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第34話
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レナードコーポレーション五十八階のオフィス、人事部長の多機能デスク前に二人が立ったのは九時半近かった。初日から一時間も遅刻した新入社員に人事部長は呆れたようだった。
しかしシドとハイファのヨレ具合に事情を察したか、それとも二の句が継げないのか、遅刻についての叱責もせずに席を立つと目顔でついてこいと指示をする。
「レイストローム社は六十一階から七十階ね。販促部は六十一階だから」
販促が販売促進部だというのはシドも既にハイファから聞いていた。だからといって何をさせられるのかは分からない。だが不用意なイヴェントに対する現実認識能力と危機管理能力、順応性には自信があった。なるようになるだろう。
通勤ラッシュが終わったエレベーターはスムーズに六十一階へと三人を運んだ。
六十一階のレイストローム社・販売促進部のオフィスは、シドには意外なことにがらんとしていた。端末付きデスクが多数並んでいるが、席に着いているのは四、五人だ。
それらのデスクから少し離れた多機能デスクに男が一人就き、傍に立った女性と話し込んでいる。彼らに人事部長は近づいて挨拶した。
「お世話になっております。昨日お話しした二人をつれて参りました」
「ご苦労様。それにしても初日から遅刻とは、いったいどういうつもり?」
人事部長は自分のせいではないことを主張するように、女性と共にシドとハイファに目を向ける。シドは人事部長ではなく女性を見返した。
制服ではなく自前のパンツスーツの女性は金髪をベリーショートにし、灰色の瞳に鋭い光を溜めてこちらを見ている。ネームプレートには『ノンナ=クドリュカ』とあった。
「すみません、事故で少々遅れてしまいまして……」
「まあ、いいわ」
と、女性はハイファの言い訳をバッサリ斬り、
「わたしは人事部課長補佐のクドリュカよ。ノンナと呼んでくれていいわ。それとこっちが販促課長のゲイリー」
たぶんこのゲイリー課長が直属上司なのだろうとシドは踏む。ここらは機捜課と同じだ。
観察していると茶髪のゲイリーは多機能デスク上のホロディスプレイから顔を上げ、シドとハイファを値踏みするようにじっと眺めながら、挨拶も抜きで口を開いた。
「FCで何をやっていたかは知らないが、ここで必要なのは販促部員としての即戦力だ。まずはそこの端末でウチの取扱商品をしっかり見て詳細を頭に叩き込んでくれ。それが終われば声を掛けてくれ、テストをさせて貰う。パスすれば外回りに出て行っていい」
早口で言われ、シドとハイファは指されたデスクに並んで着く。安堵したようにレナードコーポレーションの人事部長は帰って行った。
何がどう伝わったのか、ガードの筈のシドまで販促部員として扱われるようだ。
だがスーツの上から羽織った対衝撃ジャケットは裾が長めではあるものの、大腿部にバンドで留めた巨大レールガンの銃口は隠しようもない。それを胡散臭そうにノンナとゲイリーは見つめながら、ぼそぼそと喋っていた。
警官でもないのに銃の所持を許可されているのは、危険な星に荷を運ぶ貨物艦の乗組員でもなければ紛争地帯の傭兵、それにテラ連邦軍の正規兵くらいだ。それとも大物を護るために星系政府から特別認可を受けたガードマンか。
幾ら天下のFCでも支社の広報宣伝部課長補佐のガード程度では認可など下りる筈もない。
執銃しているのを不思議に思うのは当然で、もしかしてマフィア関係者と思われているのかも知れないとシドは考えたが、だからといって何も訊かれないので黙っている。
半ば放置された二人は仕方なくレイストローム社の商品カタログを眺め始めた。商品はリモータチェッカやチェックパネルなどだった。
「おい、ハイファ」
「ユーリーだよ。で、何?」
「これで本当にレナードコーポレーションを探れるのかよ?」
「探りたけりゃ、さっさとこの商品を覚えなきゃだよ。販促部員として認められれば何処を外回りしたって自由なんだから。但しノルマを達成すれば、みたいだけどね」
と、ハイファが目顔で指したのは、壁に貼られた『今月の目標、売り上げ一人一千万』と『先月の売り上げベストテン』なる棒グラフの入力された電子ホワイトボードである。
棒グラフのトップを飾る販促部員の名には金色の星が輝いていた。
「ノルマなんてAD世紀の負の遺産と、ここで出遭うとはな」
「だよね。でもほら、貴方もちゃんとこれ読んで」
暫しカタログに没頭する。似て非なるヴァージョン違いの価格を覚えるのに苦労した。そうして暫く過ごし、リモータにも商品カタログを取り込んでハイファが挙手する。
「あのう、大体覚えたんですけど」
「もう、か? 早いな。じゃあリモータチェッカSP‐二〇一の価格帯はどのくらいだ?」
「二百番台だから、二万八千から四万五千クレジットですね」
「なるほど。ノンナ、この二人に社員証とパスコード・ネームプレートを頼む」
頼まれ頷いた人事部課長補佐はシドたちを促して廊下へと出た。エレベーターで六十五階まで上がり、オフィスのひとつに入ると二人に指示を出す。
「この端末カメラでポラを撮らせて頂戴、各オフィスに入るときの識別に使うから。それとリモータIDをこれに打ち込んで」
全てが終わるとリモータにはパスコードが流され、社内にいるときだけ着けるネームプレートを渡される。普段出入りするオフィスはネームプレートが識別波を出すのでノーチェック、そうでないフロアはリモータのパスコードと顔で識別され、入れる所ならドアが開くということだった。
「開かなければ入れないと思って。それと社内配置図は今、流すわ」
「入れない部屋もあるんだね?」
「社長室や機密資料室に貴方たちは用がないでしょう?」
そう言われれば引っ込まざるを得ない。それに自分たちが探るのはこのレイストローム社ではなく、下のレナードコーポレーションなのだ。
「じゃあ、行ってらっしゃい。初成果を期待してるわ」
本当に期待しているのか怪しい、気怠げな口調でノンナは二人を部屋から追い出した。追い出された二人は何はともあれエレベーターで五十八階に下る。
五十八階の廊下でハーくんにハイファが発信し、人事部長のいたオフィスで端末を借り受ける交渉をした。滞りなく交渉を成功させ、人事部のオフィスへと二人は足を運ぶ。
社長直々の命を受け、人事部長はデスクをふたつ空けて待っていた。
それでも胡散臭そうな顔をした人事部長は無視、ハイファはさっさとデスクに着くと得意のハッキングでレナードコーポレーションの管理中枢コンへの侵入を試みる。
ホロキィボードを叩き始めて五分と経たずにハイファはシドの腕をつついた。
「入ったよ。何を検索しようか?」
「勿論、ダリアネットワークが存在するかどうかだ。それとダリア素子らしきブツを納入または製造していないか、徹底して調べてくれ」
「アイ・サー」
調べ物にハイファが没頭してしまうとシドはヒマ、そこにピンクの制服を身に着けた女性社員がやってきて、コーヒーカップをふたつ置いてくれた。礼を言ってその女性の半袖ブラウスから覗いたボディジェムを何となく眺める。
「それ、埋めるときは痛くねぇのか?」
声を掛けられて頬を染めながら女性社員は笑った。
「痛くないわよ、全然。貴方は埋めてないのね」
「まあな。ところで話は飛ぶが、あんたはニセクレジットの被害に遭ってねぇのか?」
「ああ、それ……」
と、女性は顔を曇らせた。
「丁度、昨日ピアスを買ったときにそれで揉めちゃって。すぐに真クレジットで払ったから、その場は収まったけれど」
「ふうん、そいつは災難だったな」
「ええ、もう大変だったのよ。わたしの友達も何人か同じ目に遭って……でも、もうここまでくるとニセクレジットでもモノが買えちゃう場所もあるって噂も聞いたわ」
「何処だよ、それ?」
「リーランの歓楽街って話だけれど」
「ふうん……」
それからは社員食堂のメニューや、上司に対するちょっとした愚痴などを聞いてシドは暫し女子社員と話を弾ませた。話の中で女子社員のリモータが社内販売品でないことも聞き出す。
一方のハイファはシドと女子社員の盛り上がりに苛つきながら検索を続けていた。
やがて建材に紛れた音声素子がチャイムを鳴らす。十二時の休憩だ。さっさとハイファは端末を片付けて立ち上がる。
「シド、ご飯!」
「ンな、タマのエサの時間じゃねぇんだからさ」
他の女性たちと食事に行く女子社員に手を振ってしまってから、シドは相棒の怒りのオーラに気付いて少々退きつつ、ハイファとつかず離れずで六十階にある食堂へと足を向けた。
ここでも百クレジットを取られたが、ビュッフェ形式のメニューは豊富で文句はない。
しかしシドとハイファのヨレ具合に事情を察したか、それとも二の句が継げないのか、遅刻についての叱責もせずに席を立つと目顔でついてこいと指示をする。
「レイストローム社は六十一階から七十階ね。販促部は六十一階だから」
販促が販売促進部だというのはシドも既にハイファから聞いていた。だからといって何をさせられるのかは分からない。だが不用意なイヴェントに対する現実認識能力と危機管理能力、順応性には自信があった。なるようになるだろう。
通勤ラッシュが終わったエレベーターはスムーズに六十一階へと三人を運んだ。
六十一階のレイストローム社・販売促進部のオフィスは、シドには意外なことにがらんとしていた。端末付きデスクが多数並んでいるが、席に着いているのは四、五人だ。
それらのデスクから少し離れた多機能デスクに男が一人就き、傍に立った女性と話し込んでいる。彼らに人事部長は近づいて挨拶した。
「お世話になっております。昨日お話しした二人をつれて参りました」
「ご苦労様。それにしても初日から遅刻とは、いったいどういうつもり?」
人事部長は自分のせいではないことを主張するように、女性と共にシドとハイファに目を向ける。シドは人事部長ではなく女性を見返した。
制服ではなく自前のパンツスーツの女性は金髪をベリーショートにし、灰色の瞳に鋭い光を溜めてこちらを見ている。ネームプレートには『ノンナ=クドリュカ』とあった。
「すみません、事故で少々遅れてしまいまして……」
「まあ、いいわ」
と、女性はハイファの言い訳をバッサリ斬り、
「わたしは人事部課長補佐のクドリュカよ。ノンナと呼んでくれていいわ。それとこっちが販促課長のゲイリー」
たぶんこのゲイリー課長が直属上司なのだろうとシドは踏む。ここらは機捜課と同じだ。
観察していると茶髪のゲイリーは多機能デスク上のホロディスプレイから顔を上げ、シドとハイファを値踏みするようにじっと眺めながら、挨拶も抜きで口を開いた。
「FCで何をやっていたかは知らないが、ここで必要なのは販促部員としての即戦力だ。まずはそこの端末でウチの取扱商品をしっかり見て詳細を頭に叩き込んでくれ。それが終われば声を掛けてくれ、テストをさせて貰う。パスすれば外回りに出て行っていい」
早口で言われ、シドとハイファは指されたデスクに並んで着く。安堵したようにレナードコーポレーションの人事部長は帰って行った。
何がどう伝わったのか、ガードの筈のシドまで販促部員として扱われるようだ。
だがスーツの上から羽織った対衝撃ジャケットは裾が長めではあるものの、大腿部にバンドで留めた巨大レールガンの銃口は隠しようもない。それを胡散臭そうにノンナとゲイリーは見つめながら、ぼそぼそと喋っていた。
警官でもないのに銃の所持を許可されているのは、危険な星に荷を運ぶ貨物艦の乗組員でもなければ紛争地帯の傭兵、それにテラ連邦軍の正規兵くらいだ。それとも大物を護るために星系政府から特別認可を受けたガードマンか。
幾ら天下のFCでも支社の広報宣伝部課長補佐のガード程度では認可など下りる筈もない。
執銃しているのを不思議に思うのは当然で、もしかしてマフィア関係者と思われているのかも知れないとシドは考えたが、だからといって何も訊かれないので黙っている。
半ば放置された二人は仕方なくレイストローム社の商品カタログを眺め始めた。商品はリモータチェッカやチェックパネルなどだった。
「おい、ハイファ」
「ユーリーだよ。で、何?」
「これで本当にレナードコーポレーションを探れるのかよ?」
「探りたけりゃ、さっさとこの商品を覚えなきゃだよ。販促部員として認められれば何処を外回りしたって自由なんだから。但しノルマを達成すれば、みたいだけどね」
と、ハイファが目顔で指したのは、壁に貼られた『今月の目標、売り上げ一人一千万』と『先月の売り上げベストテン』なる棒グラフの入力された電子ホワイトボードである。
棒グラフのトップを飾る販促部員の名には金色の星が輝いていた。
「ノルマなんてAD世紀の負の遺産と、ここで出遭うとはな」
