111 / 126
第四章 最高の結末
111.第4軍の凱旋
しおりを挟む
111.第4軍の凱旋
あまりのことに私と母は動けずにいた。
王妃は国の精鋭である第1軍に対し、
大魔獣ファヴニールを倒し凱旋してくる第4軍を
一人残らず皆殺しにするよう命じたのだ。
”第三王子の手柄”を認めず、
国民に彼が”本当は有能である”と知られることを防ぎたいのだ。
彼の出征を”討伐に失敗し死亡、軍も全滅させた”という
偽りの結果にすり替える、そのために。
「……自軍に自軍を攻撃させたのですか。
しかも殲滅命令だなんて」
私は怒りに震えながら抗議する。
今から向かったとて、そこにあるのはおびただしい遺体の山だろう。
そんな私を楽し気に見返しながら王妃は言ったのだ。
「第4軍がわが国の自軍ですって?
むしろあの存在は国の負担でしたわ。
剣の腕も無く、魔法も使えない無能の役立たずばかりで。
あら! クズ王子にぴったりの軍隊だったわねえ」
私は涙をこぼさぬよう、唇をかみしめた。
王妃が言った言葉の中で、数々の暴言よりも、
彼らの存在を過去形にしたことに最も怒りを感じたのだ。
「ええ、レオナルド殿下にふさわしい軍ですわ。
汚染された地域の清掃や、害虫の駆除。
誰かがやらねばならないことを請け負っていた者達ですから」
言い返した私に対し、王妃はさらに何か言おうとし……
急にその動きが止まった。
視線は母の方を見て止まっている。
母がつぶやいた。
「……事態を甘く見ているつもりはなかった。
しかし、現実は易々と”想定した最悪”を超えるものだな」
その目は王妃すら見ていなかった。
深い悔恨に飲まれ、涙すら出ないようだった。
我がローマンエヤール公爵家にとって国民は守るべき存在だ。
国民でありながら危険にさらされる”軍兵”というものに対し
私たちは強い責任を感じているのだ。
母は王妃を見ることなくつぶやき続ける。
「兵を預かることは命を預かること。
兵に命じる時、その報酬と代償は、
主が負わねばならぬのに……
第4軍が受けた仕打ちを、第1軍の背負った罪を
お独りで背負い切れるとお思いか?……王妃よ」
その言葉は、淡々と語っているからこその恐ろしさがあった。
それでも王妃はたじろぎつつも、母を馬鹿にしたように哂った。
「何が罪だと言うの? 全ての兵は王族のためのものでしょう?
従うのが当たり前じゃない」
王妃は平民から王妃になり、いきなり”権力”を得た人間だ。
力のある者が果たすべき義務なぞ、まるで興味がないのだろう。
呆れたような顔をして母を見下しながら言う。
「国民なんてみんなそうよ。たいした能力も無く
取り柄と言えば、数が多い事くらいじゃない。
彼らに意見など必要無いわ、どうせ間違っているんですもの。
高貴で正しい者がきちんと管理してあげれば良いのよ」
王妃はまた持論を展開する。
自分は”正解が何か知っている”、選ばれた者であること。
だから自分にまかせておけば間違いないこと。
世界中の人々は”誤り”にまみれていて、汚れていること。
興奮気味に語る王妃の前で、母がスッと動いた。
その片手が剣に伸び、グリップを掴む。
私は内心焦った。まさか……王妃を斬るの?!
その時。
「大変です! 王妃様っ!」
一人の伝令兵が駆け込んできたのだ。
微動だにしない三人を前に一瞬たじろいだが、
彼は王妃に向かって、とんでもないことを叫んだのだ。
「第4軍が……第4軍が戻って参りました!」
「なんですって?!」
王妃は伝令兵に向きなおって叫んだ。
母も私も衝撃を受け、彼を凝視する。
「どういうこと? 第1軍の間違いでなくて?」
「いえ、第4軍です! 現在王都に入り、
多くの国民の歓迎を受けています!
大魔獣ファヴニールを倒した証として、
その爪をいくつか持ち帰ったそうです」
私たちは驚きで何も言えなかった。
王妃はパニックに陥ったように叫び続ける。
「嘘よ、そんなの! あり得ないわ!
だって第4軍よ?! 勝てるわけないじゃない!」
すると後ろから、大臣が走り込んでくる。
貴族にあるまじきその慌てぶりが、
今の尋常ならぬ事態を示していた。
「王妃様っ! 第4軍が戻ってきました!
独りも欠けることなく……しかも、その」
言いよどんだ彼の代わりに、伝令兵が続ける。
「帰還の途中、大規模な盗賊からの攻撃を受けたそうですが
それを撃退するだけでなく、その者たちを捕らえて戻ったそうです」
「大規模な盗賊……」
それが第1軍のことだと気付き、王妃は絶句してしまう。
つまり第1軍と遭遇したが、第4軍が圧勝した、ということだ。
すかさず母が前に出て言う。
「捕らえた者たちはどうした?!」
「はい! すでにローマンエヤール公爵家の兵に引き渡したそうです」
「何故です?! 聖騎士団に引き渡すべきでしょう!」
王妃が焦って叫ぶ。
彼らが尋問を受け、王命を受けたことが他国にバレたらお終いだから。
「聖騎士団は全員、警備のため王宮内に戻したと聞いております。
……まあ、たかが脆弱な盗賊なぞ、
聖騎士団の手を煩わせるまでもありませんが」
母がすました顔で答える。もう、いつもの母だった。
王妃は訳が分からない、という顔でつぶやく。
「……いったい、どうやって?
剣の腕も劣り、魔法も使えないものばかりなのに!」
それを聞いた伝令兵が驚きながら言ったのだ。
「ええっ? 彼らはみな、”魔法”で攻撃したそうですが」
「魔法?! ……まさか、補助魔法?」
王妃の問いに大臣が困惑したまま告げる。
「いえ、水魔法や火魔法、闇魔法など様々で、
縛られた盗賊たちは皆、
魔法による傷を負っていたと報告にありました」
王妃は怒りに震えながら歯を食いしばっていた。
そしてまた、滅茶苦茶なことを言い出したのだ。
「戻って来た第4軍を捕らえなさい!
本当は魔法が使えるのに、嘘をついて従軍したのよ。
これは王族を騙したことになるわ!」
大臣は言いにくそうに、上目遣いに言う。
「それが……彼らが言うには、”あの地で急に使えるようになった”と」
「そんなこと……」
「十分にあり得るでしょう。前例もあります。
それにそもそも、彼らが魔法を使えないことを
隠して第4軍に所属するメリットは何もありません。
たとえレベル1でもあれば、第3軍に属せるのだから」
母の反論に、王妃は何も言えなかった。
だって、その通りだから。
全滅を狙って攻撃してきた第1軍を
なんと第4軍が退けたのだ。
彼らが生きていてくれた、というだけで母は嬉しそうだったが
私は彼らの勝因は、間違いなくレオナルドの策だと確信していた。
彼は生きている。
何らかの理由で身を潜めているのだ。
そして第4軍を指揮し、彼らに”力”を与えた……どうやって?
めまぐるしく頭を働かせる私をよそに、
王妃が怒りに震え、母が喜び、満面の笑みを浮かべてる。
その横で伝令兵が、火に油を注ぐような情報を付け加える。
「出迎えた国民は皆、レオナルド殿下を賞賛しております。
あの実績が本物であったと、口々に褒めたたえ、
殿下に関する好意的な”号外”が次々と発行されています!」
この番狂わせがあまりにもショックだったのか
王妃はすでに取り繕う気もないようだった。
「ローマンエヤール公爵夫人っ! 私の命に従うのよ!
お前たちが他国の軍を殲滅しないというのであれば
これ以上進軍できないように進路にある街を燃やすしかないわ!」
この狂気。この癇癪。
己こそ正義と信じているからこそできる、異常な振る舞い。
これを恐れ、両親やキース叔父様はなかなか手が出せなかったのだろう。
おとなしく従っておけば、ただの”傲慢で意地悪な王妃”だったから。
「この国は滅びるわよ? 公爵家の始祖が泣くわね。
我が子のように思っているんでしょ?
それなのに見捨てるのね。ああ、可哀そうな国民たち!」
母は苦悩の表情を浮かべて沈黙する。
自軍を自軍に襲わせた女だ。
そして王妃は、”公爵家の脅し方”を知り尽くしていた。
「他国に侵略されるくらいなら、ワタクシ、
この国を完全に滅してしまいたいわあ。
誰も住めないようにして、全員殺すの。
だって王族がいなければ、国民の価値なんて0じゃない」
0?……0!
私の脳裏に答えが閃いた。
そうか、そういうことか!
