僕とくまとうさぎ

月乃結海

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依頼2つ目

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…旅行中


「やっぱり、自然はいいなぁ」

旅館に向かって歩いていたら

小さな女の子に話しかけられた

女の子「そのくまちゃんとうさぎちゃん可愛い!」

「見えるの?」

女の子「うん!頼みがあるの」

「え、あ、なーに?」

女の子「あのね、お母さんが忙しくてなかなかあそんでくれないの。」

「うん、それは寂しいね」

女の子「一緒に遊べるようにして」

ミルク「よし、引き受けよう!」

なんか他人事には思えないな。

「う、うん、わかったよ」

女の子「じゃ、お願いね!この先の旅館だから」

ぼくたちが泊まる旅館か。
偶然だな。

ミルク「とりあえず、いこう。」

イチゴ「温泉、温泉♪」

…作戦会議だ!

ミルク「まず、どうするかだな。」

「やる気ないのか!」

ミルク「うーん…旅行中だしぃー」

いやいや引き受けただろ。

イチゴ「私に考えがある!」



ほんとに大丈夫かな。




「これで大丈夫か。」

ミルク「よし!いいな!」

「いいのかな、こんなの。」

イチゴ「仕方ない、女の子のためよ」

… 

「すみません、ここから先は通行止めでーす!」

…旅館にて。

お母さん「今日お客さんが全然こないゎ、あとはお願い。」

従業員「はい、全然こないですね」

女の子「お母さん、遊ぼー!」
お母さん「いいわよ、今日は遊べるゎ」
女の子「やったー!」


「どうやら、上手くいったみたい」
ミルク「よし、この看板は明日まで置いておこう。」

…次の日

女の子「ありがとう!お母さんと遊べたよ、コレお礼ね!」

「あ、うん、ありがとう」

中を開けてみると、貝殻がたくさんはいっていた。

イチゴ「可愛いお礼だね」

「うん、なんか幸せな気分になれた気がする」

ミルク「よし、温泉に入って帰ろう」




依頼シュウリョウー



やっぱり…あの音楽流れるんだね

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