「だよね。でもほら、貴方もちゃんとこれ読んで」
暫しカタログに没頭する。似て非なるヴァージョン違いの価格を覚えるのに苦労した。そうして暫く過ごし、リモータにも商品カタログを取り込んでハイファが挙手する。
「あのう、大体覚えたんですけど」
「もう、か? 早いな。じゃあリモータチェッカSP‐二〇一の価格帯はどのくらいだ?」
「二百番台だから、二万八千から四万五千クレジットですね」
「なるほど。ノンナ、この二人に社員証とパスコード・ネームプレートを頼む」
頼まれ頷いた人事部課長補佐はシドたちを促して廊下へと出た。エレベーターで六十五階まで上がり、オフィスのひとつに入ると二人に指示を出す。
「この端末カメラでポラを撮らせて頂戴、各オフィスに入るときの識別に使うから。それとリモータIDをこれに打ち込んで」
全てが終わるとリモータにはパスコードが流され、社内にいるときだけ着けるネームプレートを渡される。普段出入りするオフィスはネームプレートが識別波を出すのでノーチェック、そうでないフロアはリモータのパスコードと顔で識別され、入れる所ならドアが開くということだった。
「開かなければ入れないと思って。それと社内配置図は今、流すわ」
「入れない部屋もあるんだね?」
「社長室や機密資料室に貴方たちは用がないでしょう?」
そう言われれば引っ込まざるを得ない。それに自分たちが探るのはこのレイストローム社ではなく、下のレナードコーポレーションなのだ。
「じゃあ、行ってらっしゃい。初成果を期待してるわ」
本当に期待しているのか怪しい、気怠げな口調でノンナは二人を部屋から追い出した。追い出された二人は何はともあれエレベーターで五十八階に下る。
五十八階の廊下でハーくんにハイファが発信し、人事部長のいたオフィスで端末を借り受ける交渉をした。滞りなく交渉を成功させ、人事部のオフィスへと二人は足を運ぶ。
社長直々の命を受け、人事部長はデスクをふたつ空けて待っていた。
それでも胡散臭そうな顔をした人事部長は無視、ハイファはさっさとデスクに着くと得意のハッキングでレナードコーポレーションの管理中枢コンへの侵入を試みる。
ホロキィボードを叩き始めて五分と経たずにハイファはシドの腕をつついた。
「入ったよ。何を検索しようか?」
「勿論、ダリアネットワークが存在するかどうかだ。それとダリア素子らしきブツを納入または製造していないか、徹底して調べてくれ」
「アイ・サー」
調べ物にハイファが没頭してしまうとシドはヒマ、そこにピンクの制服を身に着けた女性社員がやってきて、コーヒーカップをふたつ置いてくれた。礼を言ってその女性の半袖ブラウスから覗いたボディジェムを何となく眺める。
「それ、埋めるときは痛くねぇのか?」
声を掛けられて頬を染めながら女性社員は笑った。
「痛くないわよ、全然。貴方は埋めてないのね」
「まあな。ところで話は飛ぶが、あんたはニセクレジットの被害に遭ってねぇのか?」
「ああ、それ……」
と、女性は顔を曇らせた。
「丁度、昨日ピアスを買ったときにそれで揉めちゃって。すぐに真クレジットで払ったから、その場は収まったけれど」
「ふうん、そいつは災難だったな」
「ええ、もう大変だったのよ。わたしの友達も何人か同じ目に遭って……でも、もうここまでくるとニセクレジットでもモノが買えちゃう場所もあるって噂も聞いたわ」
「何処だよ、それ?」
「リーランの歓楽街って話だけれど」
「ふうん……」
それからは社員食堂のメニューや、上司に対するちょっとした愚痴などを聞いてシドは暫し女子社員と話を弾ませた。話の中で女子社員のリモータが社内販売品でないことも聞き出す。
一方のハイファはシドと女子社員の盛り上がりに苛つきながら検索を続けていた。
やがて建材に紛れた音声素子がチャイムを鳴らす。十二時の休憩だ。さっさとハイファは端末を片付けて立ち上がる。
「シド、ご飯!」
「ンな、タマのエサの時間じゃねぇんだからさ」
他の女性たちと食事に行く女子社員に手を振ってしまってから、シドは相棒の怒りのオーラに気付いて少々退きつつ、ハイファとつかず離れずで六十階にある食堂へと足を向けた。
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