彩光の詩 ~Eternal Echoes~

絹咲メガネ

文字の大きさ
29 / 29
1st STAGE ~Eternal Echoes~

1st STAGE 後書き:筆者から皆さまへ

しおりを挟む
────────────────――――
・親愛なる読者の皆様へ・

「アルファポリス」に掲載されている膨大な作品の中から、この物語『彩光さいこううた』を選んでくれた皆様とのご縁に、深い感謝を捧げます。

 この物語は、私にとって人生初の小説投稿――処女作への挑戦であり、心の奥深くに閉じ込めていた青春の記憶と、音楽に捧げた熱い日々を形にした一つの旋律です。

 彩花あやかれいりん優奈ゆうなはやて、そしてかなで

 彼らは私の人生の一部であり、かつての自分や大切な人々の影を映しています。この物語は、単なるフィクションではなく、私の心の音をあなたに届けるためのメロディです。

 彩花には、私が果たせなかった夢を託しました。音楽の才能を開花させ、愛と友情の中で自分を受け入れる姿は、青春時代に追い求めた情熱そのもの。

 彼女のキーボードから響く音は、私がかつて鍵盤に触れ、人々の心を動かす曲の創生に情熱を燃やしたあの瞬間の鼓動です。

 怜には、内気で自分の気持ちを伝えられなかった高校生の私が宿っています。彼の優しさと成長は、かつての私が欲しかった勇気を象徴しています。

 凛と優奈には、人生を支えてくれた友人たちの笑顔と温もりが息づき、颯には静かに見守る強さを託しました。

 そして、奏には、未来への希望と、愛する人々に音楽を繋いでいきたいという願いを込めています。

 この物語を書くことは、過去の自分と向き合い、葛藤や喜び、涙や笑顔を振り返る旅でした。

 彩花が音楽室で感じたドキドキ、雪の街角で凛に抱きしめられた涙、怜の手紙に震えた心、優奈の笑顔に救われた瞬間――それらは私の青春の断片から生まれました。

 サテンの光沢、夕陽の輝き、桜色の光、音楽の響きは、色褪せない記憶を呼び起こし、私をあの頃に連れ戻してくれました。

 あなたにも、どこかで感じたことのある瞬間や、胸に秘めた大切な記憶があるのではないでしょうか。

 物語の最後、彩花が夢の中で語った言葉「私の音は、みんなの心と共にある」は、私の心からのメッセージです。

 音楽は、愛や友情、葛藤や希望を繋ぐ力を持っています。時間が経ち、人生が変わっても、音は心の中で響き続け、誰かと共鳴する瞬間を創り出します。

 私の小説執筆の初挑戦作として『彩光の詩』が、あなたの心に小さな音を残し、誰かとの絆や自分自身の夢を思い出すきっかけになれたなら、これ以上嬉しいことはありません。

 この物語を読み終えたあなたに、心から感謝を伝えたい。彩花たちの音に耳を傾け、彼らの旅に寄り添ってくれてありがとう。

 もしこの物語があなたの心に何かを残せたなら、ぜひその音を大切にしてください。そして、いつかあなた自身の旋律を、私や他の誰かに聴かせてくれる日が来ることを願っています。

 これからも、音楽と愛があなたの人生を輝かせますように。

2026年2月

絹咲きぬさきメガネ

・追伸


 コンテストへの応募のため「彩光の詩」アルファポリス版は、第一部でいったん完結とします。

 また後日、第二部でお会いしましょう!
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

処理中です...