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第6章・ミュラーゼン連合王国と、王位継承者と
第261話・家電と限定スイーツと、ブラックフライデー
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ジャニス伯爵の晩餐会から二日後の昼下がり。
私とクレアさんは、商業ギルドに露店の延長許可申請を行いにやってきました。
今回は伯爵からの頼みでもあるため、可能ならば同じ場所での露店の設営許可が出ればよいなぁと思ったのですけれど。
「フェイール商店は、すでに一週間の露店許可期間を満了しています。バンクーバ領での露店経営規約上、延長することはできません。また、新たに申請をする場合ですが、露店用に空いている場所が無いため、再申請も現在は受け付けていません」
「ああ、やっぱりそうですか……」
この街での露店出店の際の説明通り。
同じ場所での継続営業は却下であり、新たな場所に設営するためにも、最低でも一週間はあけなくてはなりません。そして申請書類は早いもの順に審査され、問題がなければ処理されて場所も決定するのですが。
今回はさすがに無理だったようで。
「あの、私たちはジャニス伯爵の依頼でこの街に留まっているのですけれど、そのあたりは融通は利きませんか?」
クレアさんが粘ります。
ですが、冒険者ギルドや商業ギルドは、たとえ王族や国からの要請があっても全て審査を行い、公平に処理するというお約束なのです。結構昔のことですが、他国でとある王族が懇意にしている商会のために、営業許可証を発行してもらうべく働きかけたことがあったのですが、その商会は商業ギルドの規約違反により営業許可証をはく奪され、国内での出店が禁止されていたのです。
そこを王家の威光により、無許可で商売を始めたのですがギルドに登録されている商会および書く生産者の元にも通達があり、その違反商会は商品の入荷をすることができずに自然消滅。
さらに商業ギルドもその国の王都から撤退し、国内の流通がずたずたになったという話を聞いたことがあります。
つまり、商業ギルドの決定は絶対、これを覆すことはできないのです。
「はい。伯爵家の都合に合わせて、私たちが規約を曲げたり特例を作ることはありませんので。よろしいですか?」
「はい、それでは失礼します……」
うんうん、素直に諦めが肝心です。
「クリス店長、露店は無理だったようですけれど、どうしますか?」
「ん、臨時休業ということで、暫くはこの街でのんびりとするしかありませんね。新規の露店申請はしておきましたので、あとは次の露店指定場所が空いて、そこを使えるかどうかが勝負ですし、それ以前に伯爵からの依頼が終われば次の町に向かえばいいだけですから」
「たまには、仕事を忘れてのんびりとするのもイイんだコン!!」
「ま、まあ、クリス店長がそういうのなら、私は別に構わないけれど……でも、仕事もしないでのんびりしていて、滞在費用とかは大丈夫なの? ここの宿代だって、結構高かったはずよね?」
まあ、カツカツという分けてもありませんし、イブさんの店舗の一角を借りた時とか、そのあとの露店とかでそこそこに稼げてはいるので問題はありません。
さすがに一か月とか二か月となりますと、費用云々以前に、私が仕事が出来なくて禁断症状がおきそうになりますよ。
「まあ、福利厚生も私の仕事です。だから、クレアさんは自由にして構いませんよ。宿代と食事代はこちらで全て賄いますけれど、小遣いは自前でお願いします。まさか、今までに支払った給料を全て使い終わったとかいいませんよね?」
そこそこの御給金は支払っていますけれど、それを全て散在してしまうほどクリアさんは考えなしではありません。ええ、そこは信じていますよ。
「商業ギルドの個人口座に預けてあるので、問題はありませんわ。すでに国に帰っても大丈夫なだけの金額は稼いであります。ええ、両親が肩代わりしてくれた賠償金の倍額ぐらい、稼げていますわ……本当に、フェイ―ル商店って不思議ですわね」
「あはは~、まあ、クレアさんなら、稼げる理由はご存じでしょうからね。では、伯爵家もしくは貴族のご婦人方からの連絡が届くまでは、のんびりとすることにしましょう」
「賛成!! よーーっと、明日から遊びまくりますわ。キリコ、この街の露店の食べ物を全て制覇するわよ!!」
「クレアの奢りだコン!」
うんうん。
二人とも仲がいいようで……って、あの、あの、二人があちこち遊び歩いているあいだ、私は宿で留守番になるのですけれど。フ
せめて、交代制にしませんか?
………
……
…
翌日。
朝一番でクレアさんがキリコさんを伴って遊びにいきました。
午前中は、私はノンビリと宿で留守番、アイテムボックスの中の荷物整理と【型録通販のシャーリィ】への追加注文を纏めているところです。
この宿は商業ギルドの指定のため治安はしっかりしていますし、警備員さんも常駐されているので安心できます。
午後からはキリコさんとクレアさんが留守番、私はこの街の商業地区の散策に向かう予定です。
それまでには、仕入れで追加する商品を決定しなくてはいけませんね。
「さて、来月のイベントは……と、そっか、大陸が違っても、異世界での月限定イベントはあまり変わらないのですね」
ちょうど昨日から、毎月限定のメニューが更新されていました。
ちなみに今月の限定商品は【ザ・スイーツ】と【限定健康家電】、そして【ブラックフライデー】。
うん、ザ・スイーツは今までのお取り寄せスイーツの中に、全国各地の地元限定スイーツがさらに追加されているようでして。船屋の芋羊羹とあんこ玉のセットとか、東京なぱぱという葉っぱの形のまんじゅうとか。万葉庵の海親父? うん、海ということは魚の形の煎餅かな? そんなものや、あとはかなり有名なホテルのパティシエが手掛けたホテル限定スイーツとかも……ああ、気が付くと全て注文しているじゃありませんか。
「そ、そうよね、やっぱり商店主たるもの、一度味を見てからでないとお客様にお売りする事はできませんからね……だから三つずつ注文して、美味しかったら翌日さらにお取り寄せしましょう……それと限定健康家電のページは……あ、これは無理ですね」
美容家電と健康家電というものの特集らしく、これから秋にかけて食べ物がおいしくなり、人々は寒さで外に出にくくなるそうです。
そういう方のために、お家で簡単に出来る健康トレーニンググッズというものが販売されていますね。
ええ、南国のバンクーバーでは、全く無意味です。
「これは……シックスパット・ダイエットスーツ? え、着るだけで痩せられる? うそでしょ?」
頭以外の全身をぴっちりと密着するスーツで、これを着込んでから胸元にあるスイッチを起動させると、低周波の効果で痩せられるそうですよ。ええ、しっかりと説明の最後に、『個人によって効果は異なります』と、ダイエットできなかった場合の保険のような言葉も書き込まれていますけれど、私は知っています。
「ふっふっふっ。異世界の商品を【型録通販のシャーリィ】で取り寄せた場合、なんらかの魔法効果が付与されるのです。つまり、このダイエットスーツの場合、『効果は個人によって異なります』ではなく、『確実に痩せられます』に変化しているに決まっています、はい、私とクレアさんとキリコさんの三人分を注文……と、次はなんでしょうか?」
さらにページをめくっていきますと。
ブラックフライデーなるページがやってきました。
「ここにはどのような商品が……ってあれ、何もない」
はい、別に商品については何も追加されていません。
ただ、商品を発注する場合、商品のページに『ブラックフライデー対象商品』とかいてあれば、な、なな、なんと20パーセントオフになるのですよ。
つまり、割引価格で購入可能。
しかも、これは期間限定……ってあれ、第三週の木曜日……えぇっとつまり、私たちの世界の暦で換算して。
「あと20日後から一週間の限定ですか……はぁ、これはまだ先のようですわね。でも、忘れてはいけないから栞を挟んでおきましょう」
この栞は柚月さんが作ってくれたもの。
お気に入りのページとかに挟んでおけば、いちいちページをめくって目的のものを探さなくても、一発で開けるのです。
それを一一枚挟んでおきましょう。
よし、それじゃあもう一度、限定セールの商品を調べてみることにしましょう。
フットバスとか、洗顔器というのも気になりますよね。
クセッ毛を一発で直せるストレートアイロンというのもありましたよ、これはきっと、貴族のご婦人たちにも好評の可能性が……って、電気がないから無理ですね、これも私用にキープっと。
――コンコン
嬉々として型録を眺めていますと、扉がノックされました。
「はい、どなたでしょうか?」
『宿の入り口に、カロッツァ男爵夫人より、お手紙を預かってきました』
あら、もうご連絡が来ましたか。
そのまま宿の使用人の方から手紙を預かり、中身を確認しますと。
「ふむふむ……明後日の朝、迎えに来ますのでそれまでに商品を用意しておいてください、当日を楽しみに待っています……ですか。事前なの打ち合わせもなく、いきなり展示即売会が明後日に決まってしまった件について、クレアさんはどういう反応をするでしょうかねぇ……と、こうしてはいらせませんわ」
明後日の朝に迎えに来るということは、どう考えても明日中にはすべての商品を用意しなくてはいけません。
ということですので、今日の午後の散策も返上して、いっきに仕入れをやってしまいますわよぉぉぉ。
私とクレアさんは、商業ギルドに露店の延長許可申請を行いにやってきました。
今回は伯爵からの頼みでもあるため、可能ならば同じ場所での露店の設営許可が出ればよいなぁと思ったのですけれど。
「フェイール商店は、すでに一週間の露店許可期間を満了しています。バンクーバ領での露店経営規約上、延長することはできません。また、新たに申請をする場合ですが、露店用に空いている場所が無いため、再申請も現在は受け付けていません」
「ああ、やっぱりそうですか……」
この街での露店出店の際の説明通り。
同じ場所での継続営業は却下であり、新たな場所に設営するためにも、最低でも一週間はあけなくてはなりません。そして申請書類は早いもの順に審査され、問題がなければ処理されて場所も決定するのですが。
今回はさすがに無理だったようで。
「あの、私たちはジャニス伯爵の依頼でこの街に留まっているのですけれど、そのあたりは融通は利きませんか?」
クレアさんが粘ります。
ですが、冒険者ギルドや商業ギルドは、たとえ王族や国からの要請があっても全て審査を行い、公平に処理するというお約束なのです。結構昔のことですが、他国でとある王族が懇意にしている商会のために、営業許可証を発行してもらうべく働きかけたことがあったのですが、その商会は商業ギルドの規約違反により営業許可証をはく奪され、国内での出店が禁止されていたのです。
そこを王家の威光により、無許可で商売を始めたのですがギルドに登録されている商会および書く生産者の元にも通達があり、その違反商会は商品の入荷をすることができずに自然消滅。
さらに商業ギルドもその国の王都から撤退し、国内の流通がずたずたになったという話を聞いたことがあります。
つまり、商業ギルドの決定は絶対、これを覆すことはできないのです。
「はい。伯爵家の都合に合わせて、私たちが規約を曲げたり特例を作ることはありませんので。よろしいですか?」
「はい、それでは失礼します……」
うんうん、素直に諦めが肝心です。
「クリス店長、露店は無理だったようですけれど、どうしますか?」
「ん、臨時休業ということで、暫くはこの街でのんびりとするしかありませんね。新規の露店申請はしておきましたので、あとは次の露店指定場所が空いて、そこを使えるかどうかが勝負ですし、それ以前に伯爵からの依頼が終われば次の町に向かえばいいだけですから」
「たまには、仕事を忘れてのんびりとするのもイイんだコン!!」
「ま、まあ、クリス店長がそういうのなら、私は別に構わないけれど……でも、仕事もしないでのんびりしていて、滞在費用とかは大丈夫なの? ここの宿代だって、結構高かったはずよね?」
まあ、カツカツという分けてもありませんし、イブさんの店舗の一角を借りた時とか、そのあとの露店とかでそこそこに稼げてはいるので問題はありません。
さすがに一か月とか二か月となりますと、費用云々以前に、私が仕事が出来なくて禁断症状がおきそうになりますよ。
「まあ、福利厚生も私の仕事です。だから、クレアさんは自由にして構いませんよ。宿代と食事代はこちらで全て賄いますけれど、小遣いは自前でお願いします。まさか、今までに支払った給料を全て使い終わったとかいいませんよね?」
そこそこの御給金は支払っていますけれど、それを全て散在してしまうほどクリアさんは考えなしではありません。ええ、そこは信じていますよ。
「商業ギルドの個人口座に預けてあるので、問題はありませんわ。すでに国に帰っても大丈夫なだけの金額は稼いであります。ええ、両親が肩代わりしてくれた賠償金の倍額ぐらい、稼げていますわ……本当に、フェイ―ル商店って不思議ですわね」
「あはは~、まあ、クレアさんなら、稼げる理由はご存じでしょうからね。では、伯爵家もしくは貴族のご婦人方からの連絡が届くまでは、のんびりとすることにしましょう」
「賛成!! よーーっと、明日から遊びまくりますわ。キリコ、この街の露店の食べ物を全て制覇するわよ!!」
「クレアの奢りだコン!」
うんうん。
二人とも仲がいいようで……って、あの、あの、二人があちこち遊び歩いているあいだ、私は宿で留守番になるのですけれど。フ
せめて、交代制にしませんか?
………
……
…
翌日。
朝一番でクレアさんがキリコさんを伴って遊びにいきました。
午前中は、私はノンビリと宿で留守番、アイテムボックスの中の荷物整理と【型録通販のシャーリィ】への追加注文を纏めているところです。
この宿は商業ギルドの指定のため治安はしっかりしていますし、警備員さんも常駐されているので安心できます。
午後からはキリコさんとクレアさんが留守番、私はこの街の商業地区の散策に向かう予定です。
それまでには、仕入れで追加する商品を決定しなくてはいけませんね。
「さて、来月のイベントは……と、そっか、大陸が違っても、異世界での月限定イベントはあまり変わらないのですね」
ちょうど昨日から、毎月限定のメニューが更新されていました。
ちなみに今月の限定商品は【ザ・スイーツ】と【限定健康家電】、そして【ブラックフライデー】。
うん、ザ・スイーツは今までのお取り寄せスイーツの中に、全国各地の地元限定スイーツがさらに追加されているようでして。船屋の芋羊羹とあんこ玉のセットとか、東京なぱぱという葉っぱの形のまんじゅうとか。万葉庵の海親父? うん、海ということは魚の形の煎餅かな? そんなものや、あとはかなり有名なホテルのパティシエが手掛けたホテル限定スイーツとかも……ああ、気が付くと全て注文しているじゃありませんか。
「そ、そうよね、やっぱり商店主たるもの、一度味を見てからでないとお客様にお売りする事はできませんからね……だから三つずつ注文して、美味しかったら翌日さらにお取り寄せしましょう……それと限定健康家電のページは……あ、これは無理ですね」
美容家電と健康家電というものの特集らしく、これから秋にかけて食べ物がおいしくなり、人々は寒さで外に出にくくなるそうです。
そういう方のために、お家で簡単に出来る健康トレーニンググッズというものが販売されていますね。
ええ、南国のバンクーバーでは、全く無意味です。
「これは……シックスパット・ダイエットスーツ? え、着るだけで痩せられる? うそでしょ?」
頭以外の全身をぴっちりと密着するスーツで、これを着込んでから胸元にあるスイッチを起動させると、低周波の効果で痩せられるそうですよ。ええ、しっかりと説明の最後に、『個人によって効果は異なります』と、ダイエットできなかった場合の保険のような言葉も書き込まれていますけれど、私は知っています。
「ふっふっふっ。異世界の商品を【型録通販のシャーリィ】で取り寄せた場合、なんらかの魔法効果が付与されるのです。つまり、このダイエットスーツの場合、『効果は個人によって異なります』ではなく、『確実に痩せられます』に変化しているに決まっています、はい、私とクレアさんとキリコさんの三人分を注文……と、次はなんでしょうか?」
さらにページをめくっていきますと。
ブラックフライデーなるページがやってきました。
「ここにはどのような商品が……ってあれ、何もない」
はい、別に商品については何も追加されていません。
ただ、商品を発注する場合、商品のページに『ブラックフライデー対象商品』とかいてあれば、な、なな、なんと20パーセントオフになるのですよ。
つまり、割引価格で購入可能。
しかも、これは期間限定……ってあれ、第三週の木曜日……えぇっとつまり、私たちの世界の暦で換算して。
「あと20日後から一週間の限定ですか……はぁ、これはまだ先のようですわね。でも、忘れてはいけないから栞を挟んでおきましょう」
この栞は柚月さんが作ってくれたもの。
お気に入りのページとかに挟んでおけば、いちいちページをめくって目的のものを探さなくても、一発で開けるのです。
それを一一枚挟んでおきましょう。
よし、それじゃあもう一度、限定セールの商品を調べてみることにしましょう。
フットバスとか、洗顔器というのも気になりますよね。
クセッ毛を一発で直せるストレートアイロンというのもありましたよ、これはきっと、貴族のご婦人たちにも好評の可能性が……って、電気がないから無理ですね、これも私用にキープっと。
――コンコン
嬉々として型録を眺めていますと、扉がノックされました。
「はい、どなたでしょうか?」
『宿の入り口に、カロッツァ男爵夫人より、お手紙を預かってきました』
あら、もうご連絡が来ましたか。
そのまま宿の使用人の方から手紙を預かり、中身を確認しますと。
「ふむふむ……明後日の朝、迎えに来ますのでそれまでに商品を用意しておいてください、当日を楽しみに待っています……ですか。事前なの打ち合わせもなく、いきなり展示即売会が明後日に決まってしまった件について、クレアさんはどういう反応をするでしょうかねぇ……と、こうしてはいらせませんわ」
明後日の朝に迎えに来るということは、どう考えても明日中にはすべての商品を用意しなくてはいけません。
ということですので、今日の午後の散策も返上して、いっきに仕入れをやってしまいますわよぉぉぉ。
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