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第二章 新たなる力と仲間
50.主(あるじ)は自分で決める
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50.主(あるじ)は自分で決める
俺たちは本来の目的である討伐を再開した。
再会以降、俺から離れないファルたちは
当然のようについて来る。
フサフサのまん丸い体に三角の耳をピンと立て、
一本線の眉をキリリと上げているが
いかんせん口が”ω”なので緊張感に欠ける。
しかし俺の横をトコトコついて来る姿は
いつも一緒だった幼い日々を思い出させ、
口元が緩んでしまうのだった。
「……気ぃ引き締めてもらえませんかね」
背後から厳しい声がかかる。
振り返るとフィオナが薄目で睨んでいた。
「あ、いや、俺は……」
「あんまデレデレしないでもらえますか?」
フィオナが俺に手厳しいのには訳があった。
彼女はもはや、ファルファーサに愛されることを諦めたからだ。
彼らになついてもらおうと
フィオナはあれから、必死に頑張ったのだが。
骨付き肉を与えても、
気に入りそうな犬用オモチャを見せても
じっと見ているだけで近づいても来ない。
「やっぱり犬用じゃダメなんでしょうか」
「そうか? ファルが子どもの頃は……」
落ち込むフィオナの代わりに、
俺がオモチャをつかんだ瞬間。
「ぱう!」
「ぱう! ぱう!」
いっせいに子ファルファーサたちは吠え始め
俺の足元に群がったのだ。
「ははは、ほら、やっぱりなあ!
よしよし、投げるぞ? 取ってこーい!」
オモチャをポーンと投げると、
丸い体3つが転がるように駆け出した。
そして1匹が誇らしげに、
小さな口で”はむっ!”とくわえて運んでくる。
「よしよし偉いぞーははは」
俺はしゃがみこんでその子を撫でまくる。
そして振り返りながらフィオナに言う。
「ちゃんと遊ぶじゃないか、投げてみろよ」
フィオナはワクワクしながらオモチャを受け取り、
思い切って投げながら叫んだ。
「はいはいみんなー! 誰が取れるかな~!」
大きく弧を描いて飛んでいくオモチャ。
それは離れた場所でポタっと落ち……。
三匹の子ファルファーサはそれを、
俺の足元で見ているだけだった。
************
討伐が始まっても、
ファルたちはじっと見ているだけだった。
たまに魔獣の攻撃が俺に向くと、
さすがに成獣であるファルは駆けてくる。
イノシシのような魔獣パイアが突進してきた時は
その横腹にものすごい速さで回転しながら体当たりし、
ついでに両足の牙で深手を負わせていた。
パイアが甲高い鳴き声をあげながら転倒すると、
興味をなくしたように、また俺の横に戻ってくる。
「まるで冷静な保護者みたいですね。
過剰に手出しをしないところが」
その様子を見て、ジェラルドが笑う。
ファルファーサは元々攻撃的でも、臆病でもない。
いたってマイペースな生き物だ。
ファルを譲ってくれた行商人も、そう言っていたっけ。
「この辺りに聖杭、一本埋めておきますねー」
銀で出来た細い杭をかかげ、フィオナが叫ぶ。
ロンデルシアからの道と同じように、
チュリーナ国までも”忌避の効果”を持つ聖杭を埋め込んでいく。
しかしあの頃より、フィオナの力は段違いで強まっている。
聖なる力を充填させ、地中に深く差すと
たちまり周囲から妖魔や魔獣は退散していった。
……この調子だと、ガウールまでの流通は
あっという間に回復するかもしれないな。
そんな楽観的な思いを打ち砕くかのように。
「化け物だああ! 誰か! 助けてくれえ!」
どこかから叫び声が聞こえた。
その方向へと俺たちは走った。
森の向こう、大きな泉が広がっており、
そこに見えたものは。
商隊らしき数人の男たちと、
水中から出たばかりの巨大な魔物だった。
大きな頭は長い毛で覆われ、トゲが生えた甲羅を背負っている。
その尾は体長よりもはるかに長く、固いウロコで覆われていた。
ぽたぽたと水を垂らしながら、6つの足で向かってくる。
口が大きく開かれる……
人間が一飲みできそうな、巨大な口が。
「半獣半魚の妖魔タラスクよ!
尾に気を付けて! 泉に引き込まれるわ!」
エリザベートの叫びとともに、
タラスクはビュン! と風を切る音をさせて尾を振り回す。
そして腰をぬかして泉の側で倒れていた男の足に
しっかりと絡みついたのだ。
「うわあああああ!」
タラスクはそのまま男を引き寄せていく。
とっさにエリザベートが”炎の槍”を尾に当てる。
タラスクが巻き付いた尾を緩めたため、
男は解放されたが腰を抜かし動けない。
タラスクは2本の足で男を抱え込もうとする。
ジェラルドと俺が走り出て、左右からそれを阻止する。
その隙にタラスクはふたたび、尾で別の男を狙う。
すかさずエリザベートが”闇の矢”で攻撃する。
これはなかなか効いたようで、タラスクは呻き声をあげた。
しかし怒りに火を付けたのか、
ビュン! ビュン! と風を切る音がし、
長い尾が四方八方に振り回されている。
フィオナは人々を守ろうと個々にバリアを張るが、
彼らは離れて逃げ回るため、
位置を合わせるのに必死になっていた。
それに集中するあまり、タラスクの注意が
自分に向いていることに気が付かなかったのだ。
「危ない! フィオナ!」
飛んできたタラスクの尾が、フィオナの足元に当たる。
「きゃあああ!」
フィオナは思い切り弾き飛ばされてしまう!
バリアが消え、人々は恐怖で悲鳴をあげた。
「大丈夫か?!」
俺たちが駆け寄ろうとすると、
フィオナは頭をあげてそれを制した。
「来ないで! あの人たちを守ってください!」
そして土だらけの手で印を組み、
もう一度バリアを復活させる。
タラスクはフィオナに狙いを定め、
もう一度、その長い尾をビュン! と飛ばしてきた!
それを阻止したのは。
小さな丸い体を尾にからみつかせ、
両手両足をガッチリと尾に食い込ませている。
三角の耳は後ろに倒され、ωの口からは
ばゔーーーーーーー!
といううなり声が聞こえてくる。
「えええっ? ……小ファルちゃん?」
フィオナが信じられない顔でそれを見てつぶやいた。
ファルの子どものうち一匹が、
回転しながら敵に飛びついたのだ。
その隙に俺の補助魔法でパワーアップしたジェラルドが
タラスクを転がし、弱点である腹を上向きにした。
そして一気に刺し貫き、とどめを刺す。
それを見ながら、おれは思い出していた。
珍獣ファルファーサが主を決める基準を。
************
「思い出したんだよ」
商隊の人々にお礼を言われ、別れた後。
俺はみんなに説明を始めた。
俺とファルが仲良くなったのは、
弱虫だった俺が、ファルから必死に
母上の飼い猫を守ろうとしたからだった。
犬は猫を襲うかもしれない、そう思って、
真顔でこちらを見つめてくるファルファーサから
泣きながら猫を守っていたのだが。
意外にもファルはそれ以来、
俺になついてくれたのだ。
その話を母上から聞いた行商人は教えてくれた。
幼いファルファーサが主従関係を結ぶ相手は
”弱くとも、守る価値のある者”、なんだそうだ。
それは、自分にたいした力は無くても、
他者のために必死で動こうとする者のことだった。
強い者は守る必要が無く、
弱くても利己的なものは、種族の存続に必要ない。
そう判断しているのではないか? と
生物学の書に記されているそうだ。
「そうですか。なんかちょっと複雑ですが」
フィオナは、自分を主と定めた小ファルを腕に抱き
嬉しそうな笑顔を浮かべて言う。
こんなちっこい生き物に”弱いなコイツ”って思われた訳だしな。
フィオナはそのモフモフした毛に顔をうずめる。
小ファルは嬉しそうに目を細めた。
「……神様、嬉しいです」
フィオナは手を組むことも、
ひざまづくこともなく祈っていた。
それでも、辺りを神聖な空気が満ちていく。
そうだ。本来の”祈り”とは、もっと素朴なものだ。
頼みごとをする時だけ、神に呼び掛けるのは
なんとも身勝手な話なのかもしれない。
神は道具ではないのだ。
フィオナはいつも自然体だ。
それでいて献身的であり、人を想っている。
俺はふと考えた。
教会がフィオナを恐れていたのは、
そこじゃないか? と。
俺たちは本来の目的である討伐を再開した。
再会以降、俺から離れないファルたちは
当然のようについて来る。
フサフサのまん丸い体に三角の耳をピンと立て、
一本線の眉をキリリと上げているが
いかんせん口が”ω”なので緊張感に欠ける。
しかし俺の横をトコトコついて来る姿は
いつも一緒だった幼い日々を思い出させ、
口元が緩んでしまうのだった。
「……気ぃ引き締めてもらえませんかね」
背後から厳しい声がかかる。
振り返るとフィオナが薄目で睨んでいた。
「あ、いや、俺は……」
「あんまデレデレしないでもらえますか?」
フィオナが俺に手厳しいのには訳があった。
彼女はもはや、ファルファーサに愛されることを諦めたからだ。
彼らになついてもらおうと
フィオナはあれから、必死に頑張ったのだが。
骨付き肉を与えても、
気に入りそうな犬用オモチャを見せても
じっと見ているだけで近づいても来ない。
「やっぱり犬用じゃダメなんでしょうか」
「そうか? ファルが子どもの頃は……」
落ち込むフィオナの代わりに、
俺がオモチャをつかんだ瞬間。
「ぱう!」
「ぱう! ぱう!」
いっせいに子ファルファーサたちは吠え始め
俺の足元に群がったのだ。
「ははは、ほら、やっぱりなあ!
よしよし、投げるぞ? 取ってこーい!」
オモチャをポーンと投げると、
丸い体3つが転がるように駆け出した。
そして1匹が誇らしげに、
小さな口で”はむっ!”とくわえて運んでくる。
「よしよし偉いぞーははは」
俺はしゃがみこんでその子を撫でまくる。
そして振り返りながらフィオナに言う。
「ちゃんと遊ぶじゃないか、投げてみろよ」
フィオナはワクワクしながらオモチャを受け取り、
思い切って投げながら叫んだ。
「はいはいみんなー! 誰が取れるかな~!」
大きく弧を描いて飛んでいくオモチャ。
それは離れた場所でポタっと落ち……。
三匹の子ファルファーサはそれを、
俺の足元で見ているだけだった。
************
討伐が始まっても、
ファルたちはじっと見ているだけだった。
たまに魔獣の攻撃が俺に向くと、
さすがに成獣であるファルは駆けてくる。
イノシシのような魔獣パイアが突進してきた時は
その横腹にものすごい速さで回転しながら体当たりし、
ついでに両足の牙で深手を負わせていた。
パイアが甲高い鳴き声をあげながら転倒すると、
興味をなくしたように、また俺の横に戻ってくる。
「まるで冷静な保護者みたいですね。
過剰に手出しをしないところが」
その様子を見て、ジェラルドが笑う。
ファルファーサは元々攻撃的でも、臆病でもない。
いたってマイペースな生き物だ。
ファルを譲ってくれた行商人も、そう言っていたっけ。
「この辺りに聖杭、一本埋めておきますねー」
銀で出来た細い杭をかかげ、フィオナが叫ぶ。
ロンデルシアからの道と同じように、
チュリーナ国までも”忌避の効果”を持つ聖杭を埋め込んでいく。
しかしあの頃より、フィオナの力は段違いで強まっている。
聖なる力を充填させ、地中に深く差すと
たちまり周囲から妖魔や魔獣は退散していった。
……この調子だと、ガウールまでの流通は
あっという間に回復するかもしれないな。
そんな楽観的な思いを打ち砕くかのように。
「化け物だああ! 誰か! 助けてくれえ!」
どこかから叫び声が聞こえた。
その方向へと俺たちは走った。
森の向こう、大きな泉が広がっており、
そこに見えたものは。
商隊らしき数人の男たちと、
水中から出たばかりの巨大な魔物だった。
大きな頭は長い毛で覆われ、トゲが生えた甲羅を背負っている。
その尾は体長よりもはるかに長く、固いウロコで覆われていた。
ぽたぽたと水を垂らしながら、6つの足で向かってくる。
口が大きく開かれる……
人間が一飲みできそうな、巨大な口が。
「半獣半魚の妖魔タラスクよ!
