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第36話
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老年のドン・コッカーは執務室の本革張り応接セットで葉巻を吹かしていた。
「おう、きたか、お客人」
「ドン・コッカーに於かれましてはご健勝で何よりでございます。それにご愛顧下さり感謝しております。本日もドンのお気に召す商品があれば宜しいのですが――」
過剰に愛想のいい部長の長広舌をドン・コッカーは聞き流しているようだった。一通りの挨拶が終わると勧められて部長と部下にハイファは三人掛けソファに腰掛ける。座る余地のないシドは背後に立った。
三下たちはドンの背後で懐に手を入れたままだ。
「――先日ご連絡させて頂きましたように、このたびリモータチェッカに麻痺機能をつけた新製品をお勧めしたいと思いまして本日は参じました――」
部長は「ちょっと拝借します」と断ると部下に頷いてみせる。部下は慣れた様子で室内に据えられた3Dホロディスプレイを立ち上げ、リモータから取り出した外部メモリ、五ミリ角のMB――メディアブロック――をセットした。執務室の中空に新製品が映し出される。
新製品のホロを挟んで三下はシドを睨みつけ、今にも銃を引き抜かんばかりにいきり立っていた。一方のシドはポーカーフェイスながら、こちらもいつでも抜ける態勢だ。
非常に危うい緊張感が漂う中、部長のやけに明るい声だけが響く。
「――こちらもヴァージョン違いでして、お色は七色からお選び頂ける他、じつはドン・コッカー仕様としましてスタンの電圧アップを図らせて頂いております。どんな毛の生えた心臓でもこれを浴びればサクッと――」
殆ど半目となったドンは聞いているのかいないのか、シドには分からなかった。ただ時折葉巻を口にするので起きていると判別できる程度だ。
そこに遅ればせながらワゴンを押した手下が現れ、茶器を応接セットのロウテーブルに配して静かに去った。香り高い紅茶にハイファが上品に手を伸ばす。ソーサーを胸の位置まで持ってくると繊細な絵付けに目をやったのち、カップをそっと右手で持ち上げて口をつけた。
その所作は何処の貴族かと思わせる優雅さだった。
「カップはウェッジウッド、紅茶もカップに負けないキシラン星系第二惑星ナフル産ですね」
「おおっ、お客人。そこまで分かるたあ、並みのお人じゃないとみたぜ」
言いつつドン・コッカーがクワッと目を見開く。
そのときだった。シドの背後でガーとオートドアが開いたと思うと血塗れの三下が二人、執務室に這い込んできて叫んだ。
「親分、出入りだ……トニーが下手こきやがった!」
「バートファミリーの奴らが……カチコミだ!」
「……何だって?」
咄嗟に振り向いたシドはバッタリ倒れた三下の背後から、こちらに銃を向けた男の腕を二連射で撃ち落とす。ドン・コッカーの背後にいた三下たちも飛び出してきてシドと並んで撃った。折り重なるようにバートファミリーのカチコミ部隊は倒れてゆく。
だが積まれた仲間の半死体を盾にして、カチコミ部隊も執務室に向けて銃弾とレーザーの雨を降らせ始めた。
部長と部下は顔色を失ってソファの下に伏せている。ドン・コッカーはソファに腰掛けたまま、大した胆力だった。ハイファはそんなドンと向かい合って紅茶を啜っている。
レールガン連射モードでシドはカチコミ部隊を薙いだ。更にバタバタと敵が倒れ、だがレーザーの銃口がハイファの方に向いたのを見取って叫ぶ。
「ハイファ、いや、ユーリー!」
灼熱のレーザーをハイファは左に身を傾がせて避けた。そっと高価なカップをロウテーブルに戻す。その間に三下たちも果敢に応戦、しかし三人が被弾して倒れ伏した。そこで初めてハイファが懐からテミスコピーを引き抜く。振り向きざまに轟音を立てて発射、一発に聞こえるほどの速射で三発を放った。同時にシドもトリプルショットをぶちかます。
都合十五名のカチコミ部隊はそれで沈黙した。
硝煙が白く濃く煙り、叩き込まれた銃弾とレーザーによって目茶苦茶になった執務室内は、唐突に静けさに包まれる。その静謐を破らぬ柔らかな声でハイファがシドに訊いた。
「シド、貴方また撃たれたでしょ、大丈夫?」
「二十二口径に三十八口径SP弾なんか屁でもねぇよ」
「そっか。じゃあシドも紅茶、頂いたら? すっごく美味しいよ」
「ん、あ、これは確かに旨いな。でも何処かで飲んだ気が……キシラン星系第二惑星ナフル、サモッラ産の、それも銘柄は『金の雫』か」
