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第6話
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勿論デカ部屋は空っぽではなく、数は減ったが事件待ちの待機人員が残っていた。
だが昨日の状況から秋人が居残りとは誰も考えていなかったらしく、あちこちで密やかに噂話が交わされている。
こちらを見る盗犯係の係長の顔には明らかに『役立たずが』と書いてあった。
しかし今更それくらいで動じるようなヤワな神経の持ち合わせはない。コーヒーと煙草を消費しながら書類を埋め続ける。その間もデスクに載った数台の外線と警電は鳴り続けたが、指令センターから強行犯係に出動命令が下るような事件は幸い起こらなかった。
昼は五階の食堂に上がって飯を食い課長に捕まらないようそのまま署の外に出た。
数分歩いて停留所からバスに乗り込むと、二十分ほどで篠宮総合病院に着く。
面会受付を経ることなく直接病棟に向かい、五階外科のナースステーションで紫堂の病室を訊いた。廊下を辿って五〇七号室の前に立つと、二人部屋だが紫堂だけしか入っていないという病室のドアを軽くノックする。眠っていることを考えて返事を待たずにスライド式のドアを開けた。
だが紫堂は起きていた。意外なまでに顔色も良くベッドのふちに腰掛けている。
「何だ、お前。やけに元気そうじゃねぇか」
「期待を裏切って申し訳ないね」
「けど肺にアバラが刺さって死に損なったって聞いたぞ」
「誰だ、そんなガセを流した奴は。肋骨が圧迫されて肺が少し傷ついただけ、内視鏡手術でもう閉じた」
相変わらずの涼しい顔で紫堂は言ったが着用しているのは病院の薄っぺらなベージュの患者服だ。その格好はより病人らしさを演出している上、ただでさえ痩せている紫堂の体型を露わにしている。まじまじと眺めた秋人はここにきて心配になった。
「でもまあ、暫くは休め。痛むんだろ?」
真顔の秋人に紫堂は微笑みを返し、枕の下から煙草とライターを出して見せる。
「痛いのはこれが吸えないことだけだよ。屋上喫煙所まで遠くてね」
途端に秋人は馬鹿馬鹿しくなった。ATM爆破以来、矢面に立って穴だらけなのはこっちだ。本気でもう少し『マシ』な怪我でもしておくんだった。
「ふん、そいつはいい身分だな。いっそのこと俺も傷病休暇が良かったぜ」
腐った物言いに紫堂は秋人の心中を見事に察したようだった。
「どうしたんだ、何かあったな。聞いてやろうじゃないか」
綿のシャツとコットンパンツの上に着たセーターの編み目を弄びつつ、秋人は眉間にシワを寄せる。知らせて愉しい話でもない。
だが見透かしたような色素の薄い瞳には降参するしかなかった。諸手を挙げると遠慮なく自分もベッドに腰掛け、県警刑事部長の話から赤馬がペーストになったことまで聞かせる。
「おまけに俺は帳場から爪弾きだ」
整った顔に笑みを浮かべていた紫堂は、これも色の薄い髪を揺らして吹き出した。
「警視長殿に煙草の煙は良かったな。あの男は嫌煙家で有名なんだ」
「そんなこと、よく知ってるな」
「県警本部で休憩室の灰皿撤去をぶち上げて失敗した話、聞いたことないのか?」
何となくポケットを探っていた秋人は煙草を取り出して眺め、溜息をつく。
「だからって、それとこれとは別だろ? 私事で人事を左右するのは最低だぜ」
「今更何を言ってるんだ、警察の人事なんか私事で動いてるようなものだよ。いい加減にしないと、あんたは制服でポリボックスに逆戻りだぞ。刑事の仕事が好きなんだろう?」
「制服勤務も仕事のうちだと思うが、まあな」
割り切りのいいバディに諭された秋人だったが、それでも関わった爆破事件にこだわらざるを得ない。二日間一緒に城島を行確していたバディに意見を求めた。
「で、セムテックスが二件だぞ、どうだ?」
「どうって、警察には犯行予告だしATMはあんたも思った筈だ。脅迫か報復か愉快犯。もし警察を遊び相手にした愉快犯なら今後も続く。それに実行犯は大人じゃなくていい」
「粘土遊びの子供が幼稚園ごと爆破ってか? 堪んねぇな」
セムテックスは可塑性爆薬、信管その他の道具立てがなければタダの粘土と何ら変わらない。そんなことを思い不機嫌が加速した秋人に紫堂は薄く笑う。
「けどあんたは外されたんだから、義憤に駆られて首を突っ込むこともないよ。外して頂いて却って有難いくらいだろう。次に嫌煙警視長殿に会ったら靴でも舐めてやるといい。最近の飼い犬は飼い主の真似もするそうだから」
見た目の美貌と人当たりの良さに反し、じつは紫堂は非常にシニカルな男である。優しげな微笑みを浮かべながらも毒を吐くことに関して右に出る者はいない。
その口が災いしたものか紫堂は誰と組んでも長続きせず、異動してきたばかりで何も知らない秋人とバディを組んで、ようやく落ち着いたのだと周囲に聞かされていた。
そもそも刑事などという激務は家族を背負っているか、それとも正義感に突き動かされるか、もしくは命令で仕方なくの、どれかに当て嵌らなければ続けられない。だがこの雪村紫堂に限っては何ひとつ該当しないのだ。
紫堂には紫堂なりの理由があるらしいのも感じ取ってはいたが、特に正義感を糧に刑事を続けている秋人には、紫堂の思考は謎という他なかった。
そんな紫堂が手を伸ばして秋人の長めの前髪を嬲る。
二年前に組んだ当初、『せっかく組むなら見目麗しくないとね』などと紫堂は言ってのけた。当然ながら秋人は紫堂をゲイなのだろうかと思ったが、この男は中性的というより無性的で、そのせいか少々触れられても嫌悪感を抱いたことはない。
戸惑ったのは最初だけで、二年の間にこのくらいのスキンシップには秋人も慣れてしまっていた。
くすぐったさに頭を振ると、紫堂は素直に手を離す。
「でもさ、しつこいようだが第一発見者である上に、三晩も行確していた俺を外したのはどうしてだ? 生きた城島をたった十数分しか見てない松尾は帳場入りしてるんだぞ?」
「所轄の人間が帳場を外されるのは珍しいことじゃない」
クールに宥められて秋人は頷いてはみたものの、バディの前では悔しさを押し隠すことができない。握ったこぶしをシーツにめり込ませながら感情をぶちまけた。
「分かってる、分かってるんだが……チクショウ!」
「あんたらしいとは思うけど、そう熱くならずに。ここはフリーで動けるチャンスだと思えばいいじゃないか。課長じゃないけど仕事は山ほど溜まってるんだし」
「単独か。今度こそ処分を食らいそうだな」
「爆破の方を探るつもりか? じゃあ単独でなければ罪も半分軽くなるだろう」
そう言うと紫堂は立ち上がりパイプ椅子に畳んで置いてあった自前の衣服を身に着け始める。誰に洗濯して貰ったのか知れないが、さっさと着替えて微笑んだ。
綿のシャツに袖を通すときだけ秋人が手を貸したが、その際に右胸の内視鏡手術痕に小さなガーゼが幾つか貼ってあるのに気付いた。
目に見える怪我の名残はそれだけだった。
だが昨日の状況から秋人が居残りとは誰も考えていなかったらしく、あちこちで密やかに噂話が交わされている。
こちらを見る盗犯係の係長の顔には明らかに『役立たずが』と書いてあった。
しかし今更それくらいで動じるようなヤワな神経の持ち合わせはない。コーヒーと煙草を消費しながら書類を埋め続ける。その間もデスクに載った数台の外線と警電は鳴り続けたが、指令センターから強行犯係に出動命令が下るような事件は幸い起こらなかった。
昼は五階の食堂に上がって飯を食い課長に捕まらないようそのまま署の外に出た。
数分歩いて停留所からバスに乗り込むと、二十分ほどで篠宮総合病院に着く。
面会受付を経ることなく直接病棟に向かい、五階外科のナースステーションで紫堂の病室を訊いた。廊下を辿って五〇七号室の前に立つと、二人部屋だが紫堂だけしか入っていないという病室のドアを軽くノックする。眠っていることを考えて返事を待たずにスライド式のドアを開けた。
だが紫堂は起きていた。意外なまでに顔色も良くベッドのふちに腰掛けている。
「何だ、お前。やけに元気そうじゃねぇか」
「期待を裏切って申し訳ないね」
「けど肺にアバラが刺さって死に損なったって聞いたぞ」
「誰だ、そんなガセを流した奴は。肋骨が圧迫されて肺が少し傷ついただけ、内視鏡手術でもう閉じた」
相変わらずの涼しい顔で紫堂は言ったが着用しているのは病院の薄っぺらなベージュの患者服だ。その格好はより病人らしさを演出している上、ただでさえ痩せている紫堂の体型を露わにしている。まじまじと眺めた秋人はここにきて心配になった。
「でもまあ、暫くは休め。痛むんだろ?」
真顔の秋人に紫堂は微笑みを返し、枕の下から煙草とライターを出して見せる。
「痛いのはこれが吸えないことだけだよ。屋上喫煙所まで遠くてね」
途端に秋人は馬鹿馬鹿しくなった。ATM爆破以来、矢面に立って穴だらけなのはこっちだ。本気でもう少し『マシ』な怪我でもしておくんだった。
「ふん、そいつはいい身分だな。いっそのこと俺も傷病休暇が良かったぜ」
腐った物言いに紫堂は秋人の心中を見事に察したようだった。
「どうしたんだ、何かあったな。聞いてやろうじゃないか」
綿のシャツとコットンパンツの上に着たセーターの編み目を弄びつつ、秋人は眉間にシワを寄せる。知らせて愉しい話でもない。
だが見透かしたような色素の薄い瞳には降参するしかなかった。諸手を挙げると遠慮なく自分もベッドに腰掛け、県警刑事部長の話から赤馬がペーストになったことまで聞かせる。
「おまけに俺は帳場から爪弾きだ」
整った顔に笑みを浮かべていた紫堂は、これも色の薄い髪を揺らして吹き出した。
「警視長殿に煙草の煙は良かったな。あの男は嫌煙家で有名なんだ」
「そんなこと、よく知ってるな」
「県警本部で休憩室の灰皿撤去をぶち上げて失敗した話、聞いたことないのか?」
何となくポケットを探っていた秋人は煙草を取り出して眺め、溜息をつく。
「だからって、それとこれとは別だろ? 私事で人事を左右するのは最低だぜ」
「今更何を言ってるんだ、警察の人事なんか私事で動いてるようなものだよ。いい加減にしないと、あんたは制服でポリボックスに逆戻りだぞ。刑事の仕事が好きなんだろう?」
「制服勤務も仕事のうちだと思うが、まあな」
割り切りのいいバディに諭された秋人だったが、それでも関わった爆破事件にこだわらざるを得ない。二日間一緒に城島を行確していたバディに意見を求めた。
「で、セムテックスが二件だぞ、どうだ?」
「どうって、警察には犯行予告だしATMはあんたも思った筈だ。脅迫か報復か愉快犯。もし警察を遊び相手にした愉快犯なら今後も続く。それに実行犯は大人じゃなくていい」
「粘土遊びの子供が幼稚園ごと爆破ってか? 堪んねぇな」
セムテックスは可塑性爆薬、信管その他の道具立てがなければタダの粘土と何ら変わらない。そんなことを思い不機嫌が加速した秋人に紫堂は薄く笑う。
「けどあんたは外されたんだから、義憤に駆られて首を突っ込むこともないよ。外して頂いて却って有難いくらいだろう。次に嫌煙警視長殿に会ったら靴でも舐めてやるといい。最近の飼い犬は飼い主の真似もするそうだから」
見た目の美貌と人当たりの良さに反し、じつは紫堂は非常にシニカルな男である。優しげな微笑みを浮かべながらも毒を吐くことに関して右に出る者はいない。
その口が災いしたものか紫堂は誰と組んでも長続きせず、異動してきたばかりで何も知らない秋人とバディを組んで、ようやく落ち着いたのだと周囲に聞かされていた。
そもそも刑事などという激務は家族を背負っているか、それとも正義感に突き動かされるか、もしくは命令で仕方なくの、どれかに当て嵌らなければ続けられない。だがこの雪村紫堂に限っては何ひとつ該当しないのだ。
紫堂には紫堂なりの理由があるらしいのも感じ取ってはいたが、特に正義感を糧に刑事を続けている秋人には、紫堂の思考は謎という他なかった。
そんな紫堂が手を伸ばして秋人の長めの前髪を嬲る。
二年前に組んだ当初、『せっかく組むなら見目麗しくないとね』などと紫堂は言ってのけた。当然ながら秋人は紫堂をゲイなのだろうかと思ったが、この男は中性的というより無性的で、そのせいか少々触れられても嫌悪感を抱いたことはない。
戸惑ったのは最初だけで、二年の間にこのくらいのスキンシップには秋人も慣れてしまっていた。
くすぐったさに頭を振ると、紫堂は素直に手を離す。
「でもさ、しつこいようだが第一発見者である上に、三晩も行確していた俺を外したのはどうしてだ? 生きた城島をたった十数分しか見てない松尾は帳場入りしてるんだぞ?」
「所轄の人間が帳場を外されるのは珍しいことじゃない」
クールに宥められて秋人は頷いてはみたものの、バディの前では悔しさを押し隠すことができない。握ったこぶしをシーツにめり込ませながら感情をぶちまけた。
「分かってる、分かってるんだが……チクショウ!」
「あんたらしいとは思うけど、そう熱くならずに。ここはフリーで動けるチャンスだと思えばいいじゃないか。課長じゃないけど仕事は山ほど溜まってるんだし」
「単独か。今度こそ処分を食らいそうだな」
「爆破の方を探るつもりか? じゃあ単独でなければ罪も半分軽くなるだろう」
そう言うと紫堂は立ち上がりパイプ椅子に畳んで置いてあった自前の衣服を身に着け始める。誰に洗濯して貰ったのか知れないが、さっさと着替えて微笑んだ。
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