15 / 36
第十五話……無能だった女から経緯を聞いたんだが……
しおりを挟む
「まず、『あの時』より少し前のことなんだけど、ママからは『バクスに完全に愛想を尽かされたら、その翌日、日の出直後に私の所に来なさい』って言われてたんだよね。それで行ったら、パーティーに戻る以外の選択肢で、これからどうするかを聞かれて、私がその時、ふと思ったのが、セントラルに行って勇者に関する情報を集めて戻ってくれば、バクスも気を良くして、許してくれるんじゃないかなぁと思って、そのまま言ったら、『セントラルには絶対行っちゃダメ。もし行ったら私があなたを殺す』ってママに本気で言われたんだよね」
「うわぁ……。ママがそこまで言う理由は何なんだと問いたくなるが、今は置いておこう」
「でも、『行くならセントラルよりも先、セントラルを通らずに南に行きなさい。そこで、もし雰囲気が良いパーティーに出会ったら、短期間でかまわないから、そこに参加してみなさい。そこで得た勇者に関する情報は一切忘れなさい。あとは、あなたの判断で戻ってきなさい』って言われて、その通りにした」
「ちょっと待てよ。そもそも、ノウズから南に行くには、『ノウズブリッジ』を絶対に通らないといけないだろ。一介の冒険者がこっちから通るのは無理だって聞いてるぞ。逆はすんなり通してくれるみたいで、それについては祖先がセントラルからノウズに移住してきたことと関係があるみたいだが……。
それは迫害や隔離なんじゃないかとママに質問したことはあったが、『さあね』と言われたっきりだった」
「うん。少なくともこっちからは、超高レベルモンスターが人間に化けて通る可能性があるからだよね。でも、私はとある方法で向こうに渡った。その具体的な方法はママから誰にも言うなって言われてる。ちなみに、私のスキルを使ったわけじゃないよ」
「俺がそのルートを教えられていないのは、トリプルAになるまでは、絶対にセントラルに行かせないってことだな……。そして、勇者情報の一部はママが遮断していたのか……。
まぁ、それはいいや。分かった、続けてくれ。そのパーティーが鍵になったことは想像が付くが」
「流石、バクスだね。そのパーティーは女の子だけで構成されていて、まぁ正確にはモンスターもいたんだけど、すごく面白そうな雰囲気があってさ。声をかけて身の上話をしたら、親身になってくれて。その中心人物二人の内、一人のスキルが、対象の本質を見極めるスキルだったんだよね。それで私のスキルを見てもらったら……」
「いや待て。ソイツらはモンスターを使役しているのか? どのモンスターだ?」
「あ、そこ気になる?」
「ああ。お前が今も使役されている可能性があるだろ」
「なるほどぉ。流石、バクス!」
「うーん、このバカっぽい感じだと大丈夫か……」
「そのパーティーにいたモンスターについては、私は知らなかったなぁ。フォルが前に言ってた青い虎がいたけど、でもその本質スキルの人が言うには、中身はかわいい女の子だって。使役してるわけじゃないよ。それこそ、波長が合って一緒にいるみたいな感じだった。私にも懐いてきてくれて、虎の姿でもかわいかったなぁ」
「青い虎はママも見たことないって言ってるから仕方がないな。でも、本当にいたんだな。ちなみに、推定レベルは?」
「そのパーティーには、セントラル出身のバクスぐらい凄腕の剣士がいたんだけど、間違いなく超高レベルモンスターで、トリプルAランク勇者でも討伐できないって」
「マジか……。勇者ランクについては、ノウズ換算は意味がないからな。勇者ギルドの相対評価らしいし、外部からは見当が付かない。ママからは、俺はトリプルAランク勇者の実力があるとは言われているが……。
その剣士がなぜ勇者じゃないのかとか、波長とは何なのかとか色々聞きたいが、とりあえず続けてくれ」
「ちなみに、モンスターってその青い虎だけじゃないんだけど、続けていい?」
「……。あ、ああ……続けてくれ!」
「それで、私のスキルの本質は、『同調』だったことが分かったんだよね。あれこれ言葉を並べるより、まずは相手と同調して、それから言いたいことを言う。
同調の方法は、説明するのが難しいんだけど、自分の分身を放って相手に重ねて、相手の分身もこっちに持ってくるようなイメージかな。その逆もできるから、順番は関係ない。
でも、結構大変だったよ。その結論に辿り着くまで、そのパーティー内で話し合ったり、色々試したりして。どうすれば最大限にスキルを発揮できるか、日常的な考え方まで教えてくれた。それに、どうすればパーティーに戻れるかも……」
「……。ソイツらは、ついさっき会った赤の他人に、なんでそこまでしてくれるんだよ。それこそメリットがないだろ。世直し旅でもしてるのかよ」
「すごいね、バクス。その通り、世直し旅だって。目的地はセントラル。そして、『悩んでいたり、困っていたりする人が目の前にいたら、助けるのは当たり前だろ? 見返りなんて、その人の笑顔で十分なんだよ。何なら、そんなのなくたっていい。それがたとえ迷惑だったとしても知らねぇよ、これが俺達なんだから』、だって」
「……。ふふっ、開き直っていて面白いな。まぁ、そうか……そうだよな……。俺達があの駆け出しパーティーを助けようと思った瞬間だって、何か具体的な理由を思い浮かべたわけじゃない。ルール違反がどうのはそのあとで浮かんできたことだ。
ソイツらは、間違いなく勇者の素質があるな。俺もそうだといいんだが……。いや、そうであるように襟を正さないといけないな。冒険者はあくまで通過点なんだから。
……。それにしても、なんだか、やけに口調が俺みたいに荒っぽかったんだが、女だけのパーティーなんだよな?」
「中心人物の内の一人の中身は、成人男性らしいんだよ。前の世界ではそうだったんだって。その本質スキルの人からも、男に見えてるらしいよ」
「……。『前の世界』って何だよ」
「『異世界』らしいよ。ちなみに、その二人とも異世界で死んでこっちに来たって」
「…………。俺が求めてる答えじゃないんだが……まぁ、いいや。考えても仕方がない。
いずれにしても、ソイツらは絶対に敵に回したくないな」
「あり得ないよ、そんなこと。話し合えば分かってくれる人達だし」
「いや、そもそも戦いとは、お互いの正義のぶつかり合いだ。話し合っても平行線だから、ちょっとしたきっかけで戦うんだよ。直接戦うことはないにしても、それぞれ背後にいる可能性だってある。
つまり、そうならないように予め先手を打っておかないといけないってことだ。ラウラにでも話しておくか。それとも、お前のスキルで何とかできるのであれば、問題ないが」
「あー、少なくとも、その元男の人には、私のスキルは通じないんだよね。ある条件下で超人になって、全ての魔法やスキルを無力化するみたいなスキルを持ってるから。実際、本人の許可を得て試してみたら通じなかったし。どういう条件かは聞いてない。今は常にその状態になってるから」
「何だよ、その反則的なスキルは。能力だけで言えば、指定重要機密スキルレベルだろ。元の世界やこっちで、神様に愛されでもしたのか」
「バクスがそれを言うのはおかしいけど……。まぁ、世界の根底を即座に揺るがすレベルかと言えば、そうじゃないからね。それに、ギルドにも所属してない元異世界人なら、そんなこと知る由もないし」
「そうだな……よし! 大体分かったが、最後に一つ聞きたいことがある。今まで俺の言うことを全く聞かなかったお前が、なぜそのパーティーの言うことを聞いたのか。俺も親身になっていたと思うんだが」
「やっぱり、バクスと離れて初めて分かったんだよ。バクスは私の全てだから、このままだと、私が私でなくなっちゃうんじゃないかって。初めて危機感を覚えたと言ってもいいと思う。真に追い詰められないと、やる気を出せなかったのは反省だけど」
「追い詰められるどころか、谷に突き落とされたはずなんだが……。よく這い上がってきたな。コミュの口から、『反省』という言葉が聞けただけでも涙が出てくるよ」
「私もバクスに褒められて嬉しいよ!」
「だが、加入届を渡すのは、ちょっと待ってくれないか。これは俺の我儘だ。お前にも甘えていると思う。すまないが、最初で最後、少しの間だけ甘えさせてくれ」
「うん、分かった! でも、夜はいつも私のおっぱいに甘えてきてたよね?」
「あ、やっぱりコイツは本当のコミュじゃない! 本当のコミュ! 戻ってきてくれ!」
「バクス! 私が本当のコミュだから! あんなに激しかった夜のこと、忘れたの⁉️」
「夜夜うるさいぞ! 偽物め! 本当のコミュなら捏造もするんだよ!」
「バクスがおかしくなっちゃった……。いつものバクスなら、夜の事実を認めないのに……。それならバクスが……バクスが偽物なんだ!」
「よし、じゃあ加入しないってことだな!」
「嫌だぁ! バクスゥゥ!」
俺の脚にしがみ付いて離れないコミュを見て、ギルドでも感じた懐かしさが身体に染み渡った。
同時に、コミュとこんなに真面目な話をしたのは初めてで、それが新鮮に感じて、無性に嬉しかった。
こういうのでいいんだよ、こういう……。
いや……まだ良くないな。本当に俺が求めているのは……。
鉱石を取りに行ったモンスターが戻ってくるまで、俺は湧き上がる感情を必死に抑えていた。
「うわぁ……。ママがそこまで言う理由は何なんだと問いたくなるが、今は置いておこう」
「でも、『行くならセントラルよりも先、セントラルを通らずに南に行きなさい。そこで、もし雰囲気が良いパーティーに出会ったら、短期間でかまわないから、そこに参加してみなさい。そこで得た勇者に関する情報は一切忘れなさい。あとは、あなたの判断で戻ってきなさい』って言われて、その通りにした」
「ちょっと待てよ。そもそも、ノウズから南に行くには、『ノウズブリッジ』を絶対に通らないといけないだろ。一介の冒険者がこっちから通るのは無理だって聞いてるぞ。逆はすんなり通してくれるみたいで、それについては祖先がセントラルからノウズに移住してきたことと関係があるみたいだが……。
それは迫害や隔離なんじゃないかとママに質問したことはあったが、『さあね』と言われたっきりだった」
「うん。少なくともこっちからは、超高レベルモンスターが人間に化けて通る可能性があるからだよね。でも、私はとある方法で向こうに渡った。その具体的な方法はママから誰にも言うなって言われてる。ちなみに、私のスキルを使ったわけじゃないよ」
「俺がそのルートを教えられていないのは、トリプルAになるまでは、絶対にセントラルに行かせないってことだな……。そして、勇者情報の一部はママが遮断していたのか……。
まぁ、それはいいや。分かった、続けてくれ。そのパーティーが鍵になったことは想像が付くが」
「流石、バクスだね。そのパーティーは女の子だけで構成されていて、まぁ正確にはモンスターもいたんだけど、すごく面白そうな雰囲気があってさ。声をかけて身の上話をしたら、親身になってくれて。その中心人物二人の内、一人のスキルが、対象の本質を見極めるスキルだったんだよね。それで私のスキルを見てもらったら……」
「いや待て。ソイツらはモンスターを使役しているのか? どのモンスターだ?」
「あ、そこ気になる?」
「ああ。お前が今も使役されている可能性があるだろ」
「なるほどぉ。流石、バクス!」
「うーん、このバカっぽい感じだと大丈夫か……」
「そのパーティーにいたモンスターについては、私は知らなかったなぁ。フォルが前に言ってた青い虎がいたけど、でもその本質スキルの人が言うには、中身はかわいい女の子だって。使役してるわけじゃないよ。それこそ、波長が合って一緒にいるみたいな感じだった。私にも懐いてきてくれて、虎の姿でもかわいかったなぁ」
「青い虎はママも見たことないって言ってるから仕方がないな。でも、本当にいたんだな。ちなみに、推定レベルは?」
「そのパーティーには、セントラル出身のバクスぐらい凄腕の剣士がいたんだけど、間違いなく超高レベルモンスターで、トリプルAランク勇者でも討伐できないって」
「マジか……。勇者ランクについては、ノウズ換算は意味がないからな。勇者ギルドの相対評価らしいし、外部からは見当が付かない。ママからは、俺はトリプルAランク勇者の実力があるとは言われているが……。
その剣士がなぜ勇者じゃないのかとか、波長とは何なのかとか色々聞きたいが、とりあえず続けてくれ」
「ちなみに、モンスターってその青い虎だけじゃないんだけど、続けていい?」
「……。あ、ああ……続けてくれ!」
「それで、私のスキルの本質は、『同調』だったことが分かったんだよね。あれこれ言葉を並べるより、まずは相手と同調して、それから言いたいことを言う。
同調の方法は、説明するのが難しいんだけど、自分の分身を放って相手に重ねて、相手の分身もこっちに持ってくるようなイメージかな。その逆もできるから、順番は関係ない。
でも、結構大変だったよ。その結論に辿り着くまで、そのパーティー内で話し合ったり、色々試したりして。どうすれば最大限にスキルを発揮できるか、日常的な考え方まで教えてくれた。それに、どうすればパーティーに戻れるかも……」
「……。ソイツらは、ついさっき会った赤の他人に、なんでそこまでしてくれるんだよ。それこそメリットがないだろ。世直し旅でもしてるのかよ」
「すごいね、バクス。その通り、世直し旅だって。目的地はセントラル。そして、『悩んでいたり、困っていたりする人が目の前にいたら、助けるのは当たり前だろ? 見返りなんて、その人の笑顔で十分なんだよ。何なら、そんなのなくたっていい。それがたとえ迷惑だったとしても知らねぇよ、これが俺達なんだから』、だって」
「……。ふふっ、開き直っていて面白いな。まぁ、そうか……そうだよな……。俺達があの駆け出しパーティーを助けようと思った瞬間だって、何か具体的な理由を思い浮かべたわけじゃない。ルール違反がどうのはそのあとで浮かんできたことだ。
ソイツらは、間違いなく勇者の素質があるな。俺もそうだといいんだが……。いや、そうであるように襟を正さないといけないな。冒険者はあくまで通過点なんだから。
……。それにしても、なんだか、やけに口調が俺みたいに荒っぽかったんだが、女だけのパーティーなんだよな?」
「中心人物の内の一人の中身は、成人男性らしいんだよ。前の世界ではそうだったんだって。その本質スキルの人からも、男に見えてるらしいよ」
「……。『前の世界』って何だよ」
「『異世界』らしいよ。ちなみに、その二人とも異世界で死んでこっちに来たって」
「…………。俺が求めてる答えじゃないんだが……まぁ、いいや。考えても仕方がない。
いずれにしても、ソイツらは絶対に敵に回したくないな」
「あり得ないよ、そんなこと。話し合えば分かってくれる人達だし」
「いや、そもそも戦いとは、お互いの正義のぶつかり合いだ。話し合っても平行線だから、ちょっとしたきっかけで戦うんだよ。直接戦うことはないにしても、それぞれ背後にいる可能性だってある。
つまり、そうならないように予め先手を打っておかないといけないってことだ。ラウラにでも話しておくか。それとも、お前のスキルで何とかできるのであれば、問題ないが」
「あー、少なくとも、その元男の人には、私のスキルは通じないんだよね。ある条件下で超人になって、全ての魔法やスキルを無力化するみたいなスキルを持ってるから。実際、本人の許可を得て試してみたら通じなかったし。どういう条件かは聞いてない。今は常にその状態になってるから」
「何だよ、その反則的なスキルは。能力だけで言えば、指定重要機密スキルレベルだろ。元の世界やこっちで、神様に愛されでもしたのか」
「バクスがそれを言うのはおかしいけど……。まぁ、世界の根底を即座に揺るがすレベルかと言えば、そうじゃないからね。それに、ギルドにも所属してない元異世界人なら、そんなこと知る由もないし」
「そうだな……よし! 大体分かったが、最後に一つ聞きたいことがある。今まで俺の言うことを全く聞かなかったお前が、なぜそのパーティーの言うことを聞いたのか。俺も親身になっていたと思うんだが」
「やっぱり、バクスと離れて初めて分かったんだよ。バクスは私の全てだから、このままだと、私が私でなくなっちゃうんじゃないかって。初めて危機感を覚えたと言ってもいいと思う。真に追い詰められないと、やる気を出せなかったのは反省だけど」
「追い詰められるどころか、谷に突き落とされたはずなんだが……。よく這い上がってきたな。コミュの口から、『反省』という言葉が聞けただけでも涙が出てくるよ」
「私もバクスに褒められて嬉しいよ!」
「だが、加入届を渡すのは、ちょっと待ってくれないか。これは俺の我儘だ。お前にも甘えていると思う。すまないが、最初で最後、少しの間だけ甘えさせてくれ」
「うん、分かった! でも、夜はいつも私のおっぱいに甘えてきてたよね?」
「あ、やっぱりコイツは本当のコミュじゃない! 本当のコミュ! 戻ってきてくれ!」
「バクス! 私が本当のコミュだから! あんなに激しかった夜のこと、忘れたの⁉️」
「夜夜うるさいぞ! 偽物め! 本当のコミュなら捏造もするんだよ!」
「バクスがおかしくなっちゃった……。いつものバクスなら、夜の事実を認めないのに……。それならバクスが……バクスが偽物なんだ!」
「よし、じゃあ加入しないってことだな!」
「嫌だぁ! バクスゥゥ!」
俺の脚にしがみ付いて離れないコミュを見て、ギルドでも感じた懐かしさが身体に染み渡った。
同時に、コミュとこんなに真面目な話をしたのは初めてで、それが新鮮に感じて、無性に嬉しかった。
こういうのでいいんだよ、こういう……。
いや……まだ良くないな。本当に俺が求めているのは……。
鉱石を取りに行ったモンスターが戻ってくるまで、俺は湧き上がる感情を必死に抑えていた。
0
あなたにおすすめの小説
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる