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少女は訓練所に向かう
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セイラは訓練所にいた。
それはもう、ここにたどり着くまでが大変だったのだ。
嘘です。ごめんなさい。
初めに逃げるかのように場所移動してしまった為、今どこにいるのかどうやって訓練所に向かえばいいのかと絶望しかけたが、チュートリアルとして冒険ギルドに行ってみたりなどいくつかの初心者ミッションがあり、その中で訓練所に行って教官に話しかけるというものがあった。
【挑戦する】をタップすれば、訓練所まで自動的に矢印が表示されるようになり、たとえ道を知らなくともたどり着けるのだ。しかも、移動するだけで、マップも埋まるという寸法!!
まぁ、移動したところしか埋まらないからあまり意味が無いのだが。
訓練所にたどり着くまでの間にも、ザワザワと、周りの音が聴こえてくるというのを新鮮に感じていた。とても嬉しいような、うるさいような、楽しいような・・・複雑な気持ちだったけれど、これだけでも始めて良かったと思える。
ちなみに、こっそり声出しもした。傍から見るとブツブツ呟くあやしい人だったかもしれないが・・・。
やはり、リアルより少し綺麗な声になってる気がする。
訓練所は、まるでグラウンドのようだった。と言っても建物の中だが。
中では何人かのプレイヤーが魔法の練習や武器の練習をしていた。
NPCも何人かいた。プレイヤーが赤マーク、NPCが青マークで、分かるのだ。
入ってすぐ横に受付らしきところがあったのでそこに移動してみた。
「あのー、すみません。」
「はい、訓練所へようこそ。ただ今、ご使用できるのは7部屋です。ご使用されますか?」
「はい。お願いします。それで、えっと、教官というのはいらっしゃいますか?」
「分かりました。では・・・5番の部屋をどうぞ。教官はそれぞれの部屋に1人ずつおります。もちろん5番にもおりますのでそのままお向かい下さい。終わりましたらまたこちらに来てください。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「いいえ。ここの訓練があなたの力となることをお祈りしております。」
ぺこりと挨拶をかわしあい、5番に向かった。
(ひゃぁぁ!初めて!!初めて、会話した!!本当になんか、耳で聞いて会話したって感じ!!ただ、そういうのをうまく脳に届けるのが難しくて聴覚障がい者はより聞き間違いが多い場合がありますって書いてあったけど・・・どうなんだろう?)
それはもう、ここにたどり着くまでが大変だったのだ。
嘘です。ごめんなさい。
初めに逃げるかのように場所移動してしまった為、今どこにいるのかどうやって訓練所に向かえばいいのかと絶望しかけたが、チュートリアルとして冒険ギルドに行ってみたりなどいくつかの初心者ミッションがあり、その中で訓練所に行って教官に話しかけるというものがあった。
【挑戦する】をタップすれば、訓練所まで自動的に矢印が表示されるようになり、たとえ道を知らなくともたどり着けるのだ。しかも、移動するだけで、マップも埋まるという寸法!!
まぁ、移動したところしか埋まらないからあまり意味が無いのだが。
訓練所にたどり着くまでの間にも、ザワザワと、周りの音が聴こえてくるというのを新鮮に感じていた。とても嬉しいような、うるさいような、楽しいような・・・複雑な気持ちだったけれど、これだけでも始めて良かったと思える。
ちなみに、こっそり声出しもした。傍から見るとブツブツ呟くあやしい人だったかもしれないが・・・。
やはり、リアルより少し綺麗な声になってる気がする。
訓練所は、まるでグラウンドのようだった。と言っても建物の中だが。
中では何人かのプレイヤーが魔法の練習や武器の練習をしていた。
NPCも何人かいた。プレイヤーが赤マーク、NPCが青マークで、分かるのだ。
入ってすぐ横に受付らしきところがあったのでそこに移動してみた。
「あのー、すみません。」
「はい、訓練所へようこそ。ただ今、ご使用できるのは7部屋です。ご使用されますか?」
「はい。お願いします。それで、えっと、教官というのはいらっしゃいますか?」
「分かりました。では・・・5番の部屋をどうぞ。教官はそれぞれの部屋に1人ずつおります。もちろん5番にもおりますのでそのままお向かい下さい。終わりましたらまたこちらに来てください。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「いいえ。ここの訓練があなたの力となることをお祈りしております。」
ぺこりと挨拶をかわしあい、5番に向かった。
(ひゃぁぁ!初めて!!初めて、会話した!!本当になんか、耳で聞いて会話したって感じ!!ただ、そういうのをうまく脳に届けるのが難しくて聴覚障がい者はより聞き間違いが多い場合がありますって書いてあったけど・・・どうなんだろう?)
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