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30話 お祭りデート(?)
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「西の大陸の聖女ローレからお茶会の招待状? しかも今日の午後?」
自室でアレスが持ってきた封筒を受け取り、レティアは目をぱちくりと瞬かせた。
「ええ。ぜひ貴方にとのことです。……私の知らぬところで、接触でもありましたか?」
じろりと睨んでくるアレス。
(うん、私の信用度ゼロだなぁ)
などと内心で苦笑しながら、レティアは便箋をぱたぱたと扇ぐ。
「してないわよ。リネアのドールづくりで手一杯だったし。……あれ、ぎりぎり間に合ったのよ」
「間に合った?」
「そう。城下町の豊穣祭の開催期間中に、どうしても終わらせたかったの。今、リネアとウィルを遊びに行かせてるわ」
「……また何を企んでいるんです?」
「いやいや、純粋に遊びに行かせてあげたかっただけ。ほんとに、100パーセント善意」
そう言ってにこりと笑うと、アレスはさらに目を細めた。完全に信用していない顔だ。
「アレスの私に対する偏見、ひどくない?♡」
レティアがうるうると上目遣いをしてみせると、アレスは頬をひきつらせる。
「そのぶりっ子はやめてください」
「えー? 元の世界ではね、これをやると皆イチコロだったのに」
「……笑えない冗談ですね」
「冗談じゃないわよ。みんな震えあがって黙ったもの。イチコロ」
「……そっちの意味ですか」
「ま、それは置いといて。ローレからの招待、受けるわ。予想はいくつかあるけどね」
「予想、ですか?」
「そうね。たぶん、カミラへの嫌がらせ。カミラが私を嫌ってるのは公然の秘密だもの。
“虐げられている聖女にも慈愛を示す西の聖女ローレ”──そう演出したいのよ、きっと」
「……そんなもの、ですかね」
釈然としない様子のアレスを横目に、レティアはくすりと笑った。
彼は魔族ゆえ、長年の感でこうするだろうと人間を予測することはできるが機微には疎いことがある。
「どっちにしても、こちらも利用する気満々だから問題ないわ。思惑なんて、利用し合ってこそ楽しいのよ」
***
「ウィル様! 見てください! ふわふわのワタ飴です!」
豊穣祭の賑やかな通りで、リネアが嬉しそうに屋台へ駆け寄った。
一ヶ月にわたって開催される祭りもそろそろ終盤。
それでも大通りは屋台が並び、少し離れた場所ではサーカスの呼び込みの声も聞こえ活気に満ちあふれていた。
ふわふわの白い綿菓子は、かつて絵本で読んだ憧れのお菓子。
いつか姉と食べてみたいと話していたと、リネアは笑顔で話してくれた。
(そういや俺も、昔ギルディスに無理言って連れてきてもらったな)
こっそり城を抜け出して訪れた祭り。あの時感じた胸の高鳴りを、今も鮮やかに覚えている。
「買ってきました!」
リネアが棒にぐるぐると巻きついた綿菓子を手に持って戻り、誇らしげに差し出した。
「おう、ありがとな」
「これ、どんな味なんでしょう。楽しみです」
「楽しみって……今食べないのか?」
「え? 歩きながら食べるんですか?」
きょとんとするリネアに、ウィルが頭をかきながら周囲を指差した。
「ほら、みんなそうしてるだろ?」
「なるほど……ああやって食べるんですね」
隣で恋人らしい男女が腕を組みながら綿菓子を食べているのを見て、リネアは小さく呟く。
「ああ、平民は食べ歩きが普通……」
言いかけたところで、リネアが見よう見まねでウィルの腕を取った。
「こう、でしょうか?」
見上げる無垢な瞳に、ウィルは顔を真っ赤にする。
「へっ!?」
「違いましたか?」
「い、いや! 綿菓子と腕組みは関係ないから!!」
真っ赤になって叫ぶウィルに、リネアも一拍遅れて羞恥が追いつき、慌てて離れた。
「す、すみませんっ!」
その瞬間──
「きゃー!!!」
「わー!!!」
「誰か止めてくれー!!」
悲鳴が広場に響き渡った。
***
「何があった!?」
祭りを視察していたアンヘル皇子が護衛に叫ぶ。
視察を終えて食事を取っていた最中、突如響いた悲鳴に、周囲が騒然となった。
「サーカスに使っていた小型魔物が逃げたようです! 皇子はこの場を動かないでください!」
今いるのは城下を見渡せる高級レストラン。貴族専用のため警備も厳重で、下手に馬車を出すより安全と判断された。
窓の外では、魔物と衛兵たちが戦闘を繰り広げているのが見える。
「結界は張られています。どうかご安心を」
「そんな危険な魔物を使っていたのか?」
「いえ……密輸を隠すため、サーカスに偽装していたようで……」
「すぐ鎮圧を──」
そう命じかけた瞬間。
ごぉん!!!
狼型の魔物が、空を舞った。
「……え?」
視線を向ければ、大通りの広場で子供たちを庇うように立つ、ピンク髪の少女の姿があった。
***
(……やりすぎました)
リネアは木っ端みじんになった魔物を見つめ、冷や汗を流した。
襲い掛かる魔物を前に、自動戦闘モードを起動し、拳で殴り飛ばした──まではよかった。
だが、吹き飛んだ狼は空中で爆発四散。まさかの跡形もなく消し飛んだのだ。
「……殴ったら爆発って、どういう理屈だよ」
ウィル皇子が青ざめて突っ込む。
(レティアさん、自動戦闘モードに機能つけすぎですっ!)
心の中で叫びつつも、もう止められない。
モードは“最適解の戦闘”を自動で選ぶ仕様だ。
結果、リネアは飛び掛かる魔物たちを片っ端から空へ蹴り飛ばし、
──そして、すべてを空中爆破させるのだった。
自室でアレスが持ってきた封筒を受け取り、レティアは目をぱちくりと瞬かせた。
「ええ。ぜひ貴方にとのことです。……私の知らぬところで、接触でもありましたか?」
じろりと睨んでくるアレス。
(うん、私の信用度ゼロだなぁ)
などと内心で苦笑しながら、レティアは便箋をぱたぱたと扇ぐ。
「してないわよ。リネアのドールづくりで手一杯だったし。……あれ、ぎりぎり間に合ったのよ」
「間に合った?」
「そう。城下町の豊穣祭の開催期間中に、どうしても終わらせたかったの。今、リネアとウィルを遊びに行かせてるわ」
「……また何を企んでいるんです?」
「いやいや、純粋に遊びに行かせてあげたかっただけ。ほんとに、100パーセント善意」
そう言ってにこりと笑うと、アレスはさらに目を細めた。完全に信用していない顔だ。
「アレスの私に対する偏見、ひどくない?♡」
レティアがうるうると上目遣いをしてみせると、アレスは頬をひきつらせる。
「そのぶりっ子はやめてください」
「えー? 元の世界ではね、これをやると皆イチコロだったのに」
「……笑えない冗談ですね」
「冗談じゃないわよ。みんな震えあがって黙ったもの。イチコロ」
「……そっちの意味ですか」
「ま、それは置いといて。ローレからの招待、受けるわ。予想はいくつかあるけどね」
「予想、ですか?」
「そうね。たぶん、カミラへの嫌がらせ。カミラが私を嫌ってるのは公然の秘密だもの。
“虐げられている聖女にも慈愛を示す西の聖女ローレ”──そう演出したいのよ、きっと」
「……そんなもの、ですかね」
釈然としない様子のアレスを横目に、レティアはくすりと笑った。
彼は魔族ゆえ、長年の感でこうするだろうと人間を予測することはできるが機微には疎いことがある。
「どっちにしても、こちらも利用する気満々だから問題ないわ。思惑なんて、利用し合ってこそ楽しいのよ」
***
「ウィル様! 見てください! ふわふわのワタ飴です!」
豊穣祭の賑やかな通りで、リネアが嬉しそうに屋台へ駆け寄った。
一ヶ月にわたって開催される祭りもそろそろ終盤。
それでも大通りは屋台が並び、少し離れた場所ではサーカスの呼び込みの声も聞こえ活気に満ちあふれていた。
ふわふわの白い綿菓子は、かつて絵本で読んだ憧れのお菓子。
いつか姉と食べてみたいと話していたと、リネアは笑顔で話してくれた。
(そういや俺も、昔ギルディスに無理言って連れてきてもらったな)
こっそり城を抜け出して訪れた祭り。あの時感じた胸の高鳴りを、今も鮮やかに覚えている。
「買ってきました!」
リネアが棒にぐるぐると巻きついた綿菓子を手に持って戻り、誇らしげに差し出した。
「おう、ありがとな」
「これ、どんな味なんでしょう。楽しみです」
「楽しみって……今食べないのか?」
「え? 歩きながら食べるんですか?」
きょとんとするリネアに、ウィルが頭をかきながら周囲を指差した。
「ほら、みんなそうしてるだろ?」
「なるほど……ああやって食べるんですね」
隣で恋人らしい男女が腕を組みながら綿菓子を食べているのを見て、リネアは小さく呟く。
「ああ、平民は食べ歩きが普通……」
言いかけたところで、リネアが見よう見まねでウィルの腕を取った。
「こう、でしょうか?」
見上げる無垢な瞳に、ウィルは顔を真っ赤にする。
「へっ!?」
「違いましたか?」
「い、いや! 綿菓子と腕組みは関係ないから!!」
真っ赤になって叫ぶウィルに、リネアも一拍遅れて羞恥が追いつき、慌てて離れた。
「す、すみませんっ!」
その瞬間──
「きゃー!!!」
「わー!!!」
「誰か止めてくれー!!」
悲鳴が広場に響き渡った。
***
「何があった!?」
祭りを視察していたアンヘル皇子が護衛に叫ぶ。
視察を終えて食事を取っていた最中、突如響いた悲鳴に、周囲が騒然となった。
「サーカスに使っていた小型魔物が逃げたようです! 皇子はこの場を動かないでください!」
今いるのは城下を見渡せる高級レストラン。貴族専用のため警備も厳重で、下手に馬車を出すより安全と判断された。
窓の外では、魔物と衛兵たちが戦闘を繰り広げているのが見える。
「結界は張られています。どうかご安心を」
「そんな危険な魔物を使っていたのか?」
「いえ……密輸を隠すため、サーカスに偽装していたようで……」
「すぐ鎮圧を──」
そう命じかけた瞬間。
ごぉん!!!
狼型の魔物が、空を舞った。
「……え?」
視線を向ければ、大通りの広場で子供たちを庇うように立つ、ピンク髪の少女の姿があった。
***
(……やりすぎました)
リネアは木っ端みじんになった魔物を見つめ、冷や汗を流した。
襲い掛かる魔物を前に、自動戦闘モードを起動し、拳で殴り飛ばした──まではよかった。
だが、吹き飛んだ狼は空中で爆発四散。まさかの跡形もなく消し飛んだのだ。
「……殴ったら爆発って、どういう理屈だよ」
ウィル皇子が青ざめて突っ込む。
(レティアさん、自動戦闘モードに機能つけすぎですっ!)
心の中で叫びつつも、もう止められない。
モードは“最適解の戦闘”を自動で選ぶ仕様だ。
結果、リネアは飛び掛かる魔物たちを片っ端から空へ蹴り飛ばし、
──そして、すべてを空中爆破させるのだった。
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