9 / 25
第一部・食戦鬼? あ、食洗機ですか。
第9話・一騎打ちと誤解と和解
しおりを挟む暗殺者たちが謎の死を遂げてから。
私の護衛は増え、どこに行くにも監視される毎日。
屋敷の敷地内では護衛たちも離れてみるようになり、プライベート空間である自室でも終日、侍女が待機するようになりました。
そんな毎日が続いたのですから、食戦鬼の検証実験など行うことができるはずもなく、オーラを蓄積させることもままならず。
やむを得ず、訓練用の木剣や刃引きの長剣の古くなったものを自室で使うとか適当な理由を付けてくすねては、それを深夜に侍女の目を盗んでポリポリと食べていました。
不思議なことに、同じ素材を食べても【理】を修得できる時とできない時があるようで、修得している強度以下の理については、蓄積されることがなく修得失敗となるようで。
それでもオーラは蓄積されるので、まだまだ検証は必要です。
そして一か月がたち、私たち家族は王都貴族街のランカスター伯爵領家別邸へとやってきました。
現在、この王都別邸にはエリオット兄さまが住んでいます。
兄が王都で務めているということと、家は空き家にしておくと老朽化が進むという理由で、現在はエリオット兄さまが管理していまして。
「うーん。うまりここに来た記憶がありません」
「まあ、シルヴィアは王都に行くと告げるたびに、なんだかんだと言い訳をして領地に残っていたからな」
「そうそう。だから、こうやって家族揃って王都にくるなんて本当に久しぶりなのよ」
お父様お母さまの嬉しそうな顔。
それに合わせるようにマルガレートお姉さまも楽しそうですが。
「チッ……お前も来るとは。園遊会当日は、お前はこの屋敷で静かにしていろ。家族に迷惑をかけるな」
屋敷の玄関前で、私を睨みつけながら呟く男が一人。
……シルヴィアの記憶をローディング中……
はい、エリオットお兄様です。
王国騎士団に所属しており、今は指揮官補佐として勤めています。
そして私とは犬猿の中であり、私がやることなすこと全てにおいて文句しか言わないという。
それでいて剣術の実力あり、温厚な性格だというのですからどれだけ私が嫌われているかよく分かります。
まあ、シルヴィアはエリオットに近寄ってくる『下心満載』な女性をターゲットに、ことごとく嫌がらせをしていたようなので無理もありません。
逆に下心のない町の人たちや、古くからのエリオット兄さまの親友たちについては嫌がらせなどしたことはなく。
あれ? そう考えるとすべては計算していたということですか?
家督を相続する兄を護った?
いえいえ、それは偶然かもしれません。
シルヴィアの記憶を引っ張り出せても、当時の彼女の感情その他はなかなか引き出すことができないのですから。
「ご無沙汰しています、お兄様」
丁寧にカーテシーで挨拶。
家族なので必要はありませんけれど、ここは私でも礼儀作法を学んできたということを見せつけるためにあえて行いますが。
「さっきの件、忘れるなよ……お父様お母さまお疲れ様です。マルガレートも元気そうだな」
「ああ。しばらく厄介になる。それと、園遊会当日は、シルヴィアも同席させるのでそのつもりでな」
「父上、シルヴィアは我が家の恥部、礼節も学んでいない礼儀知らずです。そのような子をランカスターの子女として園遊会に参加させるなど、私は反対です」
きっぱりと言ってくれましたよ、我が兄は。
これにはお父様もお母さまも渋い顔です。
「そうはいうが。シルヴィアが事故にあったことは手紙で伝えていただろう? 奇跡的に一命をとりとめてからは、シルヴィアはこれまでの行いについて反省したようでな。毎日、学業と礼儀作法について学んでいたのだ」
「そうよ。もう、あの粗野で野蛮な振りをしていたシルヴィアはいないのよ」
ちょっと待ってお母さま、野蛮な振りってなんでしょうか?
私の記憶の中のシルヴィアは、それはもう地で暴れていましたけれど?
お母さまにはこれが演技に見えていたのですか?
「マルガレート、それは本当なのか?」
驚いた顔で両親に頭を下げると、エリオット兄さまはマルガレート姉さまにも確認しています。
確かに、過去の私……シルヴィアの行ってきたことを考えると、疑われても仕方がないと思うけれど、なんというか……やるせない気持ちになります。
「ええ。最近は演劇の話で盛り上がっていますわね。あと、少しだけガーデニングも嗜んでいますわよ」
「まさか、嘘だろ? 3度の食事よりも剣術訓練、勉強は全て無視して礼儀作法なんて学ぶ気もなかったシルヴィアが?」
そう告げてから、エリオット兄さまは私の方を見て睨みつけました。
「おまえ何を企んでいる? そうやっておとなしい振りをして、昨年のようにまた我々に恥をかかせる気なのではないのか? あの後の事後処理に、俺がどれだけ奔走したと思っている」
「恥をかかせる気なんてありません。少しは私のことも信用してくれませんか?」
そう告げると、兄が一瞬だけ悲しそうな眼をしているのはどうしてでしょうか。
そこまで私を信用していないのですか。
まあ、領都ではいまだに私のことを敬遠している人もいますからねぇ。
「ま、まあ。長旅で疲れているだろうから体を休めた方がいい。父上も母上も、マルガレートも。掃除は全て終わらせてありますので、夕食までは体を休めてください。シルヴィアもな」
最後におまけのように言われましたが。
私はにっこりと笑って頷きました。
信用がないのは今更、一緒に住んでる両親や姉でさえ、半月ぐらいは腫物に触るような対応が時々見えていましたからね。
〇 〇 〇 〇 〇
──翌日
今日は、午後から祖父母であるオルタロス公爵家の屋敷へと挨拶に向かうことになっています。
それゆえ、いつもの早朝トレーニングは軽めにしておいて、残りの時間は延々とシルヴィアの記憶保管庫から祖父母についての知識をひたすら引っ張り出しては、私の頭の中へ叩き込んでいます。
「……ふう。普通の祖父母とは言いがいたいレベルの孫溺愛祖父母でしたか。とくにシルヴィアについては溺愛ところか食べられそうなレベルで甘やかしていたんですね」
そんなシルヴィアも、祖父母に対しては普通に接していたようで、なにより。
あとは出来る限り兄には会わないように自室か裏庭でトレーニングを続行。
なお、王都別邸付きの侍女さんたちは私と接触することを極力避けています。
結果、私の世話は同行してくれたステファニーという侍女さんにお任せしています。
おかげさまで、ステファニーさんは【猛獣のようなお嬢様を自在に操る】存在と覚えられたらしく、王都の侍女たちからは羨望のまなざしで見られています。
結果として、どうやって私のような猛獣の相手ができるのかと質問攻めにあっていたそうです。
そして午後になり、私たち一家は祖父母の待つ王都本宅へ。
公爵家ゆえ直轄領地は王都近郊となり、普段は王都にて執務を執り行っているとか。
屋敷に到着すると、正面玄関で祖父母が待っていました。
「お父様、ご無沙汰しています」
「義理父さん、お元気そうで何よりです」
両親が深々と挨拶すると、祖父母も笑みを浮かべてウンウンと頷いています。
そしてマルガレート姉さまも挨拶すると、おじい様に頭をポンポンと叩かれてうれしそうです。
「みな、元気そうでなによりじゃ。それで、王都には一年ぐらいは滞在できるのか?」
「お戯れを。封領貴族である私は、そうそう長期間も領地を開けておくわけにはいきません。二週間ほど滞在したら、急ぎ領地へ戻りますので」
「なんじゃ、つまりんな。それよりもシルヴィア、ずいぶんとおとなしくなったものだ。以前ならわしの顔を見るたびに小遣いをせびっていたのが、今ではしっかりと淑女のように出で立ちではないか」
「本当ね。シルヴィア、もっと自由にしていいのよ? まさか厳しいしつけをなされていたとか?」
うわ、そういう心配をするのですか。
確かに記憶の中のシルヴィアは元気そのもの、挨拶もそこそこに荷物を置いて王都の商業区へと駆け出して行ったレベルですから。
でも、今は私が中に入っていますから、そんな無謀なことはできませんよ。
護衛を振り切って買い物三昧だなんて……まあ、ランカスター領都では、私もやっていましたけれど。
「おじい様、おばあ様、私ももう16歳です。そんなに粗野に生きるのもどうかと、少しは考えを改めましたから」
「貴方は多少は粗野で構わないのよ? オルタロス公爵家に近寄ろうとする輩を排除できるぐらいには強くなってもらわないと」
「うむ。我がオルタロス公爵家は武勲に名高い家系であるからな。魔法のような弱弱しいものではなく、剣を振るって前線を駆け抜けるぐらいの技量がないと話にならんからな」
はっはっはっ。
シルヴィアが暴れん坊淑女になった原因は、この祖父母に何か言い含まれたのが原因のような気がしてきましたよ。ほら、今の話を聞いて両親は困った顔になっていますし、兄はグヌヌという顔をしていますから。
「まあ、つもる話も色々とあるからな、まずはゆっくりしなさい」
「はい、ありがとうございます」
あとは応接間へと移動して。
ここ一年ほどの積もる話をしていましたよ。
その中で、私が闇ギルドに狙われているという話になったとき、やはり祖父母は硬い表情になってしまいました。
「該当する子爵家は、おそらくはワルヤーク子爵だろうな。去年の園遊会での奴の息子とシルヴィアの一騎打ち、あれでワルヤークの息子は『女相手に剣技で負けた』という不名誉なレッテルを張りつけられたからな。それに、あ奴の側室は……なぁ」
「全くです。いくら過ちとはいえ、このような事態になった原因は義父さんにもあるのですからね。さすがに証拠を見つけることが出来ないので、こちらから問い合わせるということはできませんけれど。シルヴィアも十分注意するように。本当ならば、園遊会についてはエリオットの言う通り護衛を増やしたうえで留守番をしていてほしいところなのだが」
「屋敷に侵入した暗殺者を捕まえたのは、シルヴィアの魔法だからねぇ……」
父と母の言葉に、エリオット兄さまは驚いた表情をしています。
いえ、あれは運が良かっただけですからね。
「え? 手紙では確かにそんなことを書いてありましたけれど、あれは社交辞令というか冗談のようなものではなかったのですか?」
「それこそまさかだ今のシルヴィアは、魔法についてはマルガレートよりも少し劣るが、剣術については警備の騎士たちと引けをとらないぞ?」
「ま、まあ、シルヴィアには私が魔法を教えてあげているだから、仕方がないわよね」
ええ、このシルヴィア、おいしく頂いた魔導書や魔術書に記されていた魔法なら無詠唱で唱えることが出来ますけれど、魔法文字が殆ど読めないので黒魔法についてはお姉さまから教わったことしかできていませんので……。
この王都に来てからも、突然の空腹で周囲を驚かさないようにと、領都を出る前にドワーフの鍛冶屋で購入したミスリルインゴットを飴状に加工したものをポケットに入れているのですから。
「……シルヴィア、俺と試合をしてみようか。それで俺から一本でも取れたら、園遊会に参加することを認めてやる。ただし、一本も取れなかったら園遊会はあきらめて、自宅でおとなしくしていろ。お父さまお母さま、それでよろしいですね」
エリオット兄さまはそう告げてから立ち上がり、私について来いと手招きをしています。
これは、素直に従うしかありませんか。
確かに留守番をしていれば周りに迷惑をかけることもなさそうですけれど、おじいさまたちは私と一緒に園遊会に出るのが楽しみだったようですし。
ま、まあ、王宮敷地内の庭園で行われるのですから、闇ギルドも仕掛けて来るとは思えませんね。
「わかりました。それでは御一手、よろしくお願いします」
「シルヴィア、大丈夫なのか?」
心配そうなおじいさま。
ご安心ください、多分なんとかなるかと……なりますよね。
1
あなたにおすすめの小説
「君は有能すぎて可愛げがない」と婚約破棄されたので、一晩で全ての魔法結界を撤去して隣国へ行きます。あ、維持マニュアルは燃やしました。
しょくぱん
恋愛
「君の完璧主義には反吐が出る」――婚約者の第一王子にそう告げられ、国外追放を命じられた聖女エルゼ。彼女は微笑み、一晩で国中の魔法結界を撤去。さらに「素人でも直せる」と嘘を吐かれた維持マニュアルを全て焼却処分した。守護を失いパニックに陥る母国を背に、彼女は隣国の軍事帝国へ。そこでは、彼女の「可愛くない」技術を渇望する皇帝が待っていた。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
公爵家の次女ですが、静かに学園生活を送るつもりでした
佐伯かなた
恋愛
王国でも屈指の名門、公爵アルヴィス家。
その家には、誰もが称賛する完璧な令嬢がいた。
長女ソフィア。
美貌、知性、礼儀、すべてを備えた理想の公爵令嬢。
そして──もう一人。
妹、レーネ・アルヴィス。
社交界ではほとんど名前も出ない、影の薄い次女。
姉ほど目立つわけでもなく、社交の中心にいるわけでもない。
だが彼女は知っている。
貴族社会では、
誰が本当に優れているのかは、静かな場面でこそ分かるということを。
王立学園に入学したレーネは、
礼儀作法、社交、そして人間関係の中で、静かに周囲を観察していく。
やがて──
軽んじていた者たちは気づく。
「公爵家の妹」が、本当はどんな令嬢だったのかを。
これは、
静かな公爵令嬢が学園と貴族社会で評価を覆していく物語。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
お前など家族ではない!と叩き出されましたが、家族になってくれという奇特な騎士に拾われました
蒼衣翼
恋愛
アイメリアは今年十五歳になる少女だ。
家族に虐げられて召使いのように働かされて育ったアイメリアは、ある日突然、父親であった存在に「お前など家族ではない!」と追い出されてしまう。
アイメリアは養子であり、家族とは血の繋がりはなかったのだ。
閉じ込められたまま外を知らずに育ったアイメリアは窮地に陥るが、救ってくれた騎士の身の回りの世話をする仕事を得る。
養父母と義姉が自らの企みによって窮地に陥り、落ちぶれていく一方で、アイメリアはその秘められた才能を開花させ、救い主の騎士と心を通わせ、自らの居場所を作っていくのだった。
※小説家になろうさま・カクヨムさまにも掲載しています。
婚約を解消されたし恋もしないけど、楽しく魔道具作ってます。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「君との婚約を解消したい」
「え? ああ、そうなんですね。わかりました」
サラは孤児で、大人の男であるジャストの世話になるため、体面を考えて婚約していただけだ。これからも変わらず、彼と魔道具を作っていける……そう思っていたのに、サラは職場を追われてしまった。
「甘やかされた婚約者って立場は終わったの。サラ先輩、あなたはただの雇われ人なんだから、上司の指示通り、利益になるものを作らなきゃいけなかったのよ」
魔道具バカなのがいけなかったのだろうか。けれどサラは、これからも魔道具が作りたい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる