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世界終わろう委員会
そういうもんだろ
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少女達のやりとりをジッと見ていた男は、ウンウンと頷きながら、
「イイハナシダナァ」
と、棒読みで呟く。それに銀髪の女性が呆れたような顔をして返す。
「あなた、空気を読むって言葉知ってる?」
「おいおい、空気を読むことに関して俺の右に出る奴はいないぜ? むしろ空気を読みすぎて学生時代に空気と化した俺からしたら、今の若者たちは空気をもっと読むべきだと思うね」
男が、屁理屈を並べながら老害のような事を言い出す。
「あなたが、空気になっていた事は否定しないけど、それって空気を読まなすぎた結果ハブられてただけよね」
「俺の輝かしい思い出を悪く言うのはやめてもらおうか。そういう白雪さんだって、空気読まなかった結果そんな状態になっちゃったくせに~」
男のそんな茶化すような発言に、銀髪の女性は、
「あなた、そういうところよ? デリカシーって言葉をその鳴らないスマホで調べてから発言しなさい?」
「俺のスマホが鳴らないのは仕様です。別に友達がいないからとかじゃないです。それに、鳴らないのは白雪さんも一緒じゃないですかねぇ?」
男は、ちょっと傷ついたみたいな顔をした後に、反撃とばかりにそう返す。
「それは違うわね。私スマホ持ってないもの」
「おっくれってるー! この情報化社会でスマホじゃないなんて、それもはや、旧人類ってやつなんじゃないですかねぇー?」
男は鬼の首を取ったとばかりに、言葉を続ける。銀髪の女性は、それに対して、
「知ってる? 文明が進化するほど、人類は退化していくのよ? 今のあなたのようにね」
「・・・・・・うぇ~い」
男は、先程までの勢いはどこへ行ったのか、酒が切れ二日酔いになったパリピのような声を上げると、気分を切り替えようと、
「まあ、これで一件落着だな。うん。よかったよかった」
と呟く。それに、女性が食ってかかる。
「あなた、本当に今すぐ死んでくれないかしら」
「嫌です」
男はキッパリという。
「俺は、これからも他人を食い物にしてこの人生という名の大海原を渡っていくんだ‼︎」
「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね」
その呪詛はいつのまにか、女性だけではなく、周囲の十数人全員が男に向けて放っていた。
「生きる!」
男は、そう叫ぶと、
「俺は白雪に会うためなら絶対に死なん! そして、何度でも殺す! それが俺のジャスティス!」
「何がジャスティスよ! どんな理由があろうと人を殺していいわけない!」
女性の責めるようなその声に、
「大切な一人のためなら赤の他人がどうなったって構わない。何を犠牲にしてもどうでもいい。人間ってそういうもんだろ?」
男のその発言に、
「そんなこと」
と口籠る女性。それに少女が被せるように言う。
「それは違うわね」
その毅然とした態度に男は興味を惹かれたのか、少女の方を見る。
「私は、彼が私に会うために他の人を殺したら彼の事をきっと嫌いになるもの」
少女は、意識のない少年を見ながら続ける。
「それに、自分個人の意見を人間の総意みたいにいうのって嫌いなのよ。それはあなた個人の意見じゃない」
男は、それを聞くと。ハッと馬鹿にしたように笑う。そして、
「そりぁそうだ」
とだけ呟いて、背中を向けて歩き出す。
それに十数人の影が引きずられるようについていく。
いつのまに連絡したのか、遠くから、救急車のサイレンの音が聞こえてきた。
「イイハナシダナァ」
と、棒読みで呟く。それに銀髪の女性が呆れたような顔をして返す。
「あなた、空気を読むって言葉知ってる?」
「おいおい、空気を読むことに関して俺の右に出る奴はいないぜ? むしろ空気を読みすぎて学生時代に空気と化した俺からしたら、今の若者たちは空気をもっと読むべきだと思うね」
男が、屁理屈を並べながら老害のような事を言い出す。
「あなたが、空気になっていた事は否定しないけど、それって空気を読まなすぎた結果ハブられてただけよね」
「俺の輝かしい思い出を悪く言うのはやめてもらおうか。そういう白雪さんだって、空気読まなかった結果そんな状態になっちゃったくせに~」
男のそんな茶化すような発言に、銀髪の女性は、
「あなた、そういうところよ? デリカシーって言葉をその鳴らないスマホで調べてから発言しなさい?」
「俺のスマホが鳴らないのは仕様です。別に友達がいないからとかじゃないです。それに、鳴らないのは白雪さんも一緒じゃないですかねぇ?」
男は、ちょっと傷ついたみたいな顔をした後に、反撃とばかりにそう返す。
「それは違うわね。私スマホ持ってないもの」
「おっくれってるー! この情報化社会でスマホじゃないなんて、それもはや、旧人類ってやつなんじゃないですかねぇー?」
男は鬼の首を取ったとばかりに、言葉を続ける。銀髪の女性は、それに対して、
「知ってる? 文明が進化するほど、人類は退化していくのよ? 今のあなたのようにね」
「・・・・・・うぇ~い」
男は、先程までの勢いはどこへ行ったのか、酒が切れ二日酔いになったパリピのような声を上げると、気分を切り替えようと、
「まあ、これで一件落着だな。うん。よかったよかった」
と呟く。それに、女性が食ってかかる。
「あなた、本当に今すぐ死んでくれないかしら」
「嫌です」
男はキッパリという。
「俺は、これからも他人を食い物にしてこの人生という名の大海原を渡っていくんだ‼︎」
「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね」
その呪詛はいつのまにか、女性だけではなく、周囲の十数人全員が男に向けて放っていた。
「生きる!」
男は、そう叫ぶと、
「俺は白雪に会うためなら絶対に死なん! そして、何度でも殺す! それが俺のジャスティス!」
「何がジャスティスよ! どんな理由があろうと人を殺していいわけない!」
女性の責めるようなその声に、
「大切な一人のためなら赤の他人がどうなったって構わない。何を犠牲にしてもどうでもいい。人間ってそういうもんだろ?」
男のその発言に、
「そんなこと」
と口籠る女性。それに少女が被せるように言う。
「それは違うわね」
その毅然とした態度に男は興味を惹かれたのか、少女の方を見る。
「私は、彼が私に会うために他の人を殺したら彼の事をきっと嫌いになるもの」
少女は、意識のない少年を見ながら続ける。
「それに、自分個人の意見を人間の総意みたいにいうのって嫌いなのよ。それはあなた個人の意見じゃない」
男は、それを聞くと。ハッと馬鹿にしたように笑う。そして、
「そりぁそうだ」
とだけ呟いて、背中を向けて歩き出す。
それに十数人の影が引きずられるようについていく。
いつのまに連絡したのか、遠くから、救急車のサイレンの音が聞こえてきた。
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