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CBR使いの復活
Round2 怒りのトラックリミット(アッセン)
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第2戦アッセンはもうとにかく、怒りに満ちてるとしか言い様がない。まぁ、予選とかはいつも通りなんだけど、問題はレース2だった。それは、イデミツHRCの一飛をパスしてゴールする時に起きた。俺は、最後の高速セクションで、立ち上がりの際に勢い余って縁石に乗りすぎてしまった。流石にヤバいと思い(と言うよりかは、明らかにオーバースピードでコケそうになったから)速度を落としてアドバンテージを得ないようにしたが、問題はそこからだった。最初は俺の勝利だったが、後になって判定が覆った。流石にそれはおかしいと、ディレクターに抗議に行き、リプレイまで見せてもらった。あれを誰がどう見てトラックリミットオーバーペナルティだと言うのか、しっかりと説明して欲しいくらいだった。俺は、再三の様にリプレイを見返して、スロー再生までして見返した。でも問題は、トラックリミットエリアだった。あんなとこ、トラックリミットエリアにすんなよ。俺はそのエリアにタイヤが僅か0.1mm乗っていたとの事だった。いやいや、こっちは走ってる時にそんなの気にしてないっつーの!!←(いや気にしろよ…。)今朝のミーティングでも、「このエリアに関しては、トラックリミット取られるから皆注意してね。」とか、あんたら、皆に対して一言も言わなかっただろうが!この石頭野郎!!というより、変な所にトラックリミットオーバーエリア設けてんじゃねぇよ!気持ち悪いな!と、とにかく怒りが収まらなかった。だけど、これ以上やったとしても意味が無くなってしまう為、ここは一歩引き下がって結果を受け入れる事にした。でも3位は確保したから、連続表彰台記録を伸ばす事に成功した。とにかく怒りが収まらず、美海にもとりあえず事情を話して「とにかくまずは、1回落ち着こう。ちゃんと話聞いてあげるから。」と怒りを鎮めてくれた。でも個人的には、なんか煮えきらずにモヤモヤしたレースだった。はっきり言ってあのペナルティは、おかしいし、馬鹿げてるとしか言い様がない。でもたまには美海に甘える事もありかなって思い、とにかく美海に「今は、俺の怒りが静まるまでそっとでもいいから抱きしめて欲しい。」と言って美海に抱きしめてもらって、しばらくの間はその場から離れなかった。それ程張り詰めてたし、イライラしてた。そして、気付いたら俺は何故か悔し涙を流していた。すると美海は、「ひー君先輩にもそういう子供っぽい一面あるんですね。」と言うと俺は、「…ウルサイ…」と呟いた。俺だってそういう子供っぽい一面もあるさ。ただ、美海の目の前で見せなかっただけだ。だけど、こうやって甘える事も大切だと、学ぶ事も出来た。はっきり言ってすごく悔しかった。でも一飛が、中国人ライダーとして、初のWSBK初優勝を達成したことには、変わり無かったから、レース後に俺は、「優勝おめでとう!!」とメッセージを送った。
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