20 / 33
20話 異世界の大賢者(ただし性格に難あり)
しおりを挟む
ワー!!!
コロシアムに試合を開始する銅鑼の音が響き、それにあわせ歓声があがる。コロシアムはものすごい熱気で、みんな人気剣闘士の試合を早く見たいと目を輝かせている。私達はデーンさんが用意してくれた、闘技場の見やすい中央付近で観戦しているため、試合の様子がよくわかる。私はウィル様とレティアさんの後ろの席でハラハラしながらその様子を見守っていた。
「大丈夫でしょうか」
「大丈夫だよな?」
私がレティアさんに聞くとウィル様も不安げにレティアさんに聞いた。
ウィル様の大事な人だからか、ウィル様も縋るようにレティアさんを見ている。
「大丈夫よ。あの剣が必ず彼を勝利に導くから」
そう言ってレティアさんがにぃっと笑ってみせた。
***
かぁん!!
試合がはじまると同時、振り下ろされた巨大な斧はギルディスの剣によって受け止められた。
「おおー!!」と闘技場から歓声がわきおこる。
闘技場の中央では、斧を振り下ろしたオダと、それを細い剣一本で受け止めるギルディスの姿がある。
剣士オダは2Mを超える巨体でその身体は巨大なオーガロードを彷彿とさせる。普通の者ならその巨体から振り下ろされたハンマーに押しつぶされてしまうだろう。
細身の男性のギルディスが剣一本でその攻撃を防いだのだ。
観客席から感嘆と驚きの声が上がる。
(凄い、押しつぶされるどころか、ハンマーが軽い)
ギルディスは、オダの巨大なハンマーを受け止めつつ、心の中で思う。
オダのハンマーは闘技場でも有名な魔法武器だ。彼の意思で大きさも重さもある程度自由に設定できる。そのためどんなに剣などで防いでも、重くされその重みで対戦者を武器ごと押しつぶしてしまう事が多い。
それほど重みのある攻撃を剣は容易く受け止めたのだ。
だがギルディスは疑問に思う。
剣はどんなに固くても剣だ。衝撃そのものまで防げるだろうか?
(いや、無理だ。どんなに強固な剣でも、使う者が貧弱ならこのような上からの圧力に耐えられるわけがない)
この魔法剣は剣としての切れ味や強度だけではなく、使い手に作用する身体能力強化魔法を施す効果までついている。
この世界に魔剣は存在する。だが、剣そのものの切れ味や、魔法を放つなどの効果はあっても、使い手に強化効果を施す魔剣はギルディスが知る限りでは存在しないはずだ。
ギルディスがチラリと、観客席にいるレティアに視線を向けると彼女は笑っていた。
まるでその効果を示せというばかりに。
(わかりました。このギルディス、その期待に答えましょう。我が主、ウィル様のために)
心配そうに見つめるウィルを視線の隅に捉え、思う。どうやってウィルがあの女性を説得して自分を助けにきたのかは知らないが、おそらく武器の強さを示せば、ウィルに利になるはずだ。
ギルディスは注意をオダに向ける。そしてそのまま、オダの斧を受け流すと、オダの斧を真っ二つに切り裂いた。
がこんっと、真っ二つになった斧が地面に落ちる。
「んなぁ!!」
オダが、驚きのあまり悲鳴をあげる。
いままでその一撃でほぼ敵を圧殺させていたために、武器が壊されるという事態に戸惑いを隠せなかった。
オダが慌てて飛びのいて距離を取ると、ギルディスは落ち着いた様子で、闘技場内でオダの武器が置かれた場所を指さす。
闘技場には各自武器を用意して置いておく場所がある。
好きな武器を使うためと、壊れた時に取り換えるためだ。
ギルディスはそこを指さし
「どうぞ、新しい武器をもってきてください」
と、言い放った。
***
「さて、あれはなんの冗談でしょうか」
ギルディスの勝利で歓声があがる闘技場で、デーンが観客席に座るレティアに詰め寄った。会場はオダを無名の剣闘士が倒したこと、そしてオダの最強といわれた魔道具の斧を壊したことで、興奮状態だ。
「ふふっ。なんのこと?」
「あの剣。私の部屋にあった飾りの剣です。あんな力があるわけがないのに、なぜ魔剣となっているかお聞きしても?」
デーンが目を細めた。
そう、レティアの世界では剣に魔法をこめて魔剣にするという技術があるがこちらの世界には存在しない。レティアのしたことは、この世界では神がおこす奇跡にも近い偉業だった。
「何、簡単な事でしょ。剣に魔法を付与しただけ」
「い、いえ、簡単な事って、そんな事が可能ななのですか?
古代の書物だってそんなことができたという記述はみつかった事がありません」
「でも実際出来た。違いますか?」
レティアの質問が返しに、デーンが口ごもる。確かに、あの剣はデーンが気まぐれで買った模造品の剣だ。あんな装飾ゴテゴテの使いにくい、実用性のない剣が魔剣として存在するなんてありえない。
「……貴方は一体何者です?」
「私?異世界の大賢者様」
デーンの問いにレティアは笑って答えるのだった。
***
「やった!!!!よくやったギルディス!!」
ギルディスさんの勝利に、ウィル様が席を立ってガッツポーズをした。途端観客席からも歓声が沸く。
試合は本当にすごかった。屈強な大人と子供くらいの体格差があるのに、ギルディスさんが全ての攻撃をかわしてオダが闘技場に用意した武器を全部切ってしまった。まるでギルディスさんの持っている武器の凄さを示すかのように、試合をしているみたいだった。最終的に剣から出した魔法の球体のようなもので倒してしまったのだ。
視線を移すと、デーンさんがレティアさんを呆然と見つめている。
うん、やっぱり規格外だよね。レティアさんって。
デーンさんからもらった魔石を使って魔剣を作り出してしまったのは本当にすごい。魔道具に詳しくない私でもわかる。とても規格外なことだって。
(レティアさんなら本当にこの世界の歪んだシステムを変えてくれるかもしれない)
私はデーンさんに詰め寄られてるレティアさんを見つめて思うのだった。
コロシアムに試合を開始する銅鑼の音が響き、それにあわせ歓声があがる。コロシアムはものすごい熱気で、みんな人気剣闘士の試合を早く見たいと目を輝かせている。私達はデーンさんが用意してくれた、闘技場の見やすい中央付近で観戦しているため、試合の様子がよくわかる。私はウィル様とレティアさんの後ろの席でハラハラしながらその様子を見守っていた。
「大丈夫でしょうか」
「大丈夫だよな?」
私がレティアさんに聞くとウィル様も不安げにレティアさんに聞いた。
ウィル様の大事な人だからか、ウィル様も縋るようにレティアさんを見ている。
「大丈夫よ。あの剣が必ず彼を勝利に導くから」
そう言ってレティアさんがにぃっと笑ってみせた。
***
かぁん!!
試合がはじまると同時、振り下ろされた巨大な斧はギルディスの剣によって受け止められた。
「おおー!!」と闘技場から歓声がわきおこる。
闘技場の中央では、斧を振り下ろしたオダと、それを細い剣一本で受け止めるギルディスの姿がある。
剣士オダは2Mを超える巨体でその身体は巨大なオーガロードを彷彿とさせる。普通の者ならその巨体から振り下ろされたハンマーに押しつぶされてしまうだろう。
細身の男性のギルディスが剣一本でその攻撃を防いだのだ。
観客席から感嘆と驚きの声が上がる。
(凄い、押しつぶされるどころか、ハンマーが軽い)
ギルディスは、オダの巨大なハンマーを受け止めつつ、心の中で思う。
オダのハンマーは闘技場でも有名な魔法武器だ。彼の意思で大きさも重さもある程度自由に設定できる。そのためどんなに剣などで防いでも、重くされその重みで対戦者を武器ごと押しつぶしてしまう事が多い。
それほど重みのある攻撃を剣は容易く受け止めたのだ。
だがギルディスは疑問に思う。
剣はどんなに固くても剣だ。衝撃そのものまで防げるだろうか?
(いや、無理だ。どんなに強固な剣でも、使う者が貧弱ならこのような上からの圧力に耐えられるわけがない)
この魔法剣は剣としての切れ味や強度だけではなく、使い手に作用する身体能力強化魔法を施す効果までついている。
この世界に魔剣は存在する。だが、剣そのものの切れ味や、魔法を放つなどの効果はあっても、使い手に強化効果を施す魔剣はギルディスが知る限りでは存在しないはずだ。
ギルディスがチラリと、観客席にいるレティアに視線を向けると彼女は笑っていた。
まるでその効果を示せというばかりに。
(わかりました。このギルディス、その期待に答えましょう。我が主、ウィル様のために)
心配そうに見つめるウィルを視線の隅に捉え、思う。どうやってウィルがあの女性を説得して自分を助けにきたのかは知らないが、おそらく武器の強さを示せば、ウィルに利になるはずだ。
ギルディスは注意をオダに向ける。そしてそのまま、オダの斧を受け流すと、オダの斧を真っ二つに切り裂いた。
がこんっと、真っ二つになった斧が地面に落ちる。
「んなぁ!!」
オダが、驚きのあまり悲鳴をあげる。
いままでその一撃でほぼ敵を圧殺させていたために、武器が壊されるという事態に戸惑いを隠せなかった。
オダが慌てて飛びのいて距離を取ると、ギルディスは落ち着いた様子で、闘技場内でオダの武器が置かれた場所を指さす。
闘技場には各自武器を用意して置いておく場所がある。
好きな武器を使うためと、壊れた時に取り換えるためだ。
ギルディスはそこを指さし
「どうぞ、新しい武器をもってきてください」
と、言い放った。
***
「さて、あれはなんの冗談でしょうか」
ギルディスの勝利で歓声があがる闘技場で、デーンが観客席に座るレティアに詰め寄った。会場はオダを無名の剣闘士が倒したこと、そしてオダの最強といわれた魔道具の斧を壊したことで、興奮状態だ。
「ふふっ。なんのこと?」
「あの剣。私の部屋にあった飾りの剣です。あんな力があるわけがないのに、なぜ魔剣となっているかお聞きしても?」
デーンが目を細めた。
そう、レティアの世界では剣に魔法をこめて魔剣にするという技術があるがこちらの世界には存在しない。レティアのしたことは、この世界では神がおこす奇跡にも近い偉業だった。
「何、簡単な事でしょ。剣に魔法を付与しただけ」
「い、いえ、簡単な事って、そんな事が可能ななのですか?
古代の書物だってそんなことができたという記述はみつかった事がありません」
「でも実際出来た。違いますか?」
レティアの質問が返しに、デーンが口ごもる。確かに、あの剣はデーンが気まぐれで買った模造品の剣だ。あんな装飾ゴテゴテの使いにくい、実用性のない剣が魔剣として存在するなんてありえない。
「……貴方は一体何者です?」
「私?異世界の大賢者様」
デーンの問いにレティアは笑って答えるのだった。
***
「やった!!!!よくやったギルディス!!」
ギルディスさんの勝利に、ウィル様が席を立ってガッツポーズをした。途端観客席からも歓声が沸く。
試合は本当にすごかった。屈強な大人と子供くらいの体格差があるのに、ギルディスさんが全ての攻撃をかわしてオダが闘技場に用意した武器を全部切ってしまった。まるでギルディスさんの持っている武器の凄さを示すかのように、試合をしているみたいだった。最終的に剣から出した魔法の球体のようなもので倒してしまったのだ。
視線を移すと、デーンさんがレティアさんを呆然と見つめている。
うん、やっぱり規格外だよね。レティアさんって。
デーンさんからもらった魔石を使って魔剣を作り出してしまったのは本当にすごい。魔道具に詳しくない私でもわかる。とても規格外なことだって。
(レティアさんなら本当にこの世界の歪んだシステムを変えてくれるかもしれない)
私はデーンさんに詰め寄られてるレティアさんを見つめて思うのだった。
65
あなたにおすすめの小説
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
地味令嬢を見下した元婚約者へ──あなたの国、今日滅びますわよ
タマ マコト
ファンタジー
王都の片隅にある古びた礼拝堂で、静かに祈りと針仕事を続ける地味な令嬢イザベラ・レーン。
灰色の瞳、色褪せたドレス、目立たない声――誰もが彼女を“無害な聖女気取り”と笑った。
だが彼女の指先は、ただ布を縫っていたのではない。祈りの糸に、前世の記憶と古代詠唱を縫い込んでいた。
ある夜、王都の大広間で開かれた舞踏会。
婚約者アルトゥールは、人々の前で冷たく告げる――「君には何の価値もない」。
嘲笑の中で、イザベラはただ微笑んでいた。
その瞳の奥で、何かが静かに目覚めたことを、誰も気づかないまま。
翌朝、追放の命が下る。
砂埃舞う道を進みながら、彼女は古びた巻物の一節を指でなぞる。
――“真実を映す者、偽りを滅ぼす”
彼女は祈る。けれど、その祈りはもう神へのものではなかった。
地味令嬢と呼ばれた女が、国そのものに裁きを下す最初の一歩を踏み出す。
婚約破棄? めんどくさいのでちょうどよかった ――聖女もやめて、温泉でごくらくしてます
ふわふわ
恋愛
婚約破棄を告げられた聖女リヴォルタ・レーレ。
理由は、「彼女より優秀な“真の聖女”が見つかったから」。
……正直、めんどくさい。
政略、責任、義務、期待。
それらすべてから解放された彼女は、
聖女を辞めて、ただ温泉地でのんびり暮らすことを選ぶ。
毎日、湯に浸かって、ご飯を食べて、散歩して。
何もしない、何も背負わない、静かな日常。
ところが――
彼女が去った王都では、なぜか事故や災害が相次ぎ、
一方で、彼女の滞在する温泉地とその周辺だけが
異様なほど平和になっていく。
祈らない。
詠唱しない。
癒やさない。
それでも世界が守られてしまうのは、なぜなのか。
「何もしない」ことを選んだ元聖女と、
彼女に“何もさせない”ことを選び始めた世界。
これは、
誰かを働かせなくても平和が成り立ってしまった、
いちばん静かで、いちばん皮肉な“ざまぁ”の物語。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
婚約破棄のお相手は
あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、ギリアム王子が平民の婚約者に婚約破棄を宣言した。
幼い頃に「聖女では」とギリアムの婚約者として引き取られたものの、神聖力が発現しなかったロッティナ。皆は婚約破棄されるのも当然だと思っていたが……。
王太子妃(仮)でしたが、聞いたこともない予言のせいで追放されました。ですから、今さら呼び戻されても困ります。
實藤圭
ファンタジー
王太子妃候補として、真摯に王子リオネルを愛し、支えてきたクラリス。
だが、王太子妃となるための儀式、婚礼の儀の当日、リオネルと聖女ミラによって、突如断罪され、婚約を破棄されてしまう。
原因は、教会に古くから伝わる「神託」に書かれた“災いの象徴”とは、まさにクラリスのことを指している予言であるとして告発されたためであった。
地位も名誉も奪われ、クラリスは、一人辺境へと身を寄せ、心静かに暮らしていくのだが……
これは、すべてを失った王太子妃(仮)が、己の誇りと歩みを取り戻し、歪められた“真実”と向き合うため、立ち上がる物語。
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる