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丘の上の王様とお妃様 17
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「珠子様、こちらのお庭でございます。」
松木さんが選んでくれた深いグリーンのワンピースで、ドレスアップした私は、別の使用人に立食会の行われている庭へと案内された。
「あちらで、主人がお待ちでございます。」
使用人の後に付いていくのだが...正直なところ、自分が『場違い』なのは間違いない。
そんな思いにかられているうちに、聖さんが見えてきた。
「旦那様、木崎様をお連れいたしました。」
聖さんが振り替えると、思わず私の胸は高鳴った。いつもとはまた違った洗礼された大人の男...タキシードがとても似合って、素敵である。
「タマちゃん、待っていたよ。ほら、サンドウィッチ🎵」
しかし、聖さんはいつもとは変わらずに私に話しかける。
「王さん、ランチって言うか、ガーデンパーティーですよね?」
少し小声で、私はたずねた。
「これは、そこまでのものではないよ。親戚と、私の知人を呼んだだけだからね。」
...カルチャーショックとは、きっとこういうものなんだろう...
私は、気を取り直して話を続けようとした。が、
「たまちゃん。王さんじゃなくって、聖(こうき)だよ」
そう言って、聖さんは、私の腰に腕を添えると、談笑をしていた人々に声をかけた。
ガヤガヤとしていた人々は、一斉にこちら側に注目している。それも、私にめがけてであるのは、犇々と感じた。
「お集まりの皆さん。こちらが木崎珠子さんです。私の婚約者であり、最愛の人です。以後、お見知りおきを!」
突然のカミングアウト⁉ そして、参加されている紳士淑女の皆さんからは、拍手とお祝いのコメントが...おめでたい気分の皆様とは正反対に、私は、顔が青ざめていた。
(え~⁉ それこの場で言うの⁉)
私は、王さ...聖さんに慌てて呟いた。
「あ、あの。こんなところで、何も言わなくても...」
焦っている私とは対照的に、聖さんの顔は朗らかである。
「大丈夫だよ、タマちゃん。それにこの方が効率的だし。ほら、会わせたい人達が向こうからやって来た🎵」
私は、聖さんが見ている方向に振り替えると、3人。それも周りと比べても明らかに別格の、美男美女がこちらに向かって優雅に歩いてくるのが見えた。
自然と周りのの視線が集まってくるのが痛いほど分かる。
「その方なの?例の婚約者って」
「確か木崎の姓でしたわよね?」
「これで帝国財閥も安泰だな!」
...言葉って言うものは、同時に話されると意味をなさないものである。
気合を入れて来たつもりの私も、これにはタジタジである。
聖さんは、私の気持ちを察してか、手を握ったままでいてくれた。
「紹介するよ。木崎珠子さん。俺の婚約者だ。」
私は、一礼する。
「タマちゃんこいつらを紹介するよ。」
そう言うと、義母弟の王
雅さんと、息子の貢(みつき)帝国銀行頭取(15才)。従姉妹(義母側の)の姫島 皐月(30才バツイチ、未婚)株式会社帝都専務を、私に紹介してくれた。
帝国財閥は、親族の多くが経営に携わっているが、中でもこの人達とは、昔から仲がいいんだとか。
しかし、改めて王家の一族の美しさ率は、男女訪わずハイスペックであることを想い知らされる。
特に皐月さんは、同じ女性として自分が比較対象できないほど、きれいな方である。私もは、このまま王さんの婚約者としてやっていけるのか...ものすごい不安を感じずには、いられなかった。
松木さんが選んでくれた深いグリーンのワンピースで、ドレスアップした私は、別の使用人に立食会の行われている庭へと案内された。
「あちらで、主人がお待ちでございます。」
使用人の後に付いていくのだが...正直なところ、自分が『場違い』なのは間違いない。
そんな思いにかられているうちに、聖さんが見えてきた。
「旦那様、木崎様をお連れいたしました。」
聖さんが振り替えると、思わず私の胸は高鳴った。いつもとはまた違った洗礼された大人の男...タキシードがとても似合って、素敵である。
「タマちゃん、待っていたよ。ほら、サンドウィッチ🎵」
しかし、聖さんはいつもとは変わらずに私に話しかける。
「王さん、ランチって言うか、ガーデンパーティーですよね?」
少し小声で、私はたずねた。
「これは、そこまでのものではないよ。親戚と、私の知人を呼んだだけだからね。」
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私は、気を取り直して話を続けようとした。が、
「たまちゃん。王さんじゃなくって、聖(こうき)だよ」
そう言って、聖さんは、私の腰に腕を添えると、談笑をしていた人々に声をかけた。
ガヤガヤとしていた人々は、一斉にこちら側に注目している。それも、私にめがけてであるのは、犇々と感じた。
「お集まりの皆さん。こちらが木崎珠子さんです。私の婚約者であり、最愛の人です。以後、お見知りおきを!」
突然のカミングアウト⁉ そして、参加されている紳士淑女の皆さんからは、拍手とお祝いのコメントが...おめでたい気分の皆様とは正反対に、私は、顔が青ざめていた。
(え~⁉ それこの場で言うの⁉)
私は、王さ...聖さんに慌てて呟いた。
「あ、あの。こんなところで、何も言わなくても...」
焦っている私とは対照的に、聖さんの顔は朗らかである。
「大丈夫だよ、タマちゃん。それにこの方が効率的だし。ほら、会わせたい人達が向こうからやって来た🎵」
私は、聖さんが見ている方向に振り替えると、3人。それも周りと比べても明らかに別格の、美男美女がこちらに向かって優雅に歩いてくるのが見えた。
自然と周りのの視線が集まってくるのが痛いほど分かる。
「その方なの?例の婚約者って」
「確か木崎の姓でしたわよね?」
「これで帝国財閥も安泰だな!」
...言葉って言うものは、同時に話されると意味をなさないものである。
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「タマちゃんこいつらを紹介するよ。」
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