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中学生編
第四区 決勝
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スタートしてすぐに木戸が飛び出した
とてもついて行けるペースではない
他の選手が早めにペースに見切りをつけて2位の集団が形成された
この集団の選手達は確実に2位狙いだ、優勝は諦めている
最初の400mの入りが68秒
予選とは違い結構なハイペースだ
だんだんと2位集団から脱落する選手も出てきた
悟もかなり苦しくなってきた
木戸が独走していて、2位集団が8人
拓はしっかりと集団についている
悟はとうとう2位集団から離されてしまった
今までの相手と全然レベルが違う
こんな速いペースでラスト大丈夫なのだろうか?
不安と息苦しさに押しつぶされそうになる
悟は現在10位
なかなか県大会出場が厳しくなってきた
ラスト200mに入った
少しでも順位を上げるために必死に腕を振り足を前に進める
ラスト100m、現在10位
もうすでに県大会出場を決めた6人がゴールしている
クソっ!ここで終わりか
何とかゴール寸前で1人抜き9位で倒れるようにゴールした
この瞬間に地区予選敗退が決まった
タイムは自己ベストを更新して5分丁度だ
結局木戸がそのまま独走で、大会記録の4分07秒で優勝した
拓は3位入賞で県大会出場を決めた
拓が息を切らしながら少しビックリして悟を見つめる
アイツ・・・ビリじゃなかったのか。あのハイペースで突っ込みながらここまで粘るとは、なかなかやるな
拓が声を掛けてきた
拓 残念だったな!結果としては上出来だろ!
悟 うるせーよ!地区予選敗退だから結果もクソもあるかよ!
拓 ・・・お前、このまま行けばいつか俺と張り合えるかもな!俺なんかそんな気がするよ!
悟 いつかじゃねぇよ!秋の市内大会にはお前に勝って見せる!
拓 上等だ!受けて立つ!
拓が手を差し出し握手を求めてきた
悟は悔しい気持ちを抑えて握手に応じた
拓 じゃ!秋・・・死ぬほど練習してこいよ!
悟 死ぬほどじゃねぇよ!死ぬまで練習してやるよ!覚悟しとけや!
拓 もちろん俺も必死に練習する!絶対負けない!
そうして2人はわかれ、悟は待機場所に戻る
待機場所では先生、先輩、仲間達が祝福してくれた
悟すげーな!
良く頑張った!
これから開南中のエースになるかもな!
今までにない経験だ・・・こんな祝福されたことなんてない
最後に先生が声を掛けてきた
先生 良くやった!まだ一年だ。来年は絶対にやれるぞ!
悟 はい!ありがとうございます!
だが来年の前に秋には拓との勝負がある
絶対に勝つ!秋までに死ぬ気でやる!強くなる!
決意を固めた
そんな中、男子1500mの表彰式が行われていた
来年は絶対あそこに立ってやる
3位の場所に立っている拓を思い切りにらめつける
先輩や仲間達のレースも終わった
結局開南中の陸上部で県大会へ出場を決めた部員はいなかった
悔しがってる先輩たちから激励の言葉をもらいその後片付けを終えて、帰路に着いた
家に帰ると母がいつもの様に夕飯の支度をしていた
母 あら、お帰り!どうだった?
悟 まぁまぁかな!県大会は行けんかったけど。
母 まぁまぁなら良かったじゃない。先に着替えてお風呂入りなさい!
着替えに部屋へ戻る
バックを置いてベッドに寝そべる
鈴木拓・・・か アイツに勝たないとオリンピックどころか市内も1番になれないのか。
そんな考え事をしていると下から母の声が聞こえる
悟ー!お風呂沸いたよー!
ヤベっ 着替えないと
はーい!今行くー!
ジャージやユニフォーム等の洗濯物を持って浴室に向かう
そのまま服を脱ぎ、洗濯カゴに入れ湯船に浸かる
イテっ!
急にスネに激痛が走った
目をやるとキズだらけだ
どうやら試合で選手と接触してスパイクで引っ掻かれてしまったようだ
アドレナリンがでていて気づかなかった・・・
相当集中していたんだな
痛みに耐えながら浸かり、疲れを癒す
天井を見つめながら考え事をする
拓・・・お前に秋には絶対に勝って見せる!
木戸さん・・・あれが全国のレベルか
今日負けた奴らも来年また戦うのか・・・
地区でもこんなに強いヤツがいるのに、県大会になったら・・・地方大会になったら・・・全国になったら・・・
県大会も出られなかったのに余計な不安が襲う
まだまだ強いヤツがたくさんいるんだな。しかも地区予選に。課題は山積みだな
だんだん意識がぼーっとしてきた
いかんのぼせてしまう。さっさと体を洗って出よう
体を洗って浴室からでる
部屋着に着替えてそのままリビングに向かうと、夕飯が出来ていた
早く席について食べなさい
母が言う
妹と父が先に食べていた
いただきます
手を合わせて口に運ぶ
父が話しかけてきた
父 今日はどうだった?
悟 まぁまぁだよ。県大会はいけないけどね!
父 そうか。また頑張れ!
悟 うん。
夕飯を済ませてそのまま洗面台に向かい歯を磨く
父さん・・・大会だってこと知ってたんだ
鏡で自分の顔を見つめながら、父の声掛けが少し気になった
秋に絶対優勝して喜ばせよう!
そんな決意を固めて口をゆすいで部屋に向かう
そのままベッドに寝そべり目をつむる
秋・・・絶対に勝たないとな
まだまだ強くならなきゃ
これから必死に練習する・・・
俺は強くなる・・・
・・・
そのまま眠りについてしまった。
とてもついて行けるペースではない
他の選手が早めにペースに見切りをつけて2位の集団が形成された
この集団の選手達は確実に2位狙いだ、優勝は諦めている
最初の400mの入りが68秒
予選とは違い結構なハイペースだ
だんだんと2位集団から脱落する選手も出てきた
悟もかなり苦しくなってきた
木戸が独走していて、2位集団が8人
拓はしっかりと集団についている
悟はとうとう2位集団から離されてしまった
今までの相手と全然レベルが違う
こんな速いペースでラスト大丈夫なのだろうか?
不安と息苦しさに押しつぶされそうになる
悟は現在10位
なかなか県大会出場が厳しくなってきた
ラスト200mに入った
少しでも順位を上げるために必死に腕を振り足を前に進める
ラスト100m、現在10位
もうすでに県大会出場を決めた6人がゴールしている
クソっ!ここで終わりか
何とかゴール寸前で1人抜き9位で倒れるようにゴールした
この瞬間に地区予選敗退が決まった
タイムは自己ベストを更新して5分丁度だ
結局木戸がそのまま独走で、大会記録の4分07秒で優勝した
拓は3位入賞で県大会出場を決めた
拓が息を切らしながら少しビックリして悟を見つめる
アイツ・・・ビリじゃなかったのか。あのハイペースで突っ込みながらここまで粘るとは、なかなかやるな
拓が声を掛けてきた
拓 残念だったな!結果としては上出来だろ!
悟 うるせーよ!地区予選敗退だから結果もクソもあるかよ!
拓 ・・・お前、このまま行けばいつか俺と張り合えるかもな!俺なんかそんな気がするよ!
悟 いつかじゃねぇよ!秋の市内大会にはお前に勝って見せる!
拓 上等だ!受けて立つ!
拓が手を差し出し握手を求めてきた
悟は悔しい気持ちを抑えて握手に応じた
拓 じゃ!秋・・・死ぬほど練習してこいよ!
悟 死ぬほどじゃねぇよ!死ぬまで練習してやるよ!覚悟しとけや!
拓 もちろん俺も必死に練習する!絶対負けない!
そうして2人はわかれ、悟は待機場所に戻る
待機場所では先生、先輩、仲間達が祝福してくれた
悟すげーな!
良く頑張った!
これから開南中のエースになるかもな!
今までにない経験だ・・・こんな祝福されたことなんてない
最後に先生が声を掛けてきた
先生 良くやった!まだ一年だ。来年は絶対にやれるぞ!
悟 はい!ありがとうございます!
だが来年の前に秋には拓との勝負がある
絶対に勝つ!秋までに死ぬ気でやる!強くなる!
決意を固めた
そんな中、男子1500mの表彰式が行われていた
来年は絶対あそこに立ってやる
3位の場所に立っている拓を思い切りにらめつける
先輩や仲間達のレースも終わった
結局開南中の陸上部で県大会へ出場を決めた部員はいなかった
悔しがってる先輩たちから激励の言葉をもらいその後片付けを終えて、帰路に着いた
家に帰ると母がいつもの様に夕飯の支度をしていた
母 あら、お帰り!どうだった?
悟 まぁまぁかな!県大会は行けんかったけど。
母 まぁまぁなら良かったじゃない。先に着替えてお風呂入りなさい!
着替えに部屋へ戻る
バックを置いてベッドに寝そべる
鈴木拓・・・か アイツに勝たないとオリンピックどころか市内も1番になれないのか。
そんな考え事をしていると下から母の声が聞こえる
悟ー!お風呂沸いたよー!
ヤベっ 着替えないと
はーい!今行くー!
ジャージやユニフォーム等の洗濯物を持って浴室に向かう
そのまま服を脱ぎ、洗濯カゴに入れ湯船に浸かる
イテっ!
急にスネに激痛が走った
目をやるとキズだらけだ
どうやら試合で選手と接触してスパイクで引っ掻かれてしまったようだ
アドレナリンがでていて気づかなかった・・・
相当集中していたんだな
痛みに耐えながら浸かり、疲れを癒す
天井を見つめながら考え事をする
拓・・・お前に秋には絶対に勝って見せる!
木戸さん・・・あれが全国のレベルか
今日負けた奴らも来年また戦うのか・・・
地区でもこんなに強いヤツがいるのに、県大会になったら・・・地方大会になったら・・・全国になったら・・・
県大会も出られなかったのに余計な不安が襲う
まだまだ強いヤツがたくさんいるんだな。しかも地区予選に。課題は山積みだな
だんだん意識がぼーっとしてきた
いかんのぼせてしまう。さっさと体を洗って出よう
体を洗って浴室からでる
部屋着に着替えてそのままリビングに向かうと、夕飯が出来ていた
早く席について食べなさい
母が言う
妹と父が先に食べていた
いただきます
手を合わせて口に運ぶ
父が話しかけてきた
父 今日はどうだった?
悟 まぁまぁだよ。県大会はいけないけどね!
父 そうか。また頑張れ!
悟 うん。
夕飯を済ませてそのまま洗面台に向かい歯を磨く
父さん・・・大会だってこと知ってたんだ
鏡で自分の顔を見つめながら、父の声掛けが少し気になった
秋に絶対優勝して喜ばせよう!
そんな決意を固めて口をゆすいで部屋に向かう
そのままベッドに寝そべり目をつむる
秋・・・絶対に勝たないとな
まだまだ強くならなきゃ
これから必死に練習する・・・
俺は強くなる・・・
・・・
そのまま眠りについてしまった。
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