「それもカップはフロレンティーンターコイズだよ。ここでこんなティータイムが愉しめるなんて……ドン・コッカー、素敵な時間をありがとうございました」
再び半目で聞いていたドン・デイル=コッカーは、ふいに目を瞠るとニヤリと笑った。やっとソファの下から這い出してきた、まだ青い顔の部長と部下にもドンは太い笑みを向ける。
「こんなに話の分かるお客人は初めてだ。その商品、全て買わせて貰おうじゃねぇかい」
◇◇◇◇
直帰するというシドとハイファに精密通信機器部長は「是非とも夕食を奢らせろ」と言って聞かなかった。仕方なくレイストローム社に戻ると、発振で成果を聞いていた販促部でまたクラッカーと紙吹雪の出迎えを受ける。
そうして定時も過ぎた十八時半、部長とノンナにつれられてスカイチューブで隣のビルに移り、最上階のフレンチレストランに案内された。そこでは二人の男が待っていた。
テーブルに部長とノンナ、シドとハイファが着くと、すぐにグラスシャンパンで乾杯する。運ばれてきた前菜とスープを食しながら訊けば、二人の男はレイストローム社の親会社であるメイソンコミュニケーションズの役員ということだった。
何処までも上があるんだなとシドが考えていると、勝手に話は転がり出す。
「――という訳で、これだけの逸材は滅多にないと思いまして、ご連絡させて頂きました」
部長が言うと、二人の男はシドとハイファを交互に見て笑みを洩らした。
「見た目も大したものですな。いや、冗談でなくこれは重要な武器ですからな」
「それで、この二人はこちらで預からせて貰うということで、宜しいのですね?」
「勿論です。眠らせておくべき人材ではありません。そちらでどうぞ、お育て下さい」
「えっ? ちょっと、待って下さい!」
自分たちの思惑をまるで無視して進むヘッドハンティング話に、ハイファは思わず声を上げて遮っていた。だがノンナ以外の男三人はいきなりどうしたのかという目でハイファを見る。
「拘束時間は二分の一、給与は現在の二百五十パーセントアップ、悪い話じゃない筈だが……」
「それにウチはSDBの直接傘下だ、このアリミアでサラリーマンの夢と言っても過言じゃない話だと思うんだがね」
困ってしまい、ハイファはシドに目で助けを求めた。しかしシドは前菜とスープを平らげるとシャンパンを手酌で注いでグラス半分を飲み干し、おもむろに言った。
「その話、受けさせて貰う」
「って、本当にいいの、シド?」
「構わねぇさ。『サラリーマンの夢』だろ、結構な話じゃねぇか」
何となくホッとしたような空気が漂い、運ばれてきた魚料理に皆が取り掛かる。ハイファも優雅に食しながら、だがシドの意図が読めずに戸惑っていた。
そこでシドが思い出したように付け加える。
「ただ、俺たちは常に一緒に動く。それだけは譲れない条件だ」
「そんなことは構わない。期待の星は連星か、これは面白い」
肉料理とデザートのザッハトルテを食しコーヒーまで飲み干してしまうと、二人の男は忙しくもまだ仕事があるようで、そそくさとレストランを出て行った。残った部長はノンナと二人を誘い、四人でカクテルラウンジに移動する。
部長の行きつけらしいラウンジでは四人並んでカウンターのスツールに腰掛けた。
シドはカミカゼ、ハイファはドライマティーニ、部長はウィスキーをロックで、酒に強いらしいノンナはバラライカを頼んで啜る。
「で、明日から僕らはどうすればいいのかな?」
「まずは遅刻せずに出勤して頂戴。わたしがメイソンコムにつれて行くから」
「それだけでいいのか?」
「メイソンコムが何をしている企業かくらいは調べておくのをお勧めするわ」
それから二時間ほどを雑談で過ごした。主な話題は今や社会的な大問題のニセクレジットである。だがノンナたちの話を聞いていてシドたちは初めて気付かされることがあった。
このフラナス星系第三惑星ハリダでは、殆どの人間がボディジェムとニセクレジット入りリモータとを関連づけて考えてはいなかったのだ。
シドは考え込んだ。地元惑星警察の捜査が幾ら進まなくても、ある程度は別室側がリークしているのだ。ダリアネットワークとダリア素子のことを発表していない訳はない。
なのにニセクレジットがこれだけの問題になっても、ダリアについて一般人が何も知らないなどということが有り得るだろうか。いや、有り得ているからこそ、ここまで被害が及んでいるのだ。殆どTVを鑑賞するヒマがないことが悔やまれる。
ここはさっさと帰ってニュース検索でもするべきだった。シドはハイファを促して共に部長に礼を言い席を立つ。一緒にノンナも立ち上がった。
「乗り換えるまでご一緒させて貰えるかしら」
「何ならご自宅まで送るぜ?」
「わたしは乗り換えずに一駅先の寮だから、それはいいわ」
「おう、きたか、お客人」
「ドン・コッカーに於かれましてはご健勝で何よりでございます。それにご愛顧下さり感謝しております。本日もドンのお気に召す商品があれば宜しいのですが――」
過剰に愛想のいい部長の長広舌をドン・コッカーは聞き流しているようだった。一通りの挨拶が終わると勧められて部長と部下にハイファは三人掛けソファに腰掛ける。座る余地のないシドは背後に立った。
三下たちはドンの背後で懐に手を入れたままだ。
「――先日ご連絡させて頂きましたように、このたびリモータチェッカに麻痺機能をつけた新製品をお勧めしたいと思いまして本日は参じました――」
部長は「ちょっと拝借します」と断ると部下に頷いてみせる。部下は慣れた様子で室内に据えられた3Dホロディスプレイを立ち上げ、リモータから取り出した外部メモリ、五ミリ角のMB――メディアブロック――をセットした。執務室の中空に新製品が映し出される。
新製品のホロを挟んで三下はシドを睨みつけ、今にも銃を引き抜かんばかりにいきり立っていた。一方のシドはポーカーフェイスながら、こちらもいつでも抜ける態勢だ。
非常に危うい緊張感が漂う中、部長のやけに明るい声だけが響く。
「――こちらもヴァージョン違いでして、お色は七色からお選び頂ける他、じつはドン・コッカー仕様としましてスタンの電圧アップを図らせて頂いております。どんな毛の生えた心臓でもこれを浴びればサクッと――」
殆ど半目となったドンは聞いているのかいないのか、シドには分からなかった。ただ時折葉巻を口にするので起きていると判別できる程度だ。
そこに遅ればせながらワゴンを押した手下が現れ、茶器を応接セットのロウテーブルに配して静かに去った。香り高い紅茶にハイファが上品に手を伸ばす。ソーサーを胸の位置まで持ってくると繊細な絵付けに目をやったのち、カップをそっと右手で持ち上げて口をつけた。
その所作は何処の貴族かと思わせる優雅さだった。
「カップはウェッジウッド、紅茶もカップに負けないキシラン星系第二惑星ナフル産ですね」
「おおっ、お客人。そこまで分かるたあ、並みのお人じゃないとみたぜ」
言いつつドン・コッカーがクワッと目を見開く。
そのときだった。シドの背後でガーとオートドアが開いたと思うと血塗れの三下が二人、執務室に這い込んできて叫んだ。
「親分、出入りだ……トニーが下手こきやがった!」
「バートファミリーの奴らが……カチコミだ!」
「……何だって?」
咄嗟に振り向いたシドはバッタリ倒れた三下の背後から、こちらに銃を向けた男の腕を二連射で撃ち落とす。ドン・コッカーの背後にいた三下たちも飛び出してきてシドと並んで撃った。折り重なるようにバートファミリーのカチコミ部隊は倒れてゆく。
だが積まれた仲間の半死体を盾にして、カチコミ部隊も執務室に向けて銃弾とレーザーの雨を降らせ始めた。
部長と部下は顔色を失ってソファの下に伏せている。ドン・コッカーはソファに腰掛けたまま、大した胆力だった。ハイファはそんなドンと向かい合って紅茶を啜っている。
レールガン連射モードでシドはカチコミ部隊を薙いだ。更にバタバタと敵が倒れ、だがレーザーの銃口がハイファの方に向いたのを見取って叫ぶ。
「ハイファ、いや、ユーリー!」
灼熱のレーザーをハイファは左に身を傾がせて避けた。そっと高価なカップをロウテーブルに戻す。その間に三下たちも果敢に応戦、しかし三人が被弾して倒れ伏した。そこで初めてハイファが懐からテミスコピーを引き抜く。振り向きざまに轟音を立てて発射、一発に聞こえるほどの速射で三発を放った。同時にシドもトリプルショットをぶちかます。
都合十五名のカチコミ部隊はそれで沈黙した。
硝煙が白く濃く煙り、叩き込まれた銃弾とレーザーによって目茶苦茶になった執務室内は、唐突に静けさに包まれる。その静謐を破らぬ柔らかな声でハイファがシドに訊いた。
「シド、貴方また撃たれたでしょ、大丈夫?」
「二十二口径に三十八口径SP弾なんか屁でもねぇよ」
「そっか。じゃあシドも紅茶、頂いたら? すっごく美味しいよ」
「ん、あ、これは確かに旨いな。でも何処かで飲んだ気が……キシラン星系第二惑星ナフル、サモッラ産の、それも銘柄は『金の雫』か」
「それもカップはフロレンティーンターコイズだよ。ここでこんなティータイムが愉しめるなんて……ドン・コッカー、素敵な時間をありがとうございました」
再び半目で聞いていたドン・デイル=コッカーは、ふいに目を瞠るとニヤリと笑った。やっとソファの下から這い出してきた、まだ青い顔の部長と部下にもドンは太い笑みを向ける。
「こんなに話の分かるお客人は初めてだ。その商品、全て買わせて貰おうじゃねぇかい」
◇◇◇◇
直帰するというシドとハイファに精密通信機器部長は「是非とも夕食を奢らせろ」と言って聞かなかった。仕方なくレイストローム社に戻ると、発振で成果を聞いていた販促部でまたクラッカーと紙吹雪の出迎えを受ける。
そうして定時も過ぎた十八時半、部長とノンナにつれられてスカイチューブで隣のビルに移り、最上階のフレンチレストランに案内された。そこでは二人の男が待っていた。
テーブルに部長とノンナ、シドとハイファが着くと、すぐにグラスシャンパンで乾杯する。運ばれてきた前菜とスープを食しながら訊けば、二人の男はレイストローム社の親会社であるメイソンコミュニケーションズの役員ということだった。
何処までも上があるんだなとシドが考えていると、勝手に話は転がり出す。
「――という訳で、これだけの逸材は滅多にないと思いまして、ご連絡させて頂きました」
部長が言うと、二人の男はシドとハイファを交互に見て笑みを洩らした。
「見た目も大したものですな。いや、冗談でなくこれは重要な武器ですからな」
「それで、この二人はこちらで預からせて貰うということで、宜しいのですね?」
「勿論です。眠らせておくべき人材ではありません。そちらでどうぞ、お育て下さい」
「えっ? ちょっと、待って下さい!」
自分たちの思惑をまるで無視して進むヘッドハンティング話に、ハイファは思わず声を上げて遮っていた。だがノンナ以外の男三人はいきなりどうしたのかという目でハイファを見る。
「拘束時間は二分の一、給与は現在の二百五十パーセントアップ、悪い話じゃない筈だが……」
「それにウチはSDBの直接傘下だ、このアリミアでサラリーマンの夢と言っても過言じゃない話だと思うんだがね」
困ってしまい、ハイファはシドに目で助けを求めた。しかしシドは前菜とスープを平らげるとシャンパンを手酌で注いでグラス半分を飲み干し、おもむろに言った。
「その話、受けさせて貰う」
「って、本当にいいの、シド?」
「構わねぇさ。『サラリーマンの夢』だろ、結構な話じゃねぇか」
何となくホッとしたような空気が漂い、運ばれてきた魚料理に皆が取り掛かる。ハイファも優雅に食しながら、だがシドの意図が読めずに戸惑っていた。
そこでシドが思い出したように付け加える。
「ただ、俺たちは常に一緒に動く。それだけは譲れない条件だ」
「そんなことは構わない。期待の星は連星か、これは面白い」
肉料理とデザートのザッハトルテを食しコーヒーまで飲み干してしまうと、二人の男は忙しくもまだ仕事があるようで、そそくさとレストランを出て行った。残った部長はノンナと二人を誘い、四人でカクテルラウンジに移動する。
部長の行きつけらしいラウンジでは四人並んでカウンターのスツールに腰掛けた。
シドはカミカゼ、ハイファはドライマティーニ、部長はウィスキーをロックで、酒に強いらしいノンナはバラライカを頼んで啜る。
「で、明日から僕らはどうすればいいのかな?」
「まずは遅刻せずに出勤して頂戴。わたしがメイソンコムにつれて行くから」
「それだけでいいのか?」
「メイソンコムが何をしている企業かくらいは調べておくのをお勧めするわ」
それから二時間ほどを雑談で過ごした。主な話題は今や社会的な大問題のニセクレジットである。だがノンナたちの話を聞いていてシドたちは初めて気付かされることがあった。
このフラナス星系第三惑星ハリダでは、殆どの人間がボディジェムとニセクレジット入りリモータとを関連づけて考えてはいなかったのだ。
シドは考え込んだ。地元惑星警察の捜査が幾ら進まなくても、ある程度は別室側がリークしているのだ。ダリアネットワークとダリア素子のことを発表していない訳はない。
なのにニセクレジットがこれだけの問題になっても、ダリアについて一般人が何も知らないなどということが有り得るだろうか。いや、有り得ているからこそ、ここまで被害が及んでいるのだ。殆どTVを鑑賞するヒマがないことが悔やまれる。
ここはさっさと帰ってニュース検索でもするべきだった。シドはハイファを促して共に部長に礼を言い席を立つ。一緒にノンナも立ち上がった。
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