尾に気を付けて! 泉に引き込まれるわ!」
エリザベートの叫びとともに、
タラスクはビュン! と風を切る音をさせて尾を振り回す。
そして腰をぬかして泉の側で倒れていた男の足に
しっかりと絡みついたのだ。
「うわあああああ!」
タラスクはそのまま男を引き寄せていく。
とっさにエリザベートが”炎の槍”を尾に当てる。
タラスクが巻き付いた尾を緩めたため、
男は解放されたが腰を抜かし動けない。
タラスクは2本の足で男を抱え込もうとする。
ジェラルドと俺が走り出て、左右からそれを阻止する。
その隙にタラスクはふたたび、尾で別の男を狙う。
すかさずエリザベートが”闇の矢”で攻撃する。
これはなかなか効いたようで、タラスクは呻き声をあげた。
しかし怒りに火を付けたのか、
ビュン! ビュン! と風を切る音がし、
長い尾が四方八方に振り回されている。
フィオナは人々を守ろうと個々にバリアを張るが、
彼らは離れて逃げ回るため、
位置を合わせるのに必死になっていた。
それに集中するあまり、タラスクの注意が
自分に向いていることに気が付かなかったのだ。
「危ない! フィオナ!」
飛んできたタラスクの尾が、フィオナの足元に当たる。
「きゃあああ!」
フィオナは思い切り弾き飛ばされてしまう!
バリアが消え、人々は恐怖で悲鳴をあげた。
「大丈夫か?!」
俺たちが駆け寄ろうとすると、
フィオナは頭をあげてそれを制した。
「来ないで! あの人たちを守ってください!」
そして土だらけの手で印を組み、
もう一度バリアを復活させる。
タラスクはフィオナに狙いを定め、
もう一度、その長い尾をビュン! と飛ばしてきた!
それを阻止したのは。
小さな丸い体を尾にからみつかせ、
両手両足をガッチリと尾に食い込ませている。
三角の耳は後ろに倒され、ωの口からは
ばゔーーーーーーー!
といううなり声が聞こえてくる。
「えええっ? ……小ファルちゃん?」
フィオナが信じられない顔でそれを見てつぶやいた。
ファルの子どものうち一匹が、
回転しながら敵に飛びついたのだ。
その隙に俺の補助魔法でパワーアップしたジェラルドが
タラスクを転がし、弱点である腹を上向きにした。
そして一気に刺し貫き、とどめを刺す。
それを見ながら、おれは思い出していた。
珍獣ファルファーサが主を決める基準を。
************
「思い出したんだよ」
商隊の人々にお礼を言われ、別れた後。
俺はみんなに説明を始めた。
俺とファルが仲良くなったのは、
弱虫だった俺が、ファルから必死に
母上の飼い猫を守ろうとしたからだった。
犬は猫を襲うかもしれない、そう思って、
真顔でこちらを見つめてくるファルファーサから
泣きながら猫を守っていたのだが。
意外にもファルはそれ以来、
俺になついてくれたのだ。
その話を母上から聞いた行商人は教えてくれた。
幼いファルファーサが主従関係を結ぶ相手は
”弱くとも、守る価値のある者”、なんだそうだ。
それは、自分にたいした力は無くても、
他者のために必死で動こうとする者のことだった。
強い者は守る必要が無く、
弱くても利己的なものは、種族の存続に必要ない。
そう判断しているのではないか? と
生物学の書に記されているそうだ。
「そうですか。なんかちょっと複雑ですが」
フィオナは、自分を主と定めた小ファルを腕に抱き
嬉しそうな笑顔を浮かべて言う。
こんなちっこい生き物に”弱いなコイツ”って思われた訳だしな。
フィオナはそのモフモフした毛に顔をうずめる。
小ファルは嬉しそうに目を細めた。
「……神様、嬉しいです」
フィオナは手を組むことも、
ひざまづくこともなく祈っていた。
それでも、辺りを神聖な空気が満ちていく。
そうだ。本来の”祈り”とは、もっと素朴なものだ。
頼みごとをする時だけ、神に呼び掛けるのは
なんとも身勝手な話なのかもしれない。
神は道具ではないのだ。
フィオナはいつも自然体だ。
それでいて献身的であり、人を想っている。
俺はふと考えた。
教会がフィオナを恐れていたのは、
そこじゃないか? と。
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