【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない

かぐや

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学園編 シャルロット13歳でも大人

ルシアスとメアリー

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シャルロットとメアリーの二人は、式が終わると早速一緒に講堂前のボードにでかでかと貼り出されたクラス分けの表を見に行っていた。

「あったわ!シャルロット、こっちよ!」

長身で巨乳のメアリーがその体格で威圧しながら巨乳で弾き飛ばすようにぐいぐい人混みを掻き分けていく。その様子はマリウスのモーゼの海割りさながらで……よりも少し品は無く強引だが、女番長の秘技巨乳割り!といった感じだ。
その後ろに出来た道をシャルロットがちょこちょこついて行っている。

「待って!ちょっと早いわっメアリー……あんっ!」


だんだんシャルロットが遅れていき、割れた人混みがまた戻り出してその中に埋まり始めると、お尻を触られたり、さり気なく胸を揉まれるという痴漢にあい始めた。ぎゅうぎゅう詰めの男だらけの人混みで誰だか分からないのをいい事に、痴漢の手の数は一つ、二つ、三つ、四つと少しづつ増えていく。

「えっ!あんっ!やっ!やめて下さい~あっ!」

最初の一つの手は遠慮気味にお尻をふにふに揉みこんでいる。
次の手には胸をやわやわと優しく揉まれている。

三つ目の手はもう片胸をむにむにと少し強めに揉まれている。
四つめの手がスカートの中に手を差し込みパンツの上からアソコをスリスリ指で摩りはじめた。

「きゃあっ!」

四つ目の手が動き出した途端、他の痴漢の手はあっという間に無くなった。でも代わりにもう一つ同じ人物と思われる手が大胆に胸をぐにゅぐにゅと揉み始める。服の上から乳首まで摘んで捏ねてくるので、シャルロットはだんだん気持ち良くなってきてしまう。
「んっ♡あっ!」
もう片手は今もパンツの上から指で摩りつけてくる。だんだんとアソコ全体を掌で揉み込むようにぐにゅぐにゅと蠢かせるので次第に感じてアソコが濡れ始めてきた。掌で揉んだ時クチュッと音がしてしまい、周りに男子生徒がいるから音が聞こえてしまったかもとシャルロットは焦った。

その時に耳もとで低音イケボで囁かれた。
「シャルロット、お前また人前で感じてんの?」

「っっ!?ルシアス様っ!?」

そのイケボはルシアスだった。そして彼こそ最後の大胆な痴漢の犯人である。

「もう!またマリ様に怒られますわよ!」

「何言ってんだよ、俺は痴漢からシャルロットを助けたんだぞ?感謝こそされ怒られる筈がないだろ」

ルシアスはいつものニヤリと意地の悪い笑みを浮かべるとパンツの上からぐにゅうっと掌で強く揉み、乳首をギュッと服の上から摘むと、シャルロットの身体から手を話した。

「ふぅんんっ♡……もう!止めて下さい!」

顔を真っ赤にしながら何とか喘ぎ声を堪えたシャルロットはむぅ~っとむくれながら睨む


「はいはい、止めましたよ。……怒った顔も可愛いなお前」

ルシアスは両手を軽く上げて降参のポーズをしてみせた。
(暫くは王太子様を刺激したく無いからな。シャルロットの実技の専属相手として公認して貰えるかもだし。後は徐々にシャルロットを攻めていくさ)

「それより、とりあえず人混みから出るぞ。暴れるなよ」

そう言い置くとルシアスはシャルロットを縦に抱っこすると(一応パンツが見えない様に)人混みから脱出する為大股でぐんぐん歩いて行く。

「きゃあっ」
不安定な状態が怖くてルシアスの首に手を回してしがみつくシャルロット。めちゃくちゃ顔に胸が押し付けられてるが、本人気付いていないだろうけど。ルシアスはかぶりつきたいのを我慢してさっさと人混みを抜けた。
そこに居たのは赤髪のナイスボディな美人だった。

「シャルロット!良かった!」

「メアリー!ごめんね心配かけて、ちょっと迷子になってたの」

「いやいや、埋もれてまんまと痴漢にあってたんだろうが。痛って!」

未だ抱っこちゃん状態のシャルロットからルシアスは頬っぺたを引っ張られた。

「埋もれて何てないわっ!私は立派な学園生だもの!」

「……はいはい。でも気にするとこ絶対そこじゃないと思うぞ」

「えっ!シャルロット痴漢にあったの?大丈夫だった?この学園は男だらけ何だから、気をつけ無いとシャルロット何てすぐ食べられちゃうわよ。ごめんね私が置いて行っちゃったからだわよね」

メアリーは申し訳無さそうにシャルロットの頭を撫でる。

「違うわ、メアリーのせいじゃないわ、だから気にしないで。……あといい子いい子しないで、私はもうりっ」

「「立派な学園生ね」」

ルシアスとメアリーはハモった。

「そ、そうよ。何で分かったの?」

「可愛いなお前」
「可愛いわねシャルロットは」

初対面ながら息ピッタリのメアリーとルシアスはそこでお互いを認識した。

「シャルロット、貴女を抱っこしてるこちらの方どなた?」

「あっそうだったわ!もういい加減降ろして下さいませルシアス様」


「今お前も忘れてただろ?もうちょっと感触楽しみたかったけど。はいよ、お姫様」

ルシアスに優しくストンと地面に降ろされると、シャルロットは二人に互いを紹介した。

「メアリーこちらは同じ一年生のルシアス様よ。隣国からみえた留学生で、少しえっちな方だから気を付けてね。メアリーは美人だから襲われるかもしれないから」

「シャルロット、その紹介はなかなかにひどくないか?」

ルシアスは思わずシャルロットを半眼でにらむ。
シャルロットは気にしず紹介を続ける。

「えっと、ルシアス様、こちらは私の大切なお友達のメアリーよ。美人だからって襲ったら許しませんからね」

「おいおい……。ルシアスだ、よろしくなメアリー」

「ええ、こちらこそよろしくねルシアス」

二人ともニヤリと、にこりと笑顔で挨拶した。
しかし、その時二人は思い出していた。

ルシアスの思考。

(あーそういえば、確かこの女……前列でシャルロットの隣りで透けたパンツを見せ付けてた奴だな。シャルロットは別としてあの中ではダントツ美人だったし、シャルロットと話してたから覚えてたけど。なるほど、あれで知り合ったのか。どう見ても世間知らずなシャルロットは、箱入りお嬢に違いないし、王太子達の過保護ぶりからも、たぶん王太子や兄達以外に知り合いなんていなさそうだから、前からの知り合いとかじゃ無いだろうな。それにあの中では比較的普通であっても、あんな透けパンツ男達に股開いて見せつける女を、知っていたら王太子達が近づける筈ないし。まぁ俺はエロい女はどちらかと言えば大歓迎だけど……。でもシャルロットの清純派のくせに敏感でエロい身体はやっぱ堪んないよな……。王太子達いい仕事して来たな。それにしても、メアリーはシャルロットとは全く違うタイプに思えるが……まぁ、悪いやつでは無さそうではあるけど。あの王太子達何て思うかな?残念ながらもうだいぶ仲良くなってる見たいだけど……)


メアリーの思考。

(ああ、この男……確か舞台上で新入生代表挨拶してた自信家で意地悪そうなS系イケメンだわよね。さっきからシャルロットに袖にされて哀れだけど、どう見てもシャルロットの事好きっぽいし、一体シャルロットとどういう知り合いなのかしら?何かこの人も性格歪んでそうだわね。シャルロットの周りは何でこんな屈折したS系男が多いのかしら?実は朝、門でシャルロットと王太子様とお兄様達を見掛けたのよね。御三方ともまぁ、シャルロットへの牽制が凄かったもの。でも屈折率ダントツ一位はやっぱり王太子様よね……あの時めっちゃ睨まれたから会うの怖いわ。でもこの男ルシアスの事は王太子様達は御存じなのかしら?さっきからシャルロットと仲良さげに話してるけれど……。王太子様達が一番嫌いそうなタイプよね……)


「二人とももう呼び捨てなのね。なかいいわね……ちょっと妬けちゃうわ」

「おっそうなのか?でも安心しろ。俺はシャルロットの事が一番す……」

「メアリーは私のものだから!ルシアス様にはあげないわ!」

ひしっ!と巨乳に顔を埋めてメアリーに抱きつくシャルロット。

「…………あそ。だろうな」

「憐れね、ルシアス」

「まあな。負けないけど」

「健気ね」

「初めて言われた言葉だがこいつ限定で多分正解だ」

「ふふふ、良かったじゃない。素敵な経験が出来て。まぁ、彼女には最強に困難な壁が三つも立ち塞がってるだろうけど。頑張って越えられるといいわね」

巨乳にシャルロットをくっつけてにこにこと妖艶に微笑むメアリー。
それを苦虫を噛み潰したような顔で答えるルシアス。

「他人事だと思って……」

「他人事だし」

ふふふとメアリーがまた微笑んだ時に、今までメアリーの巨乳の感触に気持ち良さそうに浸ってたシャルロットが二人の様子に気付いた。

「あっ!ルシアス様、もうメアリーにちょっかいだしてるのね?」

プンスカとメアリーにへばりついてルシアスに威嚇する、小動物シャルロット。

「してねぇし。可愛いな、おい」

「シャルロット大丈夫よ。この人私のタイプじゃ無いから。それに私強いから簡単には襲われないし、私が食べちゃう方が多いから」

「??」

「いやいや、俺だってタイプじゃねぇし。」



その時、やたら威厳がある声が響いた。

「シャーリー、ここにいたのか」


「マリ様っ!」

そうシャルロットの究極の番犬ケルベロス。その一頭であり最強のボス……マリウスだった。


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