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Ⅰ 力を喰らう力
───Ⅰ章あらすじ
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【お読みくださっている方へ】
たくさんの作品の中から本作をお選びくださり、誠にありがとうございます。
現在Ⅱ章~第12話以降を執筆中です。今しばらくおまちください。
─────────────────────
【第1話~11話のあらすじ】(再開時の復習用)
ベテラン鑑定士カイル・リンギオは、レイオン率いるD級パーティ『猛き赤獅子』で戦闘もできず、荷運びや書類整理と、雑務をこなす裏方として三年間尽くしてきた。
C級昇格を目前にしたある日、パーティはダンジョンで入手した珍しい黄金の腕輪を売り、巨額の報酬を得る。予てからカイルが気に入らなかったレイオンは、鑑定魔道具の入手と引き換えに罵倒と暴力の末、カイルをクビにする。
絶望の夜、カイルはダンジョンで拾った謎の錆びた指輪に侵食され、新たな力――“能喰(よぐ)い”の力に覚醒する。それは、武具、魔具、ポーション、工具や生活道具に至るまであらゆるアイテムを喰らい、その攻撃力や防御力、専門性やスキルに至るまで込められた能力(アイテムの持つ記憶)を己の力に出来る、聞いたこともない鑑定士の上位職であった。
初めての角ウサギとの戦闘で、カイルは自らの力が本物だと知る。隣領へ活動を移した彼は半年間“喰えるものは何でも喰う”日々を送りながら、地味なE級依頼で表の顔を保っていた。その一方で、戦闘から薬作りにまで手を伸ばし、《能喰(よぐ)い》として力を研ぎ澄ませていく。やがて討伐ランクCの〝厄災〟、悪食の巨鬼オーガを倒すに至り、より強い敵とアイテムを求めて辺境へと旅立つ。
カイルは旅の途中で騎士の女、エルヴィに突然の師事を申し出られる。オーガとの死闘を目撃したという彼女は、戦闘で同僚を失った過去を持ち、誰かを守る力を得たいと願っていた。当初カイルはエルヴィを邪魔者扱いしていたが、鉱山で必死に坑夫を助けるなど、その想いと行動にほだされ、しぶしぶ供を認める。二人は道中で鍛錬をしながら、辺境領タールマクを目指す。
一方、カイルを解雇したレイオンの『猛き赤獅子』は沈滞。C級昇格が思うよう進まない中、オーク集落掃討作戦でギルド評点を上げるチャンスを得る。『青灰の梟』リーダー・ボッシ率いるチームと組むが、レイオンは常に正道で上から目線に感じるボッシを忌み嫌い、戦闘の混乱に乗じて殺害。討伐功績を独占する。
晴れてC級昇格も果たし、ボッシのパーティにいた女戦士トルシアを新メンバーに引き入れるも、彼女はレイオンに釈然とせずにいた───
たくさんの作品の中から本作をお選びくださり、誠にありがとうございます。
現在Ⅱ章~第12話以降を執筆中です。今しばらくおまちください。
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【第1話~11話のあらすじ】(再開時の復習用)
ベテラン鑑定士カイル・リンギオは、レイオン率いるD級パーティ『猛き赤獅子』で戦闘もできず、荷運びや書類整理と、雑務をこなす裏方として三年間尽くしてきた。
C級昇格を目前にしたある日、パーティはダンジョンで入手した珍しい黄金の腕輪を売り、巨額の報酬を得る。予てからカイルが気に入らなかったレイオンは、鑑定魔道具の入手と引き換えに罵倒と暴力の末、カイルをクビにする。
絶望の夜、カイルはダンジョンで拾った謎の錆びた指輪に侵食され、新たな力――“能喰(よぐ)い”の力に覚醒する。それは、武具、魔具、ポーション、工具や生活道具に至るまであらゆるアイテムを喰らい、その攻撃力や防御力、専門性やスキルに至るまで込められた能力(アイテムの持つ記憶)を己の力に出来る、聞いたこともない鑑定士の上位職であった。
初めての角ウサギとの戦闘で、カイルは自らの力が本物だと知る。隣領へ活動を移した彼は半年間“喰えるものは何でも喰う”日々を送りながら、地味なE級依頼で表の顔を保っていた。その一方で、戦闘から薬作りにまで手を伸ばし、《能喰(よぐ)い》として力を研ぎ澄ませていく。やがて討伐ランクCの〝厄災〟、悪食の巨鬼オーガを倒すに至り、より強い敵とアイテムを求めて辺境へと旅立つ。
カイルは旅の途中で騎士の女、エルヴィに突然の師事を申し出られる。オーガとの死闘を目撃したという彼女は、戦闘で同僚を失った過去を持ち、誰かを守る力を得たいと願っていた。当初カイルはエルヴィを邪魔者扱いしていたが、鉱山で必死に坑夫を助けるなど、その想いと行動にほだされ、しぶしぶ供を認める。二人は道中で鍛錬をしながら、辺境領タールマクを目指す。
一方、カイルを解雇したレイオンの『猛き赤獅子』は沈滞。C級昇格が思うよう進まない中、オーク集落掃討作戦でギルド評点を上げるチャンスを得る。『青灰の梟』リーダー・ボッシ率いるチームと組むが、レイオンは常に正道で上から目線に感じるボッシを忌み嫌い、戦闘の混乱に乗じて殺害。討伐功績を独占する。
晴れてC級昇格も果たし、ボッシのパーティにいた女戦士トルシアを新メンバーに引き入れるも、彼女はレイオンに釈然とせずにいた───
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