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Ⅰ 豚王子、覚醒す
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片膝を突いて神妙な面持ちのヒナたち三人。その前にしゃがむ。
そして……胸に手を添え、その奥に秘めてきたものを出すべく、ぐっと押し当てた。
「僕の姓は、ライゼンドールという。エルヴィン=ライゼンドール。ラグジャラス王国の第一王子だ。今は王殺しの罪をかぶせられ、追放の刑に処されている」
「ええっ! 王子に王殺しって……マジなんすかそれ」
「黙って聞いていろ、馬鹿者っ」
「二人とも、静かに。エル様がただの貴人様ではないと、ずっと思っておりました。」
ヒナは瞳を少しも揺らさず、力を込めて言った。
「前に……わたしを『同志』とおっしゃってくださいましたね」
「うん。今でもそう思っているよ」
「森で救われた時から何も聞かず、いつもやさしい目でわたしを見守ってくださいました。でも時々、驚くほど強く、哀しい目をして……もしエル様もわたしと〝同じ〟だったら、どんなに嬉しいだろうって」
ぐっと見開かれた目から、大粒の涙が、宝石のようにきらきらとこぼれ落ちる。僕はうつむいて震わせるその小さな肩に、そっと手を置いた。
「今になって明かしたことを、許してほしい。僕は、王国に帰らなければならない。僕が失われた理由を知るために。僕自身を、取り戻すために」
ヒナから離した右手に、拳を握りしめる。
「あらためて、僕からもお願いするよ。この先、今日までのほうがましだったと思う時がくるかも知れない。だけどヒナ……どうか僕の正義を信じて、君たちの力を託してほしい」
ヒナは両膝を突き、両手を地面に付ける。それを見たフキとササメも、すかさず同じ姿勢を取った。
「カミナの族長テムレンの娘、ヒナ。そして『剣』のササメ。『耳』のフキ。我ら三人、主君エルヴィンにその命と力、全てを捧げます」
厳かな姿勢による言葉。きっと、カミナに伝わる誓詞の儀礼だ。それなら、僕は──
三人に顔を上げるよう促す。腰の木剣を抜き、大きくひとつ、円を描いて、地に刺した。王家に伝わる宣下の儀式。これをもって、人の命を預かる重責を、自分の魂に刻み込む。父王の血をこの身体に感じながら。
「其方らの誓い、確と承った。今これより、主君エルヴィンの名のもと、共に歩むことを許す!」
<<きゅう!>>
肩に乗っかっていたチラも、勇ましく叫んだ。
しばらく、何とも言えない珍妙な間が続く。そこで僕はついに、耐えきれなくなった。
「……ぷっ」
「……ふふっ」
ヒナもまた、笑いを漏らす。同時に全員が声に出して笑った。
「チラ様ぁ、タイミングが絶妙すぎっすよ。あれで笑わないほうが無理っすから」
「くう、不覚。私も、いかんと思えば思うほど腸が踊った」
「きっと、硬くなり過ぎないようにしてくれたんだ。ね、チラちゃん」
<<きゅう? きゅむむ~……きゅっ!>>
儀式は一転して、和やかな空気に。何と言おうが、みんなで笑顔をそろえるあたたかさには敵わない。
まだまだ情報が少ない中で、もっと柔軟に、肩の力を抜いていくところだって必要だ。ヒナの言う通り、チラはそれを諭してくれたのかもしれない。
何より彼は、さっきまで大活躍だったんだ。さあ、新しい仲間と結束を祝って、宴にしよう。チラにも大好きなワインを振る舞ってあげないと。
◆
翌朝。陽が昇り始めたところで目覚めた僕は〝城〟の裏へ。チラに根こそぎ【格納】してもらった、コレストンの文机や書棚を全部出してもらった。
<<きゅきゅ!>>
「朝早くにありがとう、チラ。……う~ん、あらためて見るとかなりの量だ。まあ表題で分けていけば早いだろう」
一部残さず奪って来たやつの全財産。特に証文は商人の命。闘技場の一般客を巻き込んだ騒動も含め、いくらやつに後ろ盾があろうと、これでそう簡単には動けない。まさしく、ざまあみろだ。
昨夜は四人で話し合い、他の奴隷の件──カミナの民の生存については、一旦僕が預かることになった。
フキいわく「おれらが救われたのは偶々。草原で麦の粒を拾ったみたいなもんっすよ」──ならばその強運ごと、僕に仕えてることこそが使命だと。
彼らがそう覚悟を決めた以上、その心情に踏み込んで惑わせてはいけない。僕の大義が軽く、あやふやにならないためにも。
「──それじゃあ書類検分、がんばりますか」
今後を考えて一番調べなければいけないこと──コレストンとフォークスが言っていた「侯爵」なる人物と、その関係性だ。爵位の高い貴族との関わり。マーラさんから聞いていた戦争の話といい、全てを紐づける証文など、早めに確認しておくべきだろう。
チラは二度寝もせず、無邪気に虫を追いかけて遊んでいる。その姿に時々癒されながら、書棚を一段ずつ、引き出しを一つずつ調べては分類していく。
「……うん? この最近まで頻繁に出てくる魔銀と魔核の卸し先。所在地クオルテルって確か、王都とここを結んだ真ん中辺りだったぞ。ということは──」
「王都を目指して北上。予定通りですね」
「ヒナ! もう、びっくりさせないでくれよ」
「えへへ、おはようございます。はい、お茶をどうぞ」
「ありがとう! ちょうど一服したいと思っていたんだ」
ハーブ茶のコップを受け取る。手のひらからじいんと伝わるあたたかさ、立ち上るかぐわしい湯気。そして……嬉しそうなヒナの笑顔を見ながら、ゆっくりと口にする。
「これから後、何回ヒナに『ありがとう』を言えるかな」
「星の数ほど言ってもらえるようにしますよ」
「じゃあ昼も夜も、ずっと一緒にいないといけないね」
「──! そ、そうですね。ずっと、きっと、お供いたします!」
彼女の頬が朝日に照らされてか、いつもより真っ赤に染まる。見ているだけであたたかい、とてもいい色だ。
「あ、あの。わたしも、王国語なら少し読み書きできますから。何かお手伝いしたいです」
「助かるよ。じゃあ、僕が見終わった書類をひとまとめにして、風で飛ばないようにしていってくれるかい」
「はい!」
散乱する文机を片づけてもらいながら、ふと、手元の引き出しに手をかける。
「……鍵が掛かっているな。じゃあ──」
『鍵の無い引き出し』へ【反転】。解錠の音もなく、すうっと引き出される。中には金色の魔銃が一丁。その下の書類束を取り出すと、何やらむずむずと勘が動き始める。
不必要に付けられた無地の表紙をめくり上げ、読んでいく。どうやら帳簿らしい。日付と場所、金額が並ぶ中、気になる一行が目に留まった。
「〇の月、十七、×の日……カミナ平原、1千万ゴルド……?」
「エル様! それ、わたしにも見せてください」
ヒナは帳簿を何枚かめくった瞬間、顔がとてつもなく強張りはじめた。
「このお金の受け渡し証に、サインがあります。見ていただけますか」
「コレストンの名と、受取人が『ゾルデ=マルセナル』となっているね。心当たりが……──! まさかっ」
ヒナは、ゆっくりとうなずいた。
「父を殺した傭兵団の男の名と、同じです」
僕は思わず立ち上がった。この金色の一丁しかり、コレストンが魔銃を使っているのを見てからというもの、気にはなっていた。それが……やつの文机から出てきた書類束が、ここで繋がってしまうとは。
ヒナはカミナで捕らえられた時、手下が男の名を呼ぶのを確かに聞いたという。
「結局、こうなるのか……」
預かろうが切り離そうが、否応なしに一本の糸へと縒られていく。それが、まさか僕の因縁までたぐり寄せるとは、この時はまったく思いもしなかった。
そして……胸に手を添え、その奥に秘めてきたものを出すべく、ぐっと押し当てた。
「僕の姓は、ライゼンドールという。エルヴィン=ライゼンドール。ラグジャラス王国の第一王子だ。今は王殺しの罪をかぶせられ、追放の刑に処されている」
「ええっ! 王子に王殺しって……マジなんすかそれ」
「黙って聞いていろ、馬鹿者っ」
「二人とも、静かに。エル様がただの貴人様ではないと、ずっと思っておりました。」
ヒナは瞳を少しも揺らさず、力を込めて言った。
「前に……わたしを『同志』とおっしゃってくださいましたね」
「うん。今でもそう思っているよ」
「森で救われた時から何も聞かず、いつもやさしい目でわたしを見守ってくださいました。でも時々、驚くほど強く、哀しい目をして……もしエル様もわたしと〝同じ〟だったら、どんなに嬉しいだろうって」
ぐっと見開かれた目から、大粒の涙が、宝石のようにきらきらとこぼれ落ちる。僕はうつむいて震わせるその小さな肩に、そっと手を置いた。
「今になって明かしたことを、許してほしい。僕は、王国に帰らなければならない。僕が失われた理由を知るために。僕自身を、取り戻すために」
ヒナから離した右手に、拳を握りしめる。
「あらためて、僕からもお願いするよ。この先、今日までのほうがましだったと思う時がくるかも知れない。だけどヒナ……どうか僕の正義を信じて、君たちの力を託してほしい」
ヒナは両膝を突き、両手を地面に付ける。それを見たフキとササメも、すかさず同じ姿勢を取った。
「カミナの族長テムレンの娘、ヒナ。そして『剣』のササメ。『耳』のフキ。我ら三人、主君エルヴィンにその命と力、全てを捧げます」
厳かな姿勢による言葉。きっと、カミナに伝わる誓詞の儀礼だ。それなら、僕は──
三人に顔を上げるよう促す。腰の木剣を抜き、大きくひとつ、円を描いて、地に刺した。王家に伝わる宣下の儀式。これをもって、人の命を預かる重責を、自分の魂に刻み込む。父王の血をこの身体に感じながら。
「其方らの誓い、確と承った。今これより、主君エルヴィンの名のもと、共に歩むことを許す!」
<<きゅう!>>
肩に乗っかっていたチラも、勇ましく叫んだ。
しばらく、何とも言えない珍妙な間が続く。そこで僕はついに、耐えきれなくなった。
「……ぷっ」
「……ふふっ」
ヒナもまた、笑いを漏らす。同時に全員が声に出して笑った。
「チラ様ぁ、タイミングが絶妙すぎっすよ。あれで笑わないほうが無理っすから」
「くう、不覚。私も、いかんと思えば思うほど腸が踊った」
「きっと、硬くなり過ぎないようにしてくれたんだ。ね、チラちゃん」
<<きゅう? きゅむむ~……きゅっ!>>
儀式は一転して、和やかな空気に。何と言おうが、みんなで笑顔をそろえるあたたかさには敵わない。
まだまだ情報が少ない中で、もっと柔軟に、肩の力を抜いていくところだって必要だ。ヒナの言う通り、チラはそれを諭してくれたのかもしれない。
何より彼は、さっきまで大活躍だったんだ。さあ、新しい仲間と結束を祝って、宴にしよう。チラにも大好きなワインを振る舞ってあげないと。
◆
翌朝。陽が昇り始めたところで目覚めた僕は〝城〟の裏へ。チラに根こそぎ【格納】してもらった、コレストンの文机や書棚を全部出してもらった。
<<きゅきゅ!>>
「朝早くにありがとう、チラ。……う~ん、あらためて見るとかなりの量だ。まあ表題で分けていけば早いだろう」
一部残さず奪って来たやつの全財産。特に証文は商人の命。闘技場の一般客を巻き込んだ騒動も含め、いくらやつに後ろ盾があろうと、これでそう簡単には動けない。まさしく、ざまあみろだ。
昨夜は四人で話し合い、他の奴隷の件──カミナの民の生存については、一旦僕が預かることになった。
フキいわく「おれらが救われたのは偶々。草原で麦の粒を拾ったみたいなもんっすよ」──ならばその強運ごと、僕に仕えてることこそが使命だと。
彼らがそう覚悟を決めた以上、その心情に踏み込んで惑わせてはいけない。僕の大義が軽く、あやふやにならないためにも。
「──それじゃあ書類検分、がんばりますか」
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チラは二度寝もせず、無邪気に虫を追いかけて遊んでいる。その姿に時々癒されながら、書棚を一段ずつ、引き出しを一つずつ調べては分類していく。
「……うん? この最近まで頻繁に出てくる魔銀と魔核の卸し先。所在地クオルテルって確か、王都とここを結んだ真ん中辺りだったぞ。ということは──」
「王都を目指して北上。予定通りですね」
「ヒナ! もう、びっくりさせないでくれよ」
「えへへ、おはようございます。はい、お茶をどうぞ」
「ありがとう! ちょうど一服したいと思っていたんだ」
ハーブ茶のコップを受け取る。手のひらからじいんと伝わるあたたかさ、立ち上るかぐわしい湯気。そして……嬉しそうなヒナの笑顔を見ながら、ゆっくりと口にする。
「これから後、何回ヒナに『ありがとう』を言えるかな」
「星の数ほど言ってもらえるようにしますよ」
「じゃあ昼も夜も、ずっと一緒にいないといけないね」
「──! そ、そうですね。ずっと、きっと、お供いたします!」
彼女の頬が朝日に照らされてか、いつもより真っ赤に染まる。見ているだけであたたかい、とてもいい色だ。
「あ、あの。わたしも、王国語なら少し読み書きできますから。何かお手伝いしたいです」
「助かるよ。じゃあ、僕が見終わった書類をひとまとめにして、風で飛ばないようにしていってくれるかい」
「はい!」
散乱する文机を片づけてもらいながら、ふと、手元の引き出しに手をかける。
「……鍵が掛かっているな。じゃあ──」
『鍵の無い引き出し』へ【反転】。解錠の音もなく、すうっと引き出される。中には金色の魔銃が一丁。その下の書類束を取り出すと、何やらむずむずと勘が動き始める。
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ヒナは、ゆっくりとうなずいた。
「父を殺した傭兵団の男の名と、同じです」
僕は思わず立ち上がった。この金色の一丁しかり、コレストンが魔銃を使っているのを見てからというもの、気にはなっていた。それが……やつの文机から出てきた書類束が、ここで繋がってしまうとは。
ヒナはカミナで捕らえられた時、手下が男の名を呼ぶのを確かに聞いたという。
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