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第43話
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「うーっ、暗示かなあ、痒い気がしてきたかも」
「痒くても足だけもう一度洗わねぇと、ホテルに迷惑掛けるぞ」
「ついでにスパイからも足を洗おうかな」
「酔ってると本音が出るもんだ。いい加減に別室から足を引っこ抜けよな」
何とか足だけは洗ったが、ホテルマンたちに大笑いされながらエントランスとフロントを通過することとなり、ロビーにいた人々からは何事かと注目を浴びた。
十二階の一二〇七号室に帰り着くと何はともあれリフレッシャだ。二人は広めのバスルームで一緒にリフレッシャを浴びる。だがそこでは色々と我慢をし、お揃いのガウンを着て部屋に戻ると、約束通りに二人でシドのレールガンの整備を始めた。
ハイファのテミスコピーのような鋼の塊ほど手は掛からないが内部の電磁石は銅合金である。整備を怠って肝心なときに撃てないでは命に関わる。
ついでにハイファのテミスコピーも大事を取って整備し始めると、ついつい熱中してしまって夜も更けた。二人が納得したのは一時を過ぎた頃だった。
愛銃をベッドのヘッドボードの棚に置き、先にベッドに横になったハイファの腰まで届く明るい金髪がシーツにうねって流れるのを鑑賞しながらシドは我慢していた煙草を吸う。数本入った煙草を海でだめにしたので、新しいパッケージを封切ったばかりだ。
三本目を咥えようとして若草色の瞳に睨まれ、ロウテーブルにオイルライターと共に投げ出してベッドに上がる。
そのまま細い躰を組み敷いて片手一本でハイファの両手を頭上で縫い止めた。仰け反った白く華奢な首筋から喉に唇を這わせ、耳に熱い囁きを吹き込む――。
◇◇◇◇
目覚めてシドは窓からの明かりがまだ薄いのを訝しく思った。非常によく眠った気分なのに日が高くないのを不思議に感じたのだ。だが直後に今日は昼の日で、ゆっくりと夜が明けているのだと気付く。
胸の上に載ったハイファのリモータを見れば、それでもまだ九時過ぎだった。何故起きたかと言えば脳ミソが煙草を欲したからなのだが、躰にはハイファの腕が巻きついている。起きて起きられないことはないが、ハイファまで起こしてしまうのは忍びなかった。
と、逡巡しているうちに若草色の瞳が鈍く覗く。毛布から片腕だけを出して身を起こそうとするも、まだふらふらとしているようで叶わないらしい。
「ん……シド、煙草?」
「ああ、お前はまだ寝てていいぞ」
「お言葉に甘え、ます――」
あまりによく眠っているので起こすのも忍びなく、シドは淡々と煙草を吸いつつTVを音声ミュートで暫く眺めていたが、黙っていても腹の虫は勝手に自己主張し、その巨大な音でハイファはようやく目覚めたらしかった。
「起きたならメシ食いに行こうぜ。お前は腹、減らねぇのか?」
「もうお昼だよ、お腹空かないとでも思ってるの?」
眠たげながら昨夜のハードさに対する言外の文句にシドは宥める口調となる。
「分かった分かった、ルームサーヴィスでも取るか?」
「ううん、そこまではいい。もう少ししたら動けると思うから、煙草でも吸って待ってて」
「ラジャー」
窓を開けて風を入れた。レースのカーテンをふわりふわりと揺らす風は、潮の香りと光の粒を含んでいるようである。恒星フラナスはもうすっかり世界を照らしていた。
カーテンの隙間から外を覗いたシドは、目を灼く日差しに閉口して引っ込んだ。
「かなり外は暑そうだぞ」
「何処かで半袖でも買う? それでボディジェムでも埋めるとかサ」
「そいつは遠慮しておく。それよりもう動けるのか?」
「お腹空いちゃったもん」
よほど空腹なのかハイファはもう起き出してきた。交代でリフレッシャを軽く浴び、着替えて執銃する。対衝撃ジャケットを着たシドがショルダーバッグを担ぐと、部屋を出た。
肩を並べて歩くハイファの足取りはしっかりしているが、激しく揺らしてしまった細い躰が心配で堪らないシドは、片腕を細い腰に巻きつけるようにして支えながら歩く。
本星とは違って知った者の視線がないからこその行動だと分かってはいたが、ハイファは愛し人の示してくれるストレートな愛情に、舞い上がるほどに嬉しくなってしまう。
こういった特典も付くので決して他星が嫌いではないハイファだった。
「どっち、上、下?」
「ロビーの向こうにカフェテリアがあったな」
「じゃあ下ね」
エレベーターで一階に下ると、ロビー隣のカフェテリアではなく、プライヴェートビーチに面した側にもオープンカフェができていたので、そちらでブランチを摂ることにする。
ホテルの庭にはターフが張られ、多数のパラソルも花開いていた。
海が間近に眺められるパラソルの下に灰皿付きの空いたテーブルを見つけ、二人は青銅製のチェアに腰掛ける。テーブル上の電子メニュー表を見て、クレジットと交換にボリュームのあるセットメニューを注文した。
運ばれてきたグラスの水をひとくち飲んでハイファ、
「今日はどうするの?」
「そうだな。のんびり歩いて、港とケンダルの街を見物するか」
「襲撃にストライクしなきゃいいけどね」
途端にシドはムッとしてハイファを睨んだ。
「嫌なこと、思い出させるなよな!」
「ごめん。でもちょっとなりを潜めてると思わない?」
「ふん、まあな。あっちも休日なんだろ」
「ヒットマンも休日ねえ」
そこにワゴンで料理が運ばれてくる。トレイひとつずつを前にして二人は行儀よく手を合わせて食べ始めた。シドはミックスグリル、ハイファはチーズ入りハンバーグのセットをシェアしながらゆっくりと味わう。
食事も半ばとなった頃、昨日の片腕の女性が隣のテーブルにやってきてチェアに腰掛けた。互いに気付いて目礼を交わす。ザックを椅子に降ろした女性も昼食のようだ。
食事を終えてアイスコーヒーのストローに口をつけ、シドが煙草を吸っていると、片手ながら意外な早さでこちらも食事を終えた女性がシドに声を掛けてきた。
「火を貸して貰っていい?」
「ああ、ほら――」
シドが立って女性のテーブルにオイルライターを滑らせてやる。メンソールらしい煙草を咥えた女性はライターをキャッチ、火を点けてまた滑らせ返してきた。紫煙を吐いて笑う。
「ありがとう。……エベリナよ」
「俺はシド、こっちがハイファスだ」
「貴方たちは観光?」
「ああ、まあな。あんたもか?」
「こんな身だし、傷病休暇中なの」
バディと会話するエベリナをハイファは失礼にならない程度に観察した。
ショートカットの茶色い髪には強い日差しで天使の輪ができている。瞳は濃い灰色で、肌は元々白かったのが浅黒く日に灼けたようだ。小柄だがしなやかな動きは敏捷で躰を使う職業に就いている、そんなイメージだった。
昨日はパーカーだと思ったのはフード付きのプルオーバー、ボタンもジッパーもないのは片腕でも脱ぎ着が楽だからだろう。白地に淡いチェックのそれは男物らしい大きさだ。
そこまで見取ってハイファは目を逸らし海へと視線を投げた。波は穏やかだ。
「じゃあ、行くか」
「うん。エベリナ、お先にね」
「ええ、火をありがとう」
シドとハイファはエベリナに片手を挙げ、席を立ってホテル内に一旦戻る。フロントに連泊の意思と外出を告げ、また外に出た。暫し二人で迷ったが、やはり強い日差しに負けて何台も駐まっているタクシーの一台に乗り込む。
漁港をシドが座標指定しタクシーを走らせた。漁港は五キロほど先だ。
右側に人々の戯れる海を眺めながら約十分、漁港よりかなり手前でシドはタクシーを音声入力で止め、接地させてクレジット精算する。
目の底が痛いくらいに明るい海沿いの歩道を二人は歩き出した。低い堤防が続く歩道にはスライドロードも併設されていたが使わない。ここよりも低い位置にある砂浜には海の家のような小屋が幾つもあり、土産物を売っていたりして目に飽きなかった。
やがて堤防がかなり高くなり、砂浜が見えなくなったが代わりに前方には漁港が見えてくる。かなりの大規模な漁港らしく、数え切れないほどの漁船が停泊していた。
「すごいね、百隻以上あるんじゃないかな。あっ、あそこは市場になってるよ」
「市場か。培養じゃねぇ本物の魚が見られるな」
「痒くても足だけもう一度洗わねぇと、ホテルに迷惑掛けるぞ」
「ついでにスパイからも足を洗おうかな」
「酔ってると本音が出るもんだ。いい加減に別室から足を引っこ抜けよな」
何とか足だけは洗ったが、ホテルマンたちに大笑いされながらエントランスとフロントを通過することとなり、ロビーにいた人々からは何事かと注目を浴びた。
十二階の一二〇七号室に帰り着くと何はともあれリフレッシャだ。二人は広めのバスルームで一緒にリフレッシャを浴びる。だがそこでは色々と我慢をし、お揃いのガウンを着て部屋に戻ると、約束通りに二人でシドのレールガンの整備を始めた。
ハイファのテミスコピーのような鋼の塊ほど手は掛からないが内部の電磁石は銅合金である。整備を怠って肝心なときに撃てないでは命に関わる。
ついでにハイファのテミスコピーも大事を取って整備し始めると、ついつい熱中してしまって夜も更けた。二人が納得したのは一時を過ぎた頃だった。
愛銃をベッドのヘッドボードの棚に置き、先にベッドに横になったハイファの腰まで届く明るい金髪がシーツにうねって流れるのを鑑賞しながらシドは我慢していた煙草を吸う。数本入った煙草を海でだめにしたので、新しいパッケージを封切ったばかりだ。
三本目を咥えようとして若草色の瞳に睨まれ、ロウテーブルにオイルライターと共に投げ出してベッドに上がる。
そのまま細い躰を組み敷いて片手一本でハイファの両手を頭上で縫い止めた。仰け反った白く華奢な首筋から喉に唇を這わせ、耳に熱い囁きを吹き込む――。
◇◇◇◇
目覚めてシドは窓からの明かりがまだ薄いのを訝しく思った。非常によく眠った気分なのに日が高くないのを不思議に感じたのだ。だが直後に今日は昼の日で、ゆっくりと夜が明けているのだと気付く。
胸の上に載ったハイファのリモータを見れば、それでもまだ九時過ぎだった。何故起きたかと言えば脳ミソが煙草を欲したからなのだが、躰にはハイファの腕が巻きついている。起きて起きられないことはないが、ハイファまで起こしてしまうのは忍びなかった。
と、逡巡しているうちに若草色の瞳が鈍く覗く。毛布から片腕だけを出して身を起こそうとするも、まだふらふらとしているようで叶わないらしい。
「ん……シド、煙草?」
「ああ、お前はまだ寝てていいぞ」
「お言葉に甘え、ます――」
あまりによく眠っているので起こすのも忍びなく、シドは淡々と煙草を吸いつつTVを音声ミュートで暫く眺めていたが、黙っていても腹の虫は勝手に自己主張し、その巨大な音でハイファはようやく目覚めたらしかった。
「起きたならメシ食いに行こうぜ。お前は腹、減らねぇのか?」
「もうお昼だよ、お腹空かないとでも思ってるの?」
眠たげながら昨夜のハードさに対する言外の文句にシドは宥める口調となる。
「分かった分かった、ルームサーヴィスでも取るか?」
「ううん、そこまではいい。もう少ししたら動けると思うから、煙草でも吸って待ってて」
「ラジャー」
窓を開けて風を入れた。レースのカーテンをふわりふわりと揺らす風は、潮の香りと光の粒を含んでいるようである。恒星フラナスはもうすっかり世界を照らしていた。
カーテンの隙間から外を覗いたシドは、目を灼く日差しに閉口して引っ込んだ。
「かなり外は暑そうだぞ」
「何処かで半袖でも買う? それでボディジェムでも埋めるとかサ」
「そいつは遠慮しておく。それよりもう動けるのか?」
「お腹空いちゃったもん」
よほど空腹なのかハイファはもう起き出してきた。交代でリフレッシャを軽く浴び、着替えて執銃する。対衝撃ジャケットを着たシドがショルダーバッグを担ぐと、部屋を出た。
肩を並べて歩くハイファの足取りはしっかりしているが、激しく揺らしてしまった細い躰が心配で堪らないシドは、片腕を細い腰に巻きつけるようにして支えながら歩く。
本星とは違って知った者の視線がないからこその行動だと分かってはいたが、ハイファは愛し人の示してくれるストレートな愛情に、舞い上がるほどに嬉しくなってしまう。
こういった特典も付くので決して他星が嫌いではないハイファだった。
「どっち、上、下?」
「ロビーの向こうにカフェテリアがあったな」
「じゃあ下ね」
エレベーターで一階に下ると、ロビー隣のカフェテリアではなく、プライヴェートビーチに面した側にもオープンカフェができていたので、そちらでブランチを摂ることにする。
ホテルの庭にはターフが張られ、多数のパラソルも花開いていた。
海が間近に眺められるパラソルの下に灰皿付きの空いたテーブルを見つけ、二人は青銅製のチェアに腰掛ける。テーブル上の電子メニュー表を見て、クレジットと交換にボリュームのあるセットメニューを注文した。
運ばれてきたグラスの水をひとくち飲んでハイファ、
「今日はどうするの?」
「そうだな。のんびり歩いて、港とケンダルの街を見物するか」
「襲撃にストライクしなきゃいいけどね」
途端にシドはムッとしてハイファを睨んだ。
「嫌なこと、思い出させるなよな!」
「ごめん。でもちょっとなりを潜めてると思わない?」
「ふん、まあな。あっちも休日なんだろ」
「ヒットマンも休日ねえ」
そこにワゴンで料理が運ばれてくる。トレイひとつずつを前にして二人は行儀よく手を合わせて食べ始めた。シドはミックスグリル、ハイファはチーズ入りハンバーグのセットをシェアしながらゆっくりと味わう。
食事も半ばとなった頃、昨日の片腕の女性が隣のテーブルにやってきてチェアに腰掛けた。互いに気付いて目礼を交わす。ザックを椅子に降ろした女性も昼食のようだ。
食事を終えてアイスコーヒーのストローに口をつけ、シドが煙草を吸っていると、片手ながら意外な早さでこちらも食事を終えた女性がシドに声を掛けてきた。
「火を貸して貰っていい?」
「ああ、ほら――」
シドが立って女性のテーブルにオイルライターを滑らせてやる。メンソールらしい煙草を咥えた女性はライターをキャッチ、火を点けてまた滑らせ返してきた。紫煙を吐いて笑う。
「ありがとう。……エベリナよ」
「俺はシド、こっちがハイファスだ」
「貴方たちは観光?」
「ああ、まあな。あんたもか?」
「こんな身だし、傷病休暇中なの」
バディと会話するエベリナをハイファは失礼にならない程度に観察した。
ショートカットの茶色い髪には強い日差しで天使の輪ができている。瞳は濃い灰色で、肌は元々白かったのが浅黒く日に灼けたようだ。小柄だがしなやかな動きは敏捷で躰を使う職業に就いている、そんなイメージだった。
昨日はパーカーだと思ったのはフード付きのプルオーバー、ボタンもジッパーもないのは片腕でも脱ぎ着が楽だからだろう。白地に淡いチェックのそれは男物らしい大きさだ。
そこまで見取ってハイファは目を逸らし海へと視線を投げた。波は穏やかだ。
「じゃあ、行くか」
「うん。エベリナ、お先にね」
「ええ、火をありがとう」
シドとハイファはエベリナに片手を挙げ、席を立ってホテル内に一旦戻る。フロントに連泊の意思と外出を告げ、また外に出た。暫し二人で迷ったが、やはり強い日差しに負けて何台も駐まっているタクシーの一台に乗り込む。
漁港をシドが座標指定しタクシーを走らせた。漁港は五キロほど先だ。
右側に人々の戯れる海を眺めながら約十分、漁港よりかなり手前でシドはタクシーを音声入力で止め、接地させてクレジット精算する。
目の底が痛いくらいに明るい海沿いの歩道を二人は歩き出した。低い堤防が続く歩道にはスライドロードも併設されていたが使わない。ここよりも低い位置にある砂浜には海の家のような小屋が幾つもあり、土産物を売っていたりして目に飽きなかった。
やがて堤防がかなり高くなり、砂浜が見えなくなったが代わりに前方には漁港が見えてくる。かなりの大規模な漁港らしく、数え切れないほどの漁船が停泊していた。
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