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連行先は…やっぱりウィルの執務室ですよねー
終わった…
「それで?言い訳があるなら、一応聞いてやるが?」
これ絶対、何言っても無駄なやつだー。
そっぽを向くが、
ウィルに至近距離で顔を覗き込まれる。
やめて!無理矢理、目を合わせさせようとしないで!
ていうか、近い近い!
鼻先とかもう、ぶつかりそうなんですけど!
ちなみに、今の体勢は前回と同様、ウィルの膝の上です。
~現実逃避中~
あー。なんかいい香りするなー?
ウィルの柔軟剤の香りかなー?
いやでも、これは柔軟剤というか…
「シア、何も言うことはないか?それじゃあ…」
「香水?」
「はっ?」
あっ、やば声に出てた…
ウィルが徐々に離れてく、それと同時に…
「香水?なんだ?エルバスにでももらったか?」
ぎゃあー。ついにウィルが真顔になったーー!
本気で怒ってるー!!
「そうか…。久しぶりなのに邪魔するのは、可哀想だと思ってたんだが…どうやらそんな気遣いは必要なかったらしいな。」
嘘!あのウィルがそんな気遣いを…!
じゃなくて、誤解とかないと!
「今すぐ軟禁…」
「ウィルがいい匂いなの!」
「…はっ?」
あっ!間違えた!
焦りすぎて変なこと言ったー!
ていうか、勝手に人の匂い嗅ぐって変態じゃね?
ちょ、まっ!
恥ずかしくなって来たんだけど…!
多分今、私の顔は真っ赤だろ。
ウィルはそんな私を見て何か察したのか、
「へー。俺の匂いそんな好きなんだ。こんな時でも思わず嗅いじゃうくらい。」
と、ニヤニヤし出した。
否定はできないけど!
全部事実だけど!
私の顔、ますます赤くなってる気がする。
顔を隠そうと手を動かすが、
耳元で、
「俺もシアの匂い好きだよ」
はっ!何、恥ずかしいこと言って…!
というか!耳元で話さないで!
と思う間もなく、
自然な動作で手首を掴まれ、
薬指がウィルの鼻先に触れる、
「シアが愛用しているインクの香り」
「インクかい!」
紛らわしい言い方するな!
「ふーん?シアは何を期待したんだ?」
「何も期待してない!」
まあ、ちょっとはウィルも一緒なんだって、
嬉しく思ったり、思わなかったり…
私がわかりやすくむくれていると、
ウィルが
フッ。
と笑って、
「冗談だよ。俺もシアの匂い好き。」
と言いながら、
私の肩に自分の顔を埋めてきた
「ひゃ!」
待って、変な声出た
「シアの匂い落ち着く」
そんなとこで喋られると
「んっ、くすぐったいから、そこで喋らないでー!」
どうにか逃れようとするけど、
ウィルに腰の辺りをしっかりホールドされていて…
逃げられない。
というか、動くたびに、ウィルの髪があったてソワソワする。
しかも、やっぱりウィルいい匂いしてくるし。
落ち着かない!
これいったい、どうしたらいいのー!
「それに甘くて。思わず食べたくなる。」
ぎゃー!
何言ってるの!?
私は食べても美味しくありませんが!?(混乱中)
多分私、今、涙目である。
もう思考放棄しよ…
「んっ、あっ!いたっ!」
首筋に痛みが走る。
今度はなんなのー!
ウィルはいつの間にか私の首まで来ていたようで…
ていうかリボンは?
ボタンもいくつか開けられているのだけど?
ウィルの早業に思わず唖然とする。
それから、ゆっくり離れて
「ん。綺麗についたな。」
すっごい満足そうな顔してる…
しかも色気がやばい…
今のウィル見たら、絶対失神者出るわー。
じゃなくて!いったい何した!
「ウィル、いったい何し…」
「痛かったか?」
ウィルが心配そうこっちを見てくる。
いや、これは羞恥心からくる涙であって…
痛い云々は関係なく…と思っていたら、
ウィルが近づいて
ぺろっ。
「っん!?」
なっ!なっ!…舐めやがったー!!!
私の涙、舐めやがったー!?
「ん。しょっぱいな。」
そりゃそうでしょ!
思わず呆れてしまった。
「涙は止まったな」
あー。
確かに、驚きと呆れで止まりはしたけど…
もっと別の方法はなかったの?
「これから慣れろよ。まあ、今の反応も可愛くていいけど。」
…もう嫌だこの人ー!!
いったい、どれだけ甘ったるい砂糖吐き出したら、気が済むのー!?
またもや羞恥心で、私はプルプル震えるのであった。
ウィル視点
可愛いな。
このぐらいで真っ赤になるなんて。
涙目で上目遣いされた時なんて、そのまま押し倒してやろうかと思った。
全身に俺の痕を残して、
その小さい唇を覆い隠して…
最後までしたら、いったいどんな顔を見せてくれる?
まあ、しばらくはお預けだろうな。
それにしても、これからの意味しっかりわかってるのか?
きっと可愛いの方に気を取られて、頭から抜けてるんだろうな。
そんなとこも可愛いんだが。
お説教しようと思っていたが、もう少しシアで遊ぶとするか。
ってことで、この後もウィルのおもちゃにされるシアであった。
「もう許してー!?」
終わった…
「それで?言い訳があるなら、一応聞いてやるが?」
これ絶対、何言っても無駄なやつだー。
そっぽを向くが、
ウィルに至近距離で顔を覗き込まれる。
やめて!無理矢理、目を合わせさせようとしないで!
ていうか、近い近い!
鼻先とかもう、ぶつかりそうなんですけど!
ちなみに、今の体勢は前回と同様、ウィルの膝の上です。
~現実逃避中~
あー。なんかいい香りするなー?
ウィルの柔軟剤の香りかなー?
いやでも、これは柔軟剤というか…
「シア、何も言うことはないか?それじゃあ…」
「香水?」
「はっ?」
あっ、やば声に出てた…
ウィルが徐々に離れてく、それと同時に…
「香水?なんだ?エルバスにでももらったか?」
ぎゃあー。ついにウィルが真顔になったーー!
本気で怒ってるー!!
「そうか…。久しぶりなのに邪魔するのは、可哀想だと思ってたんだが…どうやらそんな気遣いは必要なかったらしいな。」
嘘!あのウィルがそんな気遣いを…!
じゃなくて、誤解とかないと!
「今すぐ軟禁…」
「ウィルがいい匂いなの!」
「…はっ?」
あっ!間違えた!
焦りすぎて変なこと言ったー!
ていうか、勝手に人の匂い嗅ぐって変態じゃね?
ちょ、まっ!
恥ずかしくなって来たんだけど…!
多分今、私の顔は真っ赤だろ。
ウィルはそんな私を見て何か察したのか、
「へー。俺の匂いそんな好きなんだ。こんな時でも思わず嗅いじゃうくらい。」
と、ニヤニヤし出した。
否定はできないけど!
全部事実だけど!
私の顔、ますます赤くなってる気がする。
顔を隠そうと手を動かすが、
耳元で、
「俺もシアの匂い好きだよ」
はっ!何、恥ずかしいこと言って…!
というか!耳元で話さないで!
と思う間もなく、
自然な動作で手首を掴まれ、
薬指がウィルの鼻先に触れる、
「シアが愛用しているインクの香り」
「インクかい!」
紛らわしい言い方するな!
「ふーん?シアは何を期待したんだ?」
「何も期待してない!」
まあ、ちょっとはウィルも一緒なんだって、
嬉しく思ったり、思わなかったり…
私がわかりやすくむくれていると、
ウィルが
フッ。
と笑って、
「冗談だよ。俺もシアの匂い好き。」
と言いながら、
私の肩に自分の顔を埋めてきた
「ひゃ!」
待って、変な声出た
「シアの匂い落ち着く」
そんなとこで喋られると
「んっ、くすぐったいから、そこで喋らないでー!」
どうにか逃れようとするけど、
ウィルに腰の辺りをしっかりホールドされていて…
逃げられない。
というか、動くたびに、ウィルの髪があったてソワソワする。
しかも、やっぱりウィルいい匂いしてくるし。
落ち着かない!
これいったい、どうしたらいいのー!
「それに甘くて。思わず食べたくなる。」
ぎゃー!
何言ってるの!?
私は食べても美味しくありませんが!?(混乱中)
多分私、今、涙目である。
もう思考放棄しよ…
「んっ、あっ!いたっ!」
首筋に痛みが走る。
今度はなんなのー!
ウィルはいつの間にか私の首まで来ていたようで…
ていうかリボンは?
ボタンもいくつか開けられているのだけど?
ウィルの早業に思わず唖然とする。
それから、ゆっくり離れて
「ん。綺麗についたな。」
すっごい満足そうな顔してる…
しかも色気がやばい…
今のウィル見たら、絶対失神者出るわー。
じゃなくて!いったい何した!
「ウィル、いったい何し…」
「痛かったか?」
ウィルが心配そうこっちを見てくる。
いや、これは羞恥心からくる涙であって…
痛い云々は関係なく…と思っていたら、
ウィルが近づいて
ぺろっ。
「っん!?」
なっ!なっ!…舐めやがったー!!!
私の涙、舐めやがったー!?
「ん。しょっぱいな。」
そりゃそうでしょ!
思わず呆れてしまった。
「涙は止まったな」
あー。
確かに、驚きと呆れで止まりはしたけど…
もっと別の方法はなかったの?
「これから慣れろよ。まあ、今の反応も可愛くていいけど。」
…もう嫌だこの人ー!!
いったい、どれだけ甘ったるい砂糖吐き出したら、気が済むのー!?
またもや羞恥心で、私はプルプル震えるのであった。
ウィル視点
可愛いな。
このぐらいで真っ赤になるなんて。
涙目で上目遣いされた時なんて、そのまま押し倒してやろうかと思った。
全身に俺の痕を残して、
その小さい唇を覆い隠して…
最後までしたら、いったいどんな顔を見せてくれる?
まあ、しばらくはお預けだろうな。
それにしても、これからの意味しっかりわかってるのか?
きっと可愛いの方に気を取られて、頭から抜けてるんだろうな。
そんなとこも可愛いんだが。
お説教しようと思っていたが、もう少しシアで遊ぶとするか。
ってことで、この後もウィルのおもちゃにされるシアであった。
「もう許してー!?」
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