を触れる。だが今度も降りられずに屋上階の七十六階に着いてしまい、定期BEL乗り場のあるここでやっと大勢の人々が降りていった。
またリーマン軍団が乗ってくる前にシドとハイファはドアの傍の角地を確保する。
「これで降りられなかったら、俺はもう帰るぞ」
「それよりもう大遅刻、九時過ぎちゃったよ」
三度目の正直で五十八階に降り立つとシドとハイファはもうヨレヨレだった。
「缶詰のオイルサーディンの気持ちが分かった気がするぜ」
「それよりシド、早く早く!」
「あんた、何処に引っ掛けたらこうなるの?」
そこで転んでもタダでは起きないハイファが勢い込む。
「先生、この人、たぶん他にも怪我が……簡易スキャンお願いします!」
「何だ、あんた喧嘩でもしたんじゃないの?」
訝しげな顔をした医師は、それでも簡易スキャンしてくれた。
「おいおい、左肩胛骨と左尺骨に酷いヒビが入ってるぞ。この大怪我に気が付かないとは、あんた、どれだけ鈍いんだ」
鈍いと言われてややムッとしたシドだったが、骨折がヒビにまで自然治癒しかけているという自分の丈夫な躰には感謝だ。それでもバディの懇願と医師の判断で部分点滴の刑を食らう。
部分点滴とは患部に直接アミノ酸やリン酸カルシウムを注入して、治りを早めるものだ。
十五分ほどのそれが終わると、左腕と左肩を透明のギプス包帯でしっかりと巻かれて固められた。右大腿部も再生液で洗い流し、消毒したのち合成蛋白接着剤で閉じられ、人工皮膚テープを幾重にも貼り付けられて、こちらも処置は終わりだ。
「いやあ、こんなに鈍い患者は初めてだ」
何度も首を捻る医師から可能なら病院に通って三日は部分点滴を受けること、ギプスは一週間もすれば外せることなどを聞いて、受付で相応のクレジットをハイファが支払うと、その場は釈放となった。
血染めのコットンパンツは着替えていたが大事を取ってタクシーで帰ることにする。寮のビルより少し手前でタクシーを停止・接地させてクレジット精算し、尾行者のないことを確認しながら一八〇二号室まで戻った。
「ほらな、やっぱり俺にはお前が薬だろ?」
「そういう問題じゃないと思うけど、文字通り怪我の功名で治療もできたし、まあ、いっか」
買ってきた荷物をハイファは解き、シドはキッチンでポットを洗って湯を沸かした。これも買ってきたチューブ入りのインスタントコーヒーを紙コップに絞り出して湯で溶く。スプーン要らずで分子が均一に溶けるというシロモノだ。
リビングに持っていくとコーヒー&煙草&作戦タイムである。
「んで、地元惑星警察の捜査はどうなってるって?」
「ああ、それね。殆ど進んでなかったよ」
と、ハイファはふたつ並んだデスクから端末を持ってくるとロウテーブルにセットする。リモータから引き出したリードを繋ぎ、起動した端末のホロキィボードを叩いた。幾つかのコマンドを打ち込むだけで、あっさりと惑星警察のドラグネットに侵入を果たす。
「今朝も一通り見たけど、別室側がリークした以上のことは何も掴んでないね」
「そんなので本当に捜査してるのかよ?」
「僕に言われても知らないってば」
「だよな。じゃあレナードコーポレーションとグレアム通信機器株式会社の企業業績を調べてみてくれ」
「それも調査済み。ひとことで言えば業績は悪くない、どころかボディジェムとセス素子のお蔭で株はウナギ登りだよ」
「そうか。それに役人を強請らなくても、あれならリモータの販売権も降りるよな」
「確かにちゃんとした企業だったよね。でもそれがどうかした?」
「どうもこうもねぇだろ。何で儲かってるのにニセクレジットなんて、目茶苦茶危ない橋を渡る必要があるんだ?」
「あっ、そうだよね。でも会社なんて儲かれば儲かるほどいいってことで……」
「ならお前は『任せきりにされた社員』の仕業と考えてるんだな?」
「それを調べるための、明日からのリーマン生活でしょ?」
「それはそうなんだけどさ」
「いいから、ほら、もう日付が変わっちゃう。先にリフレッシャ浴びてきて」
二本目の煙草もそこそこにバスルームに追いやられ、ドライモードで全身を乾かして出てみると、ダートレスの上には今日買ったパジャマと下着が置かれていた。身に着けてリビングに出て行くと、壁には二人分のスーツが掛かっていて複雑な思いに囚われる。
「何だかマジでサラリーマンになったみたいだぜ」
「自分で言い出したんでしょ、文句言わないで」
言い置いてハイファがバスルームに消える。シドは何となく窓に近寄ると遮光ブラインドの隙間から外を眺めた。あちこちにSDBのロゴを見て溜息ひとつ、寝室に引っ込む。
リフレッシャから上がってきたハイファは暫くキッチンでごそごそとしたのちに寝室に現れ、シドの横になったシングルベッドに潜り込んできた。
「狭いんだし、もう一個ベッドはあるだろ!」
「……イヤなの?」
「だから、そんなにくっつくと……ヤバいって!」
リーマン生活の初日からハイファが動けないという事態は拙い。そう思ってシドは抵抗したが緩く抱き締められて背を、腕を、怪我をした脚を撫でられてようやく大人しくなる。
腕の中で見上げてくる若草色の瞳は潤んでいた。
「こんなに……こんなに怪我して……」
「泣くなよ、ハイファ」
「痛い、よね?」
「痛くねぇよ、マジで。だからもう寝ようぜ。な?」
宥めるようにそっと抱き締め返すと潤んだ目が素直に頷く。だが直後に細い躰が腕の中でうねり、シドは自身の言葉とは裏腹に、急速にマズい事態に陥りつつあるのを感じた。
密着した躰が熱くなり、目前の産毛の生えた耳許に思わず囁きを吹き込む。
「なあ、ハイファ……だめか?」
「……だめです」
「そう言わずに……な?」
◇◇◇◇
早めにベッドに入ったのがシドの勝因(?)で、翌朝は難なく起きたハイファ謹製のビザトーストとコーヒーの朝食を摂ると、交代でリフレッシャを浴び、スーツに着替えて出動した。
だが三分後、予想を超えたリーマン生活のキビシさを体験することになる。
屋上でエレベーターを降りると、ステーションは立錐の余地もないほどスーツ姿のリーマンでビッシリだったのだ。二人は自販機に近寄ることもできず、かといってリーマンはあとからあとから追加され、エレベーターに戻ることも叶わなくなって、リーマンの海に溺れる。
「ハイファ、大丈夫か?」
「ううっ、分かんないよ。シド、何処?」
「こっちだハイファ……くそう、何だってんだ!」
何とかシドはハイファを腕の中に収めてホッとするも、まだリーマンの奔流の只中にいた。そこに五両編成のモノレールが一本やってきてリーマンの奔流は雄牛のスタンピード、いわゆる大暴走の如き勢いで車両のオートドアへと向かった。揉みくちゃにされながらシドとハイファはチケットも買わないまま、巻き込まれる形でモノレールの中へと吸い込まれる。
乗れたことを幸いと思う余裕はなかった。
昨日の帰宅ラッシュとは比べものにならない乗車率に、二人は声も出ないほど押し潰されて喘いだ。吊革に掴まることもできなかったが揺れても倒れる心配だけはない。倒れるだけの隙間などないからだ。そんな車両に次のステーションでは更に人が乗ってくる。
「あっ、あうっ!」
「どうしたハイファ!」
「大丈夫、足、踏まれただけ。まだ踏まれてるけど」
「くそう、お前の足を……ぐはっ!」
「どうしたの、シドっ!」
「俺にも分かんねぇ、衝撃が――」
そうして三つ目のステーションで乗り換えの際には、とても乗るのは無理だろうと思われる車内に、二人は駅員に強引に尻を押されて押し込まれた。弾薬が入ったショルダーバッグを担いでいるハイファは余計に苦しそうで、シドは心配しつつどうしてやることもできない。
「くっ……生きてるか、ハイファ?」
「何とか……あと一駅、シド、気を確かに持って!」
ようやく目的のビルに辿り着き、シドとハイファは押し流されるように車両から出る。出た所で駅員にチケット分のクレジットを支払うのもそこそこに、またもリーマンの奔流に溺れるようにしてエレベーターへと流れ込んだ。
ステーションは三十五階、だが上に行きたいのにエレベーターが向かったのは下だ。
「降ろして……降ろして下さい!」
叫ぶハイファの声も虚しく何度もエレベーターは止まるも、ぎゅう詰めで降りられないまま一階に辿り着いてしまった。仕方なくエレベーターに乗り直し、五十八階のボタンに何とかシドが指を触れる。だが今度も降りられずに屋上階の七十六階に着いてしまい、定期BEL乗り場のあるここでやっと大勢の人々が降りていった。
またリーマン軍団が乗ってくる前にシドとハイファはドアの傍の角地を確保する。
「これで降りられなかったら、俺はもう帰るぞ」
「それよりもう大遅刻、九時過ぎちゃったよ」
三度目の正直で五十八階に降り立つとシドとハイファはもうヨレヨレだった。
「缶詰のオイルサーディンの気持ちが分かった気がするぜ」
「それよりシド、早く早く!」
0
あなたにおすすめの小説
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる