エロゲー主人公に転生したのに悪役若様に求愛されております

雪平@冷淡騎士2nd連載中

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修行開始

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「レインの武器が修理終わるまでこれで修行しろ」

「シリウスって剣以外に武器があったんだな」

シリウスが昔使っていた修行場にやって来た。
薄暗い地下にあり、魔王以外に許可がない者は立ち入る事も禁止されている。

やっと部屋から出れたと思ったら、まさかシリウスの訓練所に行くとは一昨日までの俺は想像すらしていないだろう。

特になにかがあるわけではない、何の変哲もないただの場所に見えた。
俺の勝手なイメージだが、修行用の人形とかそんなのがあると思っていた。

でも、そんなものは特になく…あるとしたら地面の隅にある骨だろうか。
魔王となると、修行相手は生身の人間なのかもしれない。

シリウスに聞かないでおこう、人間と相手をしていたと言われたら反応に困るから…

シリウスが俺に手渡したのは、俺の銃とそんなに変わらない銃だった。
ずっしりと重いが持てないほどではない。

そしてシリウスのという事は当然シリウス以外が触る事が出来ない。
俺は昨日シリウスの体液を出されたから、また誤作動を起こしている。

シリウス、そのために昨日あんなにいつもよりしつこくヤっていたのか?

シリウスは自分の剣を持っていて、俺に向けていた。
ゲームのイラストを思い出すな、あれもシリウスと俺はこうして向かい合っていたな。

「俺を殺す気で来てみろ」

「あぁ、分かった」

実際鬼将軍を倒す気で行くんだ、このくらい当然だ。

お互いを信頼していないと出来ない事だ。
シリウスが俺との修行で死ぬほど弱くはない。

だから俺は安心して、シリウスに全力でぶつかっていける!

銃を構えて、シリウスに向かって撃つが、シリウスは剣で簡単に弾いた。

それが修行始まりの合図となり、俺はシリウスに向かった。
同じ銃でも馴染みがない武器だが、俺の銃と同じように扱った。
銃を撃つと当然弾かれて、シリウスが剣を振り下ろした。

地割れが起きて、俺は壁を蹴り上げて逃げた。
シリウス、かなり手加減してるな…避けやすい。
これが本気ならきっと避ける暇なく次の攻撃を仕掛けるだろう。

シリウスの方が強いから、シリウスが手加減しないと修行にならないのは分かっている。
そうなると、シリウスに少しでも本気になってほしいと思うのはエロゲー主人公として普通だろ?

壁から離れて、シリウスの上まで飛んだ。
そして、上からシリウスを狙って銃を撃ちまくった。

シリウスは無駄な動きが一切なく、一歩二歩と移動して避けていた。
くそっ、これじゃあダメか…隙がなさすぎる。
背中を狙うために、シリウスの後ろに降りた。

撃とうと思って銃を引こうとしたが、銃が引けなかった。
シリウスは俺の方を向いていない、なのに…なんだこの殺気。

指先が動かない、シリウスに慣れている筈なのに体が恐怖している。

「レイン、どうした?やらないのか?」

「あっ…」

「そんなんではレオナルドに勝つどころか、かすり傷も無理だな」
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感想 7

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