16 / 40
16話 サキュバス
しおりを挟む
学園長が何を企んでいるか、わからない、だが一つわかることがある、生徒のことを「道具」だと思っていることだ。
だが、今回は生徒は関係ない、私自身の話だ。
「どうかね?」
もう私には興味がない。
「すみません、乗れませんね、私自身の問題です、生徒を巻き込むなんてできません」
そうかと頭を抱えるが学園長も諦めない。
「はあ、では、こうしよう、反魔法軍の件で上手に立ち回るとSランクにあげよう、それならどうだ?」
私はこの学園の卒業生だ、卒業してからは、今は詳しくはいえないが、しっかりとした生活はしていない。
卒業までの目標「Sランクに昇格することだ」
だが、それは叶わなかった、一度は諦めたが、気合を入れ直し、再び頑張ったが、卒業するまで上がることは出来なかった、相当メンタルをやられてしまったのだ。
そんな甘い言葉で誘ってくる学園長はなんとも腹黒い。
断ろうと口を割ろうとしたが、言葉にできない、なぜなら今でも私の目標でもあり、彼女たちも上のクラスに上がることを目指しているからだ。
「どうだい?」
そのでは返事をせず、その部屋を出ようとする。
「また、あとで返事はお返しします」
「いい返事を待っている」
私は部屋を出て、自分の教室に入る。
---
「どんな話だったんだ?」
ウィリデがコーヒーを飲んでくつろいでいる。
「いや、なんでもない」
「そうか、お前もコーヒー飲むか?」
「ああ、」
---
「ウルク先生、最初は変だなって思ったけど昨日の出来事で、すごい先生だと気付いちゃった」
イオリは下手なウインクをして、こちらを見る。
私もそう思っている、あの出来事がなかったらウルク先生のこと好きになれなかった。
「そうなのか、それは良かったな」
ウルク先生について何かを考えてる様子だ。
時刻は7時40分になる。
「そろそろ、行くー?」
イオリはカバンを持ち準備する。
「早くないかな?」
行くには少し早い気がする、歩いてすぐでつくから、今から行っても門が閉まっているはずだ。
「お前らCランクなのか」
私たちのバッチに気づいた、すると懐かしそうに話す。
「実を言うと、俺、元Cクラスだったんだぜ?」
私とイオリはその言葉に興味を持つ。
「ほんとですか!」
「メモ......どうやって上がったのですか?」
今までにない迫力で質問してくる、上のクラスに上がりたいと言う気持ちが伝わってくる。
「そんな、熱くなるなよ、俺は最初の試験で失敗したんだ」
入学してきてから行われる試験のことだ。
「俺の時は、「氷球(アイスボール)」でランクが分けられたんだ」
私たちは火球だったが、彼の時は氷球だったらしい。
「私たちとは違うんですね」
「ああ、毎年試験が変わるらしい」
何か思いついたのか話が切り替わった。
「あっ、そうだ、お前ら知ってるかわからんが、学期毎に試験があるんだぜ?」
私はなんとも思わなかったがヴイちゃんが。
「え、そう、なんです、か?」
彼もなんでそんなに驚いているんだという顔をしている。
「おう、それよりどうした?」
私はすぐにカバーに入る。
「ちょっと色々あったんですよ、それより、話の続きを!」
そうかと頷き、話を続ける。
「クラス上がれるって知ってるだろ? その逆もあるんだ」
少し可能性が見えた気がした、だがその可能性は一言で消えてしまう。
「でも勘違いすんなよ? 上から落ちてきたやつと入れ替わりなんてないからな? お前たちだって下に落ちることだってあるんだぞ?」
それは初耳だった。
「それって?」
少し間を開け、恐怖感を与えて言う。
「退学だ」
---
「俺にさえ話してくれないのか?」
コーヒを一気飲みする。
「何がだ?」
じっくりと目を伺っている、ウィデアは隠してると分かってるが、お前を巻き込むわけにはいかない。
「お前、隠し事してると、すぐわかるんだぜ?」
なくなったコップにコーヒーを入れる。
「そうか、だが今回はお前には言えない」
先ほどの話を聞いていたかのような口ぶりだった。
「反魔法軍、だな?」
コーヒーで誤魔化すが、バレている。
「やっぱり、甘い言葉で釣られたのか?」
コップを置いて否定する。
「いや、断ってもない」
それに安心した様子だった。
「そうか、ならいいんだが、どうするつもりだ? 相手はお前のことをしっている、奇襲かけることも難しいぞ」
私にはもう一つの過去がある、そのことはウィデアはしってるが、それは上部だ、本当の過去は別にある。
---
私が二年の時、今の学園長に呼ばれ、そこには数人の生徒がいる。
「じゃあ、君たち頼んだよ?」
その後の記憶はない、気づいたら、あたりが紫で覆われているところについていたからだ。
「ここ?」
「ここどこ?」
それぞれが話し、どこかわからないところにいきなり連れていかれて状況がつかめない。
するとどこからか、高笑いが聞こえた。
女性だ。
「あっはは、あいつ、こんな弱そうなやつらをここに連れてきたのか、残念」
彼女の容姿は一言で言うと「サキュバス」だ。 するどい、歯を見せびらかして話す。
「それより、哀れだよね、君たち、可愛そうで可哀想で、殺したくなりそう!」
その瞬間、突風がこちらに向かってきた。
「ぐっ!」
動くことができない、風の音で声はかき消されていたが、悲鳴が聞こえた。
「きゃあ!」
突風が鎮まると、サキュバスが私の隣にいた女性生徒を抱いている、よく見ると、首元に血が。
「あー、やっぱり、つまんないや」
その姿を見るや、その場から逃げようとする生徒たち、私は恐怖でそこから動くことはできなかった。
すると笑顔に変わり恐怖じみた声で言う。
「そう、それよ! 殺しがいあるわね!」
逃げ回っている生徒を一人づつ殺していく、そのあいだ、悲鳴も聞こえていだが、私は何も出来ず、うろたえていた。
(なんだよ、これ)
「いたい、いたい、しぬ!」
「そこで座ってるんじゃねえよ! ぐわあ!」
しばらく悲鳴が聞こえたが突然パッと鳴り止む、私以外殺し終えたのだ、するとこちらに近づいてきて、顎をあげる。
「君は、殺しがいないわね、つまらないから、帰りなさい、」
サキュバスは私を殺さず、どこかに行く、私はこれじゃ学園に戻れないと思い、立ち向かうことにする。
「き、さま」
体全体の震えが止まらない。
「貴様!」
その声は聞こえたのか、こちらに近づいてきた。
「なに? 早く帰りたいんだけど?」
ゆっくり話す。
「ここはどこなんだ」
今となって聞くことがそれかとお腹を抱えてわらう。
「あはは、面白くない質問だけど教えてあげる、ここは反魔法軍の基地だよ! 相手にバレていなかったら、今ごろ君を殺しているところだけど、一般常識みたいなものだからね」
そして再び、背中を見せて帰ろうとする、その姿を見て、私は、サキュパスめがけて、磨き上げた「氷球」魔法レベルS を発動する。
「いっけ!」
サキュバスに直撃する、一度やった! と思ったがそう簡単にはいかない。
振り返り、顔色が変わる。
「君、せっかく生きて返そうと思ったけど、やめたわ、君、意外と面白いわね!」
サキュバスと一対一が始まる。
だが、今回は生徒は関係ない、私自身の話だ。
「どうかね?」
もう私には興味がない。
「すみません、乗れませんね、私自身の問題です、生徒を巻き込むなんてできません」
そうかと頭を抱えるが学園長も諦めない。
「はあ、では、こうしよう、反魔法軍の件で上手に立ち回るとSランクにあげよう、それならどうだ?」
私はこの学園の卒業生だ、卒業してからは、今は詳しくはいえないが、しっかりとした生活はしていない。
卒業までの目標「Sランクに昇格することだ」
だが、それは叶わなかった、一度は諦めたが、気合を入れ直し、再び頑張ったが、卒業するまで上がることは出来なかった、相当メンタルをやられてしまったのだ。
そんな甘い言葉で誘ってくる学園長はなんとも腹黒い。
断ろうと口を割ろうとしたが、言葉にできない、なぜなら今でも私の目標でもあり、彼女たちも上のクラスに上がることを目指しているからだ。
「どうだい?」
そのでは返事をせず、その部屋を出ようとする。
「また、あとで返事はお返しします」
「いい返事を待っている」
私は部屋を出て、自分の教室に入る。
---
「どんな話だったんだ?」
ウィリデがコーヒーを飲んでくつろいでいる。
「いや、なんでもない」
「そうか、お前もコーヒー飲むか?」
「ああ、」
---
「ウルク先生、最初は変だなって思ったけど昨日の出来事で、すごい先生だと気付いちゃった」
イオリは下手なウインクをして、こちらを見る。
私もそう思っている、あの出来事がなかったらウルク先生のこと好きになれなかった。
「そうなのか、それは良かったな」
ウルク先生について何かを考えてる様子だ。
時刻は7時40分になる。
「そろそろ、行くー?」
イオリはカバンを持ち準備する。
「早くないかな?」
行くには少し早い気がする、歩いてすぐでつくから、今から行っても門が閉まっているはずだ。
「お前らCランクなのか」
私たちのバッチに気づいた、すると懐かしそうに話す。
「実を言うと、俺、元Cクラスだったんだぜ?」
私とイオリはその言葉に興味を持つ。
「ほんとですか!」
「メモ......どうやって上がったのですか?」
今までにない迫力で質問してくる、上のクラスに上がりたいと言う気持ちが伝わってくる。
「そんな、熱くなるなよ、俺は最初の試験で失敗したんだ」
入学してきてから行われる試験のことだ。
「俺の時は、「氷球(アイスボール)」でランクが分けられたんだ」
私たちは火球だったが、彼の時は氷球だったらしい。
「私たちとは違うんですね」
「ああ、毎年試験が変わるらしい」
何か思いついたのか話が切り替わった。
「あっ、そうだ、お前ら知ってるかわからんが、学期毎に試験があるんだぜ?」
私はなんとも思わなかったがヴイちゃんが。
「え、そう、なんです、か?」
彼もなんでそんなに驚いているんだという顔をしている。
「おう、それよりどうした?」
私はすぐにカバーに入る。
「ちょっと色々あったんですよ、それより、話の続きを!」
そうかと頷き、話を続ける。
「クラス上がれるって知ってるだろ? その逆もあるんだ」
少し可能性が見えた気がした、だがその可能性は一言で消えてしまう。
「でも勘違いすんなよ? 上から落ちてきたやつと入れ替わりなんてないからな? お前たちだって下に落ちることだってあるんだぞ?」
それは初耳だった。
「それって?」
少し間を開け、恐怖感を与えて言う。
「退学だ」
---
「俺にさえ話してくれないのか?」
コーヒを一気飲みする。
「何がだ?」
じっくりと目を伺っている、ウィデアは隠してると分かってるが、お前を巻き込むわけにはいかない。
「お前、隠し事してると、すぐわかるんだぜ?」
なくなったコップにコーヒーを入れる。
「そうか、だが今回はお前には言えない」
先ほどの話を聞いていたかのような口ぶりだった。
「反魔法軍、だな?」
コーヒーで誤魔化すが、バレている。
「やっぱり、甘い言葉で釣られたのか?」
コップを置いて否定する。
「いや、断ってもない」
それに安心した様子だった。
「そうか、ならいいんだが、どうするつもりだ? 相手はお前のことをしっている、奇襲かけることも難しいぞ」
私にはもう一つの過去がある、そのことはウィデアはしってるが、それは上部だ、本当の過去は別にある。
---
私が二年の時、今の学園長に呼ばれ、そこには数人の生徒がいる。
「じゃあ、君たち頼んだよ?」
その後の記憶はない、気づいたら、あたりが紫で覆われているところについていたからだ。
「ここ?」
「ここどこ?」
それぞれが話し、どこかわからないところにいきなり連れていかれて状況がつかめない。
するとどこからか、高笑いが聞こえた。
女性だ。
「あっはは、あいつ、こんな弱そうなやつらをここに連れてきたのか、残念」
彼女の容姿は一言で言うと「サキュバス」だ。 するどい、歯を見せびらかして話す。
「それより、哀れだよね、君たち、可愛そうで可哀想で、殺したくなりそう!」
その瞬間、突風がこちらに向かってきた。
「ぐっ!」
動くことができない、風の音で声はかき消されていたが、悲鳴が聞こえた。
「きゃあ!」
突風が鎮まると、サキュバスが私の隣にいた女性生徒を抱いている、よく見ると、首元に血が。
「あー、やっぱり、つまんないや」
その姿を見るや、その場から逃げようとする生徒たち、私は恐怖でそこから動くことはできなかった。
すると笑顔に変わり恐怖じみた声で言う。
「そう、それよ! 殺しがいあるわね!」
逃げ回っている生徒を一人づつ殺していく、そのあいだ、悲鳴も聞こえていだが、私は何も出来ず、うろたえていた。
(なんだよ、これ)
「いたい、いたい、しぬ!」
「そこで座ってるんじゃねえよ! ぐわあ!」
しばらく悲鳴が聞こえたが突然パッと鳴り止む、私以外殺し終えたのだ、するとこちらに近づいてきて、顎をあげる。
「君は、殺しがいないわね、つまらないから、帰りなさい、」
サキュバスは私を殺さず、どこかに行く、私はこれじゃ学園に戻れないと思い、立ち向かうことにする。
「き、さま」
体全体の震えが止まらない。
「貴様!」
その声は聞こえたのか、こちらに近づいてきた。
「なに? 早く帰りたいんだけど?」
ゆっくり話す。
「ここはどこなんだ」
今となって聞くことがそれかとお腹を抱えてわらう。
「あはは、面白くない質問だけど教えてあげる、ここは反魔法軍の基地だよ! 相手にバレていなかったら、今ごろ君を殺しているところだけど、一般常識みたいなものだからね」
そして再び、背中を見せて帰ろうとする、その姿を見て、私は、サキュパスめがけて、磨き上げた「氷球」魔法レベルS を発動する。
「いっけ!」
サキュバスに直撃する、一度やった! と思ったがそう簡単にはいかない。
振り返り、顔色が変わる。
「君、せっかく生きて返そうと思ったけど、やめたわ、君、意外と面白いわね!」
サキュバスと一対一が始まる。
0
あなたにおすすめの小説
七日後に神罰が落ちる。上層部は「下を切り捨てろ」と言った——私は全員を逃がす
蒼月よる
ファンタジー
七日後、この港に神罰が落ちる。
追放された元観測士イオナだけが、その事実を知っていた。
しかも災害は自然現象ではない——誰かが、意図的に引き起こそうとしている。
港の上層部はすでに手を打っていた。「下層区画を緩衝被害区として切り捨てる」秘密契約。被害を最小限に見せかけ、体制を守る冷徹な計画だ。
イオナは元護送隊長ガルム、荷運び組合長メラとともに動き出す。
犯人を暴き、証拠を公開し、住民を逃がし、工廠を止める——すべてを七日で。
被害を「選ぶ」管理か、全員を「残す」運用か。
追放観測士の、七日間の港湾カウントダウン・サスペンス。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼子家精霊ノアの献身〜転生者と過ごした記憶を頼りに、家スキルで快適生活を送りたい〜
犬社護
ファンタジー
むか〜しむかし、とある山頂付近に、冤罪により断罪で断種された元王子様と、同じく断罪で国外追放された元公爵令嬢が住んでいました。2人は異世界[日本]の記憶を持っていながらも、味方からの裏切りに遭ったことで人間不信となってしまい、およそ50年間自給自足生活を続けてきましたが、ある日元王子様は寿命を迎えることとなりました。彼を深く愛していた元公爵令嬢は《自分も彼と共に天へ》と真摯に祈ったことで、神様はその願いを叶えるため、2人の住んでいた家に命を吹き込み、家精霊ノアとして誕生させました。ノアは、2人の願いを叶え丁重に葬りましたが、同時に孤独となってしまいます。家精霊の性質上、1人で生き抜くことは厳しい。そこで、ノアは下山することを決意します。
これは転生者たちと過ごした記憶と知識を糧に、家スキルを巧みに操りながら人々に善行を施し、仲間たちと共に世界に大きな変革をもたす精霊の物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる