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しおりを挟む貴族達が集まる昼のガーデンパーティー。
楽しんでいた一人の令嬢の頭に冷たいお茶をかけられていた。
「酷いですわ、ナディア令嬢っ」
「あらどうされましたの?元々品のないドレスが余計にしみったれてますわよ。田舎者はこれだから嫌ですわ。」
「なんですって?貴女の仕業でしょう!?謝りなさいよっ」
「私は貴女に咎められることなんてしていないわよ」
「言い訳されても皆さんも見ていらっしゃるのよ!」
「ですって。皆さんどう思われます?」
ナディアがギャラリーに問えば 、
「ナディア様が悪いことなんてされていませんわ。」
「男爵令嬢は頭がお悪くていらっしゃるのね。」
「仕方ありませんわ。しがない田舎から都に来られたばかりだもの。」
「早く田舎に帰られた方がよろしいんじゃなくて?これ以上恥を晒すとお嫁にも行けなくてよ?」
ナディアのとりまきがここぞとばかりに加勢に入る。
男爵令嬢は知らなかった。
こうなった原因は先日の城の舞踏会でナディアの婚約者である王太子に話しかけたためだ。
ナディアは少しでも王太子に色目を使った者にはこうして制裁を加えることで有名だ。
だが、田舎から出てきたばかりの男爵令嬢はそんなことは分からずに、麗しい王太子の目に留まろうと彼に話しかけてしまった。
泣きながら会場を走り去る男爵令嬢。馬車も帰らされていて、その日は濡れたドレスで歩いて家まで帰る羽目になったのだった。
そしてその夜、ナディアは市中の会員制クラブにお忍びで入った。
週に一回ここに通うのがナディアの日課になっている。
髪をツインテールに結び目元に仮面をつけ際どい黒のミニドレスに黒網タイツでハイヒールを履いてクラブに出ると客達が歓声を上げた。
「皆様 、本日もよろしくお願い致しますわ♡」
そう言ってガニ股でスクワットをするようにしゃがんで見せると一瞬ミニドレスから純白のショーツが露になる。
「あら、初めてのお客様ですの?」
ナディアは目ざとく初入店の客を見つけた。
「あ、はい。友人に連れられて……」
「では、もてなしてさしあげますわ」
そう言うとナディアはなんと、童貞顔の客が座っているテーブルに登った。
そしてそこに踊るように自然に座ると、客の手を取り自身の胸元から股を無理やり撫でさせる。
豊満な胸や美しいカラダのラインに客は息を飲む。
他の客達も談笑しながらもその光景を眺めている。
そして店員がやってきて、
「サービスの乳首クリップと媚薬です。」
と、なんとドレスからナディアの豊満な胸を掴み取ってクリップを乳首につけていく。
ぎゅーっと潰された赤い蕾。
客は突然、自分の目の前に美人の豊満な胸が現れて、それが痛めつけられる様に目が離せなくなった。
そして客の前に媚薬入りの壺と筆が置かれて、ご自由にお塗り下さいと言われる。
恐る恐る客はそれを手に取り、とりあえず潰された胸の蕾に塗ってみる。
「あああん♡」
ナディアは喘ぎながら、ここもと言わんばかりに足を揃えたまま膝を広げた。
恥ずかしげもなく股間をを見せつけるように膝をパッカリ開いて腰を持ち上げて反り返る。
フゥフゥと客は息を荒くして股の間に筆を進めていく。
ナディアのオマメを狙ってショーツ越しにクルクルすると生地が薄くて透けている。
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