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Ⅰ 豚王子、覚醒す
1-5.
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「当たった……すごい。矢が標的を追っているみたい。エル様ぁ~! この弓と矢、すごいですよ!」
川のほとりで。ヒナはすばしっこい角兎に、僕が作った弓矢をいとも簡単に射抜いた。
その辺の枝と蔦でそれっぽく仕立てて【価値反転】させたものだ。『聖樹の弓』なんていかにもそれらしい名称になっているけど……彼女の腕は、道具のおかげだけではない。
──ヒナ───────
■■■■ 女性 15歳
エルヴィンの従者
風魔法、弓、小剣、解体
算法、礼儀作法
───────────
この【鑑定】結果に、弓術スキル持ちだって書いてあるものね。ほかにもいろんなスキルを持っていて、総じてかなり能力が高い。
この数日ですっかり元気になった彼女。あれほどやせ細っていた身体も、シチューとエリクサーのおかげか、健康的な肌ツヤを取り戻し、見違えるほどになった。
彼女を抱きかかえた時に偶然知ってしまったけど……女性のプライベートにずけずけと入り込むのは失礼の極み。だから読み取れない部分については、今は気にしない。なぜか僕の従者になってしまっていること以外は。
角兎の耳をつかんで、川べりで仕事をする僕のところへ、にこにこ顔で走ってきた。
「見てください。とってもいい肉付きですよ。炙りかな、う~ん、シチューも捨てがたいなあ」
「どっちも作ればいいよ」
「うわあ~、今晩が楽しみ! ところでエル様、その……ピカピカの大石は、いったい」
「名称は『清浄の聖石』ってなってるんだけど……さて、上手くいくかな」
瘴気が積もり積もって真っ黒だったひと抱えほどの大石を、いくつか【反転】させて作った、浄化に特化したもの。これを川底へ沈めれば、川自体を部分的にでも浄化できるかもしれない。そうすれば、普段の生活用水の利用が、格段に便利になる。
「水が飛ぶから、下がってて。せえ~……のっ!」
枕を放るような軽さでぽいぽいのドボン。濁った川底へ沈み切ると……川面がぱあっと光り輝いた。満面の笑みを浮かべるヒナの瞳にも、その光がきらきらと映りこむ。
「水がどんどん澄んでいきます! さすがエル様、神の御業です!」
「はは……予想以上だな」
彼女は僕が「こういうことができる」と、不思議がらずに受け入れている。そのほうが僕にとっては、ちょっと怖いくらいなんだけど……
続けて三個沈めたところで、一気に水が透明度を増し、広い範囲にわたり、川底が見えるほどになっていく。この森の、かすかな光の中でもわかるほどに。
ふと、川を真上から覗きこんだ時、僕の関心は別に移った。
「君が……僕なのかい?」
ゆらゆらとした川面に映る、見たことのない若い男。王妃であった母譲りの、癖の強い金色の巻き毛。それが整った顔の上にバランスよく乗っかっている。しゅっとした顎に、父王譲りの青い瞳。二人の面影が、しっかりと見える。自分の中に流れる〝血〟を……運命を忘れさせないかのように。
その隣にそっと、ヒナの顔が並んだ。気を許した距離から、ふっとあたたかい空気が身体に触れる。
「わたしの顔……ふっくらしてる。こんなだったんだ。えへへ、これならエル様のお側にお仕えしても、失礼はなさそう」
「ヒナは最初に見た時から、きれいな顔だった。今ならお城……町で歩けば誰もが振り向くよ」
ヒナは照れて下を向いた。つるりとした頬が赤く染まった。
「だ、誰が見ようとも、わたしはエル様しか見ていませんからっ!」
「ありがとう。じゃあ僕も、いつか町に行ったら……ヒナが攫われないように、ずっと見ておかないと。かわいい妹分を守るのは、兄の務めだからね」
「妹……嬉しいです」
ぽんぽんと、艶やかな黒髪も頭をなでる。ヒナはとても嬉しそうに、そしてどこか切なそうにうつむいた。
瘴気にまみれた角兎も、浄化された川の水にひたせば綺麗に。【反転】するより手を掛けた分、美味しくなるような気がする。
石の剥片から作った『庖神の短刀』。調理スキルが付与されているとはいえ、ヒナは臆さず手慣れた感じで兎の身をさばいていく。
(解体スキルまで持っているのか。人懐っこいのに礼節はあるし。貴族でも奴隷でもないような、本当に不思議な子だ)
「真っ黒」になる、森の夜。
月と星の灯りが届かないここでは、陽が落ちると、闇が降りたなんてどころではなくなる。その中で、僕の〝城〟は反転の素材の影響か、ほんのりと聖光を帯びて黄金色に光っている。
魔獣の気配も感じない安全な中で、安心していただく今日の豪勢な晩御飯。
「ジューシーなこんがりローストに、脂と骨の旨味が溶け込んだシチュー。今日は角兎に大感謝、ですね!」
「狩ってくれたヒナにもね」
「えへへ……」
二人して笑いながらの食事を終え……ヒナは、僕が作った流し台に立ち、汲み置きの水で食器を洗っている。
「毎日おいしいごはん、毎晩ぐっすりおやすみ。こんな幸せでいいのかなあ」
独り言を言いながら、何だかご機嫌で腰を左右に振っている。仔犬みたいでかわいい。
その後ろ姿を横目に、僕は川底からすくい上げてきた粘土をこねてはちぎって、等分にしている。ヒナは手が空くなり、ぐっと僕のそばへと寄ってきた。
「エル様、それは何をされているんですか」
「……よし、我ながら上手くできた。さて、これを……」
僕は手のひらに載るほどの蓋付き小瓶を形作ると、それを適当な濃度で【反転】させた。ぽんっと、釉薬を塗ってで焼成したような、しっかりとした小瓶に仕上がった。
「わあ、かわいらしい小瓶ですね。薬瓶みたい」
「正解。これに川の水から作ったエリクサーを詰めていくんだ」
「でも、ずいぶんとたくさん作られるんですね」
「これを売ろうと思ってね」
そう。昼の探索で、昨日から少しずつ川上を目指して進んでいる。ヒナが流れてきたということは、その先が隣国ネイバラス王国ということだ。この森はラグジャラス王国との国境に位置する、いわば両国の相互不可侵の象徴的な場所でもある。
(本国で、おそらく僕は、処刑されたことになっているはず──)
どのみち今はまだ、自分の国へ戻るべきではない。離れた場所から情報を集め、情勢をつかむ。そのためには人脈とお金がいる。今考えられる手段に、何とか僕のこの与えられた力を活かしていくんだ。
「エル様……この森を出るのですか」
うつむき気味でぽつりと言うヒナに、僕はしっかりとした口調で返した。
「ヒナ。今はまだ言えないけど……僕にはやるべきことがある。そのためには、なるべく早くこの森を出て、外がどうなっているのかを知らなければいけないんだ」
ヒナは唇をきゅっと結んで、考え込む様子を見せる。
胸に手を当て、神妙な顔で何かを言いたげにしたけれど、意を決したように、くるっと笑顔に変えた。
「わたしは、本当ならとっくに死んでいた身です。エル様に助けていただいてからの数日間は、幸せ過ぎて……やっぱり死んじゃって、天国に行けたのかな、なんて思ったぐらい」
ヒナは伏して、頭を床に付けた。
「どうかわたしも、ご一緒させてください!」
「僕もヒナがいてくれると、心強い。だけどきっと……想像できないような、困難な旅になると思う。僕にとっても、おそらく君にとっても」
少しだけ、お互いが背負っているものを想ってほのめかす。だけど彼女は少しも揺らがなかった。
「覚悟はできています。最初に誓った通り、死ぬまでお側にお仕えいたします!」
「……顔を上げて」
ゆっくりと顔を見せる彼女の瞳をしっかりと捉えて、手を握った。
「ヒナはもう、僕の家族で、同志だ。だから約束して。いつか、お互いのことを話すときがくると思う。それまで決して、一人で無理をしないことを」
ヒナの目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。僕は、そっと彼女を抱き寄せた。
「君のことは、何があっても必ず守る。仕えなくていい。ただ、そばにいて」
「……はい」
耳元で鼻声の返事を聞き、少し力をこめて抱きしめる。ヒナも、ぎゅっと僕を抱き返した。
川で助けた時よりも、もうずっとずっと、あたたかい。
自分で言ってみたものの……なぜかヒナと一緒にいることが、とても大事なことのような気がする。この直感は、きっと合っている。
川のほとりで。ヒナはすばしっこい角兎に、僕が作った弓矢をいとも簡単に射抜いた。
その辺の枝と蔦でそれっぽく仕立てて【価値反転】させたものだ。『聖樹の弓』なんていかにもそれらしい名称になっているけど……彼女の腕は、道具のおかげだけではない。
──ヒナ───────
■■■■ 女性 15歳
エルヴィンの従者
風魔法、弓、小剣、解体
算法、礼儀作法
───────────
この【鑑定】結果に、弓術スキル持ちだって書いてあるものね。ほかにもいろんなスキルを持っていて、総じてかなり能力が高い。
この数日ですっかり元気になった彼女。あれほどやせ細っていた身体も、シチューとエリクサーのおかげか、健康的な肌ツヤを取り戻し、見違えるほどになった。
彼女を抱きかかえた時に偶然知ってしまったけど……女性のプライベートにずけずけと入り込むのは失礼の極み。だから読み取れない部分については、今は気にしない。なぜか僕の従者になってしまっていること以外は。
角兎の耳をつかんで、川べりで仕事をする僕のところへ、にこにこ顔で走ってきた。
「見てください。とってもいい肉付きですよ。炙りかな、う~ん、シチューも捨てがたいなあ」
「どっちも作ればいいよ」
「うわあ~、今晩が楽しみ! ところでエル様、その……ピカピカの大石は、いったい」
「名称は『清浄の聖石』ってなってるんだけど……さて、上手くいくかな」
瘴気が積もり積もって真っ黒だったひと抱えほどの大石を、いくつか【反転】させて作った、浄化に特化したもの。これを川底へ沈めれば、川自体を部分的にでも浄化できるかもしれない。そうすれば、普段の生活用水の利用が、格段に便利になる。
「水が飛ぶから、下がってて。せえ~……のっ!」
枕を放るような軽さでぽいぽいのドボン。濁った川底へ沈み切ると……川面がぱあっと光り輝いた。満面の笑みを浮かべるヒナの瞳にも、その光がきらきらと映りこむ。
「水がどんどん澄んでいきます! さすがエル様、神の御業です!」
「はは……予想以上だな」
彼女は僕が「こういうことができる」と、不思議がらずに受け入れている。そのほうが僕にとっては、ちょっと怖いくらいなんだけど……
続けて三個沈めたところで、一気に水が透明度を増し、広い範囲にわたり、川底が見えるほどになっていく。この森の、かすかな光の中でもわかるほどに。
ふと、川を真上から覗きこんだ時、僕の関心は別に移った。
「君が……僕なのかい?」
ゆらゆらとした川面に映る、見たことのない若い男。王妃であった母譲りの、癖の強い金色の巻き毛。それが整った顔の上にバランスよく乗っかっている。しゅっとした顎に、父王譲りの青い瞳。二人の面影が、しっかりと見える。自分の中に流れる〝血〟を……運命を忘れさせないかのように。
その隣にそっと、ヒナの顔が並んだ。気を許した距離から、ふっとあたたかい空気が身体に触れる。
「わたしの顔……ふっくらしてる。こんなだったんだ。えへへ、これならエル様のお側にお仕えしても、失礼はなさそう」
「ヒナは最初に見た時から、きれいな顔だった。今ならお城……町で歩けば誰もが振り向くよ」
ヒナは照れて下を向いた。つるりとした頬が赤く染まった。
「だ、誰が見ようとも、わたしはエル様しか見ていませんからっ!」
「ありがとう。じゃあ僕も、いつか町に行ったら……ヒナが攫われないように、ずっと見ておかないと。かわいい妹分を守るのは、兄の務めだからね」
「妹……嬉しいです」
ぽんぽんと、艶やかな黒髪も頭をなでる。ヒナはとても嬉しそうに、そしてどこか切なそうにうつむいた。
瘴気にまみれた角兎も、浄化された川の水にひたせば綺麗に。【反転】するより手を掛けた分、美味しくなるような気がする。
石の剥片から作った『庖神の短刀』。調理スキルが付与されているとはいえ、ヒナは臆さず手慣れた感じで兎の身をさばいていく。
(解体スキルまで持っているのか。人懐っこいのに礼節はあるし。貴族でも奴隷でもないような、本当に不思議な子だ)
「真っ黒」になる、森の夜。
月と星の灯りが届かないここでは、陽が落ちると、闇が降りたなんてどころではなくなる。その中で、僕の〝城〟は反転の素材の影響か、ほんのりと聖光を帯びて黄金色に光っている。
魔獣の気配も感じない安全な中で、安心していただく今日の豪勢な晩御飯。
「ジューシーなこんがりローストに、脂と骨の旨味が溶け込んだシチュー。今日は角兎に大感謝、ですね!」
「狩ってくれたヒナにもね」
「えへへ……」
二人して笑いながらの食事を終え……ヒナは、僕が作った流し台に立ち、汲み置きの水で食器を洗っている。
「毎日おいしいごはん、毎晩ぐっすりおやすみ。こんな幸せでいいのかなあ」
独り言を言いながら、何だかご機嫌で腰を左右に振っている。仔犬みたいでかわいい。
その後ろ姿を横目に、僕は川底からすくい上げてきた粘土をこねてはちぎって、等分にしている。ヒナは手が空くなり、ぐっと僕のそばへと寄ってきた。
「エル様、それは何をされているんですか」
「……よし、我ながら上手くできた。さて、これを……」
僕は手のひらに載るほどの蓋付き小瓶を形作ると、それを適当な濃度で【反転】させた。ぽんっと、釉薬を塗ってで焼成したような、しっかりとした小瓶に仕上がった。
「わあ、かわいらしい小瓶ですね。薬瓶みたい」
「正解。これに川の水から作ったエリクサーを詰めていくんだ」
「でも、ずいぶんとたくさん作られるんですね」
「これを売ろうと思ってね」
そう。昼の探索で、昨日から少しずつ川上を目指して進んでいる。ヒナが流れてきたということは、その先が隣国ネイバラス王国ということだ。この森はラグジャラス王国との国境に位置する、いわば両国の相互不可侵の象徴的な場所でもある。
(本国で、おそらく僕は、処刑されたことになっているはず──)
どのみち今はまだ、自分の国へ戻るべきではない。離れた場所から情報を集め、情勢をつかむ。そのためには人脈とお金がいる。今考えられる手段に、何とか僕のこの与えられた力を活かしていくんだ。
「エル様……この森を出るのですか」
うつむき気味でぽつりと言うヒナに、僕はしっかりとした口調で返した。
「ヒナ。今はまだ言えないけど……僕にはやるべきことがある。そのためには、なるべく早くこの森を出て、外がどうなっているのかを知らなければいけないんだ」
ヒナは唇をきゅっと結んで、考え込む様子を見せる。
胸に手を当て、神妙な顔で何かを言いたげにしたけれど、意を決したように、くるっと笑顔に変えた。
「わたしは、本当ならとっくに死んでいた身です。エル様に助けていただいてからの数日間は、幸せ過ぎて……やっぱり死んじゃって、天国に行けたのかな、なんて思ったぐらい」
ヒナは伏して、頭を床に付けた。
「どうかわたしも、ご一緒させてください!」
「僕もヒナがいてくれると、心強い。だけどきっと……想像できないような、困難な旅になると思う。僕にとっても、おそらく君にとっても」
少しだけ、お互いが背負っているものを想ってほのめかす。だけど彼女は少しも揺らがなかった。
「覚悟はできています。最初に誓った通り、死ぬまでお側にお仕えいたします!」
「……顔を上げて」
ゆっくりと顔を見せる彼女の瞳をしっかりと捉えて、手を握った。
「ヒナはもう、僕の家族で、同志だ。だから約束して。いつか、お互いのことを話すときがくると思う。それまで決して、一人で無理をしないことを」
ヒナの目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。僕は、そっと彼女を抱き寄せた。
「君のことは、何があっても必ず守る。仕えなくていい。ただ、そばにいて」
「……はい」
耳元で鼻声の返事を聞き、少し力をこめて抱きしめる。ヒナも、ぎゅっと僕を抱き返した。
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