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第6章・ミュラーゼン連合王国と、王位継承者と
第257話・貴族のお招きと、的中しそうな嫌な予感
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現在。
フェイール商店のキャリッジワゴンの横には、大勢の人が並んでいます。
イブさんの新作バッグを買い求めにやってきたお客さんの列が、いつのまにかフェイール商店の真横まで伸びているじゃありませんか。
まあ、ついでに雑貨を購入してくれるお客さんもいらっしゃるということで、こちらとしてはありがたいことなのですが。如何せんフェイール商店のワゴンのある場所は町の広場の一角。
その広場を真っ二つに縦断するほどのお客さんの列ともなりますと、普段ここで息抜きをしている人たちにとっては邪魔ものいがいの何者でもないということでして。
「ああ……クリス店長。町の人たちの冷たい視線が突き刺さってきますわ」
「そうは言いましても。この行列がうちのお客さんでしたらキリコさんに列を整理してもらうとかできるのですけれど。残念ですが、これって『カバンのサンマルチノ』に向かうお客さんなので、あちらでどうにかしていただかないと……」
はい、スイカを吊るして持って帰るために作られたらしい、ひも状の手提げ。
そこからヒントを得たイブさんは、帆布を細長いひも状にカットし、それを編み上げて通気性のよいカバンをつくりました。
紐で編み上げているため伸縮性も高く、入り口の部分も複数の金具で閉じられるようになっているため、大きなものも小さなものも自由自在に入れることが出来るようになったのですよ。
これを開発し店頭で宣伝したところ、瞬く間に噂が広がって、現在は御覧の通り。
一枚布である帆布を細いひも状にしたことで、材料費も若干ながら抑えることが出来たそうですが、その代わり製作の手間は倍以上になったとかで。
現在も工房奥では、弟子さんたちと共に必死に新作カバンを製作しては、それをすぐに販売するという状態になっているようです。
「まあ、確かに使い勝手はいいですよね、このバッグは」
「これを肩に下げて歩いているだけで宣伝になるからって、イブさんに押し付けられたのですよね。まあ、友人割引で安く購入できましたから、それはそれでいいのですけれど。と、このままだと、うちのワゴンが邪魔になってしまいますね。一旦、移動してワゴンを畳んでしまいましょう」
「はいっ!!」
御者台に移動してから、車輪止めを外してもらい、ゆっくりとワゴンを走らせます。
ちょうど広場の反対側の路地まで移動させてから、一旦、商品を整理してワゴンを指輪の中に収納。
あとはまあ、近くのベンチに座って様子見ということですか。
「それにしても、伯爵さまはいつ頃お戻りになるのでしょうか。このままだと、ずっとバンクーバーに足止めさせられてしまいますわよ? まあ、私としては、ここは過ごしやすくて楽しい街ですから、別に構いませんけれど」
「クレアさんのいう通りですけれど、やっぱり個人商隊である以上、あまり一か所に長くとどまるのはご法度ですよ。そういう場合は、一か月なり二か月なり、店舗を借りて営業しなくてはなりませんからね」
露店商は、一か所にとどっまては他の商人の迷惑になってしまいます。
私たちはまだ馬車を所持しているので移動にそれぼと困ることはありませんけれど、徒歩で荷物を担いでいるタイプの商人の場合、一つの町で店を開くのはせいぜい5日程度、その間に売れてしまった分の商品はその町で仕入れ、次の町でまた販売するというのを繰り返さなくてはなりません。
つまり、一か月も商品の在庫を抱えているような商人は駄目ということです。
「まあ、一旦は商業ギルドに話を伺いに向かうのも良いかと思いますね。そのうえで、まだ時間がかかるようでしたら、本格的に店舗を借り入れたいところです
「では、私が商業ギルドにお伺いを立ててきますわ」
クレアさんが立ちあがり、商業ギルドの方角に向かって歩き出そうとしたとき。
――ガラガラガラガラ
街道の向こうから、ずいぶんと立派な馬車が一台、こちらに向かって走ってきます。
私たちの使っている商業用の重厚でがっしりとした作りの馬車とは異なり、華美で派手で見栄え重視の馬車。しかもそれを引いている馬の毛並みも金色に輝いていて、勇者語録でいうキューティクルな毛艶がきらめいています。
それが私たちの目の前を通り過ぎ、そしてゆっくりと速度を落とします。
やがて御者台に座っていた男性が、私たちの方にやってくると、開口一発。
「このあたりで露店を営んでいるフェイール商店というのをご存じありませんか?」
「はい、私たちがそうですけれど」
うん、今日は早じまいしたので目印のキャリツジワゴンもありませんからね。
そう私が返事を致したところ、御者の方はホッと胸を撫でおろし、私に一通の手紙を寄越しました。
「こちらはジャニス・バンクーバー伯爵の招待状です。これをお持ちになって、今宵の夕方6つの鐘のころ、屋敷にいらしてくださいとのことです。では、私はこれで」
「はい、ありがとうございました」
御者の方に頭を下げて見送ってから、私はペーパーナイフを取り出して手紙を開きました。
「うんうん。今の話がそのまま記されていること、この手紙が通行許可証のようなものになっているようですわね。従業員の方も是非と書いていますので、クレアさんもキリコさんもご一緒していただけますよね?」
「それはもう。お相手が貴族でしたら私の出番ですわ。元・伯爵令嬢のこの私の神髄を発揮する時が来ましたわ」
「あはは~。ちなみに私も、元・侯爵令嬢ですけれどね」
「つまり完璧じゃない!! さあクリス店長、今宵の晩餐にふさわしいドレスをご用意しないと……って、何していらっしゃるのですか?」
まあ、この作業用に卸した普段着では、どうひいき目に見ても貴族家の晩餐かいに向かうような服ではありません。
ということで、アイテムボックスの中にある『カタログ通販のシャーリィ』の隠し商品から、厳選したものを使用することにしましょう。
かつてシャトレーゼ伯爵のお嬢様をデビュタンドで成功させるために用意したドレスの数々。
まあ、ここにあるということは売れ残りなのですけれど、余りにも高価すぎて表に出せない商品となってしまったのですよ。
それを羊皮紙にリストアップし、クレアさんと共有……ってあれ、クレアさん、都世子化に出かける予定なのですか?
「ドレスでしたら在庫がありますので、それを使用すればよろしいのでは?」
「貴族の晩餐会に出る以上、最高のドレスを誂える必要があるのではないかしら?」
「え?」今から夕方6つの鐘まで、そんなに時間はありませんけれど?」
「アウアウ……そ、そうね。それじゃあ今回は、シャーリィの商品を使用させていただくわ……ってうわぁ……なによこの品揃えは? こういうのを専門に扱って、貴族ご用達になった方がフェイール商店は儲かるんじゃないのかしら?」
「ま、まあ、そこは否定できませんけれど……でも、やっぱり、目の前で楽しそうに買い物をしている姿を見ているのって、幸せだとおもいません?」
自分たちが販売している商品で、多くの人が幸せになる。
そうして私は、世界各地に幸せを振りまいていきたいのですよ。
まあ、ここまで遠くにくるなんて想像もしていませんけれどね。
ということで、一旦宿に戻ってから、私とクレアさん、そしてキリコさんはドレスや装飾品の選定を行い、時間ギリギリにならないように早めにエセリアル馬車で伯爵邸の正門まで移動。
そこで招待状を渡して確認を取っていただくと、執事さんの案内で屋敷の中へ通していただきました。
………
……
…
広いダイニング。
きれいな装飾品が、嫌味なく綺麗に配置された室内。
大きなロングテーブルと、その中央に座っている女性。
彼女が、この屋敷の主人であるジャニス・バンクバー伯爵で間違いはないようです。
そして執事さんに案内されて入室した私たちの元に歩み寄ると、にっこりと笑みを浮かべています。
「ようこそ、お嬢さん方。私がこのバンクーバー一帯を預かるジャニス・バンクーバーです」
「初めまして。私はクリスティナ・フェイールと申します。彼女はクレア・エルスハイマー、そしてもう一人の彼女はキリコと申します。本日は、お招きいただき、誠にありがとうございました」
3人そろってカーテシーで挨拶。
するとジャニス伯爵は面を喰らったような顔をして驚いています。
「これはこれは、しっかりと礼節を学んでいるようだけれど、どこかの御貴族の子女でしたか」
「はい。私の父方は、元はハーバリオスの侯爵家であったアーレスト家です。彼女はカマンベール王国内務に勤めていらっしゃるエルスハイマー家の子女に当たります。そして彼女は、アゲ・イナリさまの眷属です」
はい、堂々と自己紹介をしたところ、ジャニス伯爵はクックッと笑いながら席へと戻っていく。
「そうかそうか。いや、それは失礼しました。それではどうぞ席についてください。詳しいお話は食後ということで、今は晩餐を楽しんでください。間もなく、近隣の貴族家の方々もいらっしゃると思いますので」
なるほど、このロングテーブルはそういう意味だったのですか。
私たちの席次もかなり下の方でしたから、おそらくは一商人として招待したというところでしょうね。
まあ、間違いではないので、そのまま案内された席に座っています。
そのあとは、少ししてから次々と貴族らしき方々がやってきました。
その都度立ち上がり挨拶を行い、席が埋まってからようやくジャニス伯爵が口を開きます。
「本日はご多忙のところ、集まっていただき感謝する。まずは、ゆっくりと食事を取っていただきたい。そののち、現在のフォンミューラー王国が抱えている問題について、何か解決案を出していただきたく話し合いの場を設けさせて貰った」
うん?
あの、国家の問題にどうして一介の商人が呼びつけられたのでしょうか?
なんだか嫌な予感しかしませんよ。
はあ、やっばり私って、大事に巻き込まれやすい体質なのでしょうね。
フェイール商店のキャリッジワゴンの横には、大勢の人が並んでいます。
イブさんの新作バッグを買い求めにやってきたお客さんの列が、いつのまにかフェイール商店の真横まで伸びているじゃありませんか。
まあ、ついでに雑貨を購入してくれるお客さんもいらっしゃるということで、こちらとしてはありがたいことなのですが。如何せんフェイール商店のワゴンのある場所は町の広場の一角。
その広場を真っ二つに縦断するほどのお客さんの列ともなりますと、普段ここで息抜きをしている人たちにとっては邪魔ものいがいの何者でもないということでして。
「ああ……クリス店長。町の人たちの冷たい視線が突き刺さってきますわ」
「そうは言いましても。この行列がうちのお客さんでしたらキリコさんに列を整理してもらうとかできるのですけれど。残念ですが、これって『カバンのサンマルチノ』に向かうお客さんなので、あちらでどうにかしていただかないと……」
はい、スイカを吊るして持って帰るために作られたらしい、ひも状の手提げ。
そこからヒントを得たイブさんは、帆布を細長いひも状にカットし、それを編み上げて通気性のよいカバンをつくりました。
紐で編み上げているため伸縮性も高く、入り口の部分も複数の金具で閉じられるようになっているため、大きなものも小さなものも自由自在に入れることが出来るようになったのですよ。
これを開発し店頭で宣伝したところ、瞬く間に噂が広がって、現在は御覧の通り。
一枚布である帆布を細いひも状にしたことで、材料費も若干ながら抑えることが出来たそうですが、その代わり製作の手間は倍以上になったとかで。
現在も工房奥では、弟子さんたちと共に必死に新作カバンを製作しては、それをすぐに販売するという状態になっているようです。
「まあ、確かに使い勝手はいいですよね、このバッグは」
「これを肩に下げて歩いているだけで宣伝になるからって、イブさんに押し付けられたのですよね。まあ、友人割引で安く購入できましたから、それはそれでいいのですけれど。と、このままだと、うちのワゴンが邪魔になってしまいますね。一旦、移動してワゴンを畳んでしまいましょう」
「はいっ!!」
御者台に移動してから、車輪止めを外してもらい、ゆっくりとワゴンを走らせます。
ちょうど広場の反対側の路地まで移動させてから、一旦、商品を整理してワゴンを指輪の中に収納。
あとはまあ、近くのベンチに座って様子見ということですか。
「それにしても、伯爵さまはいつ頃お戻りになるのでしょうか。このままだと、ずっとバンクーバーに足止めさせられてしまいますわよ? まあ、私としては、ここは過ごしやすくて楽しい街ですから、別に構いませんけれど」
「クレアさんのいう通りですけれど、やっぱり個人商隊である以上、あまり一か所に長くとどまるのはご法度ですよ。そういう場合は、一か月なり二か月なり、店舗を借りて営業しなくてはなりませんからね」
露店商は、一か所にとどっまては他の商人の迷惑になってしまいます。
私たちはまだ馬車を所持しているので移動にそれぼと困ることはありませんけれど、徒歩で荷物を担いでいるタイプの商人の場合、一つの町で店を開くのはせいぜい5日程度、その間に売れてしまった分の商品はその町で仕入れ、次の町でまた販売するというのを繰り返さなくてはなりません。
つまり、一か月も商品の在庫を抱えているような商人は駄目ということです。
「まあ、一旦は商業ギルドに話を伺いに向かうのも良いかと思いますね。そのうえで、まだ時間がかかるようでしたら、本格的に店舗を借り入れたいところです
「では、私が商業ギルドにお伺いを立ててきますわ」
クレアさんが立ちあがり、商業ギルドの方角に向かって歩き出そうとしたとき。
――ガラガラガラガラ
街道の向こうから、ずいぶんと立派な馬車が一台、こちらに向かって走ってきます。
私たちの使っている商業用の重厚でがっしりとした作りの馬車とは異なり、華美で派手で見栄え重視の馬車。しかもそれを引いている馬の毛並みも金色に輝いていて、勇者語録でいうキューティクルな毛艶がきらめいています。
それが私たちの目の前を通り過ぎ、そしてゆっくりと速度を落とします。
やがて御者台に座っていた男性が、私たちの方にやってくると、開口一発。
「このあたりで露店を営んでいるフェイール商店というのをご存じありませんか?」
「はい、私たちがそうですけれど」
うん、今日は早じまいしたので目印のキャリツジワゴンもありませんからね。
そう私が返事を致したところ、御者の方はホッと胸を撫でおろし、私に一通の手紙を寄越しました。
「こちらはジャニス・バンクーバー伯爵の招待状です。これをお持ちになって、今宵の夕方6つの鐘のころ、屋敷にいらしてくださいとのことです。では、私はこれで」
「はい、ありがとうございました」
御者の方に頭を下げて見送ってから、私はペーパーナイフを取り出して手紙を開きました。
「うんうん。今の話がそのまま記されていること、この手紙が通行許可証のようなものになっているようですわね。従業員の方も是非と書いていますので、クレアさんもキリコさんもご一緒していただけますよね?」
「それはもう。お相手が貴族でしたら私の出番ですわ。元・伯爵令嬢のこの私の神髄を発揮する時が来ましたわ」
「あはは~。ちなみに私も、元・侯爵令嬢ですけれどね」
「つまり完璧じゃない!! さあクリス店長、今宵の晩餐にふさわしいドレスをご用意しないと……って、何していらっしゃるのですか?」
まあ、この作業用に卸した普段着では、どうひいき目に見ても貴族家の晩餐かいに向かうような服ではありません。
ということで、アイテムボックスの中にある『カタログ通販のシャーリィ』の隠し商品から、厳選したものを使用することにしましょう。
かつてシャトレーゼ伯爵のお嬢様をデビュタンドで成功させるために用意したドレスの数々。
まあ、ここにあるということは売れ残りなのですけれど、余りにも高価すぎて表に出せない商品となってしまったのですよ。
それを羊皮紙にリストアップし、クレアさんと共有……ってあれ、クレアさん、都世子化に出かける予定なのですか?
「ドレスでしたら在庫がありますので、それを使用すればよろしいのでは?」
「貴族の晩餐会に出る以上、最高のドレスを誂える必要があるのではないかしら?」
「え?」今から夕方6つの鐘まで、そんなに時間はありませんけれど?」
「アウアウ……そ、そうね。それじゃあ今回は、シャーリィの商品を使用させていただくわ……ってうわぁ……なによこの品揃えは? こういうのを専門に扱って、貴族ご用達になった方がフェイール商店は儲かるんじゃないのかしら?」
「ま、まあ、そこは否定できませんけれど……でも、やっぱり、目の前で楽しそうに買い物をしている姿を見ているのって、幸せだとおもいません?」
自分たちが販売している商品で、多くの人が幸せになる。
そうして私は、世界各地に幸せを振りまいていきたいのですよ。
まあ、ここまで遠くにくるなんて想像もしていませんけれどね。
ということで、一旦宿に戻ってから、私とクレアさん、そしてキリコさんはドレスや装飾品の選定を行い、時間ギリギリにならないように早めにエセリアル馬車で伯爵邸の正門まで移動。
そこで招待状を渡して確認を取っていただくと、執事さんの案内で屋敷の中へ通していただきました。
………
……
…
広いダイニング。
きれいな装飾品が、嫌味なく綺麗に配置された室内。
大きなロングテーブルと、その中央に座っている女性。
彼女が、この屋敷の主人であるジャニス・バンクバー伯爵で間違いはないようです。
そして執事さんに案内されて入室した私たちの元に歩み寄ると、にっこりと笑みを浮かべています。
「ようこそ、お嬢さん方。私がこのバンクーバー一帯を預かるジャニス・バンクーバーです」
「初めまして。私はクリスティナ・フェイールと申します。彼女はクレア・エルスハイマー、そしてもう一人の彼女はキリコと申します。本日は、お招きいただき、誠にありがとうございました」
3人そろってカーテシーで挨拶。
するとジャニス伯爵は面を喰らったような顔をして驚いています。
「これはこれは、しっかりと礼節を学んでいるようだけれど、どこかの御貴族の子女でしたか」
「はい。私の父方は、元はハーバリオスの侯爵家であったアーレスト家です。彼女はカマンベール王国内務に勤めていらっしゃるエルスハイマー家の子女に当たります。そして彼女は、アゲ・イナリさまの眷属です」
はい、堂々と自己紹介をしたところ、ジャニス伯爵はクックッと笑いながら席へと戻っていく。
「そうかそうか。いや、それは失礼しました。それではどうぞ席についてください。詳しいお話は食後ということで、今は晩餐を楽しんでください。間もなく、近隣の貴族家の方々もいらっしゃると思いますので」
なるほど、このロングテーブルはそういう意味だったのですか。
私たちの席次もかなり下の方でしたから、おそらくは一商人として招待したというところでしょうね。
まあ、間違いではないので、そのまま案内された席に座っています。
そのあとは、少ししてから次々と貴族らしき方々がやってきました。
その都度立ち上がり挨拶を行い、席が埋まってからようやくジャニス伯爵が口を開きます。
「本日はご多忙のところ、集まっていただき感謝する。まずは、ゆっくりと食事を取っていただきたい。そののち、現在のフォンミューラー王国が抱えている問題について、何か解決案を出していただきたく話し合いの場を設けさせて貰った」
うん?
あの、国家の問題にどうして一介の商人が呼びつけられたのでしょうか?
なんだか嫌な予感しかしませんよ。
はあ、やっばり私って、大事に巻き込まれやすい体質なのでしょうね。
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