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丘の上の王様とお妃様 14
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ピーピロピー・ピーピロピー...
突然、着信音が鳴り響く。私は、飛び起きてスマホに手を伸ばした。着信者は、王さんである。私は、慌てて電話に出た。
「あっ は、はい。」
「たまちゃん、もしかしておこしちゃったかな?」
王さんの低くて、甘い声が聞こえた。私は、時計を直ぐに見た。23時...(いったい、何時間寝てたの?!)
内心、自分で自分を突っ込みながら、必死になって何かを言おうと試みるが、嬉しさでパニックを起こしている私の頭の中からは、いい言葉が浮かんでこない。
すると、全てを悟っているかの様に優しく話しかけてきた。
「今日は、本当に悪かった
。タマちゃんとの時間を(仕事に)取られる様な、情けないことして、ごめんな。」
(そんなこと言われたら、我がまま言って今すぐでも王さんに会いたくなってしまう...反則だよ、王さん。)
私は、心の中でそうささやいている自分を、必死に押さえ込んだ。『重い女』だなんて、思われたくなかったから...
「あの、大丈夫ですよ。」
私は、必死に言葉を振り絞る。
「それより、王さん。お疲れでしょ? 明日も仕事があるんですから、早く休んでください。」
私にだって、王さんが世界的にも忙しい人だってことぐらい知っている。きっと、この電話だって、仕事が終わって、疲れた後にかけてくれている。だったら、王さんの足でまといになりたくない!
私は、早く話を終わらせて、電話を切ろうと必死だった。
しかし、そんな私よりも常に上を行くのが王さんである。電話口でクスクス笑い声がしたかと思った次の瞬間。王さんが呟いた。
「それなら、タマちゃん。ここ、開けて?」
私は、ビックリして立ち上がった。そして、急いで玄関に駆け寄った。(まさか!?)そう思いながら、玄関のロックを外し、ドアを開けた。
「王、さん...」
そこには、先ほどから話をしていた声の主が立っていた。
「タマちゃん。今夜、一緒にいてもいい?」
低くて、甘い声で。王さんはそう言った。
私の胸は、張り裂けそうなほど早く脈打ち、小さく頷くのがやっとだった。
王さんを家の中に迎えいれ、ドアを閉めたとたん、王さんは私にキスをしてきた。冷たい唇が、私の唇に触れる。私は、それを受入れる様に王さんに抱きついた。
長い長いキス。私は、こんな甘いキスをしたことがなかったから...体の力が抜けて倒れそうなほどで...
数分間、私達がキスをした後、王さんが、照れくさそうに呟いた。
「ごめん、タマちゃんの顔を見たら、余裕なくなっちゃった。」
王さんは、まるで子供の様に私の胸に顔を沈めた。私も、ドキドキしながら、王さんの頭を撫でる。心のなかでは、(大きな子供みたいだな...)なんて。王さんが愛しく思えてならない。
『私、王さんが好き...』
声にはだせれないけれど、私の心の中はずっとそう叫んでいた。
王さんは、その心の叫びに反応するかの様に顔を上げると、私を軽々とお姫様だっこをした。私も王さんの首に手を回し、グッと抱きつく。
王さんは、優しく私の耳元でささやいた。
「タマちゃんが欲しい...」
私は、無言で頷く。
王さんは、私を抱えたままベットまで連れていった。
突然、着信音が鳴り響く。私は、飛び起きてスマホに手を伸ばした。着信者は、王さんである。私は、慌てて電話に出た。
「あっ は、はい。」
「たまちゃん、もしかしておこしちゃったかな?」
王さんの低くて、甘い声が聞こえた。私は、時計を直ぐに見た。23時...(いったい、何時間寝てたの?!)
内心、自分で自分を突っ込みながら、必死になって何かを言おうと試みるが、嬉しさでパニックを起こしている私の頭の中からは、いい言葉が浮かんでこない。
すると、全てを悟っているかの様に優しく話しかけてきた。
「今日は、本当に悪かった
。タマちゃんとの時間を(仕事に)取られる様な、情けないことして、ごめんな。」
(そんなこと言われたら、我がまま言って今すぐでも王さんに会いたくなってしまう...反則だよ、王さん。)
私は、心の中でそうささやいている自分を、必死に押さえ込んだ。『重い女』だなんて、思われたくなかったから...
「あの、大丈夫ですよ。」
私は、必死に言葉を振り絞る。
「それより、王さん。お疲れでしょ? 明日も仕事があるんですから、早く休んでください。」
私にだって、王さんが世界的にも忙しい人だってことぐらい知っている。きっと、この電話だって、仕事が終わって、疲れた後にかけてくれている。だったら、王さんの足でまといになりたくない!
私は、早く話を終わらせて、電話を切ろうと必死だった。
しかし、そんな私よりも常に上を行くのが王さんである。電話口でクスクス笑い声がしたかと思った次の瞬間。王さんが呟いた。
「それなら、タマちゃん。ここ、開けて?」
私は、ビックリして立ち上がった。そして、急いで玄関に駆け寄った。(まさか!?)そう思いながら、玄関のロックを外し、ドアを開けた。
「王、さん...」
そこには、先ほどから話をしていた声の主が立っていた。
「タマちゃん。今夜、一緒にいてもいい?」
低くて、甘い声で。王さんはそう言った。
私の胸は、張り裂けそうなほど早く脈打ち、小さく頷くのがやっとだった。
王さんを家の中に迎えいれ、ドアを閉めたとたん、王さんは私にキスをしてきた。冷たい唇が、私の唇に触れる。私は、それを受入れる様に王さんに抱きついた。
長い長いキス。私は、こんな甘いキスをしたことがなかったから...体の力が抜けて倒れそうなほどで...
数分間、私達がキスをした後、王さんが、照れくさそうに呟いた。
「ごめん、タマちゃんの顔を見たら、余裕なくなっちゃった。」
王さんは、まるで子供の様に私の胸に顔を沈めた。私も、ドキドキしながら、王さんの頭を撫でる。心のなかでは、(大きな子供みたいだな...)なんて。王さんが愛しく思えてならない。
『私、王さんが好き...』
声にはだせれないけれど、私の心の中はずっとそう叫んでいた。
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「タマちゃんが欲しい...」
私は、無言で頷く。
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