「……承知しました」
我慢の限界に達したように母がつぶやいた。
私もそれに続き、王妃に告げる。
「ええ、そうですわ。王妃様のおっしゃる通りですわ」
眉をしかめた母と、ニタア~と笑った王妃が私を見る。
そんな二人に、私は満面の笑みを向けて言ったのだ。
「私は己の力を全てこの国に捧げるため……
”国王様の命に従う”という、”神に対する誓約”を行います」
あまりのことに私と母は動けずにいた。
王妃は国の精鋭である第1軍に対し、
大魔獣ファヴニールを倒し凱旋してくる第4軍を
一人残らず皆殺しにするよう命じたのだ。
”第三王子の手柄”を認めず、
国民に彼が”本当は有能である”と知られることを防ぎたいのだ。
彼の出征を”討伐に失敗し死亡、軍も全滅させた”という
偽りの結果にすり替える、そのために。
「……自軍に自軍を攻撃させたのですか。
しかも殲滅命令だなんて」
私は怒りに震えながら抗議する。
今から向かったとて、そこにあるのはおびただしい遺体の山だろう。
そんな私を楽し気に見返しながら王妃は言ったのだ。
「第4軍がわが国の自軍ですって?
むしろあの存在は国の負担でしたわ。
剣の腕も無く、魔法も使えない無能の役立たずばかりで。
あら! クズ王子にぴったりの軍隊だったわねえ」
私は涙をこぼさぬよう、唇をかみしめた。
王妃が言った言葉の中で、数々の暴言よりも、
彼らの存在を過去形にしたことに最も怒りを感じたのだ。
「ええ、レオナルド殿下にふさわしい軍ですわ。
汚染された地域の清掃や、害虫の駆除。
誰かがやらねばならないことを請け負っていた者達ですから」
言い返した私に対し、王妃はさらに何か言おうとし……
急にその動きが止まった。
視線は母の方を見て止まっている。
母がつぶやいた。
「……事態を甘く見ているつもりはなかった。
しかし、現実は易々と”想定した最悪”を超えるものだな」
その目は王妃すら見ていなかった。
深い悔恨に飲まれ、涙すら出ないようだった。
我がローマンエヤール公爵家にとって国民は守るべき存在だ。
国民でありながら危険にさらされる”軍兵”というものに対し
私たちは強い責任を感じているのだ。
母は王妃を見ることなくつぶやき続ける。
「兵を預かることは命を預かること。
兵に命じる時、その報酬と代償は、
主が負わねばならぬのに……
第4軍が受けた仕打ちを、第1軍の背負った罪を
お独りで背負い切れるとお思いか?……王妃よ」
その言葉は、淡々と語っているからこその恐ろしさがあった。
それでも王妃はたじろぎつつも、母を馬鹿にしたように哂った。
「何が罪だと言うの? 全ての兵は王族のためのものでしょう?
従うのが当たり前じゃない」
王妃は平民から王妃になり、いきなり”権力”を得た人間だ。
力のある者が果たすべき義務なぞ、まるで興味がないのだろう。
呆れたような顔をして母を見下しながら言う。
「国民なんてみんなそうよ。たいした能力も無く
取り柄と言えば、数が多い事くらいじゃない。
彼らに意見など必要無いわ、どうせ間違っているんですもの。
高貴で正しい者がきちんと管理してあげれば良いのよ」
王妃はまた持論を展開する。
自分は”正解が何か知っている”、選ばれた者であること。
だから自分にまかせておけば間違いないこと。
世界中の人々は”誤り”にまみれていて、汚れていること。
興奮気味に語る王妃の前で、母がスッと動いた。
その片手が剣に伸び、グリップを掴む。
私は内心焦った。まさか……王妃を斬るの?!
その時。
「大変です! 王妃様っ!」
一人の伝令兵が駆け込んできたのだ。
微動だにしない三人を前に一瞬たじろいだが、
彼は王妃に向かって、とんでもないことを叫んだのだ。
「第4軍が……第4軍が戻って参りました!」
「なんですって?!」
王妃は伝令兵に向きなおって叫んだ。
母も私も衝撃を受け、彼を凝視する。
「どういうこと? 第1軍の間違いでなくて?」
「いえ、第4軍です! 現在王都に入り、
多くの国民の歓迎を受けています!
大魔獣ファヴニールを倒した証として、
その爪をいくつか持ち帰ったそうです」
私たちは驚きで何も言えなかった。
王妃はパニックに陥ったように叫び続ける。
「嘘よ、そんなの! あり得ないわ!
だって第4軍よ?! 勝てるわけないじゃない!」
すると後ろから、大臣が走り込んでくる。
貴族にあるまじきその慌てぶりが、
今の尋常ならぬ事態を示していた。
「王妃様っ! 第4軍が戻ってきました!
独りも欠けることなく……しかも、その」
言いよどんだ彼の代わりに、伝令兵が続ける。
「帰還の途中、大規模な盗賊からの攻撃を受けたそうですが
それを撃退するだけでなく、その者たちを捕らえて戻ったそうです」
「大規模な盗賊……」
それが第1軍のことだと気付き、王妃は絶句してしまう。
つまり第1軍と遭遇したが、第4軍が圧勝した、ということだ。
すかさず母が前に出て言う。
「捕らえた者たちはどうした?!」
「はい! すでにローマンエヤール公爵家の兵に引き渡したそうです」
「何故です?! 聖騎士団に引き渡すべきでしょう!」
王妃が焦って叫ぶ。
彼らが尋問を受け、王命を受けたことが他国にバレたらお終いだから。
「聖騎士団は全員、警備のため王宮内に戻したと聞いております。
……まあ、たかが脆弱な盗賊なぞ、
聖騎士団の手を煩わせるまでもありませんが」
母がすました顔で答える。もう、いつもの母だった。
王妃は訳が分からない、という顔でつぶやく。
「……いったい、どうやって?
剣の腕も劣り、魔法も使えないものばかりなのに!」
それを聞いた伝令兵が驚きながら言ったのだ。
「ええっ? 彼らはみな、”魔法”で攻撃したそうですが」
「魔法?! ……まさか、補助魔法?」
王妃の問いに大臣が困惑したまま告げる。
「いえ、水魔法や火魔法、闇魔法など様々で、
縛られた盗賊たちは皆、
魔法による傷を負っていたと報告にありました」
王妃は怒りに震えながら歯を食いしばっていた。
そしてまた、滅茶苦茶なことを言い出したのだ。
「戻って来た第4軍を捕らえなさい!
本当は魔法が使えるのに、嘘をついて従軍したのよ。
これは王族を騙したことになるわ!」
大臣は言いにくそうに、上目遣いに言う。
「それが……彼らが言うには、”あの地で急に使えるようになった”と」
「そんなこと……」
「十分にあり得るでしょう。前例もあります。
それにそもそも、彼らが魔法を使えないことを
隠して第4軍に所属するメリットは何もありません。
たとえレベル1でもあれば、第3軍に属せるのだから」
母の反論に、王妃は何も言えなかった。
だって、その通りだから。
全滅を狙って攻撃してきた第1軍を
なんと第4軍が退けたのだ。
彼らが生きていてくれた、というだけで母は嬉しそうだったが
私は彼らの勝因は、間違いなくレオナルドの策だと確信していた。
彼は生きている。
何らかの理由で身を潜めているのだ。
そして第4軍を指揮し、彼らに”力”を与えた……どうやって?
めまぐるしく頭を働かせる私をよそに、
王妃が怒りに震え、母が喜び、満面の笑みを浮かべてる。
その横で伝令兵が、火に油を注ぐような情報を付け加える。
「出迎えた国民は皆、レオナルド殿下を賞賛しております。
あの実績が本物であったと、口々に褒めたたえ、
殿下に関する好意的な”号外”が次々と発行されています!」
この番狂わせがあまりにもショックだったのか
王妃はすでに取り繕う気もないようだった。
「ローマンエヤール公爵夫人っ! 私の命に従うのよ!
お前たちが他国の軍を殲滅しないというのであれば
これ以上進軍できないように進路にある街を燃やすしかないわ!」
この狂気。この癇癪。
己こそ正義と信じているからこそできる、異常な振る舞い。
これを恐れ、両親やキース叔父様はなかなか手が出せなかったのだろう。
おとなしく従っておけば、ただの”傲慢で意地悪な王妃”だったから。
「この国は滅びるわよ? 公爵家の始祖が泣くわね。
我が子のように思っているんでしょ?
それなのに見捨てるのね。ああ、可哀そうな国民たち!」
母は苦悩の表情を浮かべて沈黙する。
自軍を自軍に襲わせた女だ。
そして王妃は、”公爵家の脅し方”を知り尽くしていた。
「他国に侵略されるくらいなら、ワタクシ、
この国を完全に滅してしまいたいわあ。
誰も住めないようにして、全員殺すの。
だって王族がいなければ、国民の価値なんて0じゃない」
0?……0!
私の脳裏に答えが閃いた。
そうか、そういうことか!
「……承知しました」
我慢の限界に達したように母がつぶやいた。
私もそれに続き、王妃に告げる。
「ええ、そうですわ。王妃様のおっしゃる通りですわ」
眉をしかめた母と、ニタア~と笑った王妃が私を見る。
そんな二人に、私は満面の笑みを向けて言ったのだ。
「私は己の力を全てこの国に捧げるため……
”国王様の命に従う”という、”神に対する誓約”を行います」
